初めて「魔域」というものを体験した。自然発生して周囲を飲み込む異空間のようなものだった。
攻略にあたって集まったのはヤキュウとやらに強いこだわりを持つ「リョウカ」と自称“場所を売っている灰頭”の「灰ネズミ」（あの強さはタダ者ではないだろうが）、依頼された街に偶然いた「ティティ」の3名。
その魔域は魔動機文明時代の遺跡を飲み込んでいたらしく、普段は希少なはずの魔動機部品もそこら辺にゴロゴロあるような場所で、正直楽園のようだった…。ただ灰ネズミ君曰く「長居すると飲み込まれる」というのは流石奈落の飛び地といったとこか。
周囲全てがマギテックで出来ているため普段ならレンジャー技能を持つ者に任せているような探索もアナライズやノッカー・ボムで貢献できたのは貴重な経験だった。
道中金の棍棒のようなものを見つけたが、リョウカ君曰くヤキュウの道具だったそうで、ヤキュウというものは魔動機文明時代にはあったらしいことがわかった。一体何なのかは謎のままだが…。
私の本領（のはず）の戦闘面だが、いい所に入った攻撃もあったが、肝心の所で3回も外してしまったのは一生の不覚だ…。
一生もののトラウマかもしれない。今後射撃の度に思い出してしまうのだろうな…。