“Little Empress”Alice Wisteria
プレイヤー:クロレラ
「お忘れのようですが、
私の本職は小説を書くことですから」
- 年齢
- 18
- 性別
- 女
- 星座
- 不詳
- 身長
- 150
- 体重
- 40
- 血液型
- A型
- ワークス
- UGN支部長D/AXO評議員
- カヴァー
- 作家 初作『歩く妖蛆』
- ブリード
- ピュアブリード
- シンドローム
- ノイマン
- HP最大値
- 28
- 常備化ポイント
- 10
- 財産ポイント
- 10
- 行動値
- +6=14
- 戦闘移動
- 19
- 全力移動
- 38
経験点
- 消費
- +344
- 未使用
- 4
ライフパス
出自 | 施設で育った。 | ||
---|---|---|---|
天涯孤独 | |||
経験 | 非人道的な実験を受けていた。 | ||
実験体 | |||
邂逅 | |||
忘却 | |||
覚醒 | 侵蝕値 | 研究の成果である。研究は人道的なものではなかった。 | |
素体 | 16 | ||
衝動 | 侵蝕値 | 他者をいたぶることに快楽を感じる。 | |
15 | |||
/変異暴走 | あらゆる攻撃で与えるダメージが-20(最低0)される。HPダメージ算出直後に適用。 | ||
その他の修正 | 2 | 《灰色の脳細胞》+2 | |
侵蝕率基本値 | 33 |
能力値
肉体 | 1 | 感覚 | 1 | 精神 | 6 | 社会 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 0×2 | シンドローム | 0×2 | シンドローム | 3×2 | シンドローム | 1×2 |
ワークス | ワークス | ワークス | ワークス | 1 | |||
成長 | 1 | 成長 | 1 | 成長 | 0 | 成長 | 0 |
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | RC | 交渉 | 1 | |||
回避 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | 2 | ||
情報:UGN | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 触媒 | ― | 《ブリッツクリーク》2枚目 | ||||
Dロイス | 古代種 | ― | |||||
都築 京香 | 傾倒 | / | 嫉妬 | BL | 次はどんな脚本をご用意いただけるのでしょうか。今からとても楽しみです。 | ||
蕪木 唯作 | 傾倒 | / | 偏愛 | BK | 指し手としての挑戦、心待ちにしております。 | ||
黒花 槐 | 有為 | / | 懸念 | GR | 卒業…できたんですか…⁉ | ||
相楽 正道 | 好奇心 | / | 憐憫 | YE | 冷たく苛烈な血液は、これからも罪を焼き、そして己が身を焦がすのでしょうか? | ||
茂木 國彦 | 有為 | / | 憐憫 | GR | UGNは人手不足ですから。まだまだ引退などと言わないでくださいね。 |
メモリー
関係 | 名前 | 感情 | |
---|---|---|---|
祝部 栞 | 好奇心 | 存在するだけで周囲へ災いを齎す力ですか…神様との対局などというまたとない機会を恵んでいただいたこと、大変感謝しています。 |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | 99%以下 | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
常勝の天才 | 7 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | 6 | ピュア | |
ラウンド内のあらゆる攻撃力を+[LV*4]。自身は対象外。1シーン1回。(最大Lv.7) | |||||||||
戦術 | 7 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | 6 | - | |
ラウンド内のメジャー判定ダイス+LV個。自身は対象外。(最大Lv.7) | |||||||||
ファンアウト | 1 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 範囲(選択) | 至近 | 4 | ― | |
対象は戦闘移動を行える。移動先は対象が決定(拒否可)。自身を対象にできない。1シーンLV回。 | |||||||||
アドヴァイス | 7 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4 | - | |
対象が次に行うメジャーCL値-1(下限6) & メジャー判定ダイス+LV個。自身は対象外。(最大Lv.7) | |||||||||
弱点看破(+ウィークメーカー)(+AXOエンブレム:ジェニュインアクシズ) | 5 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 自動成功 | 単体 | 視界 | 3+1 | - | |
対象がラウンド内に行うあらゆる攻撃力+[LV*3]+5。(最大Lv.5+5) | |||||||||
智将の眼力 | 4 | メジャーアクション | シンドローム | 自動成功 | ― | ― | 4 | リミット | |
《弱点看破》と組み合わせて使用。組み合わせたエフェクトのLVに+1する。1シナリオLV回。(最大Lv.5) | |||||||||
戦場の魔術師 | 1 | メジャーアクション | シンドローム | 自動成功 | 3体 | ― | 3 | リミット | |
《アドヴァイス》と組み合わせて使用。組合わせた判定の対象を3体に変更。1シナリオ[LV+1]回。(最大Lv.7) | |||||||||
神機妙算 | 3 | メジャーアクション | シンドローム | ― | 範囲(選択) | ― | 3 | 80% | |
このエフェクトを組み合わせたメジャーアクションの対象を『範囲:選択』にする。1シーンLV回。(最大Lv.5) | |||||||||
U:嗜虐の弁術 | 1 | イニシアチブ | ― | 自動成功 | 範囲(選択) | 視界 | 5 | 加虐、120% | |
ラウンド間、対象の攻撃力-[LV*3]、【行動値】-5。組み合わせ不可。1シナリオ1回。(最大Lv.5) | |||||||||
ブリッツクリーク | 1 | イニシアチブ | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4D10 | 120% | |
1シナリオ回。対象はInitPにMainPを実行可。行動済みでも可。実行後も行動済みにならない。 | |||||||||
D:触媒 | 1 | イニシアチブ | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | ― | Dロイス | |
1シナリオ1回。対象はInitPにMainPを実行可。行動済みでも可。実行後も行動済みにならない。自身選択不可。 | |||||||||
D:コンダクト | 1 | イニシアチブ | ― | 自動成功 | 単体 | 至近 | 10 | Dロイス | |
1シナリオ1回。対象はInitPにMeinPを実行可。ただし、対象が未行動に限る。自身選択不可。 | |||||||||
ひらめきの盾 | 5 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 2 | 80% | |
対象の被ダメージを-10点。1シナリオにLV回。(最大Lv.5) | |||||||||
D:インペリアルガード | 3 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 3 | Dロイス | |
自身の被ダメージを-2D10点。1シナリオLV回。(最大Lv.3)[経験点修正:+15点] | |||||||||
言葉の刃 | 1 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 交渉 | 単体 | 視界 | 3 | - | |
攻撃力+LVの射撃攻撃。装甲無視。(最大Lv.7) | |||||||||
D:コマンド | 1 | メジャーアクション | 〈交渉〉 | 対決 | 範囲(選択) | 視界 | 3 | Dロイス | |
トループのみ対象。射撃攻撃が命中した場合、対象を戦闘不能にする。組み合わせたエフェクトでHPダメージは与えられない。[経験点修正:+15点] | |||||||||
灰色の脳細胞 | 1 | 常時 | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | ― | ― | |
【行動値】に+【精神】する。基本侵蝕値+2。 | |||||||||
鬼謀の策士 | 0 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | シーン(選択) | 視界 | 6 | リミット | |
《戦術》と組み合わせて使用。ノイマンエフェクトのみ組み合わせ可。組み合わせたエフェクトを「対象:シーン(選択)」「射程:視界」に変更。1シナリオ1回。 | |||||||||
リカバリー | 0 | セットアッププロセス | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 2 | - | |
暴走以外のBSを全て回復。自身を対象不可。1シーンLV回。(最大Lv.5) | |||||||||
ヒーリングウイルス | 0 | クリンナッププロセス | ― | 自動成功 | 範囲(選択) | 至近 | 1 | ― | |
対象のHPをLV点回復する。非戦闘時1シーン1回。 | |||||||||
インスピレーション | 0 | メジャーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | - | |
GM直質。1シナリオLV回。(最大Lv.5) | |||||||||
レネゲイドカートリッジ:原初の虚ろ:ハイブリーディング | 0 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 6 | 120% | |
いつでも使用可。自身が取得しているエフェクト一つの使用回数制限を1回分回復する。ただし、そのエフェクトの侵蝕値に等しいHPを失う。1シナリオ1回。 | |||||||||
レネゲイドカートリッジ:原初の虚ろ:ハイブリーディング | 0 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 6 | 120% | |
いつでも使用可。自身が取得しているエフェクト一つの使用回数制限を1回分回復する。ただし、そのエフェクトの侵蝕値に等しいHPを失う。1シナリオ1回。 |
コンボ
防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AXOエンブレム:アブソーブアーマー | 0 | 30 | エンブレム/防具 | 0 | 0 | 15 | HPダメージの適用直前に使用。HPダメージ-3D10点。1シナリオ3回。(経験点30) | |
インターセプトアーマー | 0 | 0 | 防具 | -1 | 5 | (常備化10点) |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
ウィークメーカー | 0 | 15 | 一般 | ― | IA p.88。《弱点看破》の効果に更に攻撃力+5。効果を適用する度に侵蝕率+1。 |
AXOエンブレム:ジェニュインアクシズ | 0 | 0 | エンブレム/一般 | ― | 取得している「制限:-」のエフェクトひとつのレベルに+5する。上限を超えてよいが、エフェクトの使用回数は増加しない。他のエンブレムアイテム取得不可。(経験点25) |
情報収集チーム | 0 | 0 | コネ | 〈情報:〉 | <情報:~~>の判定時に使用し達成値+2。1シナリオ3回まで。(常備化点:1) |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
20 | 0 | 390 | 45 | 15 | 470 | 4/474 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
プロジェクト・アダムカドモンの素体。
人為的なオーヴァード覚醒を試みた施設で育てられた少女。
生まれつき身体が弱く常に杖を携行している。
物腰は丁寧で穏やかだが、内面は苛烈な人物。
施設が崩壊した際にUGNに保護されたが、彼女にとって、同年代の少年少女らは稚拙に見えて仕方がなかった。
本人の強い希望により、若年ながらもチルドレンとして"ホーム"に預けられることなく、すぐにUGNのエージェントとして任務に就くこととなった。
身体の弱さと持ち合わせている能力故に、もっぱら後方支援や司令塔としての役割に徹する。
政治を得意とし、人との交渉事を好む傾向も強く、稀有な若さで支部長への昇進を果たした。(「n市連続刺殺事件」幕間いにて)
目下の楽しみは、WE事件にて決死の作戦を強いられた日本支部長 霧谷雄吾に対して容喙すること。
駒を動かし不敵な笑みを浮かべる小さき女帝(でありたい)。
経歴
- 2005年(生誕)
- 2010年(5歳)
- UGN保護プログラムにより回収
- 2012年(7歳)
- UGN加入
- 2017年(12歳)
- N市支部へ転属
- 2019年(14歳)
- N市支部長就任
- 2020年(15歳)
- Operation: World End始動
- 2021年(16歳)
- Operation: World End終結
特殊部隊"Dissolution"発足 - 2022年(17歳)
- AXO加入
- 2023年(18歳)
HR風 アリスの一日
日本で過ごすアリス・ウィスタリアのとある一日
- 0800
- 起床: 私は一日8時間の睡眠が適切のようです。
- 0830
- 朝食: 毎朝お気に入りの紅茶でモーニングティーを楽しんでいます。
- 0930
- 出勤: 移動に車は欠かせません。
- 0100
- 報告: お願いごとをしていたエージェントから報告を受け、次手の指示を出します。手に余る内容であれば、スポークスのお二人に早急に片付けていただきましょう。
- 1030
- 会議: いくつか気になる事由を抱えた国の支部長と連絡を取り、調査の依頼を行います。
- 1200
- 会議: 多忙な霧谷さんを捕まえるのは苦労しますが、日本支部との情報交換は重要です。
- 1230
- 昼食: N市支部の食堂へ赴き、目に留まった方をお誘いしてランチです。嫌な顔をしないで下さい。
- 1330
- 指示: 食後の紅茶をいただきながら、ディゾリューション部隊の戦況確認と、必要があればいくつかの助言をさせていただきます。
- 1400
- 調査: アデプタス日本支局へ向かい、集めたい情報の調査を依頼します。ルキナさんは昨晩もあまり寝ていないようですね。
- 1530
- お茶: 楽一さんとティータイムを楽しみます。渦雷さんはトレーニングだそうです。
- 1615
- 散歩: お二人が暇そうなので、近くで起きた事件に顔を出すことにしました。適度な運動も必要ですからね。
- 1700
- 報告: 後片付けはお任せして、依頼していた任務の報告書を確認していきます。
- 1800
- 執筆: 空いた時間は気ままに次作の筆を進めるとしましょう。
- 1900
- 会食: 政府高官や財源企業役員との情報交換の場ですが、私相手に腹の探り合いとは、無謀な事ですね。
- 2030
- 帰宅: 退屈な会食でした。帰宅中に暴漢の襲撃に遭いましたが、今頃は彼女のお夜食でしょうか。
- 2100
- 入浴: 極力湯舟に浸かる習慣です。
- 2145
- 執筆: やはり最近はあまり時間を作れません。
- 2300
- 会議: 評議会の定例会です。この時間になってしまうのは日本にいる間の悩みの種ですね。
- 2400
- 余暇: チェスを楽しむことが多いですね。そろそろ蕪木さんへお手紙を送っても良いかもしれません。
- 2500
- 就寝: お気に入りのナイトキャップを被って就寝。
"プロジェクト・アダムカドモン" の素体
プロジェクト・アダムカドモンの素体であり、人為的なオーヴァードの覚醒を目指した実験施設で育てられた少女である。
先天的にオーヴァードを誕生させるという実験の目論見から、胎児の段階でRVを投与され、僅かな生き残りは生後半年の時点で既に過酷な実験と訓練が開始された。
同時期に何十人もの素体に同様の訓練が行われたが、ある者は身体が耐えられなくなり、ある者は心が耐えられなくなり、またある者は望まれた結果を出すことが難しくなり、次々と脱落していった。
その中で、アリスの成熟速度は一般的な子どものそれを遥かに凌ぐ結果を示し、ピュアノイマンシリーズの最高傑作と評される程の試験成果を上げていった。
しかし、実験による弊害だったのか、それとも真に先天的なものだったのか、アリスは生まれつき身体が弱かった。
彼女の才覚が運動全般に活かされないことは、当時の研究者たちにとって画竜点睛を欠く思いだっただろう。
それとも或いは、そのハンデによって、非凡な才覚が育まれたという可能性も無視はできない。
結果だけが全てを決める環境で育てられた彼女らにとって、勝者こそが正義。悪とは弱さから生じるすべてのものだという死生観が自然と固定化されていった。
外の世界に出たことで、それは次第に嗜虐的な思考に至らせることとなる。
生前から自己というモノを決定付けられたアリスは、自身の選択によって己の行く末を定めることに強いこだわりを見せている。しかしその一方で、力を証明することでしか、自身の存在意義を見出すことができないことは、自己同一性を揺るがす根本的な要因にもなっている。
天才たれとしてつくられ、天才であったから生き残ることができた。しかし、力を証明すればするほどに、考えさせられる。果たしてそれは自分の力なのか、それともただ単に研究成果でしかないのか…。
尚、アリスが人為感染させられたRVは〈古代種〉の因子を含んでいた。
そのため、身体的成長速度は徐々に減少していき、第二次性徴を期に完全に停滞した。
-EOF-
追記(World End Juvenile ~Reverse harbingers stand up in the confusion~)
リベレーターズの辿り着いた行先は実に見事でした。
彼らの策にはまんまとしてやられてしまいました。
ですが、それよりも――ジェノサイドパペット、蕪木唯作。なんと切れ味鋭い、狂ったお人形。
決めました。私のクイーンの駒は彼にいたしましょう。
プランナーさん。あなたとのゲームが今からとても楽しみです。
追記(World End Revival ~Prologue~ -His tresure-後)
WEJ事件を通して、意志の固まりと繋がりを感じざるを得ません。私にとっては良くも悪くも、といったところですが。
それから、ご丁寧に使者までお遣いいただき、お心遣いありがとうございます。
貴女も私を気に掛けて下さっているようで大変嬉しく思います。
盤上の準備はお互いそろそろ整ってきた頃でしょうか。
さあ、次はどんな一手をお見せいただけるのでしょう。
追記(World End Revival Part.1 ~Muddiness war vortex~後)
随分と派手な攻め手をお見せいただきました。
しかしプランナーさん、クイーンのタダ捨てとは...どういった妙手に繋がるのでしょう。
こちらもそろそろ、ギャンビットと参ります。
追記(World End Revival -Part.2- ~Don’t forget the lost pain.~後)
戦いには勝利した。それは紛れもない事実です。
いくらそう言い聞かせても、どうも紅茶が美味しくない。
犠牲を出さねば先に進めぬというのならば、それは、その択しか残すことのできなかった私の不徳の成すところ。
今はそういうことにしておきましょう。
私にはそれしかできない。勝つこと以外に一体何が必要だというのでしょう…。
追記(World End Revival Part.Final - Beyond The End -後)
人が一生で身に付ける知識など、とうに淘汰したと思っていましたが。
私にもまだまだ学習の余地はあるようです。
それはさておき、この上なく愉しい一局でした。
彼ら彼女らが生い立つように、私も自身の次の一手を熟考するとしましょう。
盤上の駒は除かれ、新たなゲームの支度が始まります。
ティーポットの中身は十分ですか?
霧谷雄吾の受難
「さて、本日もご挨拶に伺うとしましょうか」
WEからしばらく、私は事後処理を進める傍ら、何かにつけては日本支部へと足を運んでいる。
紳士を絵に描いたような、この国のUGNを支える要。"リヴァイアサン"こと霧谷雄吾。
多くの者にとって、実直、懇親、人徳…そんな言葉が人一倍似合う男として記憶されており、特に現役エージェントからの支持は厚い。
しかし、彼の持つこの異名は、実はその類まれなる外交手腕に由来している。
政治論との結び付きが深いこの水棲幻獣は、困難、強敵、権力、それら全てを飲み込む平和の化身というわけだ。
そんな男から何かを引き出そうともなれば、至難の業であることは言うまでもない。
それこそ、此度のように凛烈な状況下での決断を余儀なくされでもしなければ。
ーー
「ご機嫌よう、霧谷さん」
「やあ、また来たのかい」
控えめなノックとは裏腹に、返事をするより先に杖を付く音が室内に聞こえてきた。
15歳という若さで支部長の席に就いた少女。
同じノイマン型シンドロームを有する人材の中でも、取り分け為政への関心が強い彼女は、近頃頻繁に私の元を訪れている。
最近では、彼女の顔を見るや否や、どうにも胃腸の調子が悪くなっていく気がしてならない。
「ええ。ご心配なさらずとも、N市支部の采配に差支えはございませんよ」
これでも嫌味のつもりで言った開口一番だったが、当てつけのような言葉でそう返される。
私は目を通していた書類の束を机で均し、そのままそれを手に立ち上がった。
彼女に来客用のソファへ座るよう勧め、その対面へと腰を落とす。
改めて向かい合うと、ついつい、ふうと溜息混じりの声が漏れてしまった。
少しバツの悪さを感じ、濁すようにして話を切り出す。
「その点に関しては、君のことは信頼しているとも。…それで、今日も例の件で来たのかな。ランチのお誘いではないだろう?」
「それもまた楽しそうではありますが…宜しければこれからご一緒にいかがですか?」
「…遠慮しておくよ。まだまだやること尽くめさ。油を売っていたらローザさんにどんな顔をされるやら」
あまり想像したくない光景を2つ並べられる結果に終わり、もう下手なことは口にするまいと固く誓う。
何を想像したのか、彼女も可笑しそうに笑いをこぼしていた。
「ふふ、そうですね。ではお時間を取らせてしまうのも悪いですし、本題に入らせていただくとしましょう」
彼女は私が持つ書類に目を向けながらそう告げる。
隠すことのないその視線は、既に気付いていますよというアピールだろうか。
せめて秘書にお茶を申し付けるくらいのことをしておけば、話が短く終わるということくらいは悟られなかったかもしれない。
不甲斐なさに、思わず顔を逸らしそうになるが、せめてもの最後の足掻きを口にする。
「ここまで軒並み、君の…君たちの望みを通してきただろう。私とて一介の支部長に過ぎない。話を上げたからと言って、上をどうこうできるものではないことは承知してもらいたいところなんだが…」
「あら、そうなのですか?貴方は現場主義として有名な方です。伺ったところによると、評議会の指令に反目した行動も多いとか」
「全くどこから聞き付けてくるのか…しかし、それとこれとは話が別さ。何より、この話が通ってしまった方が、僕としては都合が悪くなる可能性だってあるんだから」
どうやら督責の手を緩める気配は見られそうもなく、もはや正直な心持ちを伝えるよりない。
しかしそう、私にもどうしてもそこだけは見極めなければならないというポイントはある。
彼女がどんな目的でこの提案を持ち掛けてきたのか、それはどんなに推し量っても分からない。
正義を成したいのか、実力を試したいのか、ともすればただの暇つぶしと言ってのけるかもしれない。
しかし、今後この少女がどう立ち回る算段でいるのか。それはこのUGNにとって良き追い風足らしめるのか…。
不躾を承知で、品定めの目を向けた。
「それについてもご心配には及びません。私も評議会の老人たちとお茶を飲み交わしたいと思っているわけではありませんから」
それに…と、若き女帝は私の視線に微笑み返して続けた。
「私は、人の嫌がることを進んでする主義ですから」
降参だ。手を上げるようにして手中の書類を机に落とす。
甲は乙を、U.G.N.中枢評議会 代議士として推薦する。
甲: U.G.N.日本支部長 霧谷雄吾
乙: Alice Wisteria
彼女の言う通り、私は中央の指示に兼々疑念を抱いている。
FH蜂起以降、指導力を大きく後退させた評議会は、力を誇示するかのように頻繁に統制を取る動きが見受けられた。
しかし、その多くは現場を蔑ろにしたものであり、世界のガーディアンであるUGNの有り様にそぐわぬ意向に煮え湯を飲まされてきたものだ。
過去幾度となく反発し、中央の指示を無視した作戦指揮を執り行うことも増えていた。
評議会とて一枚岩ではない。
日本支部内の諸事に追われる身では、籍を置くだけで得られる情報は些末なものでしかなかった。
そんな私の元に、彼女から持ち掛けられた提案は二つ。
一つは、私から代議士として彼女を推薦するとこで、日本支部の頭目として評議会への圧力を掛けること。
もう一つは、議会内部に近付くことで得られる情報を増やし、中央で何が起きようとしているのか、その動きを嗅ぎとる助力となるというもの。
彼女を送り付けることは、果たして吉と出るか凶と出るか。
「本当に、食えないレディだよ」
支部を後にする小さな背中を窓から見送り、思わずそう独りごちた。
-EOF-
追記(the Chaos World End <Exhibition> 後)
「お忘れのようですが、私の本職は小説を書くことですから。
これを報告書と捉えるのか、それとも私が書き下ろした新作と捉えるのかは、あなたにお任せします」
話を終えて、杖に身を預けながら部屋を出る――その前に。
序論
「《プロジェクト・アダムカドモン》。霧谷さん、あなたは憶えておいでですか?」
激しい動揺の色を見せる姿に、つい口角が上がってしまう。
「ああ、勘違いなさらないで下さい。恨みつらみを明かしたいのではありません。
あの施設にいた頃、私は力を持たず、弱く、そして自分の運命に抗えなかった。ただそれだけのこと…」
悪とは何か――それは、弱さから生じる全てのもの。
正義とは勝者のこと。この世は勝つことが全てです。過程は関係ありません。
最後に私が勝ってさえいれば、それでいい――と、私はそう考えています。
常に勝者こそが正しいのです。ですからそれは、お互い様ですよね?
正義であるために、勝者たるために。
-EOF-
追記(BLACKOUT TOKYO 後)
Cover Story
事件発生から数日。
破損した発電所の復旧は急ピッチで行われ、無事電力供給も回復した。
この大規模停電は国内外のニュースで取り上げられ、かなりの大事となってしまったようだ。
アリスがテレビの報道を見ながら話し掛けてくる。
「今回は全てをなかったことになど到底不可能でしたので、霧谷さんの方で発電設備の大事故というカヴァーストーリーを敷かれたようです」
「実行犯であるあの男は、元FHエージェントだったようです。
無理やり力を得ようとしていた様子をみるに、何者かに唆されてこんな大胆な犯行に及んだんでしょう」
知性の欠ける相手が一番恐ろしいですね。と苦笑いを浮かべている。
テレビでは、真相を何も知らない哀れな電力会社の社長が、ハンカチで額の汗を拭いながら記者会見に応じている姿が映し出されている。
『今後このような事態を引き起こさぬよう、設備には一層の冗長化を図っていく次第でございます――』
「巻き込まれてしまった方々は大変気の毒ですが、皆さんのお力添えにより、迅速に対処できたことは何よりでしょう。
これほど早く動くけたのは流石に我々だけでしょうから、お隣の支部や霧谷さんにも恩を売ることができましたしね。
改めて、この度はご協力いただきありがとうございました」
微笑みながら、そう感謝の言葉を口にする。
(引用:BLACKOUT TOKYO #シーン11 マスターシーン)
-EOF-
追記(『いっしょにあそびましょ』 後)
不穏なる夜風
N市支部、旧支部長室。
アリス・ウィスタリアはモニタ越しの相手と何やら話し込んでいた。
「――ご報告ありがとうございました。評議会派閥の動向監視については、引き続きよろしくお願いしますね」
「ああそれと、N市高校の一件。その後についてですが、休み明けともなれば、生徒たちの話題は夏休みに起きた出来事にすっかりシフトしているとのことでした。以降、七不思議の噂やそれに類する話題が大きく取り上げられるようなことはなくなっているようですね」
「あっそ…じゃあもうそっちの監視はいらないってことでいいわね?」
「ええ、ご苦労様でした」
「…まったく。わざわざ校内に監視モジュール仕込んで夜は偵察ドローンまで使わせて…こっちも忙しいのよ」
「お手数お掛けしました。貴女にはお手の物とお見受けしたものですから」
「ふん。元凶だったお化け学校は始末したんでしょ。脅威を取り除いた後だってのに、わざわざこんなことする必要なんてあったの?」
「ええ…理由は勿論あります。結局根本的な原因は分からず終いでしたが…どうして突然、あのような強力な力を有したRBが、一介の高校に居着くようになったのでしょう?」
「…さあね、偶然なんじゃないの?RBたちの考えることなんて分かるわけないわよ」
「そうかもしれませんね。ともかく、この件は一旦静観することとしますので、監視は終了いただいて結構です」
「はいはい…じゃ、もう切るから」
「おやすみなさい、ルキナさん」
—-
通話を終えたアリスは夜風にあたるべく、支部長室の部屋の窓を開け放つ。
夏の夜の生暖かい風がクーラーで冷えた身体に心地よい。
「交戦したチルドレンの皆さんのご報告にあった幽霊校舎の攻撃。その報告が正しければ、あのエフェクトはたしか…」
「大事にならなければよいのですがね」
少女は次なる対局に心躍らせつつ、夜空に向かいそう独り言ちた。
(引用:『いっしょにあそびましょ』 #シーン6 マスターシーン)
-EOF-
追記(UGN慰安旅行 〜湯けむり温泉郷 編〜 後)
裏切り者!
君たちの報告をアリスはにっこりと微笑んで聞いている。
いつの間にか彼女の横には瓢も並んで立っており、彼もまたうんうんと深く頷いて耳を傾ける。
「なるほど、なるほど。“MM-76”といえば、たしか〈ステイト・オブ・グレイス〉が保有する化学兵器ですね。ただのチンピラや宗教法人であれば、UGNとして手出しするというわけにはいきませんが、ことレネゲイドウイルス絡みともなれば、放っておく訳にはいきませんね」
それに併せるようにして、大仰な仕草で頭を掻きながら瓢も口を開く。
「私たちの支部は、支部とは名ばかり。賊と戦うだけの戦力など持ち合わせてはおりませぬ…いやあ…これは困った困った…」
「ご安心ください瓢さん。日本には『一宿一飯の恩義』という言葉がございます。こうして素晴らしい宿をご提供いただいているというのに、まさかそんな見殺しにするような真似は致しませんとも」
「幸い、ここに腕利きのエージェントが揃っています。実は彼らは本日・明日と任務中の扱いでして」
「ははあ!なんという偶然!なんというお慈悲!ありがたやあありがたやあ…」
「…ということです」
小首をかしげにっこりと笑う。
「私も瓢さんへの恩義を返すべく、悪党を懲らしめに現地へ向かいたい気持ちは山々なのですが…」
「生憎とこの身体な上に体力もございません。この山道では、皆さんの足でまといになることは明々白々…それは私も望むところではありません。ですので、非常に悔やまれるところではありますが、今回は皆さんの帰りをここで待つことにいたしましょう」
そう言うアリスの腕には、バスタオルが抱えられている。
(引用:UGN慰安旅行 〜湯けむり温泉郷 編〜 #シーン11)
-EOF-
追記(スーパーロボット大戦XX 後)
詳細
相良率いるDissolutionには、アリスからとある哨戒任務を依頼していた。シーンはその任務からの帰りとする。
異界旅行(CWE)の直後、”アラドヴァル”というイリーガルの行方を調査してほしいという依頼があった。
私的とも思われるような内容で動かされていたが、かの探し人はロシア連邦モスクワ付近で交戦があった後、鹵獲されたという情報を入手。追撃しようとした矢先に帰投命令が下された。
相良が部屋を訪れると、アリスは何やらご機嫌な様子で分厚い本に向かっている。
何事か丸印を付けたり、数字を書き込んだりと忙しない様子だ。
「アラドヴァルの調査ご苦労さまです」
「彼はどの組織に属することもなく、世界中を飛び回っているようですから、所在を探すのも一苦労ですね」
「しかしロシアですか…UGNの支配圏が行き届いていない地域ですから、詳しい居場所の特定にも時間が掛かるでしょうし、奪還作戦を執り行うにしてもそれなりの準備が必要でしょう」
「幸い、というのは些か不謹慎かもしれませんが、FHによって捕らえられているのであれば、かの老師もしばらくはその場に留まっていただけるはずです。本意ではないでしょうが」
「ひとまず、この件の次の手についてはこちらでお預かりします。ありがとうございました」
「Dissolutionをというよりは相良さんを、ですが、この度こちらへ呼び戻したのはもう一つ理由があります」
「なんでもT市のアールラボで旧アリス班を集めた試験を行いたいのだとか…?」
「アールラボのフィリアス氏には私も一度お会いしてみたいと思っていましたので楽しみですね」
「これから蕪木さんへもお手紙を送るところなんです」
そう言って、嬉しそうに先程から夢中で書き込んでいた本を持ち上げて見せてくる。
「相良さんからも何か書き留めますか?」
「では、また期日が近づきましたらご連絡しますね」
(引用:スーパーロボット大戦XX #シーン5 side.A)
-EOF-
追記(Tree of Knowledge -前篇・後篇-後)
Tree of Knowledgeに実った禁忌の果実
「神が人類に与た最初の贈り物は、一本の木でした。
神は、最初の人類であるAdamとEveに告げました。
『この木に生る実を、決して食べてはいけないよ』と。
しかし、彼らはその命令に背き、果実を一つ口にします。
その瞬間、彼らは強い罪責感に襲われました。
彼らは、神の意図せぬ方法で、罪をその身に取り込むことで、善悪の知識を授かったのです――」
「この世で最も多くの人に読まれた本が何か、ご存知ですか?
――それは、人類創成の物語『the Bible』="聖書"です。
この本の発行部数は、少なく見積もっても50億冊以上に及ぶのだとか…」
「ルイス・キャロルの傑作『不思議の国のアリス』ですら1億部程度と聞きますから、その影響力たるや如何に大きいことでしょうか…。
これほどの読者が存在する書物は他に類を見ません。もはや異常とも言えるでしょう」
「ところで話は変わりますが、"12"という中途半端な数字は、不自然にも自然と、人類の文化に馴染み深いものだと思いませんか?」
「人が名を与えた12の星座。
人が定めた12の暦。
ギリシャで語られる12の神々。
日本に伝わる12の干支。
仏教が説いた苦しみの根源たる12の縁起。
キリストに仕え聖書を記したという12の伝道師。
…我々評議員の議席も、おやおや偶然にも12席でしたね」
「近年発見されたウロボロスを除き、RVが示すシンドロームの分類は12種です。
そして、ある者の手によって砕かれた〈原初の果実〉もまた12個の輝石」
「今思えば、〈原初の果実〉="シャインティア・ボニー=エト=マリー"という名は一体誰が名付けたのでしょう。
神さまから人類への最初の贈り物にして、人類最初の罪の象徴。"知識の木"="Tree of Knowledge"に実った禁忌の果実」
「…さて。世界で最も読まれてきた書物が、人類史の起点たるこの物語が、
かつて人という生き物が起こした厄災を物語の渦に覆い隠し、再び起こることのないようにと戒めた、壮大なるカバーストーリーだったのだとしたら………」
「ふふ、彼女の目に映る"プラン"は、果たしてどれほどまでに及んでいるのでしょう」
(引用:Tree of Knowledge -後篇- #シーン18 マスターシーン)
-EOF-
Backdoor Treaty
「こんばんは、レドリックさん」
「……ウィスタリアか…何の用だ」
高級ホテルの高層階に構えられたレストラン。
男は東京の夜景を一望できるこの場所で、一流のシェフが腕を奮ったフランス料理に舌鼓を打っていた。
「私もご一緒してよろしいですか?ここのポアレは絶品だと聞いたものですから」
「勝手にしろ。だが生憎と、子どもを楽しませるような愉快な話をする気分ではない」
折角の憩いのひとときに邪魔が入り、忌諱の目を以て応じる。
「つれないですね。あなたが部下に、私のことを探らせていたようですから、わざわざこちらから出向いて差し上げましたのに」
絶対的主導者がものを決めるのではなく、マジョリティが優先される体制。そんな為政へと一変して久しい今のUGNにおいて、隣で思考する身内は必ずしも"仲間"ではない。
それどころか、殆どの場合において、その半数以上が敵、あるいは少なくとも味方と呼ぶに相応しくはない。
それが初めから分かっているだけでも、この娘はぎりぎり合格ラインだというのが、文龍氏の見解だった。
「……一つはっきりさせておくべき事がある」
そう言うと、アッシュはナイフを置き、口元を拭って向き直る。
「…お前は″どちら側″に着くつもりだ。答え次第では、お前の周りも今よりは静かになるやもしれんな」
アリスは向かいの席に腰掛けると、窓の外の夜景に目を落とし、しばらく黙り込んだ。
「私のことはどうぞお気になさらないで下さい…と言いたい所ですが、今回はご相談があって伺いました。話を聞いてもらえますか?」
曖昧な回答に不躾な要求。普段であればにべも無く足蹴にするところだったが、私は彼女の物言いに少しばかり興味が湧いた。
この小娘は政治好きと聞いていたが、そんな噂とは裏腹に、これまでは差程、評議会で強い主張をする事のなかった。私のような、お世辞にも交渉が通じやすいとは言えない相手に話を持ち掛けてきた理由とはなにか。
無言で先を促すと、薄く笑い続ける。
「〈原初の果実〉の報告はご存知ですか?」
後日開催される評議会に先立って届けられた資料の山に、確かそんなものがあったか。
「それがどうした。"賢者の石"といえど所詮はその程度、私が関与するほどのことではない」
「これはまだ評議会にも上げていない話なのですが、アレは個人的には大変興味深い物でして――」
「――ふん。その話が本当だとして、私に何を求める」
「私はこの石が持つ可能性に非常に興味があります。それはかなり個人的な理由ですが…。ともあれ、いずれ大事になることは明白です。保守派の皆さんがどのような主張をしてくるのかもまた想像に容易いでしょう」
「破壊、あるいは封滅…か。しかし、"銀の石"や日下部の件もある。特異すぎる存在であるなら、奴らが安全策を重要視するのは頷けることだ」
「ですが、それでは可能性の目を摘み取ることも同義です」
「私に、活用の道筋を立てる手助けをしろと?」
「はい。私が個人的に策を巡らせるよりも、改革派の皆さんに流れを作っていただいた方が、万が一にも備えられます」
「UGNを人質に取るような物言いは慎め…例え私が協力しなくとも行動に移すと?思い上がりも甚だしいようだが、私は私の成すべきことをするだけだ。お前が無能ならば振り落とす」
「ありがとうございます。最後に、派閥へのお誘いの件ですが、性分だけで言えば、私は改革派の皆さんの方が馬が合うと思っていますよ」
目を伏せて笑い、簡潔にそう告げると、結局何も頼むことなく立ち去っていく。
すっかり冷めきった皿を下げさせ、口直しのワインを呷る。
やはり、あの世間知らずの娘からは、齎すべき者としての信念が見えない。
換骨奪胎の気概がなければ、オーヴァードが真に表社会に立つことなどできないというのに。
(引用:Tree of Knowledge -前篇- #シーン19 マスターシーン)
-EOF-
Words cut more than swords (言葉の刃)
「先手をどうぞ」
そう言って、白い駒が整然と並んだ盤がこちらに向けられる。
「あのー…さっきも言いましたけど、私こういうの得意ってほどじゃないんですけど…」
「構いませんよ。待ち手にしますか?それとも、チェスではあまり聞きませんが、駒落ちの方が良いでしょうか?」
最初にルールを知っているかと聞かれて、素直に答えてしまったのが間違いだった。
その後のやんわりとした断りはことごとく聞き入れられず、結局こうして、席に座らされてしまっている。
「駒落ちで…」
「では、下段は全て片落ち。おまけでf7のポーンも差し上げます」
私とは対照的に、彼女は楽しげな様子で自陣の駒をひょいひょい取り除いていく。
遊び相手が居ないのだろうか?だとしたら、少しくらい付き合ってあげなくては可哀想にも思えてきたので、気合いを入れ直す。
それにしても、こういう楽しそうな顔だけ見てれば、この子もテレーズさんも、見た目相応の女の子なんだけどなぁ………ところでf7ってどこだ…ああ、そこなんだ…。
しかし、改めてスカスカになった黒陣営を見ると、これなら勝てるかもと思えてきた。
なんと言っても戦力差は約半分、相手方にはクイーンまでおらず、こちらが先手。
定石なんて知らないが、それでも慎重に駒を進め始める。
「アリスさんが評議会に来て1年くらいになるんでしたっけ。どうですか、評議会とか、UGN本部とか…?」
なんの気ない世間話のつもりで、少しでも気が逸れればという、卑しい企みからそんな雑な話を振ったが、即答が返ってきた。
「崖っぷちですね」
「崖っぷち…?保守派と改革派のいがみ合いのことですか…?それとも例の遺産の…?」
私の問いに、首を縦に振るでも横に振るでもなく言葉が続けられる。
「そうですね…分かりやすいところで、このUGNという組織の資金繰りの危うさという観点から一つお話していきましょうか」
カツンという黒のナイトが強く進み出た音と同時に、こちらを見つめながらそんなことを話し始めた――
「例えば、私がいた日本における全国支部のUGN在籍者は総勢18万人」
「日本国内におけるエージェントの人権費だけでも毎月350億円。
そこに支給装備の開発・調達費用、研究費用、各支部の運営費用。
そして、連日発生する事件に要する膨大な対応支出…。
どんなに低く見積っても、月々500億円は下らない予算が必要です」
「勿論、UGNは営利団体ではありませんし、事件への対応だけで手一杯な現状では、自活機能させることも困難です。
必然的に、これらの殆どを民間の支援団体と設置国からの支援予算で何とかまかなっている…。それが今のUGNの実情です」
饒舌に語る間も、着々と白の騎士たちが切り崩されていく。
「…加えて、情報操作のために莫大な労力と巨額の費用が掛かっていることはよくご存知でしょう。最も厄介な点はここにありますからね」
「先程のエージェント18万人だけでも、日本人口の0.15%にのぼります。
そこに加えて、全国のチルドレン、イリーガル。UGNと同等規模のFHエージェント。
あるいはギルドや鴻央会、その他未特定のオーヴァードおよびRB。
更には、R担などの警察関係者、一部政府関係者などなど…。
もはや200~300人に1人程度が、実はRVの存在を知得している…そんな社会だと見て間違いないでしょう」
「そして情報を拡散させることは、この中の誰にでも、美味しいお茶を入れるより簡単にできることです」
「情報封鎖は近々、限界を迎えるでしょうね」
「これが今の世界であり、もはやコードウェル博士反目当時の2000年代ではないのです」
「……もしも、今この瞬間、UGNが総力を上げても隠しきれないだけの大騒動が発生したとしたら…?
何も知らぬ世間の目に、それはどう映るでしょうか。
その後、ただ同じ力を有するというだけでも、我々オーヴァードという存在は一体どのような目で見られることでしょうね」
「或いはもしも、資金支援を担う組織が明日から援助を打ち切ると言い出したら、どうしましょうか。
全世界の支部が稼働に必要な資金は1ヶ月あたり最低でも1兆3500億円。
そして同時に、オーヴァードという存在へのポジティブマジョリティを世界中で示していかなければなりません」
「私はこれまでに、世界を三度救うお手伝いをしてきましたが。
しかし残念ながら、いくつかの事件と数台のスマートフォンさえあれば、私たちの日常は何度でも、いとも容易く脅かされるのです」
「――チェック」
あれよあれよという間に守りは崩れ落とされ、空いた穴を刺すようにしてトドメの宣言が下されてしまった。
下げすぎた味方の駒に進路を塞がれ、王に残された逃げ道は僅かだ。
「いえ!まだ、こことか!あとはこの駒で道を塞いで…っ!」
「遅くとも11手先で詰みです」
「……ぅぅ…」
あまりにも呆気なく勝負が着いたと言い渡され、言葉に詰まってしまう。
「…あの、ふざけず真面目にお相手をしていただきたいのですが」
あれ…おかしいな…ワーディングは出ていないよね?何故こんなにも、心に刃物が突き刺さったような気持ちがするのだろう……?
(引用:Tree of Knowledge -後篇- #シーン8 マスターシーン)
-EOF-
月刊UGNスクープ2023/2月号『OperationW.E. の真実_Dr. コードウェル失踪に潜む陰謀』
追記(Re; La Porté de l'Enfer 後)
Dead of Debt (追加貸付)
- 2023/4 中旬 -
『飼い犬には首輪を付けてしっかりとリードを握っておくものだ、アリス・ウィスタリア。…それとも、飼い主自身が分を弁えない礼儀知らずならば、いよいよ何を言っても無駄だろうな』
そんな言葉とともにアッシュ・レドリックがモニター越しに睨みを効かせている。
大気圏外から地表を焼き尽くすレドリックの保有兵器"天の火"。その無断使用を巡って、随分とご立腹な様子だ。
「その節はお世話になりました」
『貴様のやったことは、叛逆の狼煙。この私に対する宣戦布告とも取れる非常識極まりない行動だ。どう落とし前をつけるつもりだ』
「しかし、鉱さんが成そうとしていた太歳による"RVのない世界"。それはあなたにとっても望むべくのないことだったのではありませんか?レドリックさん」
「如何にルキナさんの技術が長けていようとも、独自システムで構築されたあれだけの代物を、即座に扱えるわけもありません。どうやら、天の火は既に対象を捉え、発射シーケンスが整えられていたようですね」
濃色ガラスの奥の瞳が、僅かに揺れる。
「あれは日本支部管轄海域内の騒ぎ、霧谷さんもいらっしゃいましたからね……と、これ以上は無粋ですね」
『知ったような口を聞くな。いずれにせよ貴様は、既に私に一つ借りがある。そのことを努々忘れるな』
「そちらの件についても、お返しのご提案がありますので、後日改めてお話させていただきます」
『ふん』
「では改めて、”今回の”ご相談はお受けいただけるということでよろしいですか?」
『…くれてやるのは登用が見送りになった現物だけだ。貴様に製造プラントまで見せてやるほど、あれは安いものではない』
『アズールベース跡地の調査は、こちらから送るイェルサン博士が執り行う。くれぐれも邪魔をするな』
「それで結構です」
(引用:Re; La Porté de l'Enfer #シーン31 マスターシーン)
-EOF-
"天才"の独白
石門がもたらした膨大な被害の後始末は、まだ当分、終息の兆しを見せないだろう。
書類を片付けたアリスは机の端に置かれたチェス盤を引き寄せ、一つ一つ、在るべき位置へと駒を戻していく。
「蕪木さんも、槐さんも、相良さんも、そして老塾した茂木さんすらも、出会った当初に比べ随分と様変わりしました。これをおそらく、人は"成長"と呼ぶのでしょう」
「対して、私はどうでしょうか?唯一、何も変わっていない。何一つ成長していない。そんな人間は、おそらく世界を見渡してもただ独りなのではないでしょうか」
「能力としての私の現在値はとうにデザイン通りのものまで迫りつつあります。しかし果たしてそれは、私自身の、アリス・ウィスタリアの"成長"だったのでしょうか?」
盤上に整然と揃え直された駒。
その中で、最も豪奢な意匠の施された白の駒を一つ摘み上げて立ち上がる。
『覚えておけ、お前は確かに万能かもしれないが、全能ではない――』
「ふふふ…おかしな事を言う方ですね。私が全能ではない…それどころか、万能ですらないことなど、この私自身が最も良く知るところですよ」
それは、これまでの私の振る舞いと、此度の棋譜を踏まえて掛けられた、幾分かは私の事を想っての、そんな言葉。
不器用なりに伝えてくれた、思い遣りと取って差し支えのない言葉だったのだろう。
しかしアリスは、口元に浮かべた微笑みとはまるで対象的な、冷めきった視線を窓の外へと向けている。
支部の中庭では、休み時間を過ごす同年代のチルドレンたちが、日の光の下で元気よく遊び回っている。
「人に与えられた才能は平等ではありませんね。私がチェス盤に並ぶ駒を、そのおよそ全てをコントロールできることは、他人には許されない才覚だと言えるでしょうが…しかし一方で、私には中庭を駆け回ることも、ボール遊びに興じることもできはしません」
「万能に憧れるわけでも、できないことを嘆きたいわけでもないのです。ただ、持たされたモノに従って、到達点に沿って。ただそれだけによって形作られたこの私の一体どこに、私がいると、そう言えるのでしょう」
ぼとりと、力任せに首を折ったKingの駒が静かに床へ転がった。
-EOF-
チャパレ
チャパレ
1d10 侵蝕値増加
:侵蝕率+
:HP-
#セットアップ
《常勝の天才》シーン(選択)/視界 ※1シーン1回
ラウンド内のあらゆる攻撃力+[(7+{レベル補正})*4]点。
:侵蝕率+6
《戦術》シーン(選択)/視界
ラウンド内のメジャー判定ダイス+[7+{レベル補正}]個。
:侵蝕率+6
#メジャー
《アドヴァイス》《弱点看破》単体/視界 →
対象が次に行うメジャー判定のクリティカル値-1(下限6)
対象が次に行うメジャー判定のダイス+[7+{レベル補正}]個
対象がラウンド内に行うあらゆる攻撃力+[((5+{レベル補正})*3)+5]点
:侵蝕率+8
《アドヴァイス》《弱点看破》《神機妙算》範囲(選択)/視界 ※80%制限 ※1シーン[3+{レベル補正}]回
対象が次に行うメジャー判定のクリティカル値-1(下限6)
対象が次に行うメジャー判定のダイス+[7+{レベル補正}]個
対象がラウンド内に行うあらゆる攻撃力+[((5+{レベル補正})*3)+5]点
:侵蝕率+11
《アドヴァイス》《弱点看破》《神機妙算》《智将の眼力》範囲(選択)/視界 ※80%制限 ※1シナリオ[5+{レベル補正}]回
対象が次に行うメジャー判定のクリティカル値-1(下限6)
対象が次に行うメジャー判定のダイス+[7+{レベル補正}+1]個
対象がラウンド内に行うあらゆる攻撃力+[((5+{レベル補正}+1)*3)+5]点 →
:侵蝕率+15
《言葉の刃》
:侵蝕率+3
(3+{ダイス補正})dx+1 判定
Xd10+(1+{レベル補正}) ダメージ
#イニシアチブ
《ブリッツクリーク》単体/視界 ※120%制限 ※1シナリオ1回
InitPにMainP実行可。行動済みにならない。 →
4d10 コスト算出
:侵蝕率+
《D:触媒》単体/視界 ※1シナリオ1回
InitPにMainP実行可。行動済みにならない。 →
《D:コンダクト》単体/視界 ※1シナリオ1回
InitPにMainP実行可。行動済みになる。 →
:侵蝕率+10
#オート
《ひらめきの盾》単体/視界 ※80%制限 ※1シナリオ(5+{レベル補正})回
被ダメージ-10点 →
:侵蝕率+2
《D:インペリアルガード》自身/至近 ※1シナリオ(3+{レベル補正})回
自身の被ダメージ-[2D10]
2D10
:侵蝕率+3
《AXOエンブレム:アブソーブアーマー》自身/至近 ※1シナリオ3回
自身の被ダメージ-[3D10]
3d10
#リアクション
(1+{ダイス補正})dx 回避
--未開放--
《リカバリー》:単体対象の暴走以外のBSを回復 →
:侵蝕率+2
《リカバリー》+《鬼謀の策士》+《戦術》:範囲(選択)の暴走以外のBSを回復&判定ダイス+[7+{レベル補正}]個
:侵蝕率+14
《U:嗜虐の弁術》:ラウンド間、対象の攻撃力-[LV*3]、【行動値】-5。組み合わせ不可。1シナリオ1回。(最大Lv.5)
《インスピレーション》:GM直質
:侵蝕率+2
履歴
n市連続刺殺事件
ハンドアウト③
ロイス:坂月那岐
カバー/ワークス 指定なし/UGNエージェント
君はレネゲイド・ビーイングによる組織、ゼノスについて調査をしている。
(ゼノスについてはルルブ②p207参照)。
そんな中、ゼノスの一員である坂月那岐と遭遇。敵対するか否かのにらみ合いをしている最中に連続刺殺事件へと巻き込まれていくことになる。
World End Juvenile
PC③:UGNN市支部の支部長
ロイス:与儀大介 推奨感情 P:有為/N:不信感
カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部長
与儀大輔は、これまで多くの優秀なチルドレンを輩出してきたUGNの教官である。
チルドレン失踪が続く中、彼は霧谷と共にキミの支部に乗り込んできた。
こんな事態の中でも、彼はチルドレンのケアにしか興味はない。
キミは、与儀の態度に不審なものを感じるのだった。
World End Juvenile ~Reverse Harbingers Stand Up in the Confusion~
ハンドアウト(アリス) ロイス:”プランナー” 都築京香
チルドレン失踪事件とコードウェル博士の足跡を並行して追っている君の下に、突然プランナーこと都築京香が訪れる。
彼女は君にある提案を持ってきた。
それを受け入れるも断るも、君の意思次第だ。
しかし、答え一つで今後の動向が変わってしまう。
持ちかけられた提案は、瞬時にそう理解できる旨の内容だった。
World End Revival ~Prologue~ -His tresure-
HO:アリス・ウィスタリア
ロイス:蕪木唯作 感情P:任意
君はWEJ事件を通して蕪木唯作に目をつけていた。
彼ならばあるいは自身の理想とするQueenの役割を果たしてくれる存在になり得るのではないか、と。
そんな折、リベレーターズを標的とする襲撃事件が立て続けに発生した。
判明した主犯はプランナーを崇拝する春日未央だった。
あの一件以来、表舞台から忽然と姿を消したゼノス。
プランナーの名前を聞いて、ともすれば君は無意識下にこう感じるかもしれない。
『彼女がまたどこかで暗躍しているのではないか。
そして何より、そうであるなら彼女に自分が定めたQueenの存在を見せつける絶好の機会ではないか』と。
(考えることに関してはPCの自由とします。RPに沿ってその場でこう考えるであろうことに従って動いてください)
World End Revival Part.1 - Muddiness war vortex -
HOなし
World End Revival Part.2 - Don’t forget the lost pain. -
HOなし
World End Revival Part3 - Operation over… -
HOなし
World End Revival Part.4 - Invisible Justice -
HOなし
World End Revival Part.Final - Beyond The End -
HOなし
the Chaos World End <Exhibition> - IF Crawling dread sit next to... -
NPC
BLACKOUT TOKYO
NPC
いっしょにあそびましょ
NPC
Tree of Knowledge -前篇-
NPC
Tree of Knowledge -後篇-
NPC
UGN慰安旅行記 〜湯けむり温泉郷 編〜
NPC
スーパーロボット大戦XX
HOなし
Re; La Porté de l'Enfer
NPC
ロイス履歴
黒花 槐:有為/懸念:卒業…できたんですか…⁉
相良 正道:好奇心/憐憫:冷たく苛烈な血液は、これからも罪を焼き、そして己が身を焦がすのでしょうか?
茂木 國:有為/憐憫:UGNは人手不足ですから。まだまだ引退などと言わないでくださいね。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 0 | ||||
1 | 2019/6/30 | n市連続刺殺事件 | 20 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtude |
2 | 2019/11/24 | World End Juvenile ~True liberation~ | 18 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtude |
3 | 2020/2/28 | World End Juvenile ~Reverse harbingers stand up in the confusion~ | 18 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtude |
4 | 2022/1/15 | World End Revival ~Prologue~ -His tresure- | 18 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtude |
5 | 2022/2/12 | World End Revival Part1 - Muddiness war vortex - | 18 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtude |
6 | 2022/3/6 | World End Revival Part2 - Don’t forget the lost pain. - | 26 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtude |
7 | 2022/4/9 | World End Revival Part3 - Operation over… - | 33 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtude |
8 | 2022/6/25 | World End Revival Part4 - Invisible Justice - | 37 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtude |
9 | 2022/7/31 | World End Revival Part.Final - Beyond The End - | 25 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtude |
10 | 2022/10/9 | the Chaos World End <Exhibition> -IF Crawling dread sit next to...- | 45 | クロレラ | 瀬戸デアドラiroEtudeシロ |
KPC (27+30+27+30+23)/3=45.6 | |||||
11 | 2022/10/12 | W.E.完結リビルド | - | - | |
生き字引1→0 / 灰色の脳細胞0→1 / ひらめきの盾5→3 / インペリアルガード1→3 | |||||
12 | 2022/9/19 | BLACKOUT TOKYO | クロレラ | シロiroデアドラともり | |
NPC (20*4)/3=26.6 | |||||
13 | 2022/12/4 | BLACKOUT TOKYO | クロレラ | としぷあろわなマメモ醤油さし | |
NPC (20*4)/3=26.6 | |||||
14 | 2023/1/15 | いっしょにあそびましょ | クロレラ | デアドラiroマメモ | |
NPC (20*3)/3=20 | |||||
15 | 2023/1/29 | Tree of Knowledge -前篇- | クロレラ | シロiro瀬戸 | |
NPC (36*3)/3=36 | |||||
16 | 2023/2/23 | いっしょにあそびましょ | クロレラ | シロミケあろわな醤油さし | |
NPC (20*4)/3=26.6 | |||||
17 | 2023/5/21 | Tree of Knowledge -後篇- | クロレラ | シロiro瀬戸 | |
NPC(39*3)/3=39 | |||||
18 | 2023/7/16 | UGN慰安旅行記 〜湯けむり温泉郷 編〜 | クロレラ | iroミケシロリタ | |
NPC(20*4)/3=26.6 | |||||
19 | 2023/9/23 | スーパーロボット大戦XX | 20 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtude |
20 | 2023/10/21 | UGN慰安旅行記 〜湯けむり温泉郷 編〜 | クロレラ | デアドラ瀬戸マメモ | |
NPC (20*3)/3=20 | |||||
21 | 2023/12/23 | 着物探偵 藤村文目の事件簿 G市湯けむり殺人事件 | iro | クロレラデアドラマメモ | |
※祝部栞の獲得点から移譲 | |||||
22 | 2024/1/27 | Re; La Porté de l'Enfer | クロレラ | iroシロデアドラマメモ瀬戸 | |
NPC(56+58+55+57+46)/3+1=91 | |||||
23 | 2024/2/23 | 対神話生物訓練プログラム "Koth" | クロレラ | デアドラマメモiro | |
(7+7+9)/3+1=8.6=8 | |||||
24 | 2024/4/29 | ネ申と和解せよ。 | クロレラ | マメモデアドラシロiro瀬戸 | |
NPC(20+18+18+15+20)/3+1=31.3 | |||||
25 | 2024/7/7 | World X Rising -Multiverse’s Malefic Star- Part.1 | 20 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtudeマッシュとしぷミケマメモレント |
26 | 2024/7/15 | World X Rising -Multiverse’s Malefic Star- Part.2 | 26 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtudeマッシュとしぷミケマメモレント |
27 | 2024/7/15 | World X Rising -Multiverse’s Malefic Star- Part.2 | 20 | シロ | 瀬戸デアドラiroEtudeマッシュとしぷミケマメモレント |