冒険者となるために〝始まりの港〟ハーヴェスに向かっていたレイ。そこで出会ったのは、同じく冒険者になるために港を目指していたシヅミという少女だった。そして道中、二人はゴブリン達の群れと出会い初めての戦闘を行うこととなる。ビギナーズラックかそれとも二人の実力か二人は難なく蛮族達を薙ぎ倒し、ハーヴェスへと続く道を共にするのだった。

　ハーヴェスへと辿り着き〈深緑の鈴鹿亭〉へと所属することとなったレイは、新たなる仲間、クロ ニイチとアリシア、そしてムネシゲとパーティを組むこととなる。そして記念すべき最初の依頼として受けたのは、遺跡に潜んでいる蛮族達の退治の仕事。ギルドの先輩アイリス・リーンも同行する中、レイ達は遺跡の中で自分達のパーティの在り方について語り合う。その目的は『探訪』。ある時は悪意と戦い、ある時は未知に挑み、ゆっくりとラクシアを巡っていく。遺跡の蛮族達を倒し己の未熟さを知りつつも、レイ達はそうして緩やかに冒険者としての階段を上っていくことを決めたのだった。

　危険度4の〝奈落の魔域〟の調査を依頼されたレイ達。そこは毒と泥が溢れる何とも気色の悪い沼地だった。魔域らしく大量に出てくる魔神や敵対生物達に、それを難なく薙ぎ倒していく仲間達。そして……何もできない自分。そうして冒険を進めていくうちに、レイの心に靄がかかり始める。どうして肝心な時に自分の魔法は成功しないのか。私は弱い、お荷物だ、役立たずだ……そう腹の内を明かして涙を流すレイに、アリシア達は優しく声をかけた。そのための仲間だろう、と。ギルドの先輩にも「どんな英雄も最初はそうだった」と発破をかけられたレイは、弱い自分を乗り越えることを決心する。仲間全員を纏めて守り切れるほど、未知のものにも全力でぶつかっていけるほど──。

　再び奈落の魔域の調査を依頼されたレイ達。今度のそれは奈落睨士によってもともと村のあった場所に人為的に生成されたものらしく、内部は溶岩溢れる火山地帯となっていた。灼熱の溶岩の川に突如現れる樹木など魔域特有の不可思議さに翻弄されるも、同行したアイリスの助力もあってレイ達は魔域の最深部へと到達する。そこにいたのは、片翼を失った魔神ザルバードだった。魔神という存在の悪辣さに閉口したレイは、仲間達全員で大きな傷を負いながらも討伐することに成功する。魔域を破壊した後、彼女は魔神について詳しく知るために図書館に籠ることになるのだった。

アウェイクポーション、消費(1)

　他のギルドはどうなっているのかと気になり〈螺旋の灯火〉を覗きにきたレイは、何故かその場の成り行きで魔動機文明の遺跡を調査する仕事に同行することとなってしまった。遺跡は〈大破局〉の被害を大きく受けながらもまだその形を残しており、彼女の好奇心を大いにくすぐる。そしてそれに呼応するかのように現れた当時の書物に、レイは狂気を隠せぬように飛びつくのだった。無論他のメンバーは引いていた。そして遺跡の最深部にて魔動機を全て機能停止させたのち、パーティメンバーであったフユミ・フェイルと再会の約束を交わしながら、レイは〈深緑の鈴鹿亭〉へと戻っていくのだった。

　新たなる仲間リーヴ・トゥと共にちょっとした蛮族退治の仕事をしていたレイ達は、その途中で近くに魔剣の迷宮が存在していることを知り、突入することになる。異様な広さをした内部に呆気に取られる彼女だったが、街へと繋がっている道が多く存在していることに気が付き、事態の緊急性を悟る。その道中に存在する無数のトラップやお宝に興味を抱いていたレイだが、同時にリーダーのアリシアが前で少々無茶をしていることにも気が付く。そして案の定、アリシアは無茶をして罠に引っかかり瀕死状態になってしまった。無理をして前に出過ぎた彼女に強い心配と怒りを覚えてしまうも、ボスとの戦闘にてレイは回復したアリシアに助言を貰いつつ敵の首魁を撃破、そして支配に苦しんでいた白き守護者を眠らせ、解放することに成功する。さらにその最深部にて、レイは迷宮を構成していた魔剣、〈流転の魔杖〉と出会うこととなった。そしてギルドに戻った後、レイはアリシアに前に出過ぎないよう説教しつつも、普段から的確な指示を飛ばしてくれる彼女に素直な感謝を伝えるのだった。

　〈蒼風の飛翔亭〉にて吟遊詩人の唄を聴いていたレイ達は、ひょんなことから黒点海域の奈落の魔域の調査の依頼を受けることとなる。その現場に向かう途中、幻獣フラウシュトートから「魔域の発生に巻き込まれた我が子を助けて欲しい」と頼まれ、魔域に侵入した彼女達は傷付いたそれを保護することに成功する。しかし無数の魔神を倒しつつ核へと近付いていく彼女達の前に、突如白い光と共に自分達の影が敵となって現れる。それを打ち消したのも束の間、今度は保護したはずのフラウシュライトの影すらも敵として現れ、襲いかかってきた。死闘の末に幼龍の影を討伐し帰還したレイ達は、僅かな時間を共にしたフラウシュライトを見送り自らのギルドへと帰っていくのだった。

叡智の腕輪、破壊(1)

　"免罪代理人"ブロン・ピュールから邪教の神官の特定・捕縛を依頼されたレイ達。途中で泥棒騒ぎを解決しつつもなんとか犯人を特定することに成功した彼女達だが、直後に彼らからの奇襲を受け不利な戦闘を行うことを強いられてしまう。終盤、前衛のメンバーが全員倒れ絶体絶命の状況となってしまうが、魔法の力を用いてなんとか神官を捕縛することに成功するのだった。

　採石場に発生したアンデッドの対峙を依頼されたレイ達。その旅の途中、彼女達は焚き火を囲みつつメンバー同士の良いところを語り合うこととなる。自分に自信を持てないフェイル、16という齢で冒険者となったルメリア、行方知れずの兄を探すグレン。互いの素性と心の内を明かした彼女達は、より深まった絆によって立ちはだかったアンデッド達を一掃するのだった。

　"図書館の幽霊"ウルファからとある屋敷の探索……もといアンデッドの掃除を依頼されたレイ達。貰った館内図を駆使して巨大な屋敷を進んでいきつつ、稀覯本の回収とアンデッドの処理を行っていた彼女は、何処からともなく表れたもう一人の自分自身と出会うことになってしまう。その正体は、アンデッドによって召喚された魔神、ダブラブルグだった。魔神と召喚主であるアンデッドとの戦いに苦戦するレイ達だったが、機転を利かせてなんとか打倒することに成功する。その後ウルファの元に戻り戦果を報告したレイは、彼女から稀覯本を読ませてもらう約束を取り付けてもらい、一人興奮してその場で小躍りしてしまうのだった。

叡智の腕輪、破壊(1)
〈顔見知り／"図書館の幽霊"ウルファ〉コネクション獲得、名誉点消費なし

　“終の宝石”エグランティーヌの護衛としてマカジャハット王国まで向かっていたレイ達。アリシアが拾ってきたホタルという少女と共に行動することになったレイは、その旅の途中、自己犠牲をも厭わないような戦い方をすることしかできないと言った彼女に対し、新たな戦い方を教えることを約束するのであった。

　行方不明となったグラスランナーの少女を見つけ出すため、レイは〈ホワイトラビリンス〉に所属しているという腕利きの傭兵、シヱルと共に依頼を遂行することを決める。想像を超える彼女の実力に舌鼓を打ちつつも、レイ達は難なく少女を救い出すことに成功する。依頼達成後に少女に魔法を教えることを約束しながらも、レイはシヱルと拳を合わせ、『次の依頼』についての話を始めるのであった。

　アリシアやホタルと共に、久々に奈落の魔域の調査依頼を受けたレイ。巨大な森を模した魔域内部に幾度か道に迷いかけるも、元々自然環境のエキスパートであった二人の助力と共に彼女は奥へと進んでいく。そして敵の数が少なかったのも相まってか、びっくりするほど何事もなく核を破壊し帰還するのだった。魔域RTAである。

　他ギルド混合部隊で奈落の魔域の攻略の調査依頼を受けたレイ。ただし今回は忙しかったのか(というより中の人が忙しく)、二宮金次郎の如く本を読みながらの参加となってしまった。魔域内で大量発生したアンデッドをさっくり処理しつつ、軽く魔域の核を破壊し、彼女はそのまま帰っていくのであった。冒険をしろ、冒険を。

　奈落の魔域の攻略のため、極寒の雪山へとやってきたレイ達。道中で氷のオブジェになりかけたり雪に埋もれかけたりと中々散々な目に遭うも、ほぼ損失なしに魔域の核へと到達する。そこにいたのは、未知の操霊魔法を使うアンデッド達であった。後衛まで届く攻撃や回復役がいない状況に苦戦するも、ディスペル・マジックの力によって未知の魔法を打ち破ったレイ達は、誰一人欠けることなく魔域の核を破壊し去っていくのだった。

叡智の腕輪、破壊(1)

　〈深緑の鈴鹿亭〉へと訪れたレイとアリシアは、デート中……否、何かの話をしているアルヴァとアイラに出会う。どうやらはぐれレッドヘルムの討伐の依頼をこなそうとしているらしいことを知った二人は、後衛担当として彼等について行くこととなった。道中、ゼアネモの手から離れたコーストリザードと交戦している騎士達と出会い、これを難なく撃退。感謝と報酬を貰ったのち、いよいよ彼女達はゴダの森にて隻眼のレッドヘルムと対峙する。白熱した戦いが繰り広げられる中、アルヴァとアイラの放った攻撃が功を奏し、何とかレッドヘルムを撃退することに成功するのであった。ちなみに依頼達成後、彼女は憧れであった『ラル=ヴェイネのマナリング』をようやく購入することができ、久しく小躍りしていたのだとか。

　酒屋で静かに本を読んでいたレイは、ひょんなことから自分の兄弟子、レギュラス・グレーヴとばったり出会ってしまう。自分に対して拗らせた憎しみを向けている彼と『匪賊退治』ゲームで決着を付けようとしたレイであったが、首領が強力なエレメントゴーレムを召喚してしまったことから事態は一変。もはや決闘をしている場合ではなくなり、クロ達の力を得てなんとか撃退することに成功したのであった。決闘が有耶無耶になり一応引き分けということで終わらせたレギュラスは、再び出会った時にもう一度決着を付けると言って自分のギルドへと去っていくのだった──なお、レイはもう二度と会いたくないと思っているようだが。

　名指しの依頼を受け、はるばるウルシラ地方までやってきたレイとアリシア。そこで偶然にも酒を飲んでいた胃痛リルドラケンと青春男と不憫な仮面男を連れ、彼女達は『深王』と呼ばれた魔法王の遺跡を調べることとなる。湖の底に突如現れた文明の影に不可思議な感覚を得るレイ達であったが、冒険を続けていくごとに深王とその妃の妖精の存在を知っていくこととなる。そして最深部にて、深王を失ったことにより悲哀に溺れてしまった妖精妃『アルディス』に出会った彼女達は、その永き哀しみに引導を渡し、ウルシラ地方を影ながら守ることに成功するのだった。
　ちなみにこの冒険でセンチネルのランクとなったレイは、ちゃっかり裏でハールーン魔術研究王国の流派【ハールーン魔精解放術式】に入門したのであった。

流派【ハールーン魔精解放術式】入門、名誉点-50(フリー)
秘伝《フォーシブルキャスト》習得、名誉点-20(フリー)
流派アイテム〈魔精の発動体〉購入、名誉点-20(フリー)
〈セービングマント〉個人専用装飾品化、名誉点-50(フリー)

　うわぁ、すらいむいっぱい。おかねもいっぱい。べとべとしてやばい。たいへんだぁ。

　センチネルになってからの最初の仕事がこれでよかったのであろうか、そう甚だ疑問に思ったレイであった。

叡智の腕輪、破壊(1)
〈顔見知り／"癒しの舞姫"ドルネシア〉コネクション獲得、名誉点消費なし

　農民からの依頼で、突如現れたマーダーホーネットを駆除することとなったレイ、ホタル、ニイチの3人。「回復担当もいないのに大丈夫か…？？」と絶妙な不安が3人の頭によぎる中で、彼女たちは放浪者にして神官であるというナイトメアの少女、メルナと出会い、共に戦うこととなる。
　時間こそかかったものの無事に勝利を迎えることのできたレイ達は、メルナといずれまた出会うことを願いながら、今日もギルドへと戻っていくのであった。
　そしてその裏で、レイは魔法の火力を桁違いに上げる術をさらっと手に入れたのであった。

叡智の腕輪、破壊(1)
秘伝《テアリングキャストⅠ》習得、名誉点-20(フリー)

　ある闘技場の主催者から熱烈なスカウトを受けたレイは、押しに負けてホタルとユユと共に渋々闘技場に参加することとなる。観客達の歓声と熱気が渦巻く中、難なく魔物達を倒すことに成功したレイは、「大勢の人に見られるのは得意じゃない」と早々に下がり、次スカウトが来たらレギュラスに押し付けてやると決めるのであった。

〈小妖精のトロフィー〉取得、栄光点-50

　久々に＂奈落の魔域＂の調査依頼を受けたレイ達は、砂嵐の吹き荒れる砂漠の魔域へと足を踏み込む。突風と視界不良の中なんとか調査を進める彼女達だったが、その中で遺跡に棲むはずの魔神、ラグナカングと遭遇し不思議な感触を覚える。もしやこの魔域の中に遺跡があるのではないかと勘ぐる中、レイ達はその予想のど真ん中を行くように〈奈落の核〉の存在する遺跡を見つけ出すことに成功する。遺跡内部の守護者を倒し、ついでに最深部に宝物庫のようなものを見つけた彼女達であったが、無念にもその中にあったのは全て砂でできた偽物の宝。少しやるせない気持ちを覚えつつも、レイ達はそのまま核を破壊してギルドへと帰っていくのであった。

救命草(1)、魔香草(1)、取得
アビスシャード(2)、取得
叡智の腕輪(1)、破壊

　アリシアの手引きで、森の中で失踪した冒険者達の捜索を行うことになったレイ達。道中で強力なヒドラと遭遇して苦戦するなどしたが、なんとか目的の冒険者達を発見した……ただし、屍となっていたが。名誉の戦死を遂げた彼らに敬意を表しつつ、彼らに引導を渡した存在と出会う為にレイ達は近場の移籍に向かう。そこで出会ったのは、雷の力を纏った幻獣、サンダードラゴンだった。竜特有の熾烈な攻撃に再び苦戦する彼女達であったが、全員の協力によりなんとか撃退。戦死した冒険者達の亡骸を抱え、彼女達はギルドへと帰って行くのであった。

叡智の腕輪(1)、破壊

　ハイペリオンへの昇格を間近に控えたレイは、闘技場から昇格戦への参加を勧められる。ホタルやクロ、そして久々に会ったアリアとそのわんこ(？)であるフェリスと共に闘技場へと向かった彼女達は、下位魔神の中でも最高峰の実力を持つフォルゴーンと相対することとなる……が、それをクロの見事な13回転ピアシングが貫いていき、レイは無事ハイペリオンへと昇格したのであった。ちなみに当人は昇格戦云々よりもクロがなんかすごい技を出したことが衝撃すぎてそれ以外のことをほとんど覚えていないんだとか。

〈炎猟犬のトロフィー〉取得、栄光点-100

　《奈落の魔域》の調査依頼を受けたレイ達は、不思議な構造をした屋敷型の魔域へと入り込む……のだが、あらゆる戦闘が10秒か20秒で終わってしまったせいで書くことが何もなさすぎた。主にどこぞの傭兵のせいである。ちなみにレイ曰く「なんか風邪気味っぽかったから養生して欲しい」とのこと。

　気が付けばもうクリスマスシーズン。魔域の依頼で再び雪山へとやってきたレイは、サンタクロースの格好をした不思議な魔法生物・ギフトマンと出会う。通りすがりの放浪者・リコリスと共にギフトマンを倒した彼女達は、気前のいい彼に沢山のプレゼントを渡され、ホクホク顔でギルドへと帰っていくのであった。

　ついでに「面白そうだ」と言ってさらっと古モルガナンシン王国式戦域魔導術に入門した。さらっと。

流派【古モルガナンシン王国式戦域魔導術】入門、名誉点-50(フリー)
流派アイテム〈ロッセリーニの魔導筆〉購入、名誉点-20(フリー)
流派アイテム〈ロッセリーニの調声機〉購入、名誉点-20(フリー)
秘伝《戦域魔導術ベロニカ》習得、名誉点-20(フリー)