1日1回使用可能
「補助動作」で使用を宣言して3分間、体が半透明になります。（→ⅡP78透明への対応）
使用者から10m以上離れているキャラクターは使用者を視認できなくなります。（透明処理）
手番開始時ごとに効果の継続をした場合「1d」を振り、出目が「1」ならアビス侵食の効果を受けます。

透明処理が行われている場合、使用者が敵に攻撃する時、相手が「知覚：五感」または「知覚：機械」の場合回避-4のペナルティが付きます。

原則として、透明なキャラクターは、直接に攻撃や魔法、効果の対象とすることができません。
　しかし、座標を同じくするキャラクターは対象とすることができます。また、乱戦状態のキャラクターは、その乱戦エリア内にいる透明なキャラクターを対象とすることが可能です。
　前記の制限は、キャラクターを対象とする効果において適用されるものです。地点（座標、エリア）を対象とする魔法や効果では、そこに透明なキャラクターがいても、それらを行使、実行する妨げにはなりません。

戦闘特技《魔法制御》の効果など、「任意の対象を除外できる」とされている場合、透明なキャラクターを除外対象とすることはできません。

《サブミット・トゥ・ダブルリスク》
この秘伝の習得者は、時間ごとに定められているアビススキルの使用を、その時間内に追加でもう1回使用することができます。
　ただし、追加で行ったアビススキルの使用においてアビス侵蝕が発生した場合、「アビス侵蝕表」での効果に加え、「アビス汚染度」が自動的に1点、追加で蓄積されてしまいます。

これが対象に命中した場合、攻撃対象に与えるダメージが-4され、同時に周囲に大音響を発生させます。
「1エリア（半径3m）/5」のキャラクターで「知覚：五感」または「知覚：機械」のものは命中力判定の達成値を目標として生命力抵抗判定を振り、失敗した場合10秒（1ラウンド）の間は聴覚喪失状態となります。（→ⅡP81）
攻撃対象に命中しなかった場合、音の発生もありません。
聴覚喪失の効果は主に命中・回避-2です

1回の武器攻撃に適用
命中力判定の出目を「5」に固定、命中時に威力表での出目+1
複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に1体を選びます。そして、その1体へのダメージ算出において前記の処理を行います。この対象の選択はダメージを決定する前に行います。

1度目の使用時に攻撃対象を指定後、2度目の使用時に射撃攻撃を行い、対象の回避力判定より「3」以上高い達成値で命中したならば合算ダメージが2倍になります。
対象の回避力判定より「1～2」上回った場合効果は発揮せず、通常のダメージ計算になります。

　巷で有名になっている空鯨亭の調査に向かってみました。
冒険者の姿も程ほどにあり、ギルド室内は遺跡を彷彿とさせながらも生活感があり所帯じみた場所でした。

　宣伝を聞きつけに来た方もちらほら見え、ナイトメアやウィークリングの方を見る目も厳しくなく、アタシが紛れ込んでも悪目立ちしないので今後ここに情報を売りに来る先の一つにしましょう。
後でオリーヴさんから聞いた話ですとフロウライトの方もこの空鯨亭を懇意にされていて、船を飛ばす魔晶石扱いにされたとか想像以上に面白いところかもしれません。

　ギルド長の方は現役冒険者で今もあちこち駆け回っているようです。
サンドキアで「空墜とし」と讃えられており大変興味がありましたが、今日はご多忙なのか見ることが叶いませんでした。次回の楽しみに取っておくとしましょう。

　魔域の依頼が募集されており斥候役として潜りこみましたが、最奥にて人を弄ぶ魔域の主には怒りを覚えました。
途中で戦った魔術師の方が作った剣のほうが遥かに強く、そんな才能ある方でも魔に取り込まれ操り人形にされるなんて余りにも、ですよ。
麦さん達に魔域の主を倒してもらい、魔術師の方を還すことが出来て本当によかった。
魔に堕ちた者はすべからく還さねばなりません。それが師匠との約束ですので。

　帰りがけに魔術師の方のことを思いながらアビスシャードを力強く握りこんで怪我をしてしまいました。傷はそれほど深くありませんでしたが、それからというもの身体がフワフワと不思議な感覚に包まれ、この日記をかいてる最中もずっと続いています。
これも奈落の呪いなのでしょうか。身体の異常の事を師匠に話せば何かわかるかな……。

フィエタ
　どこか生臭さを感じて言動も軽い人でしたが、状況判断に優れる神官として腕は確かなようでした。やはり見た目だけじゃ冒険者の実力は判断できません。
しかし才能を吸えないかとオリーヴさんに触っていた所を便乗して触りにきたり、ウィングさんの後姿を凝視したり、麦さんの体を触っては顔がニヤけていたので、今後近寄ってきたら注意しておくことにしましょう。

ウィング
　騎獣のレーヴェに乗って突撃する勇ましい人です。
最近生き別れの弟さんを探してウルシラから来たらしいですが早々見つかって大変喜んでいました。ただナイトメアの弟さんらしく複雑なご家庭事情みたいです。お姉ちゃんの練習って一体なにをするんでしょうね？
レーヴェに噛まないでってお願いしたら鼻ツンツンされました。とてもいい子ですね。

オリーヴ
　ユーシズの方から来た魔術講師をしているほど才能がある人みたいです。
講師なだけあって珍しいマナの泉のレポートをフィエタさんに求めていましたが頼む相手が悪いなと思いますね。
道中で見つけた謎のスライムを必要だからと麦さんに飲ませて涙目にさせていた姿は印象的でした。
同居人の方の事を話す時によく感情が表れているので一体どんな関係なんでしょうか。
魔法を撃たれているらしいけど。

神瀬麦
　リュウガイ地方からやってきたウィークリングの方で、何かを思い人族に寄り添うようになったみたいです。最初は気弱そうに見えましたが魔域の主の愚行を前に信念が垣間見えました。
体つきはがっしりしていて、アタシが食らったら一溜まりもない大きな金棒を難なく振り回していてうらやましく思います。アタシにもあんな才能があればな……
ただ、慌てて敵に塩を送ったり涙目で殴りかかる様をみていると、戦いの最中に近寄るのはやめておこうと心に刻んでおきました。

『空鯨亭ギルドに品位はない』
『ウィングさんは家族構成に問題あり？』
『麦さんは土壇場に弱い』
『フィエタはやる気に左右される』

臆病は生き残りたいと思う生存本能です。それは誰しもが持ちえしもの。その生き残りたい欲の強さを私は讃えましょう。

ですが彼が悪いことを出来ないよう、私なりの手は打たせていただきます。
彼の地を守る要となった彼の小さな勇気を讃える詩を伝えましょう。
題名はそうですね、『星の噴水を守りし厄災の伝令者』と。
少し賑やかになるぐらいは我慢してくださいね。

寧々
麦さんと同じくリュウガイ地方から出てきた方のようです。
鋭敏な感覚や類稀なる身体能力で斥候が得意のようですが、
異国情緒溢れるリュウガイ服は目立っていたので少し抜けているところも？
星の噴水のご利益を得られていたようで少し羨ましかったです。

テレス
前にあった神官のフィエタさんとは別口で不良そうな方。に見えるようで実際は自分の信念を貫く強さがある人でした。
ミリッツァ様の信徒であらせられるからこそ守ることに熱心なのでしょうね。
義理は欠かさない点が評価できるので、今後ともお付き合いをさせて貰いたいですね。

リルン
純朴そうな妖精使いの方。
しかし価値観が変わる出来事で悩みを抱えることになってましたね。
冒険者とはいくつもの試練が降りかかるもので、これもまた超えるべき山の一つです。
ここから彼女がどう変化していくか、観察させて貰いましょう。

今回の冒険はいつものお仕事が最近空回り気味だったので空鯨亭へと何かないかと寄ったことがきっかけでした。
受付嬢さんから大海賊アイフリードが残した財宝の情報が提示され、その探索隊に混ざりこむことが出来たのです。
周りの冒険者は尖った個性がありながらも実力をしっかり持つ人たちで、心強く魔動遺跡アルトプリアへ赴きました。
中ではガメルを投入すると商品が出る箱では色々なものが出たり、動かない魔動機兵から高価な部品を抜き取ったり、動く床で移動したりと珍しい体験でした。

順調に探索は進み、詠われる冒険譚と財宝に思いを馳せていた中であのふざけた魔動機が出てきたのです。
目の焦点が合っていない間の抜けた顔、大きな音量で振りまくうるさい音楽、雰囲気をぶち壊しにするなにもかも。
その癖性能は高く、ひとたび間違えればこちらが倒れるようなのが憎くもあります。最後は限界以上の力が溢れ出し、胴体を射抜いて倒せたような気がしますが
いや、やはり考えるのはやめましょう。アレのおかげとは思いたくありません。

最奥の財宝はすごい性能のゴーグルでしたが悪用することも可能なものなので、一番無害なフロスさんの手に渡ったのは行幸でした。
金銭的には非常においしかったのですが、ふざけた魔動機を売り払ったお金というと少し腹が立ちます。
フロスさんからアイフリードさんの容姿を今一度確認しておきましょう。

ロア
普段は口数が少ないですが戦いとなれば大声を張り上げ激しい戦いをする戦士の方。
非常にせっかちで子どもの大きな声にイラだちを感じているようです。
遺跡での探索は判断が早く、斥候の腕前も高くて隙がない頼もしい人でした。

グラス
リーダー役を買って出る元気な人でした。
手先は器用な方で魔動機兵の解体をしておられましたが、家族の方も冒険者のようですね。
戦闘では自らの命を限界まで削る危うい戦い方で、見てるこちらがハラハラしました。
蛮勇は勇気に非ず。引き際を間違えないよう気をつけないとですね。

ルルネスカ
二種類もの魔法扱う才能あるお方。
自販機で奢ってもらいましたし、強力な魔法を放つたびスタッフを折っていたりと、ずいぶん気前がいい方でした。
グラスさんの胸にたびたび言及しなにかとグラスさんと張り合っていましたが、可愛い女の子好きという琴線に触れたんでしょうかね。

フロス
興味を持ったことに直情的なグラスランナーの方。
特に魔剣に関して並々ならぬ関心があるようで、どんな魔剣の話でも食いついてました。
おもちゃをギルド内で走らせたり剣を喋らせたりしていましたが、どうやらアレも魔剣のようです。
魔剣とは一体何か考えさせられますね。
大海賊アイフリードに会った事があるようで今度どんな人物か詳しく聞いておきましょう。

Dr.ル・ピニョン
高位の冒険者で自由奔放な方。
話を聞いているのかいないのか良くわかりませんでしたが、魔動機術の腕前は確かでした。
魔動機を見るたび分解しようとし、なんでも噂では魔道列車を目を離した隙に1車両解体されていたとかなんとか。
フロスさんの魔剣ジャスティスセイバーを分解再構築しながら改造までする手先の器用さは凄いの一言でした。
私も魔動機の解体も少し勉強してみようと思いましたが、どうやって学んだものか……。

『フロスさんの走る魔剣は物珍しさがすごい』
『ピニョンさんは魔動機なら何でも解体したがるので注意』
『ルルネスカさんは人使いが荒い』
『アイフリードさんはしょうもない人』

ギルドにいたオリーヴさんと話していると儲け話があるとメーティアさんに誘われ、ダイケホーンの戦士が討伐し損ねた鹿を狩猟することに。
どうやら特殊個体のようでその角は大層良い値で売れるという話でした。
他にギルドにいたレベッカさんと、神官のクォンさん……クォンさんはどこから来たんでしたっけ？まあ一緒に向かうことになりました。

吹雪くディガット山脈をかきわけ、いざ鹿を目の前にするとその雄大さに一瞬気圧され、オリーヴさんは雪山の環境にも牙を向かれ、クォンさんも一度倒れましたがレベッカさんの猛攻があり、なんとか討ち取りました。

メーティアさんは想像以上の金目の物を選ぶ手際の良さを持っており見習わせてもらいたいですね。まずは相手をよりよく観察することから始めてみましょう。
大変危険でしたが稼げる仕事に嘘はなく、今回は懐がホクホク温まったよい冒険でした。
しかし何か忘れているような……


えっと、メーティアさんのリュックからクォンさんが出てきて
その不思議空間に入ってみるか尋ねられて興味本位で入って……

レベッカ
腰痛持ちのレプラカーンの方。
今回の依頼が危険ながらも乗りかかった船でついてきてくれた優しい人。
いざ戦いとなれば牡鹿相手に一歩も引けを取らず、軽いフットワークで攻撃をいなしながら反撃をしていて大変頼もしかったです。
腰痛に効くものを探して差し入れるのもよさそうですね。後はお酒でしょうか？

オリーヴ
前回一緒に狩った獲物で作ったヘッドバンドを褒めてもらいました。結構いい色に染まって自慢の装備なのです。
しかしオリーヴさんは雪山なのに装備を怠って大分ひどい目にあっていました。
今回の話は流石にギルドを通さない依頼で横取りみたいな形を取るのには気が引けていたようで、行くまでは悩んでいたようですが分配金を見て心変わりをしていたようです。
お金の力は侮れないのですよ。

クォン
どこからともなく現れた神官の方。最初ギルドにはいなかったような……？
魔剣へし折りのクォンと名乗られましたが魔剣を折るだなんてもったいないですよ、まったく。
雪山でもワインを飲んでいたり椅子を出してくつろいだりと自由奔放な方でした。
なんでもクォンさんが寝ていた場所に1000年物のワインがあったという話を聞きました。
そんなものがあるなら贈答用として凄い効力を発揮するので、まだ残ってないか今度家捜しをさせて欲しいですね。

メーティア
儲け話を持ってきたレプラカーンで勇者の方。
戦いの中でも俊敏な速さを持ちながら剥ぎ取りの妙を持っており、私が目指している先に近しい方になるのでしょう。
今は力及ばずとも、耳の速さに関しては負けていられません。今度はこちらから情報をお渡しできるようがんばりましょう。

珍しい酒を作れる職人からの依頼で神官二人とリュウガイから来た人と蛇探しの冒険へ。
喉元の鱗を手に入れればいいとのことでしたがまさか燃える蛇だったとは驚きでした。
鱗も無事採取でき肉もいい値段で売れましたので、なんとも美味しい冒険でした。
アビスカースのおかげで私のクロスボウが本命の蛇も一刺しで動きを止められる見事な強化になりました。
この積み重ねでいずれその喉元まで届かせますよ。

フィエタ
お酒に誘われて一緒の依頼をこなした仲間その1
朝から二日酔いなのに酒の依頼を受ける生臭神官様
相変わらず不埒なことを考えていそうでしたが腕は確かなのですよね。

テレス
お酒に誘われて一緒の依頼をこなした仲間その2
道中でもお酒を飲んでたので酒好きは筋金入りのようです。
前回より勇ましい掛け声で勇気を奮い立たせられ、大変頼もしい方です。

黄泉路
どうやら寧々さんと同じ出身のご様子。
珍しい剣術をおさめており剣の振りが気勢もよくなかなか気骨がありました。
しかしお酒に弱く一口で寝ていました。
なんとも豪快な御仁です。

黄泉路さんは意外と出がいい