ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

神園 茉凜菜 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

神園 茉凜菜(かみぞの まりな)

プレイヤー:error_denki

自由登録 基本ステージ はぴらい卓DXH2

年齢
17
性別
星座
牡牛座
身長
158cm
体重
47kg
血液型
B型
ワークス
アーティスト
カヴァー
高校生
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
モルフェウス
HP最大値
25
常備化ポイント
+105=109
財産ポイント
4
行動値
9
戦闘移動
14
全力移動
28

経験点

消費
+29
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 世界的財閥の神園家の御令嬢として生まれる。
資産家
経験 一人娘だったがために両親の期待を一身に背負ってしまう。そんな期待により心は…平常とは言い難いほど歪んでしまった。
期待
邂逅/欲望 ある夏の日の公園にて、私は砂遊びをしていたある少女を見つける。やがて彼女が砂遊びを止め…目が合った。
出会い
覚醒 侵蝕値 「負けるのが嫌い、負けたくない。そのためには、力が必要なの…"大事なもの"を守るための力が…」
渇望 17
衝動 侵蝕値 「全て消えてなくなればいいんだ…!」
破壊 16
その他の修正3黄金錬成
侵蝕率基本値36

能力値

肉体2 感覚4 精神1 社会2
シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム0×2 シンドローム1×2
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵 射撃5 RC 交渉
回避 知覚1 意志2 調達
芸術:絵画2 情報:ウェブ1

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 超血統 No.24/ピュアブリード限定。エフェクトから一つを選択し、レベル+1、最大レベル+2する(《黄金錬成》を選択)。
幼馴染 蘇芳コユリ 執着 偏愛 そっちから放っといてって言われても…絶対に離れてやらないんだから。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
コンセントレイト:モルフェウス 2 メジャーアクション シンドローム 2
組み合わせた判定のクリティカル値を-LVする(下限値7)。(Ⅰ/P.169)
黄金錬成 7 常時 自動成功 自身 至近
常備化ポイントを+[LV×10]する。基本侵蝕値が+3される。(Ⅰ/P.141、EA/P.82)経験点修正:-5点]
砂の加護 5 オートアクション 自動成功 単体 視界 3
対象が判定を行なう直前に使用、その判定のダイスを+(LV+1)個する。ラウンドに1回まで使用可能。(Ⅱ/P.136)
砂塵霊 2 オートアクション 自動成功 単体 視界 3 リミット
前提条件:《砂の加護》/《砂の加護》と同時に使用する。メインプロセスで行う攻撃力を+[Lv×4]する。(BC/P.63)
ペネトレイト 1 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 3
このエフェクトを組み合わせた攻撃では、対象の装甲値を無視してダメージを算出する。ただし、このエフェクトを組み合わせた判定のダイスを-1個。(Ⅰ/P.142)
テクスチャーチェンジ 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
物品の機能を維持したまま、所持しているアイテムの外見を思いのままに変化させる。(Ⅱ/P.141)
万能器具 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
大気やその場にある物質を使ってどんな日用品でも作り出すことができる。(Ⅱ/P.141)

コンボ

【具現化】・万雷の喝采(ドムス・アウレア)

組み合わせ
《コンセントレイト:モルフェウス》+《砂の加護》+《砂塵霊》+《ペネトレイト》
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
自動成功
対象
射程
武器
侵蝕値
8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
4+4
8
5
8
100%以上
4+5
7
5
12

周り全てを覆い尽くし、余りにも幻想的な光景に見たもの全てを喝采させる無数の雷。だが、それは美しいだけのものではない。華やかな日々も、残酷な裏切りも、無慈悲な不理解をも飲み込む光なのだ─
効果:装甲無視

【具現化】・叡智の光(マルクト)

組み合わせ
《砂の加護》+《砂塵霊》
タイミング
オートアクション
技能
難易度
自動成功
対象
単体
射程
視界
侵蝕値
3
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
4
8
100%以上
5
12

人を導く眩い光。ただ、強い光は時として人の目を眩ませる。

(旧):【具現化】・破戒すべき全ての理(ルール・ブレイカー)

組み合わせ
《コンセントレイト:モルフェウス》+《砂の加護》+《ペネトレイト》+《クリスタライズ》
タイミング
メジャーアクション
技能
射撃
難易度
自動成功
対象
単体
射程
武器
侵蝕値
12
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
4+4
8
5
6
100%以上
4+5
7
5
9

術理、摂理、世の理。その万象、一切を貫く純白の大剣。
その大剣の前ではどんな武器も、どんな盾も、どんな鎧も無力と化す。
効果:装甲無視

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
フルオートショットガン 14 射撃 〈射撃〉 -1 5 - 10m 同エンゲージに攻撃する場合、ドッジのダイスを-1個し、攻撃力+5。(IC/P.80)
防具常備化経験点種別行動ドッジ装甲値解説
勝負服 14 防具 1 個人のこだわりを最大限に発揮した服。〈意思〉判定のダイス+1個。
クリスタルシールド 15 防具 蘇芳コユリに譲渡
UGNボディアーマー 18 防具 蘇芳コユリに譲渡
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
コネ:警察官 1 コネ 〈情報:警察〉 〈情報:警察〉の判定のダイス+2個。(Ⅰ/P.179)
コネ:研究者 1 コネ 〈情報:学問〉 〈情報:学問〉の判定のダイス+2個。(Ⅰ/P.179)
コネ:傭兵 1 コネ 〈情報:軍事〉 〈情報:軍事〉の判定のダイス+2個。(Ⅰ/P.179)
コネ:コーポレート 1 コネ 〈情報:ビジネス〉 〈情報:ビジネス〉の判定のダイス+2個。(Ⅰ/P.179)
コネ:マスメディア 1 コネ 〈情報:メディア〉 〈情報:メディア〉の判定のダイス+2個。(Ⅰ/P.179)
コネ:要人への貸し 1 コネ 〈情報:〉 任意の〈情報:〉の判定のダイス+3個。1シナリオに1回。(Ⅰ/P.179)
医療トランク 10 その他 メジャーアクションで使用可能。HPを2D10点回復。1シーンに1回使用可能。
ウェポンケース 1 その他 「フルオートショットガン」を指定。武器、防具からひとつを選択し、対象の装備をオートアクションで装備できるようにする。(Ⅰ/p,180)
錬金秘本 15 その他 《黄金錬成》によって得られる常備化ポイントが+[LV×15]になる。(IC/P.75)
照準器 5 その他 常備化している「種別:射撃」の武器の命中判定の達成値+1する。(IC/P.85)
芸術道具 2 その他 絵を描くための絵具やキャンバスを所持。〈芸術:●●〉の判定の達成値+1する。(NS/P.103)
炸裂徹甲弾×5 5 使い捨て マイナーアクションで使用。名称に「ショットガン」を含む武器による攻撃力を+1D。
ホローポイント弾×5 15 使い捨て マイナーアクションで使用。射撃武器による攻撃力を+3。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 10 134 15 0 159 0/159
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

「私…あなたが話してくれるまで…諦めないから!」
世界一諦めの悪い少女。自分が納得するまでどこまでも追い続け、離れない。

基本情報

・世界的財閥の神園家の一人娘であり、超お金持ち。
両親からの期待を一身に背負い続け、周りからも神園家の御令嬢として見られ続けた結果、心に壁を作るようになってしまった。
・知る人ぞ知る”絵師”であり、彼女の描く風景画は見る人を圧倒する。その圧倒的な表現力と繊細なタッチを武器に数々のコンクールで受賞してきた。
だが、近年はコンクールに出ることもなく表舞台から姿を消している。関係者からはスランプだと囁かれているが…?
・性格は、強気で負けず嫌い。ただ、自分が一度気にしてしまうと声をかけずにはいられず、その後のアフターケアもバッチリ(意訳:姉御肌)
・上記性格から強気な口調かと思いきや、普段は優しく、また子供の頃から数多の習い事をやっている関係上気品も兼ね備えており、周りからは優等生に見られている。
・彼女の"負けず嫌い"は度を越しており、その異常なまでの勝利への拘りは、時に周りが見えなくなることも。
勝利のために、自らの財産と地位をフル活用して、どんな手段を使ってでも勝利をもぎ取る。(ちゃんと法は守るよ!)

関係者リスト

蘇芳コユリ

小さい頃からの幼馴染。
付かず離れずの絶妙な関係を維持し、時には全ての本音を話すことができる間柄。(しかし茉凜菜は自身の性格が災いしてか全てを話すまでには至れない)
茉凜菜と言えばコユリ。コユリと言えば茉凜菜。
仲の良さは5段階中評価不能。

両親

幼い頃から自分の娘にいろいろと背負わせてしまったと思っており、後悔している。
本人達は娘のことを心から愛している。

義理の弟

茉凜菜が中学生の時に、両親が神園家の分家から跡継ぎとして招き入れた義理の弟。
会った当初は暗かったが、次第に明るくなっていった。
よく話すというほどではないが、お互いの食べ物の好みが似通っているため、たまにスイーツを一緒に食べに行くくらいにはそこそこ仲が良い。

ビルドメモ

詳細

お金持ちのRPがしたい。
そのために黄金錬成を取った。金はすべてを解決する。


1. 経験点+15点使用して、「錬金秘本」獲得。
2. 常備化アイテムばかりなので、《水晶の剣》で強化
3. 《レインフォース》や《アタックボーナス》や《ソードマスター》あたりを習得する
→《ソードマスター》はコユリが取ってくれるらしい

履歴メモ

詳細

▼基本情報
・神園家ご令嬢
・名前の由来は「心穏やかに、凛々しく繊細な子に育ってほしいという意味を込めて」
・幼い頃から習い事などで、押し付けられてきた。その軋轢から、自分の世界を作るようになり、心の壁を作るようになった。
・自分の世界で信じられるのは、自分が描いた”絵”のみ。そのため、自分の都合のいいように登場人物を増やし、心の平穏を保っていた。
・いろいろあって、親から反発し家出してしまう。家出した先の公園で「蘇芳コユリ」と出会う。
・その時いろいろあって、「蘇芳コユリ」を守らなきゃという気持ちが芽生える。
・趣味の”絵”が、職業までなった原因は、小学校の時に同級生にバカにされたから。
その後、彼女は弛まぬ努力で見事コンテストで選ばれるほどの絵を描くようになった。
ただし、現在は壁にぶち当たっており、苦悩している。
▼性格
・強気で負けず嫌い
・上記経験から、親に本当の自分は見られていないと思われている(神園家の子供として見られている)
(実はそんなことはないので、どっかでエピソードとして盛り込みたい)
・負けず嫌いのため、利用するものは利用してでも勝つ(エフェクトにつながる)

履歴

いろいろあった私と彼の人生、今なら少し振り返っても良いかもね

幼い少女の想い

 私は神園家の一人娘として生まれた。
当時の両親はそれはそれは喜んだと聞いてる。両親が結婚してから私が生まれるのに時間がかかったらしくて。そんな二人は私に…大きな期待を寄せてしまったんだと思う。
幼い頃からマナー講習やピアノ、華道など習い事をたくさんやらされて…財閥の一人娘として立派な淑女に育てるために…
普通だったら、積み木を積んだり、絵を書いたりして遊んでる年代…当時の私はもちろん楽しくなんてなかった。たまに近くの公園を通るんだけどね。子どもたちが自由に遊んでいるのを見るの…羨ましそうにね。でも遊べない、通り過ぎるだけ。そんな日々に次第に…私の心は壊れてしまったの。
 その日を境に私は自分の世界に閉じこもるようになった。きっかけは通っていたピアノ教室にあった絵本から。
絵本の中身は一人ぼっちの少女が、ある同い年の友人と出会い、明るく笑顔あふれる少女に成長した話。
ああ、私もこんな風になれたら…幼いながらもその存在に憧れた私は絵本の少女と自分を重ね、絵を描くことでその世界を彩ることにしたのだ。そう、いつかそんな人に会えることを夢見て…

出逢い

 あれは、まだ私が幼稚園に通っていた頃の話。
「お嬢様、次はピアノのレッスンです」
お付きのボディガード兼運転手から次の習い事の内容が告げられる。毎日様々なことを習わせられていた当時の私は正直言ってこんな日々に飽き飽きしていた。
「レッスン嫌だなぁ」そんなことを考えていた、と思う。でも正直あの時は何で行動に移したのかわからない。こんなところから抜け出して遠くに逃げてやろうって考えてたら体が勝手に動いたんだと思う。 ボディガードがトイレに行っている隙に…私は車を抜け出した。
どこに行くかも決めてない、というかどこに行けばいいかわからない。でも捕まらないように遠くに…走って、走って、走って。気がついたら習い事の行きによく通る公園に着いていた。ふと公園の砂場を見ると…砂遊びをしている少女がいた。
どこか悲哀漂う少女はどこか今の私に似ている気がして──気がついたら砂遊びを止め、帰ろうとしている少女に声をかけていた。
「まって、わたしまりなって言うの。あなたはなんていうの?」

 もちろんその後すぐにボディガードに連れ戻されて両親にも怒られた。
でも両親は私の気持ちを少し察してくれたのか、あの出来事以来習い事をほんの少しだけ減らしてくれた。本当にほんの少しだったけれどね。その空いた時間でボディガードにわがままを言って、彼女…"コユリ"に会いに行った。
私が喋りたそうにしていたら話しかけてくれる、私がちょっと不機嫌なときは何も言わず傍にいてくれる、長くても1時間くらいの短い時間だったけれど…コユリと過ごす日々は私にとって至福の時間であり、あの絵本の女の子のようになれた気持ちだった。今思えばあの時から私はコユリに惹かれていたのかもしれない──


 これは余談なんだけど、本来はコユリと同じ小学校に通う予定じゃなかったらしいの。両親は私を都会のエスカレーター式の進学校に行かせるつもりだったけど、コユリと公園で遊んでいる姿をボディガードから聞いていたらしくて、小学生の間くらいは会ったことのある同い年の友達が一緒にいる方が安心できるだろうってことで通わせてもらえたってわけ。

気持ち

 小学校での日々は私にとってあまりいい思い出ではなかった。楽しかった記憶も…今思うと少なかったと感じる。もちろんコユリと同じクラスになり、一緒にいる時間がたくさん増えたのはとても嬉しかった。でも周りの視線が、感情が…日常を邪魔してきた。
私が神園家なのを知ってか明らかにぎこちなく接してくる先生…私が遠くにいると黙々と作業しているのに近づくと途端に取り繕ろう職員…極めつけに私のことを"さん"付けで呼んでくるクラスメイトまでいた。何も気づかず、無知な小学生でいられればどれだけ楽だったろう。そんな私にコユリ以外の友達なんてできるはずもなく、私の周りにはコユリだけだった。でも別にそれでも良かった、だってコユリと一緒にいるのは楽しかったから…コユリは周りが明らかに普通の反応とは違うとわかっていても変わらず接してくれた。多分、彼がいなかったら私は壊れていたと思う。今思ってもコユリには感謝しかない。
 こうして月日は流れ──平日は学校、休日は習い事に勉強と普通の小学生…とは程遠い忙しい日々を送っていたある日のこと。図画工作の授業中に私の人生を大きく変える出来事が起こった。
その日の授業は『自分の好きな物』を描く時間だった。小学3年生となって今でも自分の世界を彩ってくれた絵本のような絵を描くのが趣味だった私は『好きな物』と聞いて、女の子が真ん中にいて周りが花畑の絵を描いて提出した。
だがその絵は良く言えば華やか、悪く言えば…幼稚な絵だった。そんな絵を一人のクラスメイトが指差しこう言ったのだ──「マリナの絵だっせー」。その声に同調するように他のクラスメイトたちも私の絵を見て似たような反応を見せた。「確かにイメージと違うよね」「神園家の人とは思えない絵かも」「よくこの絵で提出したね」「子供っぽい」などなど…そんな声に私は思わず声を荒らげてしまい…「あんたたちに私の何がわかるのよ!」。私の声にクラスメイト達はそれ以来私の絵に何か言うということはなくなった。
その後、コユリはいろいろ励ましてくれたが、私の心はどす黒い感情でいっぱいだった。馬鹿にしやがって…あんな奴らに私の絵の価値なんてわかるわけない馬鹿にされっぱなしは嫌…そうだ、絵をうまくなってあいつらを…絶対に…見返してやる
 私はその日から勉強の時間を最低限に絵の勉強に打ち込んだ。両親にも頼みこみ、絵の先生もつけてもらった。
努力して努力して努力して…いつしか私の絵を馬鹿にする人はいなくなり…たまたま応募したコンクールで優秀賞を受賞し世間から神童とまで呼ばれ評価された。
これで私のことを馬鹿にする人はいない…私の心は満たされていたが、同時に自分のことに精一杯で…コユリの変化に気づけなかった。


 中学生になった私達は、小学生の時と変わらず仲の良い親友…のようで距離の空いたどこか歪な関係となっていた。コユリ自身も考え込むことが増え、さらに私が何かあったと聞いてもごまかすことが増えた。何でも言い合える間柄だと思っていたのに…その時の私はショックを受けてたっけ。
少しずつ、少しずつ時が経つたびに私達の距離は離れていく…まるで放っておいてと言わんばかりに…
 でもね、コユリ。私の諦めの悪さも世界一なの。コユリと出会ったあの日から…ずっと救われてきたの。今度は私の番。放っておいてって言われても絶対に離れてやらないんだから。あなたの気持ち、全て聞かせてもらうから!
そして中学校からの卒業を間近に控えたある日の公園で──コユリに思いの丈をぶち撒けた。いろいろ言い争いになったけれど、私の諦めの悪さに観念したのかコユリも笑いながら想いを吐露してくれて──最終的には仲直り。コユリもその日以来笑顔を見せるようになり、私達は初めてお互いを分かり合える関係になれたの。

願い

 高校からは都会の進学校に行くことを約束に義務教育を田舎の学校に通わせてもらっていたけれど、どうしてもコユリと同じ高校に通いたかった私は放課後には塾に通うこと、全国模試2桁を維持することを条件に同じ高校に入学させてもらった。
そうして始まった高校生活だけど──なんとびっくり、コユリは中学とは打って変わって華々しく高校デビュー。その持ち前の明るさと容姿でクラスでの人気者に。一方の私はコユリ以外とは話さないお硬いお嬢様としてクラスに定着した。
それと小学生の頃から描き続けていた絵なんだけど、なぜか思ったような絵を描けなくなった。自分が何を描いていたか、どんな姿勢で絵と向き合っていたのか…わからなくなったの。
でも、理由はなんとなくわかってた。多分今が幸せだからなんだと思う…コユリがいて、両親がいて、弟がいて、ボディガードさんがいて──私の世界はコユリと会う前と比べると華やかに、煌びやかになった。きっと今ならあの絵本の少女にも負けないだろう…いやむしろ勝ってるかも?
願わくばこんな日々がずっと続けば良いのに──そう思っていた。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 4
1 11/13 Monochrome World 25 春not 蘇芳コユリ/上原ひまり/赤星 生吹/灰空秋
マリナとコユリの波乱万丈な物語の序章

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