容姿・経歴・その他メモ

「どんな困難でも力を尽くしましょう。私の知識、技術、力……何よりもこの美貌をもって！」

概要

己が身は、世界でも数少ない、奈落の魔域(シャロウアビス)の中で妊娠し、
生まれることで"のみ"生まれる種族、"アビスボーン"として生まれ落ちた。
即ち、我が母と父。
その双方、あるいはどちらかは、異界の狂神(ラーリス)を信仰する邪教徒だったのだろう。
故に己が身は奈落(アビス)の呪いを受けて生まれ落ちた。

しかして！父母を呪ったことはなし！
この顔(かんばせ)は人より一点を除き優れている故に！
この頭脳は人より優秀であったが故に！
ああ！産んでくれたことは感謝します！我が母よ！

なればこそ、私は優れた知を生かし、人の役に立たねばならない！
……そうしてこそ、私は父母とは異なることの証明になると思っているのだから。

経歴

希少種族"アビスボーン"の女性、年齢不詳(20代以下)、別に隠そうとしているわけではないので調べれば年齢はわかる。
異種族を受け入れるティソーナ王国で、奈落の魔域(シャロウアビス)から冒険者に救出されて月神(シーン)神殿が経営する孤児院で過ごした女。
ティソーナ王国では受け入れられているとはいえ、来歴的にあるいはナイトメアやアルヴ(穢れ持ち)などよりも嫌われている可能性すらあるアビスボーンの地位向上を願って、そして自分は親とは異なることの証明として軍属になった。
魔動機術(マギテック)技能は、アルバス魔法学園で学んだ。

容姿

オッドアイの美少女。
普段は右眼を眼帯で隠しているが、その右眼は奈落の影響を受けて紫に染まっており、見る者に嫌悪感を与える。

性格

極度のナルシストで、華美に自身を飾り立てる浪費癖を持つ。
だがそれは不安の裏返し。自身の異形さを隠すためでもある。

自己を素晴らしいものとして定義しているため、人々の役に立つように軍属となった。
それもまた不安の裏返し。異形として生まれた自己が、広く受け入れられるには世のため人のためになる人物にならなければならないだろうというモノ。

総括すると、ナルシストに見せかけているが、自身の異形に潔癖とも言えるほどのコンプレックスを抱えた人間である。

特技

実は料理がうまい。
が、好みの料理は凝ったものなので、時間がかかる。

信条

信仰

信仰する神は"なし"。基本的に神職者が苦手。
月神(シーン)や慈愛と復讐の女神(ミリッツァ)、奈落の盾神(イーヴ)、導きの星神(ハルーラ)の神官は比較的マシに付き合える。
それは、父母が狂神(ラーリス)の信徒だっただろうと思っているため。潜在的に神を疎ましく思っている。
とは言えそれは個人の事情。ともに戦う相手としては神聖魔法は心強いと思っている。
神を信仰していないため、逆に神々の教義を引用したりもする。それは恐れ多い言葉ではなく、ただの慣用句として利用しているだけであり、そこに信仰心は欠片もない。

魔神

嫌い。

魔神使い(デーモンルーラー)

魔神を嫌っているため、魔神使いは苦手。
とは言えそれは個人の事情。目の届く範囲であれば仲間としてはやぶさかではない。
が、それはそれとして後ろから頭をぶち抜く準備は欠かさない。

魔動機術(マギテック)

天才であるため、おそらく別の技術を学んだとしても大成できただろうと自負している。
それでもなお魔動機術(マギテック)を選んだのは、この技術が『人のために生まれたもの』だからである。
この技術は、才能を問わない。あくまで『知識』の集積体である。
故にこそ、この技術で大成するということは『どんなアビスボーンでも、人の役に立つことができる。』ことの証明となるだろう。
……学園で彼女はこの技術を学んだが、当然学ぶのに金は相応にかかる。
身寄りのない彼女が成功したのは、才能の賜物だというのは間違いないだろうが。

関係

呼称

データ関連

履歴

X年前

奈落の魔域(シャロウアビス)の中で生誕。
奈落の魔域(シャロウアビス)を破壊しに来た冒険者によって保護、救出され、孤児院に預けられる。

X年前

特待生として、アルバス魔法学院に入学。

X年前

アルバス魔法学院を首席卒業。ティソーナ騎士団に入団。

X年前

ティソーナ騎士団で活躍し、軍師に任命。

一ヶ月前

ティソーナ王国でクーデター発生。

セッション履歴

収支履歴