気紛れで立ち寄ったギルドで、人間の女子が興味深い依頼を受けておった。
どうやら人間でありながら、第二の剣の神を崇めておる神官が悪さをしているとの事じゃった。
依頼内容は、その神官を生きて捕らえてこいということじゃ。
声をかけたら同行してもよいと言うから、ついて行くことにしたのじゃ。
しかし、後衛2人では心許ないからの。近くで暇してたルーンフォークの2人組みを誘い4人で調査に赴いたのじゃ。
道中で物の序でに盗人を捕まえたり、件の神官に不意打ちを受け、前衛のルーンフォーク2人組みが倒れたりと色々あったが…なんとか捕らえることに成功したのじゃ。

何やら面白そうなリカントの娘を見つけたから、暇潰しについて行くことにしたのじゃ。現場に向かえばマギガーディアンにブルブルドルンという、トンチキな組み合わせでお出迎えしてきたのぅ。
何故あんな珍妙なモノが暴れておったのかは分からぬが、なんとか大人しくさせたから良しとするのじゃ。

以前見かけたルーンフォークの少女が、依頼文と神妙な顔付きでにらめっこしておった。退屈しのぎについて行くことにしたのじゃ。
避難先の村の負傷者を手当しながら話を聞き出した所、どうやらミノタウロスが頭らしい。あんな脳筋種族にそんな事が出来るとは到底思えぬ故、力で無理やり従えていると予想したのじゃ。
そして、実際そうじゃったな。巨体にものを言わせ無理やりな攻め方をしてきて少々厄介じゃったが、童がアナコンダの精霊の力を借りて拘束してやったのじゃ。
事が終わった後、例のルーンフォークの少女が何やら苦しんでおっが、付き添いの銃士のルーンフォークの少女のお陰で無事落ち着いたようじゃ。それに、何やら悩み事が晴れたような顔付きじゃったな。
あの少女には、今後も面白いことが起こりそうじゃな。