✅️[暗視]

暗闇でも昼間と同じように物が見える。暗闇で視覚が悪いことによるペナルティを受けない。

✅️[剣の加護／惑いの霧]

補助動作で自身の周囲に霧を発生させ、最大1分間（6ラウンド）敵対者から視認され難くする。
使用中、「知覚：五感」「知覚：機械」の敵から受ける近接・遠隔攻撃の命中力判定に-1。
10秒（1ラウンド）ごとに6回に分けて使用することも可能。

冒険者レベル6〜

[剣の加護／惑いの霧]強化。「知覚：魔法」の敵から受ける攻撃にも命中力判定-1のペナルティ修正を適用できる。

冒険者レベル11〜

[剣の加護／惑いの霧]強化。使用時間の制限がなくなる。

身長／体重

155cm／44kg

誕生日

7月7日

一人称

私（わたし）

二人称

（年齢差に関わらず）呼び捨て／（複数人時）きみたち

アライメント

混沌・中庸

性格／口調

内向的。感情をあまりださない、落ち着きのある声色。その割に妙に自信に満ち溢れた態度。
年相応に子供っぽく怒る一面も。テルル家ホームステイ前はとんでもないコミュ障だった。
セイアとヒマリを足して2で割ったような性格と口調

好きなもの・趣味

天体観測・星に関する本を読むこと・和食・夢を応援してくれる人

嫌い・苦手なもの

泳ぐこと・神聖魔法・夢をバカにする人・バカそのもの（テルミィ💢💢💢）ちょっとマシになった

信仰

一族の方針でやむなくダリオン信仰。ただし、禁欲的な神との相性は致命的に悪い。
神聖魔法科で落ちこぼれているのも半分はこれが原因（もう半分は単純な苦手意識から来る練度不足）。
こういった事情から現状プリーストは2から上げられない。なにかターニングポイントがあればいいのだが…？

冒険の理由・目標

星見の魔法の謎を解き明かす・沢山の星を発見する

恋愛観

まだ恋をしたことがない

名前の由来

ちちんぷいぷいのアナグラム（chichinnpuipui→pipicchi nunuih）

モチーフ

アオバト（海で溺れる）×ドルイド×宇宙

イメソン

https://www.youtube.com/watch?v=71wuolUoIm4

エルフの里

→希少種・気難しい性格ゆえ親しい人に恵まれなかった。両親はいずれもエルフの通常種で、ピピッチは突然変異でミストエルフとして里で生まれた。そういうこともあって家族とは険悪とまでいかずとも疎遠気味。

ユーシズ魔法学園内

→相変わらず気難しい性格ゆえ学科内の友人ゼロ。
　図書館の本をうっかり返し忘れたことをきっかけに、とあるリルドラケンの司書の学生とだけは唯一話せる読書仲間。
　一緒に星見の魔法王の資料を探してもらったりしたが、ピピ美が相談せずに勝手に家出したので…
　学園に帰ったら司書ちゃんにこっぴどく怒られる運命が待ち構えている。
　ピピ美「うぅ…その件については本当にすまないと思っている……。向こうで面白い操法書を見つけたからそれで許して…え、ゴーレムと魔動機は全然違う？そうなのか……」

パラテルル家

パラテルル

同郷の里出身（出土？）。幼少期は里内でほぼ唯一の会話相手だった。学園で偶然テルルの現在を知り、勢いでテルル家へ転がり込む。学園に入学したのも、テルルの影響が大きい（半分は里から抜け出したかったから）。

オリーヴ

テルルの同居人その1。ややぶっきらぼう気味な性格だが、思い詰めた様子のピピッチのことはなんだかんだ気にかけてくれた。最近変な遺跡…もといバーで再会した。

直

テルルの同居人その2。お米が大好き。ピピッチが和食に目覚めたのは完全に直の影響。

盗掘ギルド＜穿つ熱泉＞

ヒートゥ

ギルドマスター。利害の一致からの協力関係だが、ピピッチのことは娘のように接してくれている。秘湯のことは理解できない。

ハル

ギルドの受付嬢でヒートゥの実娘。最初は苦手だったが、歳が近くて話し上手聞き上手なおかげで最近はギリギリ会話できるようになってきた。

テルミィ

〈栄誉の旅〉と盗掘ギルドの提携でソラーグへやってきた第1陣メンバー。貴重な遺跡をアホみたいにぶち壊すのでピピッチからの印象は最悪。というか嫌いだ！！！！何考えているんだあのダチョウ頭は！？
（CP後）まあ、少しは…認めてやろうと思う。ガラクタだと思っていた胸のリングのことは…本人には黙っておいたほうが良さそうだ。尤も、聞いたとて到底理解できる代物ではなさそうだが…

ミラルコット

テルミィと同じく〈栄誉の旅〉からやってきた第1陣メンバー。テルミィとは互いに善き友なのはいいことだと思うが…それ以上に、あのアホのストッパーは大変そうだ…

ゼノ

〈栄誉の旅〉から推薦されて来た第2陣メンバーのひとり。炎のように熱い熱血漢タイプの少年。だが、その熱に幾度となく救われた。…というか途中から本当に拳が燃えていたぞ。あれ、火傷しないのか…？

ティベル

同じく第2陣メンバーのひとり。ゼノとは幼馴染らしい。こちらは対象的に、物事を冷静に俯瞰して考えることができる頭脳タイプ。ただ…ゼノもそうだが、二人とも風呂上がりに半裸でうろつきまわるのは勘弁願いたい。その…目のやり場に困る…

ダリア

同じく第2陣メンバーのひとり。トリッキーに戦場（と男どもの視線）をかき乱す武芸師。一般的なエルフらしく高身長スレンダーで羨ましい…などとは1ミリも思っていない。…本当だぞ？

オシュエル教官

同じく第2陣メンバーのひとり。〈栄誉の旅〉ではテルミィの教官・指導役としても務めていたらしい。教官というだけあって戦闘時は多彩な武器を駆使する極めてテクニカルなアタッカー。シャウエッセンが大好物らしい。

冒険者たち

スティー

謎の遺跡もといバーで出会った真語魔法使いのエルフ。
魔法の探求に熱心なのはオリーヴに似ているが、どちらかというと彼女は興味の範囲が非常に多岐に渡るようだ

ラルビン

謎の遺跡もといバーで出会ったタビットのクールガイ。

ルルネスカ

謎の遺跡もといバーで出会った妖精魔法使い。肝心なところでしくじりがちらしい

ユニア

プリースト四銃士その1、模範性に溢れたフルシル神官。どこか私と似たような苦労気質を感じる

ラクーン

プリースト四銃士その2、模範性に溢れたハルーラ神官。兄弟に神聖魔法学科の生徒がいる（いた？）らしい

華グラ

プリースト四銃士その3、模範性に溢れたライフォス神官。ドルイドとしても大先輩

フレジエ

プリースト四銃士その4、模範性に溢れたミィルズ神官。
隙あらばコルヌコピアしようとするが本人の料理の腕前はちゃんと本物

クォン

問題児その1、酔っぱらいのティダン神官。通じ合う意識と言う名のガチャ切り押し付け意識が非常にホラー

フィエタ

問題児その2、酔っぱらいのミルタバル神官。神なんて信じるもんじゃないという衝撃の発言が忘れられない

セレス

問題児その3、酔っぱらいのシーン神官。それでいて七色のマナの外部講師なものだから本当に困る

マルタ

問題児その4、酔っぱらいのキルヒア神官。とにかくずっと酔って脱いでいた。何が彼女をそこまでさせるのか

セシリア

栄誉の旅の冒険者。下半身の鋭角以外は模範的な、騎士道精神溢れる守護戦士。

ラプロテ

栄誉の旅の冒険者。お酒が大好きだが飲んだときの素行はどこかの神官たちよりはるかにマシ。

ノノ

放浪者のドワーフ（？）。彼女の揚げたからあげは絶品だった。でも黒炎だったよな…

森羅魔法（ドルイド技能Lv5）

[補][準]ｳｨﾝｸﾞﾌﾗｲﾔｰ（MP3→1）

しぬほど使う、ドルイドの基本。10秒間対象に命中・近接の回避+1

[補]ﾘﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ/ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨｰﾍﾟﾀﾙ（MP6→4）

1分間対象の手番終了時にHP5回復

[補][準]ﾋﾞｯｸﾞﾃﾞｨﾌｪﾝﾀﾞｰ/ﾃﾞｨﾉｽ（MP4→2）

10秒間対象の回避+4※要受益者のシンボル

[補]ﾏﾙﾁﾌﾟﾙｱｸﾀｰ/ｼﾞｬｲｱﾝﾄｸﾗﾌﾞ（MP10→8）

10秒間(対象の手番終了時まで)2回攻撃＆双撃付与

ﾅﾁｭﾗﾙﾊﾟﾜｰ（MP0）

自然環境下なら主動作で威力10(だけ)の森羅魔法用MP確保。手番終了で消滅。思ってたより使い所が無い

他にも主動作でデバフや攻撃系がいくつかあるが、ボス戦では使うことがあまりない

神聖魔法（プリースト技能Lv2）

ｷｭｱ・ｳｰﾝｽﾞ（MP3→2）

主動作で対象のHPを威力10で回復。魔法拡大してちょくちょく使う。

ﾌｨｰﾙﾄﾞ・ﾌﾟﾛﾃｸｼｮﾝ（MP2）

3分間、味方全員の被ダメージ-1点。発動時に自身から3m以内に入っていればいいので初手によく使う。最大適用人数は自身含めて5人までなのだけ注意

ｱｳｪｲｸﾝ（MP5→4）

主動作で気絶している人を起こす。

星辰魔法※CP用ドルイド流派魔法・通常セッションの戦闘では現状使用しない

[補][準]ｱｽﾄﾛﾉｰﾂ（MP2）

10秒間対象に命中・近接の回避+1。ウィンフラよりMPが1軽い

[補]ｺｽﾓﾊﾟﾜｰ

威力0(だけ)でドルイド技能用MP確保。補助動作で1回だけ撃てるけど威力0なので出目次第ではスカる

[補][準]ﾏﾙﾁﾌﾟﾙｽﾃｰｼﾞ/ﾗｹｰﾃ（MP6）

シンボリックロア。対象の先制判定と命中を飛躍的に上昇。強力だがあまりにも危なっかしいのでCP後は封印中。

[補]ﾘﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ/ｽﾀｰﾘｨﾅｲﾄ（MP8）

1分間対象の手番終了時にHP7回復。通常のリプロよりMPが重い代わりに回復量もちょっと多い

①生誕、星へのあこがれ

ピピッチ、ドーデン地方のエルフの里で生まれる。小さい頃から星を見るのが好き。
幼少期の頃・テルルが里を出る直前に、里に伝わる星見の魔法の御伽噺をテルルから聞く。

②幼少期、里のはぐれ者

ピピッチ、エルフだらけの里で一人だけミストエルフなせいで全然馴染めない。かわいそう

③15歳、ユーシズ魔法学校中等部へ入学

ピピッチ、両親に半ば里から追い出されるようにユーシズ魔導公国魔法学園「七色のマナ」神聖魔法学科へ入学。
コミュ障すぎて学園内の友達ゼロ。図書館で一日中、星に関わる本を読んで明け暮れる。
この頃に星見の魔法のありかを突き止めるも、夢物語だと思って諦めかける。
中間試験の結果が終わり散らかして更に学園が嫌になる。

④6月末、二度目の逃亡

ピピッチ、学園で偶然テルルのことを聞きつけ、思わずハーヴェスへ逃亡。
大粒の涙をまぶたに拵えながらテルル宅へ転がり込む。

⑤7月、鬼の特訓

ピピッチ、7月末の期末試験までの間という期限付きでテルル宅にてホームステイ。
その間テルル・オリーヴに魔法や冒険者の基礎を教わる。
ついでに直から米の素晴らしさも勝手に叩き込まれる。

⑥7月某日、夢と向き合う

ピピッチ、ホームステイ期限でもある期末試験の直前に、年相応の悩みと胸に秘めた夢をテルルへ打ち明ける。
自分はこのまま堅実に聖職者を志すべきか、それとも本当にあるかも分からない星見の魔法を探すのか。
テルル、同郷の友として、学園の先輩として、そして何より一人の冒険者として、ピピッチの夢を応援する。

⑦7月末、雛鳥の旅立ち

テルル、学園に掛け合ってピピッチの期末試験を夏季休暇明けまで延期。
夢を叶えてきなさいと＜巡る空鯨亭＞まで動かしてピピッチをソラーグへ送り届ける。

⑧8月、ソラーグへ

ピピッチ、無事ソラーグへ到着。盗掘ギルド＜穿つ熱泉＞を訪れる。
ギルドマスターの協力のもと星見の魔法があるとされる未盗掘の遺跡を発見。
ピピッチ、さらなる調査のため＜穿つ熱泉＞に仮加入。

⑨8月上旬、海を飲んで海に溺れる

遺跡攻略のため、＜栄誉の旅＞からテルミィ・ミラルコットが合流。
しかしテルミィが掘削チャレンジで盛大にやらかして採掘用魔動機が全損。遺跡調査は一時中断となる。
テルミィ、魔動機の修理費稼ぎのため地下労働送り。

⑩そして現在へ

ピピッチ、＜栄誉の旅＞の増援を待ちながら調査再開に向けて奮起中。現在に至る。

あのアホのやらかしから数日が経ち、ハーヴェスの〈栄誉の旅〉から増援が派遣されてきた。
彼らの強力のもと、再びソラーグ近海に位置するヂェミナイ島を再訪、今回は星見の遺跡の防護障壁を乗り越えることができた。

だが…遺跡の中は私の想像からはかけ離れた様相だった。
まず、年代がかけ離れていた。私が追う星見の魔法は、ユーシズで読んだ文献によると古代魔法文明時代のとある魔法王が編み出したされており、遺跡の年代もそのはずだと思っていたが…今回の遺跡の内部は魔動機文明時代と出た。
次に、不可解な魔動機の存在。遺跡内には楽器を構えたゴーレムが複数あり、とくに襲ってくるでもなく待機状態のまま放置されていた。当然、星見の魔法に音楽との関連性はない…はずだ。
そして、遺跡の隠し部屋に遺されていた楽譜と奇妙なメモ書き。これらの主は、魔動機文明時代を生きたとある音楽家であると推測される。
最後に、遺跡の最奥に待ち構えていた魔剣を構えたゴーレム…

結論から言うと、この星見の遺跡は、偶然発生した魔剣の迷宮に取り込まれていた。いや、正確には同調した…とでも言うべきだろうか。
魔剣の元主である音楽家の悲願を叶えるべく、魔剣と星見の遺跡が共鳴した結果このような珍妙な構造になったもの…と推測される。
このような結果から、幸いにも魔法王の石櫃は魔剣の守護者によって守り抜かれてきたようで、魔剣の守護者の試練を乗り越えたことで、晴れて遺跡の盗掘を達成することができた。

残念ながら星見の魔法王そのものはこの遺跡にはいなかったが、代わりに私が今身にまとっているこのローブ…星見のローブがあった。
星見のローブを通して断片的だが星見の魔法の奇跡も再現することもでき、おとぎ話に見たあの光景を、現代に蘇らせることができたのは…盗掘に協力してくれた皆のおかげに他ならないだろう。
ローブにはまだまだ秘密がありそうだ。引き続き、調査を進めようと思う。

ちなみに、魔剣はティベルが回収した。彼ならば今後もうまく使いこなしてくれるだろう。
私には少々重すぎた、物理的に。なぜ指揮棒があんな重量をしているのだ…？

星見のローブを持ち帰り、徹底的に調べてみたところ、次なる遺跡のヒントを発見した。
場所はソラーグの牢獄迷宮街の最奥、『封印の間』。
どうやら『封印の間』の扉を開くのに”鍵”なるものが必要とも分かったが…偶然にもタイミング悪く、この”鍵”とされる立像が、引退した冒険者の手に先に渡ってしまっていた。

私たち〈穿つ熱泉〉は立像回収に向けてすぐさま調査を開始し、引退した3人の冒険者の行方を追うことになった。
調査の過程で、立像は3つに分解可能であると判明。3人の引退冒険者はそれぞれの事情で分解した立像を手放していた。
宿代として居候先に贈られたもの、金銭事情で美術商に売られたもの、諸事情で隠されたもの…
3人の引退冒険者はみな、言ってしまえば私たちの先輩にあたるだろう。
ふざけた見た目をしていたが、みな私たちの交渉や相談にも真摯に向き合ってくれた。

4日かけてソラーグじゅうを駆け回り、私たちはついに3つの立像を回収することができた。
最後は立像を追って蛮族まで現れたが…偏愛家のライ、もといダークリャンの勇気の裏切りで突破口が拓けた。
あと、なぜか同行することになった肉盾もといアホが大回転してくれたおかげで事なきを得た。
本当になんなのだアイツは……

あとは、『封印の間』の先にある星見の遺跡へ挑戦するのみだ。
その先に何が待ち受けているのかは想像もつかないところだが…今の私たちならば、きっとうまくいく。根拠はないが…
以前の私ならばこのような自信は抱けなかっただろう。
そんな気持ちを抱けるようになったのは…少し不思議な気分だ。

気持ちの変化といえば、神聖魔法への考えも少々変わった気がする。
今の私には、ダリオン神の声というものはほとんど聞こえない。
私自身そういうものだと受け入れ、このままでもいいと半ば諦めかけていたところだが…
どうやら、世の中には私が思っているよりも多様な信仰で溢れているらしい。
私のような偏屈者の願いに耳を傾けてくれる神がいるのかは甚だ疑わしいところだが…もしかしたら、と思ってしまった。
この場合、改宗になるのだろうか…曲がりなりにも私を見届けてくれているダリオン神への反故ではないか？
こちらはまだ…結論は出ない。この先の旅路で、見つける他ないだろう。

"鍵"の回収から2日後。私たち〈穿つ熱泉〉は、遂に『封印の間』の先の遺跡への盗掘権を得た。
今回の盗掘は〈キングダム〉との共同盗掘となり、先方からはあのダークリャン…もといライが派遣された。
正直かなりの変人だが…顔見知りである以上、他に適任はいないだろう。不本意ではあるが。

そして、今回の盗掘は不安要素もあった。"鍵"を追っていた例の蛮族…そこから蛮族陣営側へ、情報が漏れている可能性が懸念された。
この件について我々が対策として出した結論は、あのアホ、テルミィの盗掘解禁だった。
頭はアレだが、魔剣と本人の技量も含めて盗掘にうってつけなのは周知の事実だ。使えるものは最大限使って、迅速に盗掘を完了させる算段だった。

だが奴は…弾けた。
ギルドにしばらく帰っていないと思えばいつの間にか牢獄迷宮街で（誤認とはいえ）投獄されていたし、遺跡の防護障壁を見るや気が狂ったかのように突進しだした。いや、気が狂っていたのは確かなのだが。
果ては防護障壁の罠を再び踏んで一発リタイアときた。本当になんなのだアイツは……
幸い今回は魔動機の損傷も無かったし、アホが落とした魔剣エクスプローラー・マスターキーはオシュエル教官が代わりに使う運びとなった。
おかげで盗掘自体は非常にスムーズに行えたといって差し支えないだろう。

『封印の間』の先にあった星見の遺跡だが…今まで大部分が謎に包まれていた星見の魔法、その真実がようやく判明した。
星見の魔法についての詳細は私の研究日誌にも纏めたが…真実というのは、ときに残酷なものだと…嫌でも思わされた。
それでも、星見の魔法王の使用人として今なお活き続けるホムンクルス…ケイニスは、私たちに真実を語ってくれた。
主亡き後も遺跡を守り続ける彼の真摯さに私は…少しでも報いてあげたい、そう思った。

星見の魔法王の試練を乗り越え、盗掘に成功した私たちだったが…今回はそこで終わりとはいかなかった。
蛮族の襲撃自体はある程度想定されていたが、まさか、ドレイクの精鋭軍をぶつけてくるとは…
ドラコーと名乗るドレイクの青年の力に私たちはなすすべもなく、このまま終わるのかと最悪の結末が脳裏をよぎったそのとき。

アホが…再び弾けた。
あのアホ、首からぶら下げているガラクタに胡散臭すぎる神もどきを住まわせていたとは…
とはいえ、名も知らぬ神の助言で星見の魔法の最終奥義を解放し、ドラコー率いる蛮族軍を打倒することができた。
隕石をこの地へは落とさずただ流れ星としてソラを彩り、星見の小魔法で最大効能で魅せる…まさかこのような方法で突破できるとは…
何はともあれ、私たちの過ごした街、ひいては星見の魔法王が託してくれたこの奇跡を、私たちは守ることができた。

…逃げ去る前にドラコーが遺した言葉の真意は、私には分からない。
一体なんなのだ、結婚してくれだなんて……！？
この件とテルミィの秘密については、深く考えないことにしよう…うむ、それがいい。

こうして、私たちは無事に『封印の間』の遺跡の盗掘を完遂させ、ひと夏の冒険は大団円で幕を下ろした。
とはいえ、星見の魔法の謎はまだまだ残っている。星見の魔法王の兄弟の行方、ひいては星見の魔法の安全性の改良は、この奇跡を現代に蘇らせ、今を生きる私が無すべきことと自ら定めた。
私はこれからも星を追い続けるだろう。
星が瞬くこんな夜に、私にしか見えない奇跡を、みんなにも見せるために。

いつの日か、ひと夏の苦楽を共にした仲間たちと、また流れ星を見たいものだーーー。

風の噂で聞いたとある遺跡…なんでも、あらゆる魔法どうしを組み合わせて新たな魔法として生み出してくれる。
いわば”合成の遺跡”。
本当にあったことには驚いた。あとなぜかその場にオリーヴもいた。なんで？

魔法の合成には簡単な試練があるという。
しかもその”魔法そのもの”との対話ときた。
現象と対話すること自体が類稀だが…まさか星見の魔法そのものと会話することになろうとは…
星見の魔法の謎を解き明かし、かの兄弟を再会させてみせる…。私の中での決意がさらに固まったように思える。

そして肝心の合成だが……

なんと昼間でも天体観測ができるようになったぞ！！！

私的には夜の天体観測での眼精疲労に効く魔法になるのではと踏んでいたが…
的は外れたがこれはこれで思わぬ収穫だった。
帰ったら早速、できた魔法を試してみようと思う。

合成の遺跡…もといバー"マジック・チャンポン"。
ここで巡り会えた奇跡に感謝を。
おそらく二度は無いだろうが…また行ってみたいものだ。

〜後日談・七色のマナうわさ話〜
昼間からずっと芝生に寝転んでサ、ングラスをかけて空を見ている不審な魔法使いを、最近よく見かけるらしい…。

「街を脅かす脅迫状についての神官冒険者との共同調査Ⅰ」課外授業報告書より一部抜粋
神聖魔法学科ダリオン専攻1年　ピピッチ・ヌヌイィ（記）

◆調査内容・目的
・ユーシズの各神殿に届いた脅迫状の犯人追跡・捕縛
・調査期間中の催事トラブルの解決
・同行する神官冒険者との交流を通しての”神官としてのあり方”についての理解度向上

◆得られた成果
・調査期間中の催事トラブルなどの解決
・脅迫状の犯人の部分鎮圧
└複数人による犯行の可能性アリ。引き続き調査を行う。
・神官についての理解度向上

◆今回の実習から学んだこと
華グラ（ライフォス神官）：神官どころかドルイドとしても頼もしかった。どことなく人に伝えづらいことも、工夫や配慮を凝らして伝える努力と気遣いに関心した。この後も大きな仕事があるらしい。陰ながら応援したい。
フレジエ（ミィルズ神官）：掴みどころのない雰囲気だったが、料理で人を笑顔にできることに感銘。得意なもの、好きなものごとを人と共有することも大切なのかもしれない。
ラクーン（ハルーラ神官）：ご兄弟に神聖魔法学科の生徒がいるらしい。家族の仲というのが、少し羨ましく感じたかもしれない。
ユニア（フルシル神官）：フルシルの特殊神聖魔法をいかんなく発揮していた。私も、常に自分にできることを考えなければ。

「街を脅かす脅迫状についての神官冒険者との共同調査Ⅱ」課外授業報告書より一部抜粋
神聖魔法学科ダリオン専攻1年　ピピッチ・ヌヌイィ（記）

◆調査内容・目的
※報告書Ⅰ参照

◆得られた成果
・調査期間中の催事トラブルなどの解決
・脅迫状の犯人の完全鎮圧
・神官についての理解度向上…複雑化？

◆今回の実習から学んだこと
・クォン（ティダン神官）：通じ合う意識、もといガチャ切り押し付ける意識がとても怖かった。
・フィエタ（ミルタバル神官）：神なんて信じるもんじゃないという神官としてあるまじき発言。バイブス上げておいてしれっと梯子外したのも忘れられない。
・マルタ（キルヒア神官）：飲むわ脱ぐわで介護が大変だった。一度キルヒア神殿には指導を入れたほうがいいと思う。
▓に飲んでも飲まれるなとはまさにこのことだろう。
そして▓▓▓先生だが、▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓
▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓
▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓。
神官も…本当に宗派問わず多様なものなのだと改めて痛感した…。
逆に今のうちに知れて良かったと…ポジティブに考えようと思う。

※検閲済みにつき一部修正

「グランゼール王国近郊、ケルブ村の異変調査および魔法生物の討伐」実習成果報告書より一部抜粋
神聖魔法学科ダリオン専攻1年　ピピッチ・ヌヌイィ（記）

◆実習（依頼）内容・目的
・ハーヴェスでの冒険者ギルド登録
└今後の活動をスムーズにするため。
・冒険者ギルドでの依頼受託
└実績積み・自己研鑽のため。
・他冒険者との交流・協力

◆得られた成果
・冒険者ギルド〈栄誉の旅〉加入登録
・ケルブ村の異変調査依頼の受託・依頼達成
└当該異変のあった洞窟最奥で元凶となる魔法生物（デカオオサソリ）を発見。速やかに討伐。
・パーティーメンバーや村人との交流・連携

◆今回の実習から学んだこと
・古モルガナンシンの秘伝効果は対敵戦闘において非常に有用
└各種マナ回転効率化手段0との相性良好。今後もこの軸で研鑽に努める
・回復魔法行使成功で油断しない（魔法発現〜効果終了中のトラブルへ対応策を講じる）
└ホーリーパロットでの回復カバーだけでは威力不足
└依頼完了後に聖王の冠を導入。次回以降の冒険で効果を観察予定
・野外で揚げるからあげは美味い

◆その他備考など
前回の課外授業での調査および事件解決が評価され、晴れてユーシズ外での冒険者としての活動が限定的にだが承認された。
（今後冒険者としての活動時は、レポート形式での文書提出が求められるようになったが…）
可能な限り欠かさぬよう努めることとする。
久々にダリアと再会できたのは素直に嬉しかった。教官やアホも元気にしているのだろうか。
ゼノとティベルは…次に会ったらそれとなく実家へ顔を出すよう言ってやろうと思う。

◆戦闘の基本方針
ドルイドをメイン技能にしたバッファー・ヒーラー担当。
各種MP軽減を活かして補助動作での大量バフと回復連打。確実化ができない（≒行使しくじったときのリカバリー）ぶんは、
リプロと他バフ（とホーリーパロットとかいう意味☆不明のアイテム）で誤魔化す
魔力も高めなので範囲攻撃系魔法で抵抗ぶちぬいて雑魚散らしや必中物理でトドメも。
└《魔法制御》が取れないので雑魚散らしは初手番しか機会がないのには注意。
セービングマントが持てないぶん自身に飛んでくる魔法に脆いのが課題。
└中レベル帯になると【フォッシルアブソーバー】で多少補えるがMP切れに要注意。

◆技能
✅️ドルイド・セージ・プリースト各5取ってからが本番。（取れるだけの経験点は揃った）
その後の上げる優先度はドルイド＞セージ＞プリースト。
セージは9まで、プリーストは7までは最低でも上げる予定。
中レベル帯に入ったらソーサラー＆コンジャラー2（深智）、アルケミスト1〜2取ることも検討。ついでにMPも増えてうれしいね
└【ロックオン】でのターゲッティング獲得→【ヒールスプレー】での回復補強。
└【タフパワー】での抵抗補強、【バークメイル】での防護上昇。

◆戦闘特技・秘伝
レベル7でスタッフ習熟S、レベル9でMP軽減プリーストorダブルキャスト。
└習熟S取れ次第ブラックロッドに武器変更。筋力が足りない場合はオーダーメイドで下げ調整
プリースト6になったタイミングで《戦域魔導術ベロニカ》の流派秘伝習得、【ブレス】を遅発できるように。
冒険者ランクがグレートソード級になる（≒20名誉点x3返却）タイミングで【フィノア派森羅導術】の流派入門。
└【プランツヘヴン】で植物系魔法のさらなるMP軽減、【ランインターフェア】で必中の回避デバフ

◆欲しいものリスト
武器：ブラックロッド￥22,500+宿り木￥100
└現状の最優先。習熟S取れ次第買う。シャードが手に入ったら回復+1のアビス強化も。
防具：マナコート￥28,000
└最終的に欲しいが高すぎるので優先度は低め。
✅️頭：聖王の冠￥10,000
頭（ガジェットで他部位に装備）：女神のヴェール￥20,000+5,000
└回復魔法が回るように。ブラックロッドの次ぐらいにほしい。
手：信念のリング￥5,000
└セービングマントが持てないぶんは他アイテムで補強したい
背中：※ローブ固定なため、セービングマントを持てないので考えないものとする
腰：アルケミーキット￥200
└アルケミスト技能を取ったら。たぶんだいぶ先の話。
腰：グリーンベルト￥35,000
└自然になれるけど高いからかなり先の話。取るならスカウト3取って多機能化。