容姿・経歴・その他メモ

年齢は45、まだ若いエルフ
身長は174cmと自称しているが、アホ毛で高さを盛っており、実際は164cm
エルフらしいスラリとした美しい肢体…とはいかず胸や尻やら妙にお肉が付いてしまった。ごはんおいしいもんね。
元々食べることが好きな方ではあったが、冒険者になってからより食にのめりこむようになった。
寝ることも大好き。三大欲求には忠実。

▽経歴
きっかけは冒険者との出会いだった。
クルルの住む集落の近く、川の側でテントを張り、火を焚いていた人間がいた。
クルルは好奇心からその人に近づき、話しかけた。
そこでキャンプという娯楽と、そして人族の料理を知った。
めちゃめちゃ美味しかった。
聞けば街に行けばこんな料理が毎日食べられるという。
行かねばなるまい、知ったからには。
こうしてクルルは故郷を飛び出してハーヴェスへとやって来たのだった。

冒険者ギルドには食堂も併設されており、冒険者になれば格安でご飯にありつけるというので、いの一番に冒険者登録をした。
それからは簡単な雑用等で日銭を稼ぎつつ、色んな料理に舌鼓を打つ毎日だ。
キャンプ道具も人間のそれを真似て揃えてみた。
野外で作る料理はまた違う趣があると教わったからだ。
限られた環境、限られた材料で作られた簡素な料理は、外で食べるといつもより数段美味しかった。
そんな生活を送るクルルは今、かつてない生きがいを感じている。


実はクルルには歳の離れた弟がいる。
人間とエルフの間に産まれた、人間の弟が。
しかし暮らしていた場所が同族以外との交わりを良しとしないエルフの集落であったために、産まれてすぐに父親諸共遠くに行ってしまった。
勢いのまま集落を飛び出したクルルは、街を巡り食べ歩きの旅をしながら、成長した顔も分からない弟をいつか見つけられたらいいなと思っている。
弟の名前は、ライカという。

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