遥か遠い、赤い星を望む流浪の傭兵。
高飛車で挑発的、気紛れ気分屋、そして隠せぬお人好しと苦労人気質。
政府、権力、神霊。何者にも臆せず立ち向かう、英雄の素質を持つ傑物。

フリーランスの傭兵であるが、基本的にUGN・FHの争いには関わらず(巻き込まれる・喧嘩を売られる場合は別)、裏社会の案件を請け負う。
ある意味ではUGNより日常の守護者として動いていると言える。

多種の銃器を用いる遊撃手・狙撃手の兼任。傭兵らしく地形を問わず闘えるのが強み。
ノイマン特有の指揮・支援能力がそれを後押ししている。

また、神獣・乾坤雷虎(アルグレア)との契約によりブラックドッグシンドロームに似た電力操作も可能とする。
固定値の鬼。

“ユグドラシル”シリーズ

ドモヴォーイ作のアルファ専用銃火器・附随装備シリーズ。
アルグレアの権能を最大限に活かすための調整が行われている。

“蒼華の氷刃”

“蒼雪華”と別れる際に押し付けられたサバイバルナイフ。
内包する“蒼雪華”のレネゲイドとアルファが持つ黎明時計が反応し、一時的にその力を発現させることが出来る。

泡沫の遺産“天糸(ヴィータ)”（フォールダウン）

見てくれはどこにでもあるような、少し使いやすいぐらいの、師から預かった拳銃。
曰く、「未来のお前の為にある」とのこと。

揺蕩う翅

“黒淵凍志(アストラルフレア)”駆梅 椿貴：第九位。かつて第十三位と共に命を救ったことがあり、それからの縁。絶対アタシより忍者女の方が良いわよ。
“真我一閃(リーベラ)”朝在 燈：第十三位。日本に来た時以来の縁。公務員の忙しさと悲しさを眼にして少し同情している。
“蒼雪華(ジェド・マロース)”アンナ・ラヴロフスキー：昔馴染みの傭兵。翅の仲間として未だに連絡を取っているが…………
“栄光の一等星(ベテルギウス)”シエル・グレムレジアス：命の恩人であり悔恨。蘇り後の彼女とは少し付き合いにくい。
“■■■■■■■”真白 霞：何かと縁がある少女。どうにもそそっかしく見える。
“流浪銃弾(バーバ・ヤーガ)”アルヴィナ・イリイニチナ・カラーシュニカヴァ：装備の都合先の社長でビジネスパートナー。仲が悪い様で悪いが信頼がおける。だがそれはそれとしてウザい。

昔馴染

“塵雪華(スノーフレーク)”レイン・グレムレジアス：かつての護衛対象、ある意味での姉。たまに悲鳴交じりの電話が来る。
“境界を越えるもの”：師。次こそは問い質す。

出身地は不明。恐らくはヨーロッパ北部。生まれつきのオーヴァード。
物心付いた頃から傭兵として働いており、サバイバル能力は当時からのもの。
12年前、北欧の小国・ヴィシウェナに訪れた際に第一王女・シエルに見初められ、なし崩し的に彼女の護衛となる。
数年間の長期護衛任務の間に多くの人物から教えを受け、優秀な『騎士』と呼ばれていた。渾名として『星見』を授かる程度には。

8年前、王子の手引により発生した内戦で数少ない生き残りとなる。
その際に如何なる経緯か本来『ヴィシウェナの王』にしか契約出来ないアルグレアとの契約を果たす。
終結後、腐れ縁のアンナと第二王女・レインを引き連れて旅をする。数年で二人とは別れ、単身師の生まれ故郷とされる北海道へと渡る。

旅先で、師の友人である老人から黎明時計を受け取る。
来日したレインと再開した時に巻き込まれた事件で“翅”に加入することとなる。