“凜として咲く”蘇芳コユリ
プレイヤー:K.MYON
- 年齢
- 17
- 性別
- 不詳
- 星座
- 双子座
- 身長
- 163cm
- 体重
- 54kg
- 血液型
- AB型
- ワークス
- 情報屋
- カヴァー
- UGNイリーガル
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- サラマンダー
- HP最大値
- 30
- 常備化ポイント
- 12
- 財産ポイント
- 2
- 行動値
- 4
- 戦闘移動
- 9
- 全力移動
- 18
経験点
- 消費
- +31
- 未使用
- 0
ライフパス
出自 | 両親、親戚、友人。すべてに恵まれて育った……ハズだったんだけどな。 | |
---|---|---|
天涯孤独 | ||
経験 | 逃げた、逃げた、逃げた。それでも、彼女はただ側に立ち続けてくれた。 | |
トラウマ | ||
邂逅 | キミとの出会いはある夏の日の公園にて。砂に描かれた花の絵に、心を奪われた。 | |
出会い | ||
覚醒 | 侵蝕値 | ボクはキミに守られ、そして救われた。さぁ、次はキミの番だ。大丈夫、二人でならきっと──どこへでも行けるさ。 |
渇望 | 17 | |
衝動 | 侵蝕値 | ボクを求めるその言葉を口にしてくれ。でないと、ボクがボク自身を信じられなくなってしまう気がするから。 |
妄想 | 14 | |
侵蝕率基本値 | 31 |
能力値
肉体 | 4 | 感覚 | 1 | 精神 | 2 | 社会 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 2×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 1×2 | シンドローム | 1×2 |
ワークス | ワークス | ワークス | ワークス | 1 | |||
成長 | 成長 | 1 | 成長 | 成長 | |||
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | RC | 交渉 | ||||
回避 | 1 | 知覚 | 1 | 意志 | +1=5 | 調達 | 3 |
運転:二輪 | 1 | 芸術:絵画 | 1 | 知識:心理 | 1 | 情報:UGN | 2 |
知識:オカルト | 1 | 情報:噂話 | 2 | ||||
情報:裏社会 | 1 | ||||||
情報:ウェブ | 2 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 純愛 | 幸福感 | / | 恐怖 | No.HR38、REC:神園茉凜菜。キャラクターひとりが受けるHPダメージを10D軽減する。対象がRECで選択したキャラクターだった場合、そのHPダメージを0にする。効果使用時、侵蝕率+2D、シナリオ中1回まで。 | ||
誓い | 神園茉凜菜 | 信頼 | / | 偏愛 | ボクの手を握って、マリナ。キミが望む限り、離す気はないから。 | ||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― | |||||||
― |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
炎陣 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ― | |
ダメージロールの直前に使用、自身はカバーリングを行う。このカバーリングによって自身は行動済みにならず、行動済みでも使用できる。メインプロセス中1回まで。(Ⅰ/p,158) | |||||||||
氷盾 | 5 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | ― | |
自身がガードを行う際に宣言、そのガード値を+[Lv×5]する。(Ⅱ/p,160) | |||||||||
閃熱の防壁 | 5 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4 | ピュア | |
対象にHPダメージが適用される直前に使用、対象が受ける(予定の)ダメージを-[Lv+2]D点する。このエフェクトは自身を対象にできない。ラウンド中1回まで。(Ⅱ/p,163) | |||||||||
凍てつく刃 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 3 | ― | |
自身以外のキャラクターが行うダメージロールの直前に使用、そのダメージを+[1D+Lv×3]する。ラウンド中1回まで。(BC/p,66) | |||||||||
クリメイト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4 | ― | |
対象が戦闘不能から回復するエフェクトを使用した直後に使用、対象に[1D+Lv×2]点のHPダメージを与える。このエフェクトに命中判定はなく、対象はリアクションを行えない。シナリオ中1回まで。(KE/p,67) | |||||||||
快適室温 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | ― | ― | |
一定の空間の温度をコントロールすることで、そこで過ごす者にとって最も快適な温度をもたらすエフェクト。(Ⅱ/p,164) 年中絵を描くキミに一台いかが? | |||||||||
不燃体 | 1 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
熱に強く、通常の炎や寒さからダメージを受けないことを表すエフェクト。(Ⅱ/p,165) | |||||||||
炎の理 | 1 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 効果参照 | 至近 | ― | ― | |
炎を作り出すエフェクト。(Ⅱ/p,165) やたら説明短いなこいつ。 |
コンボ
華麗なる舞踏
- 組み合わせ
- 《炎陣》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 2
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
火中に踊れ、繰り返す有終の美はキミと共に。
堅固たる意志
- 組み合わせ
- 《氷盾》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 3
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
凍り付いた心を融かし、外傷を弾く障壁と化す。
押し寄せる栄光
- 組み合わせ
- 《閃熱の防壁》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
鮮烈なる色彩が切り拓くは、二人笑いあえる東雲の空。
高貴の一手
- 組み合わせ
- 《凍てつく刃》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 3
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
高貴なる者に剣を、好機を掴み取る紡ぎを。
燃ゆる情熱
- 組み合わせ
- 《クリメイト》
- タイミング
- オートアクション
- 技能
- ―
- 難易度
- 自動成功
- 対象
- 単体
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
硝子を熔かすほどの熱き想いは、生半可な決意をも焼き尽くす。
武器 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 命中 | 攻撃力 | ガード 値 | 射程 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
グロリオーサ | 白兵 | 〈白兵〉 | -1 | 0 | 12+3 | 至近 | データは「クリスタルシールド」。(Ⅱ/p,185) 神園茉凜菜からもらった。 |
防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サーシス | 防具 | ― | ― | 8 | データは「UGNボディアーマー」。(Ⅱ/p,189) 神園茉凜菜からもらった。 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
思い出の一品 | 2 | その他 | 〈意志〉 | 〈意志〉の判定の達成値+1。(Ⅰ/p,180) | |
ウェポンケース×2 | 2 | その他 | ― | 武器、防具からひとつを選択し、対象の装備をオートアクションで装備できるようにする。データ上は「グロリオーサ」「サーシス」を選択。(Ⅰ/p,180) | |
コネ:UGN幹部 | 1 | コネ | 〈情報:UGN〉 | 〈情報:UGN〉の判定のダイス+2個。(Ⅰ/p,179) | |
コネ:噂好きの友人 | 1 | コネ | 〈情報:噂話〉 | 〈情報:噂話〉の判定のダイス+2個。(Ⅰ/p,179) | |
コネ:情報屋 | 1 | コネ | 〈情報:裏社会〉 | 〈情報:裏社会〉の判定のダイス+2個。(Ⅰ/p,179) | |
コネ:ハッカー | 1 | コネ | 〈情報:ウェブ〉 | 〈情報:ウェブ〉の判定のダイス+2個。(Ⅰ/p,179) | |
情報収集チーム | 2 | コネ | 〈情報:〉 | 〈情報:〉の判定を行う直前にオートアクションにて使用、その判定の達成値+2。シナリオ中3回まで。(Ⅱ/p,193) | |
守護者の手袋 | 10 | その他 | ― | 所持している間、自身がカバーリングを行った際のガード値を+3する。(IC/p,72) |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
10 | 20 | 121 | 10 | 0 | 161 | 0/161 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
「言葉にしなきゃわからない、ボクはそれをキミから学んだんだよ」
色のない砂地に揺蕩う一輪の狐百合。自らの信じた土壌が在れば、たとえ炎の中であってもその焔は咲き誇る。
基本情報
【好きなもの】……「神園茉凜菜」「花」「絵」
【嫌いなもの】……「茉凜菜以外の人間」→「特になし!」強いて言うなら「自分の想いを口にしない人」
・色丘高校に通う高校二年生。性格は気分屋で飽きっぽく、新しいもの……いわゆるトレンドに目がない。クラスメイトである「神園茉凜菜」ととても仲が良い様子。誰が言ったかマリナ専用セコム。
・中性的な容姿をしており、自身の性別に言及されることを極度に嫌悪している。また、自らの性別を推測できるような行動を人前で行うことがない。
・裏の顔として“情報屋”の一面を持つ。そのネットワークは一介の高校生の身でありながら、噂話やインターネットを始め裏社会にまでも精通している。
関係者リスト
「神園茉凜菜」
有名財閥である神園家の御令嬢にして、コユリの幼馴染。12年前のある夏の日の公園にて邂逅を果たす。幼い頃からともに過ごしてきたためか、“神園家の一人娘”という視点は持っていない。
コユリのすべての秘密を知る唯一無二の親友であり、あらゆる本心を曝け出すことができる人物。その関係の結び付きは共依存といえるほどに脆く、ある種最上に堅固なものである。仲のよさは5段階中の10億くらい。
「U.G.N」
コユリがインターネット上で交流を行っている“情報通”。最新のトレンドから日本および海外における流行の推移、廃れた嗜好品に至るまでの情報を網羅しているようで、コユリの持つ多岐に渡る情報の多くは彼の受け売りとなっているらしい。信頼は5段階中の4くらい。
名前がUGNと似ているというかまんまだが、別にUGNと関係があるわけではないかもしれない。
その正体は、UGNイリーガルのみで構成された刑罰執行部隊『指切り』の部隊長「鳶色悠刃」である。
他キャラクターとの関係性まとめ
色丘高校
「赤星生吹」
2-Dのクラスメイト。模範的で明るい好青年だが、友人以上の関係を望んでいないように感じる訳アリな人物という認識。コユリ目線の評価は、真面目だが堅物ではない人間。そのため性格的な相性が良く、共通の話題がなくとも場を盛り上げる会話を行うことができる数少ない相手であるためか、話を振ることが多い。仲のよさは5段階中の3くらい。
彼の特殊な家系を認識しているが、マリナのせいおかげで色眼鏡で見ることはない。
「上原ひまり」
あきまりコンビのまりの方。クラスの人気者という認識であり、件の“あきまりコンビ”として揶揄ったり、最新のトレンドについて語り合う程度の関係値はある。ムードを支配する能力に長けていると評価しているため、彼女の側にいるときは傍観者に徹することが多い。仲のよさは5段階中の4くらい。
灰空秋との間に小さな蟠りがあることを感づいている。
「灰空秋」
あきまりコンビのあきの方。ひまりと同様、クラスのムードメーカーで中心人物という認識。知り合ったのは高校1年生の頃からではあるが、(ちょうどコユリの迷いが神園茉凜菜により払拭されたこともあり)持ち前の社交性で打ち解けている。仲のよさは5段階中の3くらい。
彼女の想い人と、上原ひまりとの関係性を把握している。
「黒土鳳馬」
2-Dの担任、呼称はセンセー。新任ではあるが生徒や保護者からの信頼を勝ち取る能力が高く、多感な高校生に寄り添い問題を解決できる程度の根気はあるのだろうという認識。信頼は5段階中の2くらい。
やる気はあるのだろうが、正直なところあまり信用していない。
「青井コウ」
2-Dのクラスメイト。高校デビューと同時に先輩を含めたあらゆる生徒および教師陣と交流を図ったが、その中でもいわゆる“空気”として扱われていた人という認識。マンガや小説の話題では面白い話ができるため、素材自体は悪くないのになと思っている。仲のよさは5段階中の3くらい。
何らかの悩みを抱えていると予想しているが、本人の口から語られるまでは待つつもりでいる。
クラスメイトのモブ
誰とも分け隔てなく、かつ空気を読んだ交流が得意であるため、関係は広く浅い。仲のよさは5段階中の1~3くらい。
マリナに少しでも不埒な視線を向けたら校舎裏ね。
立ち振る舞い(ロールプレイメモ/微メタ)
折り畳み
・一人称はボク、二人称はキミ。神園茉凜菜のみマリナと名前で呼ぶ。飄々とした雰囲気であり、どこか人間離れしている達観した価値観を持つ。シナリオ内の出来事がきっかけとなりオーヴァードとして覚醒するが、一般的な高校生としては異様な落ち着いた反応を見せる。実際には激しく動揺しているが、“マリナを守る”というたった一つの志の元でその力を振るうこととなる。
・オーヴァードとして覚醒した後のコードネームは“凜として咲く”。名前の由来でありコユリの思い出の花である「狐百合(グロリオーサ)」から取られている。グロリオーサの花言葉は栄光、天分、華麗、堅固、燃える情熱など。
アイテム紹介
折り畳み
・「グロリオーサ」(Ⅱ/p,185)
性能は「クリスタルシールド」と同一。形状は中サイズの手鏡であり、下記「思い出の一品」と同一のもの。
シナリオ中の描写としては開始時において未覚醒であるため、武器としてではなく通常の手鏡として所持。覚醒後、マリナの発現させたモルフェウスのシンドロームによってその姿を堅牢な大盾へと変化させることとなる。その変化の過程によるものなのか、コユリを除くオーヴァードは上手く扱うことができない(マリナは扱えるが、そもそもコユリが持たせたがらない)。
・「サーシス」(Ⅱ/p,189)
性能は「UGNボディアーマー」と同一。マリナの創造の力により造られた防具であり、戦闘機動を妨害しない軽さと伸縮性を兼ね備えながら、私服としても使用できる細やかな刺繍がなされたコユリお気に入りの装備品のひとつ。中でもワンポイントとして拵えられた、美しいハナズオウの花を気に入っている。ハナズオウの花言葉は高貴、目覚めなど。
・「思い出の一品」(Ⅰ/p,180)
形状は中サイズの手鏡であり、そこまで高級だったり稀少性が高いわけではない。かなり長い間使用されているが丁寧に手入れがなされているようで、鏡面はもちろん細部の装飾に至るまで美しい状態を保っている。
裏面には大きな狐百合(夏に咲く炎のような花)が描かれているが、元からこういったデザインだったわけではなくマリナによって後から追加されたもの。少しミーハーなところがあるコユリだが、最新のブランドでもトレンドの限定品でもなく、言ってしまえばごく普通の鏡をそれでもなお愛用している。
・「ウェポンケース」(Ⅰ/p,180)
手鏡を収納している少し大きめのハンドポーチ。日用品や化粧品用には別の小物入れを使用しているため、実質専用のものとなっている。
手先が器用で昔から小物や装飾品を作ることが好きだったコユリの作品の一つであり、花の刺繍の完成度が高いお気に入りのもの。こういった小物はクラスメイトなどにねだられれば作りはするが、たとえ知り合いだろうと相応の対価が必要であると考えているので、報酬としてジュースをもらったりしている。
・「コネ一覧」(Ⅰ/p,179)など
大体全部「U.G.N」からの情報。一般人には到底入手できないような情報も流れてくるらしい。
・「守護者の手袋」(IC/p,72)
コユリの誓いの象徴である純白の礼装用手袋。薄手ながら防刃加工も施されており、その防御性能は並の籠手を凌ぐほど。コユリが手袋に誓った願いはただ一つ、マリナと永遠を共にすることだ。
ビルドメモ
折り畳み
サラマンダーピュアでガード屋をやろうとした結果がこれだよ。マイナーもメジャーも浮くとかいうどっかで見た光景だが、クライマックスフェイズでも仕事ができる程度の防御性能があるため、ロイスを火力に回してもらう方針で火力不足をカバーしていただきたいところ。
GM用防御性能メモ
前提:基本的に「神園茉凜菜」に対するすべての攻撃に対し(彼女の侵蝕率が低かろうが気にしない勢いではある)、カバーリングおよびダメージ軽減を行う。よって、結果的に他PCをカバーリングすることはほとんどない。《閃熱の防壁》はダメージによって他PCに使ったり使わなかったり。
カバーリング時:「クリスタルシールド」+「守護者の手袋」により最低「15」点、《氷盾》により100%以下「40」点、100%以上「45」点。装甲値「8」点。
ダメージ軽減:《閃熱の防壁》により100%以下「39」点、100%以上「44」点軽減(平均)。【純愛】により「神園茉凜菜」へのHPダメージを1度だけ無効化。カバーリング不可とか使われてもなんとかなる。というかなんとかする。
履歴
火中に行く
幼い頃から、自身の“性”がわからなかった。中学生の頃は“女”、小学生の頃は“男”、それより前は……わからない。誰の目から見ても異常だとわかるその考えを誰かに話すことはできず、その想いをずっと抱えて生きていく。……そう思ってたんだけどな。
渦中に生く(※)
※以下、神園茉凜菜を除くPCが絶対に知らない情報。見てもいいけどクソ長いよ※
或る騎士と画家の話
彼女と出会ったのは、12年前の夏の日のことだった。照り付ける太陽の熱によって額に汗を浮かべながら、その日のボクは砂場でひとり小さなお城を建設していた。物心がついたその瞬間から自身の他者との“違い”を自覚していたボクは……今思えばその達観していた精神もある種の異様さを示していたのだろうか……優しい両親や親戚に対しても心を開くことができず、遊びに行くといって今日も一人家を出てきてしまった。
同年代の人たちは勿論のこと周りの人々と比べても手先が器用だったボクは、砂を用いて自らの世界を創造することが日課のようになっていた。今日の世界はある著名な画家の女と、そんな彼女に恋をした小国の騎士の物語。騎士は自らの立場を理解しているものの、その想いを画家の女へと告げ──そして、拒絶される。そんな儚いお話。
城の正面に造った騎士と画家の人形を眺め、そして壊す。今日の世界はこれで終わり、そう考えて帰路に就こうとしたその時……彼女と、眼があった。普段なら気にしないような日常の一幕、けれど……ああ、なんとなく、その瞳の奥に滲む色がボクと似ている気がして。しばらく目線を動かせずにいたら声を掛けられて。
それからボクの世界には、あるひとつの色が生まれた。共に砂に描いたグロリオーサの絵、たまたま同じ小学校に入学して同じクラスになって、共に浮いていた二人は趣味嗜好を無邪気に否定されて。反骨精神を剥き出しにして今や職業と成った彼女と違って諦めてしまったボクとは一度道を違えて。同じ中学校に上がって豹変したボクにキミは噛みついて、卒業する頃には……ボクの世界を強引に切り拓いて。
わずか10年足らずで、ボクの世界は美しいキミ色に染め上げられた……なんて、どこかで聞いたことがあるようなキザなセリフだけど。キミのおかげで高校生となった今、ちょっとだけ遅くなってしまったがようやくボクの人生が始まった。ボクがキミに返せることなんてほとんどないけれど、これからはキミが救われる番だ。その口で、その声で、キミの想いを教えて──マリナ。
価値云うに異口
人の価値は人が決める。あの日出会った少女は自身のことをマリナと名乗った。最初は一言二言の会話から、その言葉数は日を追うごとに増えていき。その頃からボクはマリナとは、“友だち”などという生半可な関係で終わらないような……そんな予感がしていた。彼女がその公園に訪れるのは、多くて週に一回程度だった。曰く、“習い事”というものに追われる日々を過ごしているらしい。その幼さに似合わない焦燥と困憊の表情に色を感じつつ、それならばここに来るのも面倒なのではないかと尋ねてみれば「ここが一番落ち着く」という返答。当時はお世辞の一種だろうと受け取っていたが、今思えばあれは本心だったのだろうか。
閑話休題、ボクたちがそんなトクベツな関係を継続している間にも季節は巡り。住んでいる場所が辺鄙な村里ということもあってか、小学校にて再会を果たした(とはいっても公園での談話に明確な終わりはなかったが)。そこで初めて知ったのは、マリナの家庭について。明らかに対応が違う先生や、マリナのことを“さん”と呼称する一部のクラスメイトの反応は、一般的な小学生であれば気に留めることもないだろうけど何処か取り繕われていて。ボクでさえ気付いたのだ、その気持ち悪い視線を向けられている当の本人が感づかないわけもなく……誰が悪いと断じることもできずマリナは、何時の間にか孤立してしまっていた。
とはいえそんな毒を見せたのは極少数、ほとんどのクラスメイトは無知故に普通の反応を見せた。だが、時に無知は罪である。無知故に普通の反応しか見せられない彼らは、ボクたちの世界へと土足で踏み入ってきた。ボクは“性”を、マリナは“絵”を可笑しいと断じられ、孤立を深める要因の一部となった。
こうして、ボクたちの六年間は幕を閉じた。この一件がありボクは益々“性”を隠すことを助長された。しかし一方で、マリナは“絵”を寧ろ前面へと押し出していった。あれだけ貶され馬鹿にされて、それでも反骨精神を剥き出しにして正面から向き合ったマリナ。
──ああ、キミとボクは違うんだろうな。そこで、ボクが進む道は一度、色を失った。
克ち夕に往く
茉莉花と狐百合は土壌を喰い合う。あれから彼女と距離を置くことにしたボクは無為な日々を過ごし、幼い心を残したまま中学生となってしまった。運命とは往々にして残酷なものであり、彼女とボクのクラスは違えることがなかった。一年、二年……季節は幾度も巡り、良き友人として関係を続ける日々。その間にも彼女は己と向き合い、メキメキとその色を増やしていった。羨ましいな、とは少しだけ思ったけれど、彼女とボクは違うから……そう自分に言い聞かせて、逃げ続けた。
……と、思ってたんだけどな。彼女が痺れを切らしたのは、中学校からの卒業を間近に控えたある日の公園にて。正直なところ、彼女の諦めの悪さ……いや、負けず嫌いの度合いを甘く見ていた。時間にして3億秒の執着をその日、真正面からぶつけられて。
もう放っておいて、放っておけるわけがない。キミにはキミの道がある、あなたにもあなたの道がある。キミには約束された未来がある、今は家のことなんて関係ない。ボクの想いは誰にも分からない、自分ですら分かってないじゃない。
圧せば引き、退けば押されの押し問答。暖簾に腕押し、糠に釘。傍から見れば幼稚な言い合いを、当人たちは本気で喰い合って……互いに疲弊を感じ始めた頃には、空は東雲の色を示していた(よく補導されなかったなと、今となっては笑いの種の一つだ)。
「私…あなたが話してくれるまで…諦めないから!」
──なんて最後の一言を、その美しいパレットに水を溜めながらボクの目を見て言われた暁には心を融かされないわけがなく。その日マリナによって、ボクの世界は強引に切り拓かれた。マリナの描く鮮烈なる色彩は、二人笑いあえる東雲の空を彩ったんだ。
それから暫くの後、卒業式を無事に終え。二人でほとんど遊び尽くした寂れた商店街を歩きながら、ボクらしさを描けるようになったボクは夕日の輝く道の真ん中に立って……初めて見せる花の咲いたような笑顔で、こう言ったんだ。
「言葉にしなきゃわからない、ボクはそれをキミから学んだんだよ」
家中に育
この世に存在する、日の目を見ない言の葉に捧ぐ。自分の存在は自分で決める、他人からの視線なんて気にするな!(もちろん迷惑は掛けちゃダメだけどね)なんて吹っ切れたボクは、華々しい高校デビューを遂げた。ボクの“性”は“ボク”であるから。そう気付かせてくれたマリナとの関係はより一層深まり、ボクの世界には色が満ちていた。
ところがまあ、今度はマリナの様子がおかしいことに気付いたのは時を同じくして。キッカケはボクの前で絵を描いているとき、筆のタッチに迷いが見られたことから。長年連れ添った正妻相棒として気付かない訳がないでしょ~とイマジナリーマリナにしたり顔を見せつけてやった後、原因解決に向けて動き出すことにした。とはいえ、ここで問題が一つ。それは先の体験で分かるようにマリナはとんでもなく負けず嫌いであるため、普通に聞いても悩みを吐露してくれるかどうかとっっっっても怪しいという点。というか実際に聞いた結果突っぱねられた。悲しい。
そういうわけで、ボクがとった行動は……その数日後ボクは、神園家当主および御寮人(すなわちマリナの両親)と対面していた。まさかその日マリナの実家へと赴けばボクたちの関係を最も理解しているマリナお気に入りのボディガードと話ができ、その時間帯は両親ともにスケジュールが空いており、名前を出してみればスルッと面会の許可を得ることができるとは微塵も思っていなかった。いやはや偶然とは恐ろしいものだ。
実際に話してみた感想だが、あぁマリナの両親だなというもの。娘をとても愛しているのに、必要のないところで頑固なせいで壁ができ、彼女に自分の道を歩んで欲しいと思っているのに幼い頃の教育が邪魔をする。スランプの直接の原因ではないだろうが、要因の一端になっていることは否めないだろう。
この世界に超能力者はいない。他人の考えは勿論のこと、時に自分の想いですら分からなくなってしまうものだ。ボクが直談判してサックリ関係を修復することも、可能といえば可能だっただろう。しかしそれでは意味が無い。というわけでその場は“仲の良い友人”としての助言をするだけにとどめておいた。ついでに外堀も埋めておいた。
互いに解決の意思があるのであれば、ボクは背中をほんの少し押すだけでいい。あとは本人たちがその一歩を踏み出せばいい。言葉にしなきゃわからないことをマリナから学んだのだ、今度はマリナの番だ。もし不安になってしまっても大丈夫、ボクが側にいる。二人でならきっと──どこへでも行けるさ。
キミと彩る空
MonochromeWorld
燃え上がる感情
関係 | 名前 | 感情 | 説明 |
幼馴染 | 神園茉凜菜 | ☑信頼/☐偏愛 | ボクと彼女の関係か……ボクの大切な人だけど、それ以上の関係をお求めで? |
知り合い | 青井コウ | ☑同情/☐不安 | 胸の内に秘めた想いは、言葉にしなきゃ案外自分でもわからないものだよ。 |
先生? | 黒土鳳馬 | ☐誠意/☑猜疑心 | ちょーっと斜に構えた考え方だけどさ、センセーならこの状況になる前に何か対策できてたんじゃないの? |
興味の対象 | “力” | ☑有為/☐不快感 | 望んだモノじゃないけど、精々ボクたちの未来への路に利用してやるさ。 |
トモダチ | 赤星生吹 | ☑友情/☐嫉妬 | キミあれでしょ、口下手過ぎて周りに理解されない系。ちょっとわかるよ、うん。 |
トモダチ | 上原ひまり | ☑好奇心/☐食傷 | その想いが解決出来たら、カラオケでも行こうよ!もちろんマリナの奢りで! |
トモダチ | 灰空秋 | ☑親近感/☐恐怖 | ちょっと手を広げ過ぎて、溢れちゃったのかな。まずはそうだな、そこの彼にもっと手を伸ばしてみれば? |
燃え尽きた御業
・『天分の障壁』
エフェクト:《氷雪の守護》
説明:差別と区別は紙一重、しかして隔たりは十重二十重。
自問自答
※以下、すべてのPCが絶対に知らない情報。踏み込んだメタ情報も多いです。※
Q1.結局、コユリの“性”ってどうなってるの?
A1.身体、心、ともに「男」です。
思ってたんと違ったら公式が勝手に言ってるだけってことにしといてください。
コユリの顔や声は一般的な女のそれではあるが、生物学上の性は完全に男です。ただしカワイイものが大好きで自身が女として扱われることにさしたる抵抗もないので、性をわざわざ主張することはありません。
Q2.コユリの性的指向は?
A2.んなもんマリナ以外に向くワケねぇだろ。
好きなタイプはマリナ。本人はいたって真面目なので笑っちゃダメよ。たぶん神園家に潰されるし。
マリナが望まない限りは何があろうと手を出さないし、逆にマリナが望めばドコまでもイキます。
Q3.マリナがジャーム化したらどうすんの?
A3.アナタを殺してワタシも死ぬっ!
半分は合ってる。正しくは罪を重ねさせないために自らの手で殺した後、自分も死にます。
なお自分がジャーム化するときにはマリナの手を汚させないように自殺を試みる模様。
※以下、神園茉凜菜のPLは閲覧非推奨※
もしも、の話
……あ、起こしちゃった?ごめんごめん、随分気持ちよさそうに寝てたからついちょっかい出したくなっちゃって。……なんでそんなに傷だらけなのかって?あはは、マリナが気にすることじゃないよ。ほら、こっち来て。もっと近く……そうそう。寒いでしょ、ボクで暖を取りな。
……もう、甘えん坊さんだね。やっぱり……よいしょ、っと。こうやってぎゅっとくっついた方があったかいかな?……それはよかった。……マリナ、まだ眠そうだね。いいよ、もう大丈夫だから。もう、ゆっくり休もう。……大丈夫、熱くない?……あったかくて心地好い?……そ、っか。
マリナが謝ることなんてないよ。悪いのは、ボクの方だから。それに言ったでしょ、責任は取るって。……うん、壊したいよね。なにもかも、ボク以外のすべてを。でも、今はそんなこと考えなくていいんだよ。……眠くなってきた?そうだね、もう限界でしょ。……大丈夫、怖くないよ。ボクはずっと一緒にいるから。
────愛してるよ、マリナ。
燃え尽きた二輪の花
事件ファイルNo.2430。ある古びた家屋から焦げた臭いがする、火事の可能性があると近隣住民から警察に通報が入った。警察が家屋を捜査したところ、一人の女性のものと思われる焼死体とそれを抱くように眠っているオーヴァードを発見。そのオーヴァードがサラマンダーのシンドロームを発現していたことから、女性を焼殺した容疑で拘束されることとなった。焼死体は身元がわからないほどに焼かれており、容疑者であるオーヴァードもこの事件に関して黙秘を続けたことを受け、レネゲイド関連事件担当独立課が改めて調査を行う。
それから数日後、焼死体および容疑者の身元が特定され、彼女たちが数日前にジャームとなってしまったオーヴァードとそのジャームを追っていたUGNイリーガルであったことが判明。事件は“UGNイリーガルがジャームを倒した”というなんの変哲もない事象であったとして幕を閉じることとなった。
……こうして、蘇芳コユリは『指切り』部隊に入隊することとなった。彼はその一件により、色覚に重度の異常をきたすこととなった。今の彼は、白と黒、その濃淡を除き……あらゆる色を認識することができない。また、必要最低限の生活はできてはいるものの、それは惰性で行っているというか……そこに“生きる”という目的はないようにみえる。……私は隊員の問題に対し、過度に干渉すべきではないと思っている。だが、彼がこのまま立ち直ることができないのならば。私は────
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
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フルスクラッチ作成 | 4 | ||||
1 | 2022-11-12/13 | MonochromeWorld | 27 | 春notさん | マリナ/赤星生吹/上原ひまり/蘇芳コユリ |
たとえこの身が砕けても、膝を折るワケにはいかないよ。 |