下等種族に自分の踊りを見せることが生きる使命と考えているリルドラケン。

幼い頃、村が蛮族に襲われ村が赤く染まる中生き残ったツバインヒは蛮族のアジトに監禁されていたが、同じく襲われ捕まった旅一座の踊り子が元気づけようと披露した舞を見て心を奪われる。

この舞を見様見真似、ぎこちない動きながらも夢中で踊りつづけていた。
幼いリルドラケンの尻尾が見せる赤い弧線が檻を破壊し監禁場所から脱出、慌てて取り押さえようと近づいた魔物は踊りに夢中なツバインヒの尻尾に薙ぎ払われ、全て無惨に散っていった。

残ったのは監禁されていた旅一座や様々な種族だけだった。

「この素晴らしい舞を最後まで見れずに死ぬなんてこの世の種族は脆く哀れすぎる」

その後、図らずして助けた踊り子に無理やり弟子入りし、舞を学ぶようになる。
名前のV(ビィ)は師である踊り子の名前(勝手に)を貰ったもの。