容姿・経歴・その他メモ

◎経歴
経歴表B-2-5『魔物に襲われたことがある』
経歴表A-3-1『大怪我をしたことがある』
経歴表A-1-6『憧れる冒険者がいる』
冒険に出た理由表:3-6『最高の冒険者になるため』

◎人物像
優しく平穏を好むナイトメアの青年。人柄は良いが掴みどころがなくどこか不思議で寂れた雰囲気を漂わせている。
拳闘士として脚技を振るうだけでなく、操霊魔法を駆使し自身を強化しながら戦う魔法拳闘士。
手入れされている木製の仮面をほぼ常につけているが、理由として「ナイトメアとして生まれた自分の運命を心のどこかで恨んでいるからかもしれない」、「せめて子供の頃くらいは誰かに愛されて生きたかったのに愛されない身で産まれたから、そんな自分の顔を好きになれないからかもしれない」と語っている。まぁ今では時々気分で外すこともあるようだが。

◎来歴
ブルライト地方南部のハーヴェス王国から北東に進んだ先にある魔動死骸区で生まれ育った。
両親が以前暮らしていた地域で多額の借金を背負ってしまい、生活苦に陥った末に魔動死骸区へ逃げるように移住。それから間もなくしてリンドウェルが産まれたとされている。ナイトメアとして産まれたため生まれながらにして人族に無い角と穢れを持つ忌み子として忌避され、産みの母親も絶望した表情のまま出産時に死去。父親からはまだ赤子の状態で捨てられてしまうのだが、そこへ偶然にもナイトメアとして生を受けたエルフの魔法使いが現れる。

ナイトメアエルフの魔法使いに拾われた後も魔動死骸区での差別に苦しめられてはいたものの、最低限の援助を与えられ順調に成長していくリンドウェルは彼女と同じく冒険者の道を志す。やや愛想には欠けていたものの、彼の適性を鑑み近接戦闘要員になることを勧めるなどの助言は行っていた。だが成人間近という時に彼女は「また依頼を受けに行ってくる」と行ったきり姿を消してしまう。
突然消息を絶ってしまった恩人である彼女の『冒険者になるのなら"最高の冒険者"になれ』という言葉を胸に、リンドウェルは恩人の行方を確かめるため、そして"最高の冒険者"とは何かを追求するために死骸区の外へと駆けだしていった。

そして現在、特定のギルドに所属していない放浪者(ヴァグランツ)となっている。
冒険者となろうにも幼少期は他者との交流があまりにも少なく、不用意な言葉で相手を怒らせたり傷つけたりしてしまった経験がある。そのため旅立った後は何とかして他者とのコミュニケーションを上手くやろうと日々努力して既に問題ないくらいにはなっているものの、様々な過去の失敗が重くのしかかっており冒険者ギルドに入る勇気を持てていない。
現在も彼にはこれと言って友人と呼べる人が居らず、一人でふらふらとどこかを彷徨っている。

ある同行経験者は「依頼はそつなく真面目で協力的にこなすが、終わったら終わったでスッと消えてしまってそれから暫く会えていない。人は良いのにどこか掴みどころがなく仕事以外で目を離せば霧のように消えて去っていく。そんな感じだった。」と語る。

そんなリンドウェルの過ごし方は『最高の冒険者になるために、最高の冒険者とは何かを知るため』と称して各地を歩き回り、酒屋に入っては冒険の疲れを癒しに来た冒険者達の楽しげな声を聴きながら酒を飲み、喫茶店へ行けば窓際の席で一息つき、立ち寄った場で困ってる人が居れば力になってあげたり、図書館へ行けば隅で静かに操霊魔法の本や伝記や物語を読む、といったもの。
一見すれば良いようにも見える他人とあまり関わらない自由な生き方だが、好きでやっているわけではないようだ。

素晴らしく自由な日々だが、どこか寂しい日々。そんな生き方をしている。

履歴

◎過去に一緒に冒険した仲間達

◎魔技戦で出会った人

◎遭遇した適性生物

◎冒険の足跡

セッション履歴

収支履歴