容姿・経歴・その他メモ

かつては、マガジャハットの兵士の1人であり、かのカゼカミムネシゲの後輩であり、部下であった。当時はまだ若者であり、あまり強くもなかった。だが、その奥には秘めた力。潜在能力が高いと、ムネシゲからは評価されており、その力を目覚めさせるまで、ムネシゲが率いてた部隊の一番の下っ端として奮起していた。当時の名前は『ニコラス・クルード』だった。

ムネシゲが兵士を辞めて、ギンチヨと共にマガジャハットを去った後も、仲間と共に兵士として活動を続けていた。

しかしある時、部隊は蛮族に対する偵察を行っていたところ、蛮族の別働隊の動きに気づかず偵察部隊は襲撃を受ける。
偵察部隊は壊滅。だが、共にムネシゲの部下だったニコラスの仲間達が、ニコラスを死に物狂いで逃がすことに成功。

ニコラスは重症を置いながらも帰還に成功。任務自体は達成、敵討ちも成功した。

ニコラスは自身の弱さを悔やんだ。
だが運命はその弱さにさらに漬け込んだ。
彼は怪我を治した後、彼は何者かにさらわれてしまった。
さらわれてしまった場所で、彼は人体実験を受けた。目的は端的に言えば、ハイマンの魔法適性の高さに習い、人間の肉体適性を高めることだった。

人体実験は凄惨な光景だった。大の大人が痛みや苦しみで泣き叫ぶほどだった。ニコラスも同じだった。
死ぬほどの苦しみ。さらに実験結果の検証の際に、顔が吹っ飛び、五感がかろうじて生きてるレベルに退化。このままでは失敗作として処分される…そう思われていた。
だが、その前に実験体となっていた人間たちの反乱により、実験場は壊滅した。
ニコラスも逃げることに成功。2人の実験体とともに遺跡に逃げ込む。
2人の実験体との冒険により、彼は本来なら五感を強化する魔動機文明時代の金属製の覆面を見つける。それを被ることで、五感が通常通りの状態へ復活した。

2人の実験体は人体実験の影響で、あまり長く生きることは出来なかった。
その2人の名前『ヴァイナー』『オールロッヒ』の名前を借りた。
ニコラスという名前を名乗るには、自分は姿が変わりすぎた。

でも、先輩は…先輩は、多分気づくだろう。自分のことをあの時と同じようにニコラスって呼んでくれる。そんな淡い期待だけは…ある。


優しい性格で、何者もを慈しむ心をもちあわせてはいるが、熱く燃え上がるような性格でもあり、友情も厚く、それでいて冷静な分析もできるという、機械と人間を合わせたような性格をしている。

実験の影響もあってか、投げが強くさらにキックもその威力の強さを思わせるほどの衝撃を出す。

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