ラクーン・フレミール
プレイヤー:もぎどり
- 種族
- 人間
- 年齢
- 16
- 性別
- 女
- 種族特徴
- [剣の加護/運命変転]
- 生まれ
- 神官
- 信仰
- “導きの星神”ハルーラ
- ランク
- センチネル
- 穢れ
- 0
- 技
- 4
- 体
- 8
- 心
- 9
- A
- 6
- B
- 8
- C
- 6
- D
- 2
- E
- 10
- F
- 12
- 成長
- 4
- 成長
- 3
- 成長
- 2
- 成長
- 3
- 成長
- 5
- 成長
- 9
- 器用度
- 14
- 敏捷度
- 15
- 筋力
- 16
- 生命力
- 13
- 知力
- 24
- 精神力
- 30
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 1
- 増強
- 1
- 増強
- 1
- 器用度
- 2
- 敏捷度
- 2
- 筋力
- 2
- 生命力
- 2
- 知力
- 4
- 精神力
- 5
- 生命抵抗力
- 11
- 精神抵抗力
- 14+1=15
- HP
- 41
- MP
- 58
- 冒険者レベル
- 9
経験点
- 使用
- 42,500
- 残り
- 2,690
- 総計
- 45,190
技能
- プリースト(ハルーラ†)
- 9
- セージ
- 9
- アルケミスト
- 3
- エンハンサー
- 2
一般技能 合計レベル:4
- 天体観察
- 3
- 信号士
- 1
戦闘特技
- 《魔法拡大/数》
- 《魔法拡大すべて》
- 《MP軽減/プリースト》
- 《ターゲッティング》
- 《ダブルキャスト》
- 《鋭い目》
- 《弱点看破》
- 《マナセーブ》
秘伝
- 《★古モルガナンシン王国式戦域魔導術:入門》
- 《戦域魔導術アンナマリーア》
- 《戦域魔導術ベロニカ》
練技
- [補][準]【メディテーション】
- [補][準]【アンチボディ】
賦術
- [補]【ヴォーパルウェポン】
- [補]【ヒールスプレー】
- [補][準]【バークメイル】
判定パッケージ
セージ| 知識
|
| 13
| |
|---|---|---|---|
アルケミスト| 知識
|
| 7
| |
- 魔物知識
- 13
- 先制力
- 0
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 15 m
- 全力移動
- 45 m
言語
| 会話 | 読文 | |
|---|---|---|
| 交易共通語 | ○ | ○ |
| 汎用蛮族語 | ○ | ○ |
| 魔法文明語 | ○ | ○ |
| 妖精語 | ○ | |
| 魔動機文明語 | ○ | ○ |
| リカント語 | ○ | |
| 魔神語 | ○ | |
| 神紀文明語 | ○ | |
| ライカンスロープ語 | ○ |
魔法/賦術
| 魔力 | 行使/賦術 基準値 | ダメージ 上昇効果 | 専用 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プリースト| 神聖魔法
| 13
| 13
| +0
| 知力+2
| アルケミスト | 賦術
| ―
| 7
| ―
|
| |
| 技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
|---|---|---|---|
| 技能なし | ― | 0 | ― |
| 防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 鎧 | スプリントアーマー | 15 | ― | 5 | |
| 盾 | カイトシールド | 13 | +1 | 1 | |
| 合計:すべての防具・効果 | 1 | 6 | |||
| 装飾品 | 効果 | |
|---|---|---|
| 頭 | 聖王の冠 | 回復魔法で威力表を使うとき、1ゾロでも「魔力」点回復する |
| 顔 | ディスプレイサー・ガジェット | その他枠を得る |
| ┗ | ミラクルネックレス | 生命力+1 精神力+1 割れば生命抵抗判定・精神抵抗判定・生死判定をリロール |
| 首 | 幸運のお守り | 戦利品判定+1 |
| 背中 | セービングマント | 抵抗・回避の失敗時に魔法ダメ-4 |
| 右手 | 知性の指輪 | 知力+1 |
| 左手 | 信念のリング | 精神抵抗+1 |
| 腰 | アルケミーキット | 錬金術使用可能 |
| 足 | 聖印 | 神聖魔法使用可能 |
| 他 | ロッセリーニの調声器 | 《古モルガナンシン王国式戦域魔導術》使用可能 |
- 所持金
- 48,229 G
- 預金/借金
- G
所持品
冒険者セット 1
(背負い袋、水袋、毛布、ナイフ、火口箱 たいまつx6 10mロープ)
防寒着
水着(Right-ON)(2025)
ランタン 1
保存食 31
魔香草 10
救命草 3
アウェイクポーション 1
聖印 1
ハードレザー 1
アビスシャード2+5+3
魔晶石(1点)2
魔晶石(2点)9
魔晶石(3点)5
魔晶石(5点)8
魔晶石(6点)5
魔晶石(15点) 1
月光の魔符+2:破くと精神抵抗+2 1
陽光の魔符+2:破くと生命抵抗+2 2
消魔の守護石(6点) 1
マナチャ5点 2個
叡智の腕輪:@知力+2/壊すと+14
知力の指輪 予備2個
ひらめき眼鏡 見識・探索+1 必要な時に着ける
黄金月の結界魔符…破ると精神抵抗全員自動成功
女王のブラッドミード
沈黙の蒼牙1個
とんがり帽子 魔物知識+1 つけるとこなくなった
ロッセリーニの魔法筆 魔法印を描く用
ロッセリーニの印系絵具 5
ロッセリーニの魔法印(ルアンシー):2025/02/24
とびっきりの手作りマドレーヌ 2(キラット・アイシャから)
絵本(まじょグリセラのだいぼうけん)
ニルカンタのニット帽(ウィルから)
ラッピングが施された受益者のシンボル《プリム》
火炎放射器
竜の瞳
スターロッド(大乱闘!劇場版の魔神と異世界の英雄にて入手)
魔動機関車・完全攻略ガイドブック
食料保存の札
Switch2(トイザらスで当選)
…オプーナを遊ぶ権利,オプーナ
ゼウス様キーホルダー(ガチャガチャ)
『ハッピーミルフィーユ』(Vo.プリム・シェオル・アイシャ) 3枚
ホーリー・オーラ
通話の耳飾り…フレーバーアイテム⇆ウィル=フォースターに片方を譲った
望遠鏡
ミラクルネックレス
始祖神と太陽神のお守り
スパーキングサラダサンド…1
マナクイックチャージゼリー 妖怪MAXフレーバー…1
フレジエさん考案愛情たっぷりクッキー…1
マテリアルカード
| B | A | S | SS | |
|---|---|---|---|---|
| 赤 | 5 | 10 | 1 | |
| 緑 | 8 | 18 |
- 名誉点
- 140
- 冒険者ランク
- センチネル
名誉アイテム
| 点数 | |
|---|---|
| 冒険者ランク | 500 |
| 秘伝 | 0 |
| 専用聖印 | 100 |
| ルヴェリカ | |
| ロッセリーニの魔導筆 | 0 |
| ロッセリーニの調声器 | 0 |
| ★古モルガナンシン王国式戦域魔導術:入門 | 0 |
容姿・経歴・その他メモ
詳細な経歴
幼少期における彼女の人格形成について
教会のある小さな農村の生まれであるラクーン・フレミールは、常に恐れている。
フレミール家の末女として両親の寵愛と3人の兄・4人の姉からの庇護を受けて育ったラクーンは、昔から引っ込み思案なところがあった。
食べ物が余ればまず家族に譲り、自分にできることで村民を助けるが、決して前に出て目立とうとはしない。
兄姉や村民はみなその健気さに甘えることなく、ラクーンが与えようとした以上のものを彼女に『返す』ので、彼女の皿と部屋、および宝物入れの箱は溢れないことを知らなかった。
(それをまた返そうとしても次のお返しをもらうので、2回目以降の『お礼』は素直に受け取ることを覚えた 彼女の部屋の広さは有限だ)
かくして、基本的に遠慮から入る姿勢を身に着けていくと同時に、行き過ぎた謙遜が無礼にもなりうることを彼女は家族とのやり取りの中で学んでいった。
やがて彼女は、人生に決して譲れない押し時もあることも、誰に言われるでもなく覚えた。
次女がいつものように、赤い果物のあしらわれた菓子をラクーンにねだった時は、最初こそやんわりと断られたもののその後いくら頼んでも決してラクーンは譲ってはくれなかった。次女も、お菓子が欲しいというよりはいつもと様子の違う妹のことが心配になり、代わりのお菓子をあげようとしても、風呂掃除を1週間代わると言っても、秘密のお小遣いを握らせようとしても、あの手この手でアプローチしても頑として応じず、しまいには次女も成人とは思えない本気の泣きを披露することとなったが、それでもラクーンはお菓子を後ろ手に守り続けていた。
この時初めて、フレミール家はラクーンの一度決めたら譲らない頑固さを知ることとなった。
後から分かったことだが、問題の菓子はその夜遅くに冒険から疲れて帰ってきた三男の、あまり口外していない無二の好物であり、ラクーンは帰ってきた三男に菓子を握らせるとすぐに寝室に戻ってしまった。つい先ほどまで微動だにせず菓子を守り続けていたラクーンを見ていた家族は茫然としながら、何も知らない三男が嬉しそうに菓子をほおばる様を見つめていた。
冒険家の兄姉
献身を銘として生きてきたラクーン・フレミールは、常に恐れている。
兄と姉はみなそれぞれに、すぐれた冒険者であった。
村とフレミール家のため、頻繁に家を空け、冒険に出ては戻ってくる。
それぞれ帰ってくるタイミングも揃うこともなく、奇跡的に兄妹全員が家に揃った時には必ず村の人を呼んだ大きな食事会を開くのがいつしか習慣となっていた。
ラクーンに与えられたお土産も、珍しい石の首飾りや装飾品、異国の動物の鳴き声を模したのだという楽器に味蕾が戸惑う全く新しい珍味と、様々であった。
旅先でラクーンの顔を思い浮かべた兄と姉は、かわいい妹のためにとついつい物を買いすぎてしまうのであったが、妹が小さな掌で申し訳なさそうに受け取っては心からの喜びを伝えてくれるので、後悔する者は誰一人いなかった。
ラクーンは年齢のためもあったが、なにより彼女自身怖がりであったのでとても冒険について行くことはしなかったし、たとえ頼まれてもこの今は幼すぎる妹を危険な冒険に連れて行こうなど考える者も、フレミール家には誰一人いなかった。
幼いラクーンには、スリルとロマンに満ちた冒険譚をふかふかのベッドで聞くことで十分なのだった。しかし同時にこの頃から、世界の困っている人々を助けている、頼れる兄と姉を心から尊敬しては自分にも遠点の地の困っている人々のために何か出来ることは無いだろうか、と仄かに思い始めるようにもなった。
目覚めと大切な約束
人々を助けたいと願うラクーン・フレミールは、常に恐れている。
彼女の村にある教会は一種学校の役割を果たしていた。
ふさわしい年齢になると両親はラクーンを教会に通わせて、他の村の子供と共に勉学を学ばせた。
ラクーンはここで、この世界で生きていくために必要な最低限の教養と、いくつかの友を。そして、意識を持った存在であれば何ぴとにも平等に許された、古より形式を問わず行われてきた、一つの地にいながら世に関わるための手段としての『祈り』を。世の困っている人間を救いうる、祈りを受け止める仕組みとしての『宗教』を。己のマナを用いて祈りを届けるための『魔法』の知識を。自分でも、愛する家族と世界の人々のために出来ることがあるという『希望』を、彼女の心に深深と突き刺さった『芯』を、手に入れることが出来た。
とはいえ彼女は信仰に己の全てを捧げ、祈ることだけで生涯を終えるつもりも全くなく、システムとしての宗教をよく学び、祈りを自分の足で届けに行くため、必要な技術を学ぶことも重視していた。
ここに来ていよいよラクーンは、あらゆる困った人のもとに祈りを届け、必要であらば駆け付けることを人生の一つの目標にしようと考え、家族にも率直にそれを打ち明けた。
彼女の献身的な性格と、大事なところでは意見を曲げないことを知っていた両親は、無駄だと知りながらも娘を止めた。
娘はあまりにも優しすぎる。世界の残酷さを、我々のおよそ想像しうる限界を超えた果ての無い悪意が世界には転がっていることを娘に教えなくては。
両親の心配ももっともではあったが、ラクーンの夢を最初に尊重してくれたのは、ラクーンを最も過保護に取り扱っていた長兄、ランド・フレミールだった。
ランドは妹のか弱さも妹の心の強さもよく理解していたし、ほかの妹にもそうしてきたように、今度も妹のやりたいようにやらせようと両親を説得し、妹を鍛えるための協力を惜しまないことに決めた。
ランドはか弱い妹を鍛えるにあたって、主に「逃げ方」に関して比重を重く教えることに注力した。
正直に言って、ラクーンの身体能力では直接前に出て戦うことは難しい。そこでランドは最も重要なことは死なないこと…すなわち、躊躇せずに災いから逃げ切ることだと教えた。
ラクーンにはなにかと他者を慮り、自分のことをおろそかにするきらいがあったため、誰かのために『いき過ぎた自己犠牲』をしないように、何重にも釘を刺されたラクーンは、今も兄と交わした約束を大切に守っている。
「ーーーー約束してくれ。どんな冒険に出たっていい。でも、お前の命を他の人の為に捨てることは、必ずしないでおくれよ」
いつしかラクーンの目標を聞いた他の兄姉も、ラクーンが冒険に出られるよう代わるがわる稽古をつけてくれるようになった。
かつて自分がそうであったように、ラクーンも両親の反対を受け、ランド兄さんに助けられ、冒険に出ようとしている。
あの時ランド兄さんに受けた恩を自分たちだって可愛い可愛い、可愛い妹の為に返してやるべきだ。
畢竟ラクーン・フレミールの元には誰かから渡ってきた『お返し』が集まる。そういう星の下で産まれた子なのだろう。
ラクーンの才能と思い出
世を渡り歩く術を身に着けたラクーン・フレミールは、常に恐れている。
兄姉たちはラクーンを鍛えながらも、みな彼女には元々魔法を使う素質があることに気が付いていた。
ラクーンがまだ幼いころ、家族の作業を手伝おうと魔動機をぺたぺたと触った時、家族は笑って見守っていたが突如魔動機が聞いたことのない音を立て、両親がやればおよそ3,4日はかかる作業が太陽も真上に上らないうちに終わってしまった。その場にいた家族はみな仰天し目を見合わせた。兄姉の中で誰よりも若い年齢で、彼女は魔動機を起動せしめたのであった。
直接的な戦闘力はさほどないラクーンには、それよりも彼女が人々を救えるようになるために魔法の知識を与え鍛えてやったほうがいいと示し合わせ、同じく魔法を得意とする者が率先して稽古をつけてやることにした。
吸収も良く理解も早い彼女は、果たして長兄ランド・フレミールに冒険に出ることを許可された頃には村の神殿の同級生の中でも屈指のプリーストに育っていた。
遂に兄姉と並び立てる時が来たラクーンはまずランドの冒険についていくことを希望した。
ランドがラクーンに勘付かれないよう、危険の少ない依頼を受注したお陰もあってランドの顔馴染みの冒険者との初陣では見事依頼目標を達成し、初めての実戦にして実力を遺憾なく発揮することが叶った。
人々の役に立てた。依頼を達成したことで、困っている人の役に立てた。ランドお兄ちゃんと同じ戦場で、ランドお兄ちゃんに教えてもらったことでお兄ちゃんを助けることが出来た。ランドお兄ちゃんに、自慢の妹だと言ってもらえた。
ラクーンはやがて他の兄姉の冒険にも着いて行かせてほしいと頼み込んだが、それぞれの冒険において大いに人々を助けることが出来た。兄姉がみな多忙でありタイミングが合わないこともあって、結局一人につき数度しか冒険についていくことはできなかったが、そのすべてがラクーンにとっては大切な思い出になっている。
ラクーン・フレミールはこの大切な思い出を、これ以降何度も思い返し、何度も噛み締めて、何度も、疑問に考えてしまうこととなる。
どうして、愛する兄や姉と二度と冒険に出ることは叶わなかったのであろうか、と。
異変
人々を助け続けるラクーン・フレミールは、常に恐れている。
最初に事に気付いたのもやはり長兄のランドだった。
いつもなら半年に一度は家に帰ってくる三女が、一向に冒険から戻らない。
定期的に送られてくる便りも届く気配もない。
ただでさえ家族を想うラクーンはこの初めての異常事態に面し、激しい動悸を止めることができなかった。
もちろん誰もが冒険に出る以上、最低限死は覚悟している。
何より問題なのは、戦死したという報せさえ届かないことであった。なまじまだ帰ってくるかもしれないという希望があるがために、「焦り」の感情がフレミール家を蝕んだ。
姉さんとは、ついこの間、一緒に冒険に出て褒めてもらったばかりだったのに。
しかしラクーン以上に両親が深く悲しむさまを見て、ラクーンは部屋で祈る時間を増やし、三女の帰りを待ち続けた。
やがて、フレミール家に戻ってこない者は三女だけではなくなった。ある兄は三女を気にかけつつ別の冒険に出て。ある姉は三女を探すために情報を集めに出て。不思議なことに遺体や訃報は届くことなくみな『行方不明』になってしまった。
両親が飲む、何に効くかも分からない薬の量と種類は日に日に増えていく。残った兄姉に縋りついてはお前だけはいなくならないでおくれと泣き、泣き疲れては寝床に運ばれる毎日。ラクーンの祈りの時間も日に日に増えていたが、フレミール家の経済が少しずつ弱っているのに全く気付かないでいられるほど彼女も無知ではなかった。
いくら両親が泣いて止めようが、もはや常に家にいて畑を耕せる者がいない以上収入も入らないし、貯蓄の底は見え始めている以上、兄姉たちも冒険に出ざるをえない。子供たちの中に家業を継いだ者がいなかったことがここにきて災いした。
両親の静止を苦しい顔で振り払い、長兄ランド・フレミールが冒険に出る時、ラクーンは兄と言葉を交わした。
ランド兄さんだけは帰って来て欲しい。もちろん他の兄さん姉さんにももう一度遭いたい。それでももうわたしにはランド兄さんしかいないの。おねがい。いかないで。
「己だけでも無事に帰ることがどれだけ大切か。ラクーンにあんなに語ったのは他でもないオレじゃあないか!」
ラクーンは最後まで両親の世話をし続けた。
毎回違う名前で自分を呼ぶ両親に、精一杯尊敬する兄と姉になりきって応えた。
私は、ボクは、アタシは、オレは。ここにいるよ、お父さん、お母さん。
安心して目を閉じる父と母。何回こうしたことだろう。
そして、こんな時でもラクーンは困っている村民を助け続けた。
村民もいつも世話になっていたフレミール家の為にできることをしてくれたし、ラクーンはどんな些細な気遣いにも感謝し続けた。
だが、誰が何をどうしたって、人間はいつか、必ず死ぬ。
両親を丁寧に弔ったラクーンのそばには、もう家族はいない。
恐怖は消えない
ラクーン・フレミールは、常に恐れている。
ラクーン・フレミールは、常に恐れている。
ラクーン・フレミールは、常に恐れている。
孤独を。
兄と姉を襲った災いについて何一つ知らないことを。
次に行方が知れなくなるのは、自分なのではないかという妄執を。
自分がいくら祈ったところで、結局何ぴとも助けることは出来ないのではないかという疑いを。
ラクーン・フレミールは、常に恐れている。
同時に、ラクーン・フレミールは、考える。
本当にあの強さをして兄たちも姉たちも死んだのか?
何も出来なくなって痩せ細っていく我が身をこの家に埋めて、兄さん達とあの世で会えるのか?
この世で助けを待っている人々の為にこんな自分でも出来ることは、本当にもう無いのか?
恐れながらも考える。恐れながらも立ち上がる。恐れながらも部屋を出る。
恐れながらも支度をする。恐れながらも歩き出す。
恐れながらも冒険に出る。
どこかで生きているかもしれない兄姉に、助けを求める人々に、自分の恐怖を晴らしてくれるなにかに、出会うために。
一度決めたら決して譲らない。私は必ず出会ってみせる。
冒険に出たラクーン・フレミールは、常に恐れている。
この意思が、己の中から消えることを。
ーーーそして、彼女がまず最初にしたことは、お腹いっぱいにご飯を食べる事であった。
ダイジェスト
農村出身で全員が冒険者である兄姉(けいし)をもつラクーンは、フレミール家の末っ子として生まれた。
家族はみな優しく、ラクーンもその愛に学んで真摯に愛を返そうと振舞って育った。
遠慮しがちで自分のことは二の次だが、一度こうと決めると決して譲らない頑固さも併せ持つ性格の女の子である。
教会で学び、人の為に祈ることが困っている誰かを助けることに繋がると知った彼女はプリーストとして人を助ける冒険者となることを望む。
兄姉に鍛えてもらい才能を伸ばし、最終的には憧れていた兄と、姉と、冒険に出ることが叶った。
しかしフレミール家の子供たちはいつしか冒険先から帰らぬようになってしまう。
やがてラクーン一人だけが憔悴した両親と残され、両親が死ぬまで、短い期間ではあったが彼女は献身的に両親を世話し、看取った。
暖かい家族との思い出を思い出しながら、広くなってしまった家にラクーン独り、何もできなくなったまま部屋の隅でうずくまる日々が続く。
しかし、彼女はまだ立ち上がることができた。
兄姉の行方を知るために、人々を助けるために、恐怖をいつも抱えながらも冒険に出なくては。
ラクーンが再び家族に逢える日はやってくるのだろうか。
おまけ
やせの大喰らい
ラクーン、いや誰が呼んだか、「奈落の胃袋(アビスホース)」は、兄と姉たちとの食事の譲り合い応戦にて勝率0割7分を経て小さいころからたくさんご飯を食べて育ってきた。
やがて彼女は、自分からひけらかすことはしないが、細身を保ちながらもご飯をたくさん食べることのできる、胃袋奈落(アビス)人間と化したのである。
とはいえ「食べようと思えば食べてしまえる」というだけであって、普通の食事量でも生活には特段問題はないらしい。
たまにフードを深く被って大食いチャレンジに挑んでは店の記録を塗り替えている。
特に無理をしているつもりもないらしく、満足するまで食べると毎度そうなってしまうらしい。
むろん彼女の性格のために賞金などは受け取ることなく店主に感謝を伝えながら食事の代金を握りこませ、足早に消えてしまう。
(これが一層「奈落の胃袋(アビスホース)」の人気を高めてしまっている要因であることを本人は知る由もない)
たくさんご飯を食べていると優しい家族の笑顔の記憶が蘇る。髪を優しく撫でてくれた大きな手が、食事の作法を教えてくれた穏やかな声が、皿と食器が立てる食卓の暖かい音が、今も自分を囲んでくれているかのように感じる。
彼女に好き嫌いはない。
食は命の源である。
少しでも人々が己の命を育めますように。
わずかでも私の家族を近くで感じられますように。
彼女にとって食事の時間は、どんな時でも幸せと結びついている時間である。
経歴表
- 5人以上の兄弟(姉妹)がいる(いた)
- 3人の兄と4人の姉をもつ。みな大切な私の家族だ。
- 大切な約束をしている
- 長兄 ランド・フレミールと「自分の命を他人を助けるために捨てないこと」を約束した。ラクーンはこの約束をひと時も忘れたことは無い。
- 裏切られたことがある
- ランド兄さん。約束したじゃない。どうして逃げなかったの。あんなにわたしにきびしくおしえたじゃない。
- 冒険に出た理由⇒恐怖に打ち勝つため
- 孤独が怖い。兄と姉に何が起こったのかを解き明かすのが怖い。自分も兄たちのようになるかもしれないことが怖い。祈りが無力かもしれないことが怖い。それでも冒険に出ることでしか、この恐怖は振り払えない。
一般技能
- 天体観察
- ハルーラ神殿で星の見方を教わった。星座や星の名前も一通り言える。
- 通信士
- 「魔動機関車完全攻略ガイドブック」のおかげで簡単な手信号ならできるようになった。
履歴
手記
ファッショニスタの森
今日はギルド<栄誉の旅>でのはじめての冒険に出ました
ルスカさん、リュールさん、マリエルさん、イスティリアさんと一緒に蛮族の潜む森へ…
役に立つかと思って蛮族の言語を勉強したけど、言葉が通じちゃうとなんだか倒しにくいなあ…
でも、人が襲われている以上は困っている人を助けなきゃ
ルスカさん、おしゃれだったし強かったなあ
最後、とどめの一撃を決めててかっこよかった ちょっと距離が近くてドキドキもしちゃったな
リュールさんは本を読むのが好きみたい またおすすめの本を教えてもらおう
でも冒険中は時々顔を赤くしてたなあ 体調悪かったのかな?
マリエルさんは物静かだけど戦闘ではとっても頼もしかった
あの鎧からは何か禍々しい波動を感じたけど…冒険者なんだからみんないろいろな事情があるんだよね
イスティリアさんはすごくクールでみんなを引っ張ってくれるひとだった まっすぐだけど優しさも持ち合わせている
なんだか姉さんたちにも似てる…かも?
初めて知らない人たちだけで冒険に出たけど、無事に依頼を達成できてよかった
あのおしゃれを目指していた蛮族も、今度の生ではちゃんとしたやり方でおしゃれできますように
今日の祈りの時間がまだだから記録はこのあたりにしておこう このまま冒険を続けていつかは兄さんと姉さんの手がかりが得られますように、と
初めての魔域
今日はギルド<栄誉の旅>で魔域を探索して子供を探す任務を受けました
弟君がいなくなったって聞いた時は思わず体が震えちゃったけど…勇気を出して探しに行くことが出来て良かった
姉弟が離れ離れになるなんて…また再会できて本当に良かった あの子もこれから先ちゃんと家に帰ることが出来ますように
グレディルさんはお酒が好きで豪放磊落なひとに見えるけど、周りのことをよく見てて声をかけてくれる優しいひと
でも戦いでは豪快な薙ぎ払いでたくさんの敵を倒すすごいパワーの持ち主 さすがドワーフ…
アイシャさんはお顔はあまり見えなかったし、体は大きかったけど、いなくなった弟さんをとても大切に想っているみたい
なんだか…あの見守ってくれる安心感は、姉さんたちに通じるものがあるかも 特にヴァルト姉さんによく似てたな…喋り方とか…
でも、ハンマーでなんでも解決しようとしてたような…気のせいかな…気のせいだよね…
イスティリアさんともまた会えた!同じ冒険者に会うのってそんなに多くないって聞いてたけど、知ってる人がいてうれしかった
相変わらずまっすぐで頼りになるひとだったけど、もしかして…けっこうカワイイところもあるみたい…?
今回初めて魔域に入って…知識はあったけどやっぱりいろんな不思議なことが起こる場所だと分かった
一度入ると出られないらしい…なら、もしかして…魔域に捕われちゃって連絡が送れなくなっているんだとしたら…?
魔域について調べてみるのは兄さんと姉さんに近づく足掛かりになるかもしれない 今度から張り出される依頼にも注意しなきゃ
夜の目を追え
今日は街に出回る怪しいお薬の調査をしました
罪もない人を薬でボロボロにする手口は…やっぱり許せません
蛮族が全員悪いとは思わないけど、やっぱり悪い蛮族がいるということは変わらないと思う 冒険者として、神官として、これからも苦しむ人を助けられる選択をしなきゃ…
イスティリアさんとはもう何度も冒険していますが、やっぱり頼れる人です 変装も意外と上手だったり、やっぱりイスティリアさんって面白い人なのかも…?
グレディルさんともまたお会いすることが出来ました 相変わらずすっごく強かったです 同じ年代?のドワーフとしてグルアドさんとは結構気が合うみたい?
グルアドさんというのは、今回初めてお会いした、植物にお詳しいドワーフの方です 今回たくさん植物について教えてもらえて面白かったです グレディルさんもグルアドさんも、静かな潜入とかはちょっと苦手みたい…?
プリムさんという笑顔の眩しいメリアの方ともお知り合いになれました。ヘイズルちゃんっていうかわいい騎獣も触らせてもらえました かわいいながらも戦闘では大活躍だった!ああいう戦い方もあるんだな…
蛮族に働かされていた人たちも無事救出できて一件落着 売人の人は捕まえたけど…なんだか怖がらせすぎちゃって可哀想でした
昨日面会には行ってみたんだけど踊り?を見せられると怯えていて気の毒だったな… また会いに行ってあげようかな
…踊りって何だろう…?
ロックダウン・ハート
今日は雪山で雪崩により突然地表に現れたという洞窟の調査依頼を受けました なんでも人族が目撃されたということで、もしかすると兄さん・姉さんと関係があるかもしれないと思い参加したんだけど…今回は違ったみたい
でも、どこかに閉じ込められているのだとしたら連絡が無いことにも納得がいくし、新しく発見された洞窟や建物を調べていくのは有効かもしれない 今この瞬間にも助けを待っているかもしれないし…必ずいつか会いに行くから、待ってて
今回の雪山について書いておくと、洞窟はとても古いもので、200年以上前、疫病の大禍に覆われ焼き払われてしまったリネハン村の避難所だったそう 洞窟の奥では禁術に手を出してしまったハドリーさん・エメリンさん夫妻がいました 疫病の特効薬を求めて村を出た息子さんの帰りを待って ずっと待っていた そうです
(日記が一部にじんでいる)
私は彼らがやっていたことが悪いことなのか、わからない 帰りを待ち続ける気持ちは私なんかでも少しは分かる、つもり 私なんかより何倍も、何十倍も待ち続けたハドリーさんたちはどんな気持ちだったんだろう そもそも、本当に息子さんの帰りを待っていたハドリーさんはもうあの時点でいなくなっていたのかもしれない もしかしたら、私だってなにかが違ってたらああやって
(途中で塗りつぶされている)
今回はリュールさん以外はみんな初めましての方でした
リャンさんはお薬の商人をやっているそうです なにかとお金の話をしていて、商人さんらしいなと思いました
セキさんはファイターの方です たくさん飴を持ち歩いてて、何個かもらっちゃった ちょっと不思議な味がする飴もあったけど…クールな人なのかと思ったら意外とお茶目みたい なんだか接しやすかったです
ウィルさんは<暁の剣>所属の方なんですが、今回たまたまギルドに居合わせたらしく、一緒に依頼を受ける事になりました 最初は気難しい人なのかなと思ったんだけど、言葉数は少なくても仲間のことをよく見て気遣う方でした 素早い動きで相手を翻弄して闘う姿も、かっこよかったです
ハドリーさんを前にして頭が真っ白になってしまった時、自分が汚れ役を引き受けてくれようとしたり、終わった後に優しい言葉を掛けてくれたり…やっぱり優しい人なんだと思います 今回のお礼をいつかしたいな
リネハン村のこと ハドリーさん・エメリンさん・息子さんのこと 私は忘れません
私たちが覚えておくことが、あの人たちへの供養になると思うから
甘い香りと贈り物
屋根裏の魔女様
守りの剣の村
天衝く塔と水晶の宮
財宝探索ゴールデン・コーヴ
今回はブラムさんにお誘いを受け、宝探しに無人島に赴きました 魔動機文明時代の大海賊、アイフリードさんのお宝の地図らしきものがブラムさんの新居から見つかったそうです
ギルドで偶然集まっていた私・プリムさん・リュールさんに加え、そこにやってきた発起人のブラムさんにグルアドさんの5人でその宝を探しに行くことになりました
待ちで聞き込みをしてからいざ出発…という予定なのですが、私はというと町中のお店のいい匂いに夢中になっちゃって全然上手くいかず…
みんなに迷惑を掛けてしまいました…誰かといるときは我慢するようにしなきゃ
そのあと島に行くための船を無事見つけることができ、島にたどり着いた私たちを待っていたのが荘厳な自然の待ち受ける、未開の無人島「ゴールデン・コーヴ」
見たことのない動植物に目を見張るような美しい大自然…今でもあの時の感動を新鮮に思い出せる また行きたいな…と言いたいところだけど…あの島は天候の変化が激しくて、私たちが滞在している間は雷がたくさん降っていたから冒険者じゃないとあの島を歩くのは難しいかも…
でもやっぱり、コングさんたちとは仲良くできたし、また会えるといいな
自然を探検したり、火炎放射器を手に入れたり、宝を守るコングさんやアイフリードの乗組員さんと死闘をしたり…気絶したり… 本当にいろいろなことがあった旅立った 今回の旅のことを私は忘れられないと思う
プリムさんと一緒に冒険するのはナイトアイの時ぶりだったけど、いつの間にかヘイズルさん以外にもたくさん騎獣の子が増えていました 状況に合わせていろんな騎獣を使い分けていて、すごかったです 心なしか、前お会いした時よりもおおらかな雰囲気になっていた気がします
グルアドさんも以前にも増して頼れるオーラを放っていました 今回の島の植生にも夢中で、ある意味一番あの島を楽しんでいた方だと思います お料理も上手で、グルアドさんの作るご飯はどれも最高!!また食べたいなあ… そういえば、盛り付けについてはどれもたくさん盛っていたけど、そういうところは豪気なんだな 私はともかく、ほかの皆さんはあの量でおなか一杯になったりしなかったんでしょうか
リュールさんは相変わらず明るく話しかけてくださいました ソーサラーとしての実力もめきめき伸ばしているみたいで、戦いでは前より更に高火力な魔法を見せてくれました 頭をたくさん撫でてくれたりするのは、少し恥ずかしいけど嬉しいな…
そして、今回の主役のブラムさん 一度ツマズキ村でお会いしたことがあったのですが、その時はあまり戦いの様子などを見ることができなかったので、今回初めてそばで剣技を見ることができました 道中聞かせてもらったところによると、魔剣もいくつかお持ちだそうで、並々ならぬ冒険の旅を送られてきたのだと思います お話ししてみると、誰とでも仲良くなれるフレンドリーな方でした ただ…女の子にあまりよくない発言を何回か掛けていたりしたので、そこは見かけたらお咎めしようと思います あんまり失礼なことばっかり言っていると周りの女の子から嫌われてしまうでしょうし…いや…でも…意外とああいうお方が女性の心を掴んだりするのかも… 実際、戦いの時などは仲間に気遣いを振りまいていましたし、私が気絶してしまった時なども優しく励ましてもらえました 心強い方であることは間違いないと思います
そして、帰りの船で分かった事ですが、何を隠そう今回の宝を隠したアイフリードさんはブラムさんのご先祖だったのです というのもなんとアイフリードさん本人が私たちの前に現れて教えてくださいました 立ち居振る舞いだけで分かるほどの実力を今もなお持っているらしく、少し怖くもありましたが私達に敵意は
無かったようでそのあとは安心できました ご本人曰く、世界に隠した財宝はまだまだ多く眠っているそうです 世界を冒険し仲間と宝を見つける、胸躍る壮大な旅路の予感がして、私も少しドキドキしちゃった 広い世界 冒険をする中で家族にも会えるといいな
ゴールデン・コーヴでの冒険は、とても貴重な体験でした というのは、今回初めて戦いの最中に倒れてしまったことも含めてのお話 冒険者はいつだって死と隣り合わせ 忘れていたわけではないし、いつだって覚悟をしているけど実際に倒れたのは今回が初めて 万が一のことがあっても私は…諦めない 何をしても家族の行方を追う 私は家族がどうなったかを知るまでは、眠りたくない この身がどうなろうと
大乱闘!劇場版の魔神と異世界の英雄
湖上の激闘 リターンズ
今回は新しく<栄誉の旅>に所属されたというポラリスさん、リルンさんという二人のフレッシュな冒険者の方の初舞台となる冒険にお供しました その時に居合わせたイスティリアさん、シンさんを加えて5名での冒険となりました
水源地を占拠する蛮族の退治の依頼で、数日掛けてヤーガ水源地へ移動し作戦を立てていく流れになりました
まずは忍び込んですぐに建っていた砦を変身魔法でやり過ご…さなければならなかったのですが、汎用蛮族語が分かる私が後ろに控えてしまい、結果的に蛮族にはすぐにバレてしまって… 私が行ってやり過ごすべきだった…少しだけポラリスさん達より冒険している時間が長いからって油断してた まだまだ考えが足りません
蛮族の増援もありつつなんとか打ち勝った後、峻険な崖を超えたり、グリフォンの雛を助けたり、廃村の小屋の蛮族を討伐したりと、トラブルが続いたけど、それぞれみんなで知恵を絞って、対処することが出来ました 崖から落ちるとこを見せちゃって、情けなかったな… イスティリアさんが受け止めてくれなかったら命も危なかったかもしれない 身体を鍛えるような技…そういえば、錬技って私でも覚えられるのかな?ちょっと調べてみよう…
水源の中心にあった蛮族の見張り小屋の攻略は、ポラリスさんの活躍による所が大きかったと思います 姿を消しているとはいえ堂々とした偵察を見せてくれました おかげで蛮族に気付かれることなく小屋の切り崩しができて、有利に戦闘を進められました
見事、水源を占拠していた蛮族たちも討伐に成功して、二人とも初依頼なのに見事な活躍を見せてくれました あんなに心強い仲間が増えて、ますます<栄誉の旅>が力を伸ばしていく予感がして、私までわくわくします
ポラリスさんは、まさに今回ギルドに登録したばかりのレプラカーンの方でした どうやら成人手前だったらしく、ご家族はよく冒険を許したなあと心配していたら…どうやらほとんど家出みたいな形でギルドに来ていたみたい 家族に心配をかけるのは…できればしない方がいい…と思う でも依頼報告の後、本人から家族にお話しするのについてきて欲しいと頼まれました 最初に思っていたよりも、よほど強い心を持っていたんだね
頼もしさを覚える一方、小さな女の子らしい爛漫さも持っているみたい ラクーンお姉ちゃんだなんてなかなか呼ばれないから、とてもどきどきしちゃった そっと後ろから支えてあげたくなるような子でした
リルンさんも同じくまだ<栄誉の旅>に登録したばかりだそうです ポラリスさんと並んで初々しさを放っていましたが、実力は確かなものでした でも、緊張からか失敗もしちゃってたな そのあと他のメンバーで協力して失敗を取り返すことは出来たので、失敗ばかりを気に病まずに周りの仲間に頼り、協力することに慣れてくれるといいな
イスティリアさんとの冒険はお久しぶりでした 私がお会いしていない間に様々な技を身に着けたらしく、初めて見る騎獣まで引き連れていました プリムさんの騎獣さんたちとはまた違った毛ざわりで、癒されちゃった… でもあの実直でまっすぐな姿勢は何も変わっていなくて安心しました やはりイスティリアさんはとても頼りになる方です ソフィさんともども仲良くさせてもらいたいです 今度会ったら、あだ名とか教えてもらおうかな?
シンさんは少し前から<栄誉の旅>に所属されていたルーンフォークの方です お噂は聞いていたけど初めてお会いできました まじめで冷静な言葉を使われる方だったので、状況を整理するのにたくさん助けてもらいました 崖から私含めた仲間を引き上げていたり、筋力と戦闘も噂通りの、申し分ない実力者でした ただ…表情はあまり大きくは変わらないけど時々大きな声を出していたり、身振りが豊かだったり…もしかして、意外と感情豊かな方なのかも? ご本人は「感情は無い」とは言われていたので…もしかしてこんなこと考えてたら失礼かな? 少なくとも他の冒険者の方と同じく、とても優しい方だとは思います 「量産」ってたびたび言っていたのが気になったけど…どういう意味で使ってるんだろう…
兄さんと姉さんを探すためにギルドの門を叩いた私も、遂に新しい方に何かを伝えられる側になったのだと思うと感慨深いです ユニアさんに優しく冒険の基本を教えてもらった時のことを思い出しちゃった
ポラリスさん…ご家族と本音でお話してて、涙を流し合ってて、私の胸にも来るものがありました 私も、また村に顔を出してお墓の手入れをしようかなあ 兄さんと姉さんがいつ帰って来てもいいように書置きを残して家の状態は保ってはいるんだけど…
いつか、あの家にも誰かが帰って来てくれたら いいな
報復のディアボロ
今回は…襲撃された開拓村の調査依頼を受けました
残念ながら、襲撃に遭った後の依頼受注だったため、村の方々をお救いすることは叶いませんでした 一人残ってしまったという村の人は…これからどうしていくんだろう… まだ治療を受けているらしく、私には祈ることしかできない
こんな時、どうしようもない無力感を感じる
本当は、あらゆる悲劇が起きる前に手を差し伸べることができたら、そんなにいいことは無いんだけど
せめて、ツマズキ村のように、守ることが出来るものを手が届く範囲で守ることしか今は出来ない
今回はウィルさん・キラットさん・グルアドさんというよく見知った方に加えて、<青空の船出亭>から来たというオーランさんと依頼を受けました
それと、道中ハイペリオン級の冒険者、ルインさんとぶつかってしまいました
どうやら先に村を訪れて蛮族のほとんどをお一人で討伐されていたそうです 高位の冒険者らしい、並々ならぬ迫力を醸し出していて圧倒されちゃった…
結局村には蛮族の残党が残っていて、その退治をすることに 指示を出していた司令塔は魔剣まで持っていて…
辛くも勝利はしたけど、キラットさんが倒れるのをまた見ていることしか出来なかった
もっと力を付けなきゃ みんなを助けられない
グルアドさんにはいつものように心強くどっしりと構える姿をまた見せてもらって安心できました やはりドワーフの方はお年をそれなりに取られている方ばかりなのか、風格を感じます ちゃんとグルアドさんのお年を聞いたことはまだないけど…きっと私の何倍も生きてるんだろうなあ
キラットさんが気絶する姿を見てしまうたびに胸が締め付けられます 私がちゃんと回復できていれば… 今回は相手の蛮族の司令塔が持っていた魔剣…の力が籠った装飾品を手に入れていました キラットさんなら大丈夫だとは思うけど…どうか魔に取り込まれませんように
オーランさんは冷静な魔法行使で戦況を支えてくれました 静かで落ち着いた振る舞いで、村の様子を前にしても冷静に調査をしてて…私は…村の惨状を前に少し取り乱してしまった オーランさんを見習って、危機を前に動けないようなことにはならないようにしなきゃ
ウィルさんは…とても久しぶりにお会いしました あの…ニット帽をもらった時ぶりだけど…はぁ…また思い出しちゃった
えっと…久しぶりに会ったウィルさんは相変わらず頼もしくみんなを引っ張ってくれてました 戦いでは冷静に戦況を判断して指揮をしていました おかげでとても統率が取れて戦いやすかったように思います 前はいなかった妖精を呼び出していたり、魔剣を複数携えていたり…私がお会いできていなかった間にたくさん経験を積んでいたのだと思います
それと…前よりも少し明るくなったように見えました なにかわだかまりが溶けたような、朗らかな雰囲気でした あれがウィルさんの素なんだと思います やはり、優しい人です
村での戦いが終わった後は、みんなが村の人達を弔うのを手伝ってくださいました 良い人に囲まれていることに感謝します
兄さんや姉さんも…もしかしたらあんな風に何かに巻き込まれてもう…
いや そんなはずはない 諦めない 私は…どこにいたって探すからね、みんな
巡る空鯨亭の冒険者達
今日はモント兄さんの手がかりを探るために<巡る空鯨亭>にお邪魔しました ちょうど受付にブラムさん・ウィルさん・アイシャさん・ナンナさんとお馴染みの方々が集まっていたので声を掛けたところ、ブラムさんがギルドマスターとして、お悩み相談のお仕事に忙殺されているとのこと 兄さんのことも気になるけど困っている依頼者の方や、何より目の前の仲間の皆さんのことを放ってはおけず、お手伝いすることに
お悩み相談の種類は様々で……新人冒険者のテルミィさんのヨウムのお世話のお手伝いや、リュールさんと空鯨亭の看板の翻訳作業、ヘレラさんの宝箱解錠のご依頼、グウェンさんのキノコ狩り、イスティリアさんの特訓のお相手、コルリスさんのウルフ討伐、ロジーナさんと船の設備改築、ルヴェリカさんのパン屋さんの試食とメニュー考案…………一日で本当に色々な体験をしました
ブラムさんや空鯨亭の方はいつもこんなに忙しいんだ… またお手伝い出来る時にお手伝いしないと
アイシャさんとはバレンタインでマドレーヌをお渡しした時以来でした 相変わらず、あの芯のあるお姿にはとても安心感を覚えます やっぱり…姉さんにそっくり、だけど…それ以上にアイシャさんにはあらゆる方を抱きとめることが出来るであろう、包容力があるように思います これはアイシャさん個人の、代え難い魅力だと思う
そういえば、暴走したヨウムさんにはアイシャさんの弟さんがハーヴェスにいると告げられていたけど…本当なのかな それが本当ではないとしても、いつもお世話になっているお返しをしたい アイシャさんの弟さんを探すのも、今は私の目的の一つ
ブラムさんとはゴールデン・コーヴぶりにご一緒しました 今や空鯨亭の代表としてすっかり忙しくなられたみたいだけど、戦いではその実力は衰えるどころか、ますます磨きがかかっているみたいでした バルフートを見つけたという冒険のように、きっとあれからも様々な冒険に挑まれたのでしょう すっかり他の冒険者の方との交流も含めていたようで、特にルアンシーさんとロジーナさんとは空鯨亭の大事なお仕事を分担していたみたい いつの間にそんなに仲良くなったんだろう?
ナンナさんとちゃんとご一緒したのは今回が初めてでした ツマヅキ村ではお会いしたことはあったものの、あまりお話も出来なかったので今回でたくさんナンナさんのことを知ることが出来て良かったです 様々な相手に吹き飛ばされていて何度も気絶されていたので、さすがに心配でしたが、結果的になんともなくてよかったです
芸妓としての歌がうまいだけでなく、戦闘中の奏歌でもばっちりチームを支えており、心強くもかわいらしいお方でした
そして…ウィルさん 上手く言えませんが、明らかに前にも増して朗らかなご様子でした 憑き物が落ちたような…心のもやが取れたかのような…何かの重みから解き放たれたようで、前にギルドなどでお見掛けした時はずっと心配で声を掛けなければいけない雰囲気だったので今回のウィルさんを見て心から安心しました どうやら転換があったのは戦闘でも同じらしく、戦いのスタイルを模索されているようです 二刀流…難しそうですがウィルさんなら使いこなせると思います
以前より雰囲気が明るくなったというのは少々失礼な言い方になってしまうでしょうか でも…一つだけ確かなことは、ウィルさんの持ち前の優しさや、仲間を思いやるお心は少しも変わっていなかったということです やはりウィルさんは……いい人 です
そういえば、なんと!お酒を飲んでいる姿を見せていただきました お酒を飲んだウィルさんはいつもよりもさらにおおらかなご様子で…こんなことをご本人にお伝えすると渋い顔をされてしまうかもしれませんが、なんだか かわいかったかも 思えば、このように弛緩したお姿を見せていただけるのも信頼の証なのかもしれない ウィルさんは再会するようなご家族はいないとお話してたけど、それならウィルさんの周りが、空鯨亭が、そしてできれば私も、ウィルさんが心を許して寄りかかれるような「家」のような環境の一部であれますように お祈りしています
そういえば、途中でコルリスさんの依頼をお聞きしているタイミングで席を外してしまったのですがその時になにか騒ぎが起きていたようです こちらもトラブル対応であまり様子をお伺いできなかったのですが、いったい何があったんだろう 窓が割れていたりアイシャさんが血相を変えていたり…なにか事件でもあったんでしょうか モント兄さんも、事件に巻き込まれやすいひとだからハーヴェスでなにかトラブルに遭っていないといいな そうなる前に迎えに行くから、待っててね
魔導列車へのレクイエム
今日はドーデンからハーヴェスに向かう列車でこの日記を書いています
事の始まりは1か月前、プリムさんからの依頼がきっかけでした ドーデンのセンタファングトンネルという場所で打ち捨てられた魔動列車が見つかり、そこで魔晶石を収集して来て欲しい、とのことでした プリムさんには日頃からお世話になっていますので、ご恩を返すチャンスだと考え、ブラムさん・ルアンシーさんに…そしてなんと、あの<始まりの剣>級のユリーク・クノーさんとドーデンに向かうことになったのです もっとも、今はご自身の力を封印されているようで…「隠居したい」とのことでしたが、私では想像もつかないような苦労があるのかもしれません
ドーデンではすぐに魔動列車を見つけることはできました…が、その時、リカント族のようなシルエットの白い亡霊が現れ、私達を魔動列車の中へと誘導してきたのです 罠の可能性もありましたが、敵意のようなものは感じなかったのでそのまま乗車(?)すると…先程まで埋まっていたはずの列車が動き始めました
なんとも不可思議な体験でしたが、列車の中にいた成仏できない幽霊さんやアンデッドを清めたり、車内の魔晶石を集めたり、なんとか列車から脱出することはできたのですが、なんとそのまま列車が私達を襲ってきたのです
レールを駆けながら、という初めての体験でしたがなんとか列車を無力化することには成功しました 結局列車はそのまま行き去ってしまいましたが、要するにあの列車の正体は幽霊を魔界へと運ぶ魔列車だったのです やはり…不思議としか言いようのない体験でした
ルアンシーさんは、バレンタインでバラガンプクの魔域を攻略して以来の冒険でした 行きの車内ではほとんどブラムさんとご一緒だったみたい 人と人の仲が良いことは何より素晴らしいことですね それと、これまでよりもさらに芯が強くなられたような気がします あの堂々としたお姿、同じ神官として見習いたいな
ブラムさんとはあまり間も空けることなくまたご一緒になりました 相変わらずアラトロンと月牙という強力な剣を場面に応じて使いこなしており、見事の一言です 魔動列車の処理が終わった後、プリムさんから連絡を受け取って次の日にはハーヴェスに向かわなければならなくなってました やっぱりギルドの代表は忙しそう 帰る前に一日ルアンシーさんとドーデン観光をしていたみたいで、とても楽しかったご様子 お仕事も大変だとは思うけど、適度にお休みすることは忘れない方がいいよね
ユリーク・クノーさん 実力を一部封印したとはいえ元<始まりの剣>級のオーラと言いますか…迫力は隠せないようです 車内でも天性の勘で次々と列車の構造を把握して鍵を解除していたり、戦闘でも遺憾無く力を振るっていたり…思わず気圧されました あの人形さん…緑で小さくて丸い鳥さん…かわいかったな… 触らせてもらえてよかった…
ドーデンはユリークさんの故郷だったようで、一旦ハーヴェスには戻らずそのままドーデンに残られました 故郷の方々と積もる話もあることでしょう お姉さんとも会うと言ってました いいな
さて、私はというとドーデンとコルガナで兄さん達の手がかりを探してみました
結果的には大きな手掛かりは無かったものの…コルガナで、直接関係はないですがヒントになりそうなお話を聞きました というのも、遠いところから来た強力な冒険者一行がコルガナに侵入していた、蛮族の奈落魔法使いを討伐したというお話です 奈落魔法…魔域に関する魔法… もし、兄さん達が今魔域に捉えられていて抜け出せていないのだとしたら…?今までは魔域が発生した報告を受けて対応するやり方だったけど、奈落魔法を使える方に協力していただければ…もしくは…奈落魔法を使える蛮族を追えば……微かな希望だけど、もしかしたら何か掴めるかも 確かスフィアントさんが奈落魔法を使えたはず 帰ったら、奈落魔法で出来ることについてお話を聞いてみよう
過去からの翼
準備中
生々流転:デュランファング遺跡
準備中
不穏なる古城ららぽーと Tokyo Bay店
準備中
ハーヴェス納涼祭
龍骸地方との交流が進んできたハーヴェスで、龍骸の夏の祭事が開かれることになりました
丁度ギルドからの依頼でお祭り会場の警備も兼ねて、ナンナさん、ソフィさん、ウィルさんと参加することに ちょうどあちらの文化的衣装である「ユカタ」を取り扱っているお店もあるとのことで、ソフィさんとナンナさんで浴衣を選びました
アイシャさんにお祭りのことをお話すると、お祭りの当日に髪型のアレンジをしていただきました なんだかいつもと違ってうなじが涼しくて、こそばゆい感覚でした
参加するメンバーのことをお話ししたら、突然やる気を出されて髪をお手入れしてくださったのですが…なぜだったんでしょう…
お祭りには私達3人それぞれの浴衣で出向きました ソフィさんもナンナさんもいつもとがらりと印象が変わって、とても可憐でお可愛らしかったです ウィルさんはいつもの服がよい、と着替えてはいなかったのですが…浴衣のお店で見た男性向けの浴衣を見ていると、これを着たウィルさんも見てみたかったなと思いました きっと、似合うだろうな…
依頼とはいえ他のお客さんのようにお祭りを回ってもよいということだったので、様々な催しものを楽しみました 射的にくじに、占いに、食べ歩きやのど自慢大会まで…本当に楽しかったです
くじではなんと通話のピアスを引き当ててしまいました!とんでもない豪華賞品でついつい尻込みしてしまったのですが、景品は景品ということでいただくことに… 他の皆さんもそれぞれいい景品を引き当てていたみたい ウィルさんのインテリアニマルサックはちょっと賑やかで…ウィルさんはああいうのは苦手のようで、少し扱いに困っているご様子でした
射的ではウィルさんに望遠鏡を取っていただきました あれから何度か使ってみたのですが、やはり星を見るのにとても有用でした またウィルさんに物をいただいてしまいました いつも周りからもらってばかり…特に、ウィルさんには…
欲しいものが無いから、と私のために望遠鏡を取っていただいたので、私もお返しにグリフォンのぬいぐるみを取ってウィルさんにプレゼントしました 荷物になってしまわないか気がかりだったのですが、快く受け取っていただけてよかったです ぬいぐるみの癒しの効果はアイシャさんにたっぷりと教えてもらっていますから、ウィルさんもお家で少しでも肩の力を抜けるといいなと考えて、プレゼントしてみました
のど自慢大会ではなんとかしてウィルさんの歌を聞けないかと無理に頼み込んでしまいました やっぱり…あんなに無理強いして迷惑だったかも… でも、ご本人は謙遜していましたがウィルさんの歌声はとても立派なものでした! また、聞かせてもらえないかな…
ソフィさんの堂々とした歌い方もナンナさんの慣れ親しんだ歌声もとても良かったです 私は…神殿でよく歌っていた聖歌程度しか歌えませんでしたが、喜んでいただけたようで安心しました でもやっぱり、大勢の前で何かをするのは恥ずかしいですね
平和に終わるかと思っていたお祭りですが、裏でゴーラ教という組織が暗躍していて龍骸地方の呪物を使って『鬼』をハーヴェスに顕現させようとしていました 私達はそのハーヴェスに散らばったという鬼の1匹を倒すことに
アリスさんの助力もあり討伐はつつがなく終わりました 一緒に戦ったのは初めてですが、お話に聞いていた通りとても強いお方でした ウィルさんとも息ぴったりの連携を発揮していて、心強かったです 本当に息がぴったりで…今までお二人で何度もこのような戦いを潜り抜けてきたことが感じ取れました
同じ前衛同士、アリスさんはウィルさんととても仲が良いようで 周りの方々の交友の縁が広がっていくことは喜ばしいことなのですが…なんだか… そういえばアリスさんは前にウィルさんの彼女だって冗談?で名乗ってたけど…
いえ、ウィルさんは色々な方と分け隔てなく、真面目に接している方です 以前から 私のような者にも優しくして頂けて、それは有難く、感謝すべきこと そんな優しさを持ったウィルさんの周りに女の人が集まるのも当然です 決して私が何かを思うようなことなんかではありません でも…ウィルさん本人にそのつもりがなくても私じゃないと誤解しちゃうというか…なんというか…あのニット帽のこととかも……
私もまた友人の皆さんのことをみな大切に考えています 友人のお一人として、ウィルさんの幸せをお祈りしていますし、笑顔でいるところを見ると私も嬉しくなります それは他の皆さんに対しても同じことのはずで でも、以前の張り詰めた雰囲気のことを思い出すと、ウィルさんが楽しそうにしていると一段と安心してしまうというか もっと笑顔が見てみたくなって…
…
とにかく、無事お祭りを守りきることが出来てよかったです これからもこのような龍骸の新しい文化に触れてみたいです
次の年も、その次の年も…いつか、兄さん達とも一緒に
通話のピアスの片方のことですが…ウィルさんにお渡ししました いや、気付いたらウィルさんにお渡ししていた…とも言えます
なぜウィルさんにお渡ししたいと思ったのか自分でもはっきりとは説明ができません ただ、お祭りのあの日、ピアスをお送りするのであれば、ウィルさんにお渡ししたいと思ったんです 『自然体』…ではないですが…自分のその思いをそのままに、勇気を出してお渡ししてしまいました
幸い、ウィルさんは受け取ってくださいました もちろんこちらからの勝手な申し出だから、断られることも当然あるし、返されることもあると思う 返すのには何か事情があるのだろうから、お返しされたらすぐに受け取ろうと思います ウィルさんの迷惑になることだけはあっちゃいけないから
ウィルさんの力になりたいのは本当の気持ち 戦闘ではサポートしかできないけど…他になんでも、困ったことが会ったら力になりたい 神官としてお話を聞いたり、アドバイスをさせて頂いたり、どんな形だったとしても何かウィルさんの役に立ちたい
だって私はウィルさんから色んなものをいただいているから 他の皆さんにもたくさん助けてもらっているけど、ウィルさんには特に助けてもらっているように感じてしまうから いつかこのピアスが役に立って、恩返しができますように
【折りたたまれたページ】
渡すのに勇気が必要だったのは、断られることが怖かったから かも
ウィルさんは私だけを助けているわけじゃくて私はウィルさんだけに助けていただいているわけでもない なら私はいったいどうして?
もしかして、これは独り善がりな勘違いなんでしょうか?やっぱり、ウィルさんのご迷惑になっているのではないでしょうか?ピアスを今から返してもらうように私から言った方が……
…やっぱり言えない 間違いなくこれは私のわがままで、でも、私は…ピアスを返してもらうよう私から言うことを想像すると、怖くなってしまう
私から返してもらうように言うのは、いまのところしないと思う もしウィルさんが返したいと言ったら、それはすぐに受け取ろう
また、置いて行かれちゃうのかな
私は、ウィルさんに兄さん達を重ねているだけ?そんなの、ウィルさんに失礼すぎる
まさか、ウィルさんがいなくなることを考えてる?なんて…なんてことを…
ウィルさんの強さはよく分かってる それに、万が一にもウィルさんに危険が起こらないよう、支援していけばいい 大切な友人に、私にできることで恩返ししよう
もう何にも私の大切を奪わせないと決めたんだから
ハルーラ様がお力を貸してくださいますように 私たちすべてに星の導きが有らんことを
ウィルさんに先ほどピアスを使って連絡してみました ピアスの機能と使い方の確認も兼ねてです
私からご連絡して、少し驚かれていましたが一日の上限である10分の間、お話して頂けました お家にいたからか、心なしかお声もリラックスしたご様子で、なんだかこちらも和んでしまいました
お話したことは他愛もない内容で、明日の予定だったりお祭りのことだったり…あっという間の10分でした
もちろん、肝心な時に使えないと意味がないので緊急時に使い、一日の終わりに使っていなくてお話するようなことがあれば、使っても構わないという風にすり合わせをしました
もしかしたら、また一日の終わりにご連絡を取るようなことがあるかもしれません この技術に対して勿体ないような気もするけど、そんな使い方をできるということが平和な日だったことの証明なのかも
そう思うと、夜にお話しをするのが楽しみです …もちろんウィルさんに迷惑をかけないようにするのは忘れないように
また、お話しできるでしょうか いえ、きっと、もちろん
その砂浜は誰のため
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今日は海の家のお手伝いに来ています
というのも、ロジーナさんがかつて働いていたお店が海の家として出店し、その手伝いと周囲で挙がっている不審な目撃情報の対応依頼を受けたからです
リャンさんとウィングさん、それと…ウィルさんで依頼を受ける事になったのですが、ロジーナの師匠でいらっしゃるオスカーさんの伝手で、なんと!かの邪神討伐の英雄のユウゲンさんとユネルマさんにまでお越しいただきました 高位の冒険者ともなると、実力だけでなく人脈も相応ですね
海の家でのお手伝いということで、私も水着で参加しました 前にららぽーとTokyo Bay店のRight-ONで水着を買っておいてよかった… 皆さんの水着姿もとても素敵でした ウィルさんは水着を着てこないかと思ったんですが…ウィングさんが選んだのでしょうか?とてもその…開放的な水着で、よく、お似合いでした(少し目のやり場に困ってしまいましたが…)
いざ現地に到着して、実際に海の家を手伝いながら観光客の皆さんに聞き込みをしていきました 私が聞き込みをしたのは海を遠い目で眺めていた方だったのですが…上手く話せず、あまり情報は得られませんでした しかし、あのように平和な海を愛されている方の為にも早く事件を解決しなければ…
ところで、海の家でのリャンさんの鮮やかな指揮は見事なものでした 私達みな初めて入ったお店のはずなのですが、列整理や配膳、料理の指示などを的確に飛ばし、あの大量のお客様を捌き切っていました 商才と経験というものはどれだけ場所を変えても発揮されるのですね
経験といえば、ユウゲンさんとユネルマさんのお二方も極めて冷静にお仕事をこなされていました こちらもやはり踏んできた場数の現れなのでしょうか…「 一流の人間はどの分野でも一流の振る舞いをできる」という、古い書で読んだ言葉を思い出します
ウィングさんやロジーナさんもキッチンで次々と料理を作っていて忙しそうでしたが、キッチンにいてもなお男性のお客様の視線をよく集めていたようです 確かに、お二人共とも華麗な水着でしたから、女の私でも見惚れてしまう気持ちは十分に分かります
視線…そういえば、ウィルさんに水着のことを褒めていただけました 正直、水着とはいえウィルさんや皆さんに肌をお見せするのは恥ずかしかったのですが、あの言葉をいただけて不思議と恥ずかしさはすっと消え、晴れやかな気持ちに包まれました 浴衣の時と同じで、ウィルさんに褒めていただけるとなんだか一層に有難く受け取れてしまいます どうしてなんだろう
夕方からは皆さんの集めた情報をもとに近隣のホテルを調査したのですが、何者かが物資を盗難していたようです 加えて怪しい集団の目撃情報もあったらしく、油断できない状況です
今夜はロジーナさん達が用意してくださった施設に宿泊させていただきます 明日こそは調査を進められるように頑張らないと
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
何が起こっ
ウィルさんに抱
まだどきどきしてる
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
うれしくてこの気持ちは
落ち着いてから続きを書くことにします
ここは読み飛ばす…!(走り書きのメモ)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
結論から書くと、今回の依頼は無事解決しますした したんですが
今は また宿泊施設に戻ってきました
とりあえず以来依頼のことを書いていきます
まず、集まっていた不審な集団はしっと団という方々でした 海に来たカップルに敵対心を燃やし、襲うという活動(?)をされている方々で… リーダーの方を無力化したらなんとか沈静化できたのですが…問題は、この後でした 資材を盗難していた犯人はなんと海の家で私に話しかけてくださったあのお客様だったのです
まさにその日、私に沢山お話をしていただいたところでした 仲間を失ったこと、かつては自警団のような活動をしていたこと、活動を再開しようと考えていたこと…
説得も虚しく、『NBレッド』さんとの戦いは始まってしまいました どうやら資材は巨大な魔動機建造の為に盗難していたようです
レッドさん曰く、すべてのカップルを許せないということだったのですが…… カップル……
変に意識しちゃだめ…
幸いにも私達に大きな被害は受けないまま順調に装備を削り、魔動機の両足を壊してあと少しで倒せるとなった所で… レッドさんが奥の手として光の大剣をウィルさんに振るおうと、力を注ぎ始めました 魔動機の全長を優に超える大きさのその剣は人の命を奪うのは容易いように見えました
その瞬間、考えるよりも先に体が動いてしまいました 既に防護の魔法を掛けていたことも忘れて、盾になるためウィルさんの前に立ちはだかり… その時は、色々なことが頭を駆け巡りました 私なんかが盾になるわけはないのに…とか、兄さんや姉さんと会えないまま死んでしまうことへの後悔、そしてどうしても諦めきれない私は蘇生を受け入れてしまうだろうなとか、今まで冒険を共にしてきた皆さんのこと、ウィルさんのために命を使えるなら怖くはないなとか、ランド兄さんとの「人の為に命を捨てるな」という約束のこととか………兄さんにどうやって謝ろうか、とか
死を覚悟して目を閉じた後私に降りかかったのは、痛みではなく砂塵でした レッドさんが直前で魔動機を自爆させ、結果的に光剣は振り下ろされることはなかったのです 無事、レッドさんを含めて被害者は出る事なく戦闘が終わりました
そして私はというと、緊張から足が震えてしまい立つのもやっとという状態でした 震えが止まらないところに……やはりというべきかウィルさんから聞いたことのないお声でのお叱りと、鉄拳が飛んできちゃいました…… 当然のことです…どう考えても、頼りない後衛の私がかばったところで何も変わりませんし、ウィルさんの「あの攻撃でやられると思ったのか」というお怒りももっともなものです ある意味、ウィルさんを信頼することが出来ていなかったということでもありますから
頼らせて欲しいし、頼って欲しいと言ってあのピアスをお渡ししておきながら、あの光の剣がウィルさんに向かっているのを見てほんの一瞬「ウィルさんがいなくなるかもしれない」とよぎってしまった瞬間、私の頭は考えることをやめてしまい、体は走り出してしまっていました
本当に…私は勝手で、独り善がりです あの時の私ならああする以外のことは出来なかったのでしょう でも、これからは信じます ウィルさんの強さも、私の魔法も、仲間の助けも 信じることだけは、得意なんですから
書かないのも…ヘンですから、この後のことも書いておきます 記録ですから あくまで記録…
恥ずかしいので、時々見返す程度にします…
てっきりウィルさんにはもっとお叱りを受けると思っていたのですが……気付けばウィルさんの腕に包まれていました 数秒遅れて、抱き寄せられたのだと分かりました またしても頭が真っ白になってしまいましたが、今度は暖かなもので頭が一杯になったように感じます ウィルさんの胸の中で「無事でよかった」と言っていただき、改めてやってしまったことの重みとそう思っていただけたことへの喜びが駆け巡りました
ウィルさんの腕や筋肉はたくましく、大変に気を取り乱して 何書いてるの私……
その後も…レッドさんとの会話の中で「お前にはやらない」と言いながらまた抱き締められてしまい………… はぁ…今思い出しても… あ あれってどういう意味だったんだろう… やらないってことは…うぅ……はぁ… もう、また熱くなってきちゃった…
…少し落ち着いて考えると、ウィルさんのことですから特に『そういう』意味ではないと思います おそらく、冒険者仲間として一目置いてもらっていて、よそには出さないというぐらいの意味合いなのでしょう ……でもあんなことされたら誰だって誤解しちゃうよ… もう、本当にそういうところは変わらないんだから… 思えばニット帽の時から…はぁ……
そうだ、レッドさんのことも書いておきます あの人は愛を持っている人です 愛を持っているからこそその喪失と不在に苦しんでいたのだと思います あとは気付くだけです、愛を持つ人は愛を集めることができるのだと これは私も家族から学んだことの一つです 仲間のことや海のこと、そして最後に私を倒さないために自爆を選んだこと…きっと、出所したらあの抱いている愛を他の人にも配れるはず
た、ただ、同じピアスをしているからと言って私とウィルさんをこ こいび そういう関係だと勘違いしたり、資材を盗んでしまったり、ウィングさんに一目ぼれしてしまったり…せっかちなところは少し何とかした方がよいかとは思います 時々面会に行ってそのお手伝いをしてみようかと思います
面会に行くのも…何も言わずに行くとウィルさんのお気に障るでしょうか 心配をしていただけているようですからそれを無下にもしたくはないですが…そうだ、一緒に行くのなら大丈夫かも よし、相談してみようかな
相談…そうでした…ウィルさんにまた夜にお話をしましょうと言ってしまったんでした… ど、どうしよう…こんなことがあった夜にお話しをするのは非常に恥ずかしいですが… いえ、でも言うべきことはありますよね そこははっきりと伝えなくては…あんな風にご心配をかけてしまったのですから よし、頑張って私からピアスでお話しないと…ふぅ… なんだか緊張しちゃう…
あ!ピアスといえば…ウィングさんにピアスのことがばれてしまいました ウィルさんと生活を共にされていますからあちら側のピアスには当然気付かれていたのでしょう あれ?でも今まで相手が私だと知らなかったということは…ウィルさんは秘密にしてくださっていたということ? ううん…お伝えするとウィングさんは沢山聞いてしまうでしょうから説明する面倒を避けるために秘密にしていたんでしょうか? ピアスだけでもあれだけ追及されたので、もし…あの…だ、抱きしめられたことまでばれちゃったら本当にまずいかも…! しかし、思えば私もご家族であるウィングさんに何もお伝えしていなかったのは不誠実でした まるで後ろめたいことかの…ように… ………
もう…今回の日記はあまり上手く整理できません 一度ベッドでお休みしてからウィルさんとお話ししよう そういえば、気付いたらこのベッドで目覚めたけどどうやってここまで来たんだっけ 確か、ウィルさんと今夜もお話したいとお伝えして、そうだ、なんでかそのあと気絶しちゃって…なんでだっけ…?えっと…思い出した!頭を撫でてもらって あ お、思い出し
(文字にならない乱れたペンの跡)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
夜明け前が一番暗い
夏祭りや海でたくさん息抜きをしてから、しばらくは依頼を受けずに兄さんと姉さんの足取りを追っていました。今回もユーシズと七色のマナには取り合ってもらえず、ヴィーゼ姉さんのことは分からず終いです。直感だけど、ヴィント姉さんも一緒にいるはず。どちらかだけでも情報が掴めれば……。
やはり、交渉のためにはもう少し冒険者として格を上げる必要があるかもしれません。何かいい機会があるといいけど……無い物ねだりはしてられない。今は少しでも手がかりを追わなくちゃ。
そんな中、たまには依頼を受けようと久しぶりに<栄誉の旅>を訪れるとブラムさん・レティシャさん・アイシャさんとお会いしました。皆さんとも本当にお久しぶりで、ついお話に花が咲いてしまったのですがそこに一件の遺跡調査依頼が。なんでも謎のゴーレムの目撃情報があったということで、そのまま現地に向かうこととなりました。
結局そのゴーレム自体は、蛮族の襲撃から逃げ延びてその遺跡に居を構えていたオフィリアさんという方を守っていたアイアンゴーレムで、危険なものではなかったんですが……その遺跡が留守中何者かに乗っ取られてしまったということで調査を開始しました。たった3日空けただけだったそうなんですが中はすっかり好き勝手されており…怯えるオフィリアさんが気の毒でした。
そして、遺跡の中にはその何者かの仕業と思われる水晶の石像が何体も何体も置かれていました。作り物ではなく、生きた人族を石像にしたものが。結局それはオフィリアさんの住まいを乗っ取ったバジリスクによるものだったんですが………彼曰く、その石像は「芸術」…であると……。
その思想は私の理解の範疇を超えていました。
そして、さらに悪いことに、その石像の中にはオフィリアさんのご家族と……なんと、アイシャさんのご家族の姿が……。そのバジリスクこそが、かつてアイシャさんのいたリルドラケンの集落を襲い、アイシャさんのお母様とお父様を石像にして、ずっと持ち歩いていたバジリスクだったのです。それが判明した時のアイシャさんの怒りは……まさに怒髪天を衝く気迫でした。
ですが、そのバジリスクが言うにはアイシャさんの弟さんはその時逃がしてしまったということで……つまり、アイシャさんの弟さんはおそらく今も生きている可能性が高いということも分かりました。不幸中の幸いとでも言いますか、それはとても大きな希望であるように思います。ツヴァイさんというリルドラケン…私も、できるだけ探すのをお手伝いしてアイシャさんのお力になりたいです。
バジリスクを無事討ち、石像も破損することなく確保でき、オフィリアさんのご家族を取り返すことが叶いましたが……アイシャさんのご家族については、石像のまま致命的な損傷を受けており、すぐには石化解除できないとのことでした。もしかしたら、もう生きてお会いすることはできないかもしれないともギルドからの診断が下ってしまいましたが……それでもアイシャさんは大きく取り乱すことなくご両親と向き合われていました。やはり、あの人は強いお人です。
もしかしたら、いつかは石像の傷を癒して石化を解除する方法も見つかるかもしれません。ですが……どのような選択を取られたとしても、私はそれをお支えしようと思います。大切な仲間として。
私の家族がああなってしまっていたら。私はどうなってしまうんだろう。正直、予想はつかない。
でも…すぐには受け入れられないと思う。まだ、覚悟とか心の準備が足りてない、ってことなんだろうな。
うん、でも、早く見つけなくちゃ。私も<栄誉の旅>に所属してもう1年ほど経つけど……結局一人も会えなかった。モント兄さんは少なくともどこかで(多分)元気に過ごしていると思うけど……でもやっぱりちゃんと会いたいよ。兄さん。姉さん。
まだまだ出来ることを探そう。やっぱり冒険者として名前を大きくすることで見つけてもらいやすくなるかもしれない。依頼をたくさん受けて、なんとかランクを上げていかなきゃ…。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| キャラクター作成 | 3,000| 1,200 |
0 |
|
|
| | ||
| 能力値作成履歴#364085-1 | ||||||||
| 1 | 2024/10/18 | ファッショニスタの森 | 1,500| 2,475 |
24 | 精神 | いいも
| おばたちゃばさらしこkisunka
| |
| ルスカさん、リュールさん、マリエルさん、イスティリアさん | ||||||||
| 2 | 2024/11/03 | はじめての魔域 | 1,630| 1,735 |
10 | 筋力 | porori
| kanseki関東瓜kisunka
| |
| イスティリアさん、グレディルさん、アイシャさん | ||||||||
| 3 | 2024/11/09 | 夜の目を追え | 1,910| 3,030 |
37 | 精神 | 生命 porori
| kisunka関東瓜コロウあるは
| |
| イスティリアさん、グレディルさん、グルアドさん、プリムさん | ||||||||
| 4 | 2025/01/26 | ロックダウン・ハート | 2,170| 1,672 |
34 | 敏捷 | いいも
| kisunkaちゃばハクト三日月猫
| |
| リャンさん、リュールさん、セキさん、ウィルさん/魔晶石1点*2,2点*2,3点*1 | ||||||||
| 5 | 2025/02/20 | 守りの剣の村? | 1,820| 4,390 |
35 | 知力 | 精神 もぎどり
| GM
| |
| GM報酬 ルスカさん(おば田) リュールさん(ちゃば) ナンナさん(セム) ナナセさん(てるづき) レティシャさん(porori) | ||||||||
| 6 | 2025/02/24 | 甘い香りと贈り物 | 2,560| 4,550 |
65 | 生命 | 器用 いいも
| 三日月猫ちゃばさらし粉
| |
| ルアンシーさん(三日月猫)、リュールさん(ちゃば)、キラットさん(さらし粉)、ロジーナさん(いいも:NPC)、ユニアさん(いいも:NPC)、テルルさん(いいも:NPC) | ||||||||
| 7 | 2025/02/25 | 屋根裏の魔女様 | 1,430| 4,370 |
21 | 精神 | 謙虚な日本酒
| カノンきすんかカンセキぽろり
| |
| ナックルさん(カノン) テレスさん(きすんか) アイシャさん(カンセキ) レティシャさん(ぽろり)モナさん(謙虚な日本酒・NPC) | ||||||||
| 8 | 2025/02/28 | 天衝く塔と水晶の宮 | 1,730| 6,310 |
23 | 敏捷 | 謙虚な日本酒
| おば田やよいさらし粉pororiてるづき
| |
| アッラさん(おばた) キラットさん(さらしこ) レティシャさん(ぽろり) ナナセさん(てるづき) | ||||||||
| 9 | 2025/03/04 | 守りの剣の村?B GM報酬 | もぎどり | ラクーン(NPC)ツバインヒユニアウィルボーチェナックル | ||||
| NPCとして登場 ウィルにニルカンタのニット帽をもらう いいも、kanseki、三日月猫、あるは、カノン | ||||||||
| 10 | 2025/03/07 | 守りの剣の村?C GM報酬 | もぎどり | ラクーン(NPC)クピブラム華グラキラットリャン | ||||
| NPCとして登場 ピンク色の泡、謙虚な日本酒、コロウ、さらし粉、kisunka | ||||||||
| 11 | 2025/03/09 | 財宝探索ゴールデン・コーヴ | 2,020| 7,454 |
41 | 精神 | 謙虚な日本酒
| コロウあるはちゃば
| |
| グルアドさん(コロウ)、、プリムさん(あるは)、リュールさん(ちゃば)、ブラムさん(謙虚な日本酒:NPC) | ||||||||
| 12 | 2025/03/11 | 大乱闘!劇場版の魔神と異世界の英雄 | 1,930| 3,809 |
0 | 器用 | カノン
| リャンさんキラットさんアッラさんルルネスカさんグルアドさんミロンさんナックルさん
| |
| リャン(kisunka)、キラット(さらし粉)、アッラ(おば田)、ルルネスカ(三日月猫)、グルアド(コロウ)、NPCミロン、ナックル(カノン) アビスシャード3個 | ||||||||
| 13 | 2025/03/23 | 湖上の激闘 リターンズ | 2,240| 7,683 |
33 | 精神 | 謙虚な日本酒
| イスティリアさんリルンさんポラリスさん
| |
| イスティリア(kisunka) リルン(さらし粉) シン(porori) ポラリス(ちゃば) | ||||||||
| 14 | 2025/04/10 | 報復のディアボロ | 1,850| 6,326 |
49 | 知力 | てるづき
| さらし粉三日月猫コロウセム
| |
| キラット・バーリン、ウィル=フォースター、グルアド、オーラン=ペタリア=クライン | ||||||||
| 15 | 2025/04/19 | 巡る空鯨亭の冒険者達 | 1,240| 4,098 |
0 | 器用 | 謙虚な日本酒
| ウィルアイシャナンナラクーンNPC:ブラムリュールテルミィグウェンソフィイスティリアコルリスマッハ・フルパワーダークプリムローズルヴェリカ
| |
| 謙虚な日本酒(ブラム・コルリス) 三日月猫(ウィル・ルアンシー) もぎどり(ラクーン) kanseki(アイシャ) セム(ナンナ) porori(マッハ) あるは(プリムローズ) kisunka(スフィアント・イスティリア) ちゃば(リュール) さらしこ(キラット) ネギシ(グウェン) かなえ(テルミィ) おば田やよい(ダーク) ロジーナ(いいも) | ||||||||
| 16 | 2025/04/27 | 魔導列車へのレクイエム | 1,770| 5,750 |
51 | 精神 | あるは
| ユリークルアンシーブラムラクーン
| |
| porori、謙虚な日本酒、三日月猫 | ||||||||
| 17 | 2025/05/02 | 過去からの翼 | 1,410| 5,963 |
29 | 精神 | 三日月猫
| ロジーナプリムローズアイシャラクーンウィングウィルブラムリャンテルミィアリスミラルコット
| |
| ウィルとお姉さんの再会を目撃する 参加者:(PL)いいも、あるは、kanseki | ||||||||
| 18 | 2025/05/12 | 生々流転:デュランファング遺跡 | 1,920| 5,860 |
29 | 敏捷 | kisunka
| さらし粉pororikansekiあるは
| |
| メイファ(さらしこ) ラクーン(もぎどり) ボーチェ(あるは) アイシャ(kanseki) マノリア(porori) スフィアント(kisunka) イスティリア(kisunka) | ||||||||
| 19 | 2025/06/21 | 不穏なる古城ららぽーと Tokyo Bay店 | 1,850| 6,380 |
15 | 精神 | 謙虚な日本酒
| クルルテルミィラクーンティティオリーヴ[
| |
| 古城ららぽーと Tokyo Bay店で魔剣の迷宮に対処 ララポ大王を討伐 | ||||||||
| 20 | 2025/07/24 | ハーヴェス納涼祭 | 1,640| 6,600 |
62 | 生命 | ネギシ
| スフィアント(kisunka)ウィル(三日月猫)ナンナ(セム)ラクーン(もぎどり)NPC:アリスドロシーケイトテレシアヴィヴィアンエリザベートセレスティア(ネギシ)
| |
| みんなで夏祭り ウィルさんに通話の髪飾りを渡す | ||||||||
| 21 | 2025/08/31 | その砂浜は誰のため | 2,220| 9,720 |
30 | 知力 | いいも
| リャン(kisunka)ラクーン(もぎどり)ウィル(三日月猫)ユウゲン(kanseki)ユネルマ(おば田やよい)NPCオスカーロジーナ(いいも)ウィング(三日月猫)
| |
| 海浜警護と海の家のお手伝い ウィルと…… あとウィングにピアスがバレた | ||||||||
| 22 | 2025/10/13 | 夜明け前が一番暗い | 2,040| 12,415 |
60 | 知力 | ネギシ
| アイシャ・ユーゾッタブラム・スカーラットレティシャ・イマールシオンラクーン・フレミール
| |
| 遺跡に巣食う芸術家?を討伐 アイシャさんの家族のことも判明 | ||||||||
| 23 | 2025/10/19 | 魔都クーラス:禍根断ち切る英雄たち | 2,520| 7,405 |
57 | 筋力 | さらし粉
| オリーヴ・デュフロシン・エモシオネス寧々ラクーン・フレミールアウローラ=ファラシア(NPC)
| |
| シャード3個、ミラクルネックレス、魔晶石(15点石) | ||||||||
| 24 | 2025/10/22 | 帰ってきたファッショニスタの森 | 640| 3,484 |
5 | 器用 | いいも
| リュール(ちゃば)ルアンシー(三日月猫)ルスカ(おば田やよい)マリエル(さらし粉)プリム(あるは)ラクーン(もぎどり)イスティリアヘンウェンカヴァス(kisunka)
| |
| サブPCとして参加 | ||||||||
| 25 | 2025/10/30 | オータム・ゴッド・セレクターデー Day1 | 1,750| 8,460 |
30 | 知力 | かなえ
| ユニアラクーン華グラフレジエピピッチ
| |
| 【獲得アイテムまとめ】 始祖神と太陽神のお守り スパーキングサラダサンド マナクイックチャージゼリー 妖怪MAXフレーバー フレジエさん考案愛情たっぷりクッキー | ||||||||
| 取得総計 | 45,190 | 134,949 | 740 | 26 | ||||
収支履歴
冒険者セット 1::-100
保存食 7::-50
魔香草 2::-200
救命草 1::-30
アウェイクポーション 1::-100
聖印::-100
ハードレザー::-340
魔香草2::-200
魔香草2::-200
救命草 3::-90
防寒着::-80
魔香草19::-1900
アルケミーキット::-200
マテリアルカード赤B 5::-100
マテリアルカード赤A 5::-1000
ここ最近の食費::-300
聖王の冠::-10000
とんがり帽子::-3000
マテリアルカード赤A 1::-200
知性の指輪3::-1500
マテリアルカード赤B 2::-40
マテリアルカード赤A 2::-400
幸運のお守り::-2000
街での聞き込み(買い食い)::-100
保存食 28::-200
マテリアルカード赤A 2::-400
マテリアルカード緑B 10::-200
マテリアルカード緑A 10::-2000
5点魔晶石 3::-1500
アウェイクポーション 1::-100
マテリアルカード赤A 1::-200
マテリアルカード赤B 3::-60
信念のリング::-5000
マテリアルカード赤A 6::-1200
マテリアルカード緑A 2::-400
マテリアルカード緑B 2::-40
セービングマント::-8000
5点魔晶石 3::-1500
緑A買取 2::-260
赤A 3::-600
緑A 2::-200
緑B 4::-80
赤A 1::-200
ひらめき眼鏡 1::-4000
マナクリ 2::-5000
マテリアルカード赤A 6::-1200
知力の指輪 3::-1500
魔香草3::-300
マテリアルカード赤A 2::-400
知性の指輪::-500
ロッセリーニの魔導筆::-2000
ロッセリーニの調声器::-1000
ロッセリーニの印形絵具x5::-500
非常食1週間分(DAISO) ::-10
ランタン(DAISO) ::-10
Switch2(トイザらス) ::-500
オプーナ(トイザらス) ::-10
ゼウス様キーホルダー(ガチャガチャ) ::-50
『ハッピーミルフィーユ』(Vo.プリム・シェオル・アイシャ) 3枚 ::-90
水着(Right-ON) ::-50
ホーリー・オーラのスクロール ::-500
マテリアルカード赤A 1::-200
クルル・テルミィ・自分の松戸富田製麺代::-100
マテリアルカード赤A 2::-400
マテリアルカード緑A 2::-400
マテリアルカード赤A 2::-400
マテリアルカード緑A 4::-800
月光の魔符+2 1::-1500
陽光の魔符+2 2::-3000
バジリスクの純血を1000Gで買い取って赤Sに::-1000
マテリアルカード赤A 4::-800
マテリアルカード緑A 7::-1400
スプリントアーマー::-520
カイトシールド::-500
魔晶石(3点) 4::-1200
魔晶石(6点) 4::-4800
マテリアルカード赤A 1::-200
マテリアルカード緑A 13::-2600
ディスプレイサー・ガジェット::-5000