一人称:オレ
二人称:アンタ、お前、苗字(+さん)
口調:ややぶっきらぼうな言葉遣いが目立つが、目上が相手ではちゃんと敬語を使う。

▼サンプルボイス

「五十嵐刃月、ただいま参上っと。んで、本日はどんな厄介事の御依頼なので？」
「別に料理は趣味じゃねーよ。ただ、菜月に強請られる内に上達したってだけで」
「もっとだ……もっと投影の精度を上げないと。オレには強い武器が必要なんだ」
「莫迦げてるのは分かってる。それでもオレは、正義の味方を張り続けてやるさ」

　4年前(『3rd』でいう11年前)に起きた、ファーストクリスタルを巡るFHとUGNの激しい抗争に巻き込まれ、死の淵を彷徨う最中、オーヴァードへと覚醒。以降しばらくはUGNの保護下に入り、イリーガルとして活動してきた。
　現在はフリーランスとして自立しており、UGNとは互いに干渉し過ぎないように気を配っている。とは言え、これは組織のしがらみに囚われずに己が正義を実行する為でしかなく、自身とほぼ同時期にオーヴァードへ覚醒した幼馴染の少女、桐生菜月がイリーガルとして登録されていることもあり、K市支部にはよく顔を出しているし、依頼も快く引き受けていることが殆ど。その為、K市UGNの関係者の多くは、刃月の立場をイリーガルエージェントであると誤認している。

　刀を振るう瞬間に自身のレネゲイドを喰らわせることで、斬撃そのものを弾丸代わりに具象化して射出する。この際、放たれる斬撃が黒く輝く特徴から、モルフェウスシンドロームが認知される前はエンジェルハィロゥシンドロームのオーヴァードであると考えられていた。
　刀を振るう様から白刃戦が得意であるように見受けられがちだが、実際は弓を射ているようなものであり、斬り合いには滅法向かない。その分、間合の広さは破格であり、比較的レネゲイドの侵蝕も控えめな点は強みと言えるだろうが……並のエージェントが相手ならば兎も角、同格以上を相手取る際、決定打に欠ける事実は否めない。結局のところ、中堅程度と評さざるを得ず、彼の隣で真っ当に成長し続ける桐生菜月と比べると、どうしても見劣りしてしまうのが現状だ。
　このまま彼女が強くなり続けた先に、果たして自分は隣に立つ権利があるのだろうか───憂いの未来を振り払う様、少年は今日も鍛錬に励む。憧れた正義の味方に辿り着く為に。

作成方法:フルスクラッチ
消費経験点:155点
適用サプリ:『上級』『RU』『EA』『LM』『IA』『UA』

　呪術廻戦で言う夏油枠と聞いていますが、完全に闇落ちすると「PC①降りろ」になるリスクがあるし、何より夏油はもうやってるので、別ベクトルで闇を征くものを作成しました。下地は大体Fateの衛宮士郎(と千子村正)。でも外見はワカメに近め。
　唯一完全新規PCかつ自PCとの関わりが言及されている桐生菜月の相棒兼特別な感情を向ける相手ということで、丁嵐護へバトンを繋ぐに相応しいキャラクター像を模索した結果辿り着いた答えがコレ。コンボ名や在り方など、これまでお見せしてきた自PCとの関連性にふふっと笑みを溢して頂けるような造形に仕上がっていれば幸いです。

　データ的には、完全クライマックス特化の射撃アタッカー。武器の外見はなんでもいいとエフェクトの解説に明記されていますし、例え斬撃でも射出しているのであればそれは紛うことなき射撃アタッカーです。問題があっても矢野俊作のせいにします。まぁ投擲もデータ上は〈射撃〉になるし、結構真面目に許される拡大解釈なんじゃないかと思ってる節はありけり。
　クライマックス以外ではパッとしない攻撃しかできませんが、クライマックスはバ火力でボス絶対殺すマンになろうと思います。イメージはFGOの千子村正の宝具「無元の剣製」。
　Q:ミドルはどうするの？→A:他PCにスピスタバ火力とか居るし任せてもいいかなって……()