ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

リラ・コトヴィア・オルテンシア - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

芽吹きし白炎(プルガトリオ・デスペルタール)リラ・コトヴィア・オルテンシア

プレイヤー:ホタル

僕はリラ・コトヴィア・オルテンシア……
大事な人達から付けてもらった、大切な名前なんだ」

種族
メリア
年齢
1
性別
種族特徴
[繁茂する生命]
生まれ
野伏
信仰
吟遊神オーピフェアス
ランク
センチネル
穢れ
0
9
8
12
6
5
6
17
5
4
成長
13
成長
4
成長
4
成長
4
成長
2
成長
6
器用度
28
敏捷度
18
筋力
18
生命力
29
知力
19
精神力
22
増強
2
増強
増強
増強
3
増強
増強
器用度
5
敏捷度
3
筋力
3
生命力
5
知力
3
精神力
3
生命抵抗
14
精神抵抗
12+2=14
HP
59+17=76
MP
52+2=54
冒険者レベル
9

経験点

使用
70,500
残り
160
総計
70,660

技能

グラップラー
9
セージ
9
エンハンサー
8
プリースト(その他の信仰†)
5
デーモンルーラー
5
スカウト
3
レンジャー
3

一般技能

歌手(シンガー)
3
演奏家(ミュージシャン)
2
家政婦(ハウスキーパー)
2

戦闘特技

  • 《防具習熟A/非金属鎧》
  • 《鎧貫きⅡ》
  • 《防具習熟S/非金属鎧》
  • 《頑強》
  • 《練体の極意》
  • 《追加攻撃》
  • 《カウンター》
  • 《鋭い目》
  • 《弱点看破》
  • 《マナセーブ》

秘伝

  • 鉄拳鈍輝(てっけんはにぶくかがやく)
  • 鉄砂拳響(てっさけんのひびき)
  • 一撃万破(いちげきばんぱ)鉄砂崩拳(てっさのぽんけん)
  • 《戦域魔導術ベロニカ》

練技

  • 【キャッツアイ】
  • 【ビートルスキン】
  • 【マッスルベアー】
  • 【ガゼルフット】
  • 【アンチボディ】
  • 【メディテーション】
  • 【デーモンフィンガー】
  • 【ジャイアントアーム】

判定パッケージ

スカウト技能レベル3 技巧 8
運動 6
観察 6
レンジャー技能レベル3 技巧 8
運動 6
観察 6
セージ技能レベル9 知識 12
魔物知識
12
先制力
6
制限移動
3 m
移動力
18 m
全力移動
54 m

言語

会話読文
交易共通語
妖精語
魔法文明語
魔神語
汎用蛮族語
ドレイク語
シャドウ語
ソレイユ語
リカント語
ブルライト地方語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
プリースト技能レベル5 神聖魔法 8 8 +0
デーモンルーラー技能レベル5 召異魔法 8 8 +0
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
グラップラー技能レベル9 18 14 12
デーモンルーラー技能レベル5 18 10
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
イグニダイト製のハードナックル+1 1H 13 +2=16 18 11 +1=13 [打] 元武器はアイアンボックス、必要筋力&威力+3のオーダーメイド加工、魔法の武器+1加工、イグニダイト加工適用済み
イグニダイト製のシンプレート・カスタム+1 1H# 18 14 33 11 +1=13 [打] 必要筋力&威力+3のオーダーメイド加工、魔法の武器+1加工、イグニダイト加工適用済み
投げ 2H 0 14 10 12 12 [打] 追加攻撃不可
鉄砂拳 1H拳 0 +1=15 10 12 12 [打] 素手の攻撃能力、豪砂拳の秘伝の発動条件
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
グラップラー技能レベル9 18 12
《防具習熟S/非金属鎧》 3
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
リュンクスベスト+1 8 2 4 非金属鎧のため、当然防具習熟が適用される
アイソアーマスク&真・ブラックベルト 0 0 3
合計: すべて 14 10
装飾品 専用 効果
スマルティエのヘッドバンド [魔] HP回復効果を受けたときMPを1点回復、MP回復効果は1日に「冒険者レベル」点まで、スマルティエの装飾品
黒い狐の面(アイソアーマスク) [魔] 防護点+1。「対象:1体」の遠隔攻撃及び「形状:射撃」の魔法が行使され、その対象に装備者と同じ乱戦エリアに存在する味方キャラクターが選ばれた時、1dを振らなければならない。出目が1~3だった場合、その遠隔攻撃や魔法、効果の対象は装備者に強制的に変更される。この効果は、対象の変更に成功したかどうかを問わず、1ラウンドに1度しか発動しない。冒険者レベル及び魔物レベルが7以上のキャラクターは、この効果の影響を受けない。アイソアーマスクの装備者が同一乱戦内に複数存在する場合、攻撃を誘導する効果は防護点が最も低いキャラクター(同値の場合は無作為)1体のもののみが適用される。なお、このアイソアーマスクの改変アイテムは、第七話のシナリオ中に仲間のヴェーダが購入して彼女に渡したものである。また、第九話外伝6内の戦いで、面の片耳が折れてしまっている。
ラル=ヴェイネの金鎖 [魔] その他枠追加、ラル=ヴェイネの宝飾品
スマルティエの風切り布 [魔] 18ラウンドに1度、補助動作及び戦闘準備で「10秒の間、命中力判定と回避力判定に+2の補正を得る」効果を発動できる、スマルティエの装飾品
スマルティエの銀鈴 [魔] その他枠追加、スマルティエの装飾品
熊の爪 [魔] 【マッスルベアー】の筋力B上昇値+1(元々と合計で+3)
背中 野伏のセービングマント ✔HP [魔] 魔法ダメージを与える効果に対する回避・抵抗判定に失敗した時、受ける魔法ダメージを4点減らす。「名称:マント」以外の背中枠装飾品を1つ追加で装備できる(要レンジャーLv3)
ウェポンホルダー 武器や盾、「用法:1H及び2H」のアイテムを1つまで保持できる。
右手 指貫グローブ(スマルティエの宗匠の腕輪) [魔] 器用度+2、スマルティエの装飾品、黒地に装飾で緑の宝石が使われている
左手 正しき信念のリング ✔MP [魔] 精神抵抗力+2
多機能真・ブラックベルト [魔] 防護点+2(要グラップラーLv3)、「名称:ベルト」以外の腰枠装飾品を1つ追加で装備できる(要スカウトLv3)
聖印(吟遊神オーピフェアス) プリースト技能で使用する、竪琴がモチーフの聖印。 とある依頼でスリジェが持ち帰り、リラに譲り渡したもの。
スマルティエのロングブーツ [魔] スマルティエの装飾品、リラが今まで履いていたロングブーツと同様に、黒地に紫色が差されているデザイン
ロッセリーニの調声器 [魔] 【古モルガナンシン王国式戦域魔導術】の秘伝の行使に必要
所持金
4,540 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

消耗品など、個数が重要なアイテム

冒険者セット(消耗品)松明6本、ロープ10m
冒険者セット(その他)背負い袋、水袋、毛布、火口箱、ナイフ
保存食1週間分
着替えセット1週間分
救命草8個
魔香草3個
アウェイクポーション1個
[魔]消魔の守護石(2点)10個
[魔]魔晶石(3点)10個
[魔]マナチャージクリスタル(5点)2個
[魔]宗匠の腕輪1個
[魔]叡智の腕輪1個
[魔]陽光の魔符(+2)3個
[魔]月光の魔符(+2)3個

その他

スカウト用ツール
薬師道具セット
竪琴(フレーバー用)

[魔]スマルティエの天然石の耳飾り

スマルティエの装飾品。
ふと目についた耳飾りを気に入って購入したもの。

[魔]スマルティエのフード付きポンチョ

スマルティエの装飾品。
黒地のデザインで、マント以上に素肌を隠しやすそうだったので購入したようだ。

[魔]スマルティエの疾風の腕輪
[魔]ロッセリーニの魔導筆
[魔]ロッセリーニの魔法印(左手の甲に刻印)
[魔]白き絆の煉獄印(プルガトリオ・エスシギマ)(召異の刺青扱い)
成長する枯れ枝×1(消耗品。3つ集めて使用することで、過去の能力成長1回を任意の別の能力へと振りなおす)

名誉点
419
ランク
センチネル

名誉アイテム

点数
冒険者ランク500
名誉アイテム:野伏のセービングマント(フリー名誉点適用)0
流派入門:カスロット豪砂拳・バタス派(フリー名誉点適用)0
名誉アイテム:真・ブラックベルト80
コネクション:ダークドワーフの鍛冶師/顔見知り100
名誉アイテム:多機能ベルト(フリー名誉点適用)0
流派入門:古モルガナンシン王国式戦域魔導術(フリー名誉点適用)0
流派アイテム:ロッセリーニの調声器(フリー名誉点適用)0
流派アイテム:ロッセリーニの魔導筆(フリー名誉点適用)0
専用化:ハードナックル(フリー名誉点適用)0
専用化:シンプレート・カスタム(フリー名誉点適用)0
専用化:正しき信念のリング(フリー名誉点適用)0
専用化:野伏のセービングマント(フリー名誉点適用)0

Lila Cotovia Hortensia

身長121cm(生後4ヶ月)→154cm(生後6ヶ月)→171cm(生後7ヶ月以降)
体重25kg(生後4ヶ月)→50kg(生後6ヶ月)→64kg(生後7ヶ月以降)
バストサイズぺたんこ(生後4ヶ月)→Fカップ(生後7ヶ月以降)
花弁紫陽花、どこに生えているかは不明
誕生日1月13日
髪の色白色
瞳の色紫色
肌の色小麦色
召異の刺青首よりも下のほぼ全身、リラが露出を抑えた装束を好む原因となっている

※この表で言う「生後6ヶ月」は、スリジェが冒険に加わった転月卓本編第二話開始の頃である。

経歴表結果

経歴1近所に芸術家が住んでいる(いた)
経歴2身体に傷痕がある
経歴3有名人の友達がいる(いた)
冒険理由友達に勧められて

経歴・性格など


「僕はリラ、リラ・オルテンシア……大事な人から付けてもらった、大切な名前なんだ」
「まあ、兎にも角にも……前は向いていこうかな、って!」
「もう僕は、あいつの思うがままの作品なんかじゃない。僕は僕、リラ・オルテンシアという一人のメリアなんだって、疑う余地なく確信できる……!」

過去

短命種のメリアの少女。物心がつくころには、既に両親はそこに居なかった。
そんなリラを拾ったのは、倫理観が壊れている自称芸術家の男「ジェイド・マーカス」だった。
生まれてから4ヶ月を彼の虐待の下で過ごしており、芸術と称して刻み付けられた切り傷が未だに残っている。
その傷痕はリラを救出した冒険者さえも絶句するようなもので、リラの強いコンプレックスになっている。

こんな環境で育ったからか、救出されたばかりの頃のリラには短命種のメリアらしい明るさや情熱は無かった。
寧ろ、そんじょそこらの長命種以上に無表情で、静かな場所でのんびりする方が好きだった。
口数少なく無愛想な振舞いが目立ったせいで、その気はないのに喧嘩に発展したこともあった。
特に、過度の干渉をしてくる相手に手を焼かされたことがあり、そう言った手合いには未だに苦手意識を抱いたままである。

トラウマ

刃物で身体をボロボロにされたことがトラウマとなっており、自身が刃物の武器を使うことを強く忌避する原因となった。
また、傷痕を他者に見られる事にも強い忌避感を抱いており、動きを阻害しない範囲で露出を抑えるように着込んでいる。
芸術品に対する拒絶反応が強いのも、自身を甚振ったジェイドが芸術家であることに起因する。

グラップラーの道へ進んだのも、左手の甲にある自称芸術家のサインの傷痕を、ナックル系装備で隠したかったからである。
そして、己にそんな傷を刻んだ男への復讐心を原動力に格闘術を鍛え続けたのだ。
そうして鍛え上げた格闘術は、我流ながらに「殺しの格闘術」と呼べる代物にまで仕上げられている。
その我流の格闘術と近い格闘術を操るメリアの暗殺者を、スリジェは目撃したらしいが……?

加えて、「深淵の烙印(アンドヴァルナウト)」を獲得するまでは、「エクレールたち以外の他人に傷痕を見られること」を強く恐れていた。
そのため、入浴は皆が寝静まってからこっそりと一人で行う癖がついてしまった。
深淵の烙印(アンドヴァルナウト)」を獲得して以降は開き直っており、現在はこの癖の解消を目標としているようだ。
なお、開き直る前でも、傷痕を知っている人しかいない場所であれば構わず入浴していた様子。

家族

ある日、自称芸術家の男の捕縛に参加していたエクレールに救出される。
残る2ヶ月は彼女やその親友のスリジェ、彼女のパーティーメンバーと共に過ごした。
救出してくれたエクレールや、深く愛してくれているスリジェとは特に親密な仲である。
二人はリラにとって姉のようなものであり、そして大切な友人でもあるのだ。

他のパーティーメンバーもまるで本当の家族であるかのように慕っている。
そのポジションは、リルドラケンのミハイルが父で、ティエンスのヴェーダが母。
リーダーの人間、ジェイソンが兄で、タビットのコルチェリカは……敢えて何も言うまい。
ここにエクレールとスリジェ、そしてリラ自身を合わせた7人こそが、リラにとっての「家族」なのだ。

最近は、顔を合わせる機会の増えたスリジェの冒険者仲間であるレアとも親交を深めている。
第五話~第六話の幕間でレアと手合わせをして以降、彼女を「レア姉」と呼んでいる。かなり心を許しているようだ。

更に、同時期の幕間でずっと心配だった安否不明の人物と再会し、心に残る靄を打ち払うことに成功する。
リラは彼女もまた家族認定しているが、他の面々とは違い呼び捨てで呼びあう関係を結ぶことを選んだ。
それだけ、リラにとって彼女は……マリアス・アンフェール・ヴェンジェンスは特別な人なのだ。
彼女との再会以来、リラは思い悩むことがぐっと少なくなり、晴れやかな笑顔を浮かべられるようになった。

そして、第九話外伝2を経て初めて、本来の肉親である実母のコトネと出会う。
……思うところが一切無い、と言うわけではないが、しっかりと話し込んだ結果、リラはコトネを責める気にはなれなかった。
リラもまた、自身の心を焼く憎悪の矛先は、あくまで「ジェイド・マーカス」に向けたものであると気づいていたからだ。
勿論、間接的にはリラを放置してしまった肉親も悪いのだが……それでも、直接己を害したあの自称芸術家の男には遠く及ばない。
そうして、リラは「コトネに非は無い」という結論を出し、彼女とは改めて家族として歩み寄ることを選んだのだ。

更に、第九話外伝6では実の父親であるヨイヅキとも遭遇。
遭遇した時は、ヨイヅキ側の誤解が原因で火花が散ったが、横槍が入れられたことでなし崩し的に共闘することになった。
横槍を入れた人物が、彼を「ヨイヅキ」と呼んだことで、リラは彼をコトネが教えてくれた実父であると確信。
その後、スリジェたちの助けもあり、無事にハーヴェスへと帰還。
そのままヨイヅキを自分たちの家へと連れ込み、真実を明かした。
……最初は、一発くらい殴っても良いかもという考えもあった。
だが、なんだかんだ穏当に収まり、家族として再出発を切ることを決めた。

彼女たちが親身に付き添ったおかげで、リラの人間不信を異性不信にまで緩和することに成功した。
……それでもなお、男性不信の気は永らくの間残っていたが、今となってはそれも過去の話である。
現在のリラの穏やかな振舞いからは、抱えていたトラウマの痕跡を感じることは出来ないだろう。
……もっとも、仇敵のジェイド・マーカスと出会った日には、憎悪に塗れた激情が発露するのは間違いないのだが。

そんなリラに、第九話外伝10終了後に弟が生まれた。
青と紫の双眸に、赤毛混じりの白髪が特徴的な彼は「ヴェルメリオ」と名付けられ、愛されて育っていくことになる。
但し、同時に事件に巻き込まれた父親のヨイヅキは行方不明になってしまった……。

その後、そのヴェルメリオと酷似した青年クラネオと出会う。
彼の抱える事情を知ったリラは、彼を家族として受け入れることに決めたのだった。
リラはクラネオを実弟同然に可愛がっており、その姿は何処か義姉が自身を可愛がる姿に似ていた。

そうして、深い愛を注がれてきたリラは、初めて「愛すること」を覚えたのだった。

命名

「リラ・オルテンシア」という名前は、エクレールとスリジェによって付けられたものである。
名前を持っていなかった彼女に名前を付けようと、エクレールとスリジェが思案を巡らせた。
結果、スリジェが提案した「リラ」と、エクレールが提案した「オルテンシア」が最後まで残った。
どちらも譲らなかった結果、「もう両方繋げてしまえば良いのでは?」という発想に至り、この名が与えられた。
なのでオルテンシア姓は完全にその場で作られたものであり、リラの生みの親や拾い主の自称芸術家とは無関係である。

後に、実父のヨイヅキから「娘が生まれた時に付ける予定だった名前」を教えられる。
その名前こそが「コトヴィア」であり、それを知った日から、彼女は「リラ・コトヴィア・オルテンシア」と名乗るようになった。
更に、それを契機にヨイヅキとコトネも「オルテンシア」を姓として名乗るようになったようだ。

旅立ち

そんなエクレールたちから「冒険者の才能がある」と勧められ、リラもまた冒険者の道を志すことになった。
とはいえ右も左も分からない状態のため、助けてくれたエクレールの所属するパーティーに所属することを選んだ。

そしてある日、ミハイルが酔っぱらって気持ちよく歌っている姿を目撃。
「気持ちの吐き出し方の1つ」としての「歌」の存在を知り、歌を練習するようになった。
……音楽の道を選んだのは、自分を拾った芸術家へのささやかな意趣返しでもあるのかもしれない。
歌い始めたばかりの頃は、暗い歌詞の曲を歌うことが多かった。そう、心の闇を洗い浚い吐き出すかのように……。
だが、マリアスとの再会以降はかなり前向きになり、明るい歌詞の曲を歌うことが増えている。

経過と成長

救出されたばかりの頃、つまり生後4ヶ月程度の頃は、自称芸術家の度重なる虐待で体がボロボロだった。
体の各部の傷痕の痛々しさもさることながら、まともな栄養摂取もままならず、体は正しく未成熟児のそれであった。
本来ならばそれなりの体に育っていてしかるべき時期だろうに、その身長はたったの121cmだったという。
体重も25kg程度と痩せ細っており、目を背けたくなるほど痛ましい姿だった。
しかし、救出されてからはミハイルの美味しい料理をたっぷりと食べ、すくすくと急激な成長を果たす。
成長の遅れを取り戻すかのように背を伸ばし、成人を迎えた頃には、体格もかなり平均的なメリアに近づいた。
それでも身長154cm、体重50kgと平均より一回りほど背が低いが、時期を考えれば充分に驚異的な成長であろう。
成人までの間によくぞここまで背を伸ばしたと、パーティーメンバーとスリジェは歓喜の涙を流したという。

そして、次にスリジェと出会ったのは、1ヶ月後、酒場でスリジェがパーティメンバーたちと依頼の祝勝会を開いているとき。
その時には、リラの身体は身長171cm、体重64kgまで成長していた。
スリジェ以上の背丈に成長した結果、今まで通りにスリジェを慕って良いのかどうかと、リラの心は不安に苛まれていたらしい。
なお、実際に対面したスリジェは「すごく……大きくなったね……!」と歓喜の涙を流しつつ、ひたすらリラの頭を撫で続けた。

第七話シナリオ中に出会った魔法拳闘士仲間のマルクティナと、友人関係を築けないかと模索している。

第八話外伝3の後、スリジェより「吟遊神オーピフェアス」の存在とその格言を教えられる。
オーピフェアスはルミエルに連なる小神で、神格を与えたのは妖精神アステリアであるそうだ。

その教えはこの通りである。

「世界を見よ。家に籠もって良い詩は書けぬ。」
「奏でる歌には合わせて踊れ。無駄な不和は悪と知れ」
「歌を、詩を楽しめ。音楽こそは最後まで汝を励ますだろう」

……リラにとっての「歌」は、自身の心を示すものであり、今や切り離せない重要な概念である。
そんなリラにとって、吟遊神オーピフェアスの教えは非常に心に響くものであったようだ。
後に、そんなオーピフェアスの声を聞くことができたようで、彼を信奉するプリーストとしても活動するようになった。
同時に、自宅の傍らにオーピフェアスを祀る祠を建設。ハーヴェスに居る時は、日々欠かさず手入れをしているようだ。

第九話終了後、魔剣相応の代物「深淵の烙印(アンドヴァルナウト)」を獲得。
身体に刻まれた召異の刺青の体を覆う範囲が今まで以上に広がり、更に隠し辛くなってしまった。
しかし同時に、ジェイドに刻まれたそれとはまったく異なる姿に変貌し、リラの身体に非常に馴染むように適合している。
リラはこの変化を非常に好意的に捉えており、己が最早「ジェイドの作品」ではないことを確信するに至った。
同時に、常に素肌を晒すほどの勇気は未だ存在しないものの、刺青を多少人に見られても気にしないだけの精神的な余裕を得た。

第九話外伝7の裏で、カスロット砂漠に足を運び、「カスロット豪砂拳・バタス派」へと入門。
秘伝を一式丸ごと習得し、ハーヴェスへと帰還した。
砂漠での厳しい修行により、肌は日焼けして少し浅黒くなり、腕には無数の傷跡が刻まれている。
本人としては、これはこれで気に入っている様子である。

召異魔法

契約している扉の小魔(ゲートインプ)は、小さな竜の姿をしている泣き虫な魔神の「リュー」である。
リューとの出会いは完全に偶然で、それは深夜でリラが一人で入浴していた時に起きた出来事だった。
何故、リューが封入されていた「破損した小魔の封入具」がそんな場所にあったのかは不明である。
あの芸術家に刻まれた傷痕を見られたことにリラは悲鳴を上げかけるが、それよりも先にリューが大泣きした。
どうやら、リラの身体に刻まれた傷痕すべてがひとまとめに「召異の刺青」として成立してしまっているらしい。
それが「一度体に入れてしまうと、一生どう足掻いても消えないもの」であると、リューは号泣しながら正直に話した。
それを知ったリラの中で、何かが壊れた。というか、例の芸術家への復讐心が燃え上がることになった。
当然、それを知らされたエクレールもブチ切れたし、後で話を聞いたスリジェも心中穏やかではいられなかったほど。
復讐のためにより強くなりたいリラと、主をもって庇護されたいリューの契約が成立。
一時的に自身の刺青へとリューを封入したのち、正規の手順で購入した召異の徽章にリューを移している。
第九話で「深淵の烙印(アンドヴァルナウト)」を獲得して以降は、リューの封入先は「深淵の烙印」に変わった。

……リラはリューのことも完全には信用していないが、リュー自身は純粋にリラが可哀想で心配であるようだ。
泣き虫な性格で、リラが正気を失うたびに勝手に出てきて泣きつくなど、おおよそ魔神らしくない振る舞いばかりが目立つ。
それさえも周囲を欺くための演技なのか、偽らざる本心なのか、それはリューのみぞ知ることである。
なお、リューの一人称は「俺」、リラの事は「ご主人」と呼び、口調はぶっきらぼう寄りだが、崩れる時は崩れる。
リラがリューの話す魔神語を理解できたのは、直近にヴェーダから魔神語を教えてもらっていたからである。
教わった理由は本当に「何となく」であり、この段階では召異術師になる予定など微塵も無かったのだが……。

そんな中、第九話外伝15にて、新たな転機が訪れる。
紆余曲折を経て、門の小魔は今までのリューから、自身とそっくりの姿をしたイブへと変化。
同時に、「深淵の烙印(アンドヴァルナウト)」も「白き絆の煉獄印(プルガトリオ・エスシギマ)」へと姿を変え、禍々しさが抜け神々しさを纏うようになった。

履歴

栄光点:10/160点

獲得栄光アイテム

小妖精のトロフィー(50点)
火山猟犬のトロフィー(100点)

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
調整用 8,440 11,320 50 筋力×2
知力
精神×3
調整用 3,050+50 2,600 105 器用×2
調整用 1,930 3,800 114 敏捷
調整用 1,370 2,400 0 器用
調整用 1,370 2,990 0 敏捷
調整用 1,430 2,800 0 生命
調整用 2,220 8,370 42 器用
調整用 1,680 7,200 0 器用
調整用 1,320 4,700 15 器用
調整用 1,620 4,800 10 筋力
調整用 2,500 11,000 113 器用
調整用 2,000 8,000 10 生命
調整用 1,540 4,800 10 器用
調整用 2,940 15,000 120 筋力
調整用 1,440 4,000 0 器用
調整用 1,760 3,200 0 器用
調整用 1,730 8,000 50 生命
調整用 2,940 3,000 40 敏捷
調整用 2,000+100 7,500 40 生命
調整用 1,930 7,000 87 敏捷
調整用 3,610 16,700 91 器用
1 2023/01/02 闘技場チャレンジ1 0 5,600 0 全員 ジェイソンミハイルエクレールヴェーダコルチェリカリラ
栄光点:160点獲得
第九話外伝15「運命の歯車」 2,330 8,300 40 精神
(前報酬2000ガメルは別途計上済み)
調整用 2,430 9,500 0 器用
調整用 4,590 17,700 50 器用
調整用 3,260 7,500 63 精神
調整用 6,080 12,000 49 知力
精神
取得総計 70,660 200,980 1,099 33

収支履歴

初期作成時

諸々の購入費::-1200

第二話終了後

アイアンナックルをオーダーメイド(重さ+3カスタム)化::-900
シンプレート::-580
スカウト用ツール::-100
スマルティエの怪力の腕輪(見た目アレンジ)::-900
叡智の腕輪::-1000
フード付きロングマント、ベルト、ロングブーツ::-90
薬師道具セット::-200
救命草×5::-150
魔香草×4::-400

第三話終了後

召異の徽章::-200
召異の刺青(一応、前からあったものではある)::-100
スマルティエの叡智の腕輪(見た目アレンジ)::-900

第四話終了後

シンプレートをオーダーメイド(重さ+3カスタム)化::-900

第五話終了後

マナチャージクリスタル(5点)::-2500

第六話終了後

リビルドによりスカウト用ツール破棄::+100
アラミドコート売却::+375
リュンクスベスト::-2750
イベント表:賭博の結果::+100

第七話終了後

コルチェリカにスマルティエの叡智の腕輪を譲渡::+900
スマルティエの宗匠の腕輪::-900
エクレールから借金:<+200
ブラックベルト::-3000
ベルト売却::+5

第八話終了後

借金返済:<-200
改めてエクレールから借金:<+7000
アイアンナックルとシンプレートの魔法化::-10000

第八話外伝1終了後

借金返済:<-3000

第八話外伝2終了後

借金返済:<-3000
改めてエクレールから借金:<+900
スマルティエの宗匠の腕輪を売却::+450
スマルティエの疾風の腕輪::-900
借金返済:<-400

第八話外伝3終了後

借金返済:<-1500

第九話終了後

召異の徽章売却::+100
スマルティエのヘッドバンド::-6000
ロングブーツ売却::+10
フード付きロングマント売却::+25
スマルティエのロングブーツ::-275
スマルティエの天然石の耳飾り::-255
スマルティエのフード付きポンチョ::-305
エクレールから借金:::<+4500
スマルティエの銀鈴::-7500

第九話外伝1終了後

エクレールから借金:::<+2000
野伏のセービングマント::-9000

第九話外伝2終了後

借金返済:<-4900

第九話外伝3終了後

借金返済:<-1600

第九話外伝4終了後

宗匠の腕輪::-1000
熊の爪::-6000

第九話外伝5終了後

竪琴::-100
祠の作成::-1000

第九話外伝6終了後

ヴェーダから借金:<+2000
リュンクスベスト魔法化::-20000

第九話外伝7終了後

ウェポンホルダー::-1000
借金返済:<-2000

第九話外伝8終了後

信念のリング::-5000

第九話外伝10終了後

真・ブラックベルト::-20000
ブラックベルト::+1500

第九話外伝12終了後

ハードナックル(アイアンボックス、オーダーメイド+3、魔法の武器加工、イグニダイト加工)::-11300
アイアンナックル・カスタム+1売却::+3000
スカウト用ツール::-100
真・ブラックベルトを多機能化::-1000
ロッセリーニの印形絵具::-100
ロッセリーニの調声器::-1000
ロッセリーニの魔導筆::-2000

第九話外伝14終了後

シンプレートをイグニダイト加工::-5000

第九話外伝15開始時

依頼前金::+2000
草購入費に提供(シナリオ後、スリジェより補填)::-800
月光の魔符(+2)×2::-3000
陽光の魔符(+2)×2::-3000
魔晶石(3点)×10::-3000
マナチャージクリスタル(5点)::-2500
消魔の守護石(2点)×10::-4000

第九話外伝15終了時

スリジェから補填::+800
スマルティエの宗匠の腕輪::-900

第九話外伝16終了後

正しき信念のリング::-30000
信念のリング売却::+2500

第九話外伝19終了後

ラル=ヴェイネの金鎖::-7500
スマルティエの風切り布::-25000
陽光の魔符(+2)::-1500
月光の魔符(+2)::-1500

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