政治家の家系の次男に生まれた少年。
　裕福な家庭に生まれたことに加えて家を継ぐのは長兄であることが決まっていたことから、子供時代は何不自由ない環境で明るい性格に育つ。
　しかし年を経るごとに自分の周りの友人だと思っていた人達が皆自分と仲良くすることで得られる利益、最終的には金品が目当てであることに気付いていくにつれて次第に周りとの交友を避けるようになっていき、中学生の頃には昔の友人とは完全に疎遠になっていた。
　知り合いのいない高校に入学したのを切欠に過去に囚われたままではいけないと思い立ち、家のことを隠して誰も自分のことを知らない新しい環境で友達を作ろうと考えて一念発起。周囲の人間とも知り合い程度の人間関係は構築できたものの、幼い頃の経験が原因で未だに他人に対しもう一歩踏み込んだ関係になれずにいる。
　満たされない日々を過ごしていたが、レネゲイドウイルスに感染したことで非日常的な事件に巻き込まれることになる。

　上記の経歴から人間関係に関して不器用ではあるが、本来は非常に情け深く純粋な性格。
　関係が崩壊することへの恐れから他人と深い関係を構築することを恐れる一方で、それでも利害でなく友情で繋がる友達という存在に強い憧れを抱いており、もし自分を利用する意図のない相手から裏表のない友情を感じた場合、その「友達」のためならどんなことでもやるとばかりに大喜びするだろう。
　また少々天然であり、端的に言うと非常に騙されやすい。過去についても最初は友人たちも普通に友達のつもりだったが、あまりにも彼が何でも信じてしまうことも上記のような関係性になってしまった原因の一つとなっている。本人は気を付けているつもりだが、気質そのものはあまり変わっていない。
　能力の使用には基本的に激痛を伴うこと、全力で戦闘する際には見るも悍ましい姿に変化してしまうこと、そもそも命を懸けた戦いが怖いことなどから、本当はあまり戦うことはしたくないと思っている。

アライメント：中立・善
一人称：僕
好物：からあげ
趣味：芸術鑑賞
特技：ピアノ
自慢：字が綺麗
座右の銘：後悔先に立たず
家族構成：両親、兄、妹
秘密：高校に入学して一人暮らしを始めた時に友達が沢山出来た時に備えて大量のボードゲーム類を購入したが、高校二年の現在に至るまで1度も使われずに埃をかぶっている。