“裁きの雷”蕪木 唯作
プレイヤー:瀬戸
「僕の邪魔をするなら、皆殺しにしてやります」
瀬戸
- 年齢
- 17→18→19~20?
- 性別
- 男
- 星座
- 蠍座
- 身長
- 165→172→178
- 体重
- 血液型
- B型
- ワークス
- UGNチルドレンC
- カヴァー
- 高校生→大学生/支部長
- ブリード
- クロスブリード
- シンドローム
- ブラックドッグ
- ノイマン
- HP最大値
- 35
- 常備化ポイント
- 4
- 財産ポイント
- +14=18
- 行動値
- 13
- 戦闘移動
- 18
- 全力移動
- 36
経験点
- 消費
- +344
- 未使用
- 22
ライフパス
出自 | 父様、母様……。 | |
---|---|---|
疎まれた子 | ||
経験 | ボクの大切なぬいぐるみ。母様が初めてくれたものなのに。 | |
喪失 | ||
邂逅 | 親戚の彼だけは、ボクのおもちゃになってくれない。 | |
殺意 | ||
覚醒 | 侵蝕値 | 気付いた時にはこんな力があったんですよ。 |
無知 | 15 | |
衝動 | 侵蝕値 | 君たちはボクのおもちゃにしてあげます。 |
殺戮 | 18 | |
侵蝕率基本値 | 33 |
能力値
肉体 | 2 | 感覚 | 1 | 精神 | 11 | 社会 | 2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シンドローム | 2+0 | シンドローム | 1+0 | シンドローム | 1+3 | シンドローム | 0+1 |
ワークス | ワークス | ワークス | 1 | ワークス | |||
成長 | 0 | 成長 | 0 | 成長 | 6 | 成長 | 1 |
その他修正 | その他修正 | その他修正 | その他修正 | ||||
白兵 | 射撃 | RC | +5=14 | 交渉 | |||
回避 | 1 | 知覚 | 意志 | 1 | 調達 | ||
運転: | 芸術: | 知識: | 情報:UGN | 1 |
ロイス
関係 | 名前 | 感情(Posi/Nega) | 属性 | 状態 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Dロイス | 超侵蝕 | ― | 選択:雷神の鎚、戦闘嗅覚 達成値+10、攻撃力+10 1シナリオ1回 | ||||
後輩 | 三枝志信 | 信頼 | / | 無関心 | YE | 優秀ですが少しおしゃべりが過ぎますね。 | |
同僚/元敵 | 黒花槐 | 信頼 | / | 脅威 | BL | 卒業できたんですねえ。おめでとうございます。大学には行かないんですか? | |
帯鉤 不遣 | 尊敬 | / | 不信感 | BL | 珍しくまともそうな人です。何かあったら貸しを作っておきましょう。 | ||
元同チーム | 相楽正道 | 感服 | / | 嫌気 | YE | 貴方の正義は理解できませんが、否定はしません。僕に口出しするな。 | |
アリス・ウィスタリア | 信頼 | / | 嫉妬 | RE | ボクを認めた貴女。最近様子がおかしくないですか?何が起きているんです? | ||
師匠(嫌々) | シルビア | 尊敬 | / | 脅威 | BL | イギリス支部の知り合い。厄介な相手です。どこぞの女帝を思い出して腹が立ちますね。 |
メモリー
関係 | 名前 | 感情 | |
---|---|---|---|
親戚の叔父 | 茂木國彦 | 親愛 | 自分にとって唯一の家族 |
エフェクト
種別 | 名称 | LV | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵蝕値 | 制限 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リザレクト | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 効果参照 | ― | |
(Lv)D点HP回復、侵蝕値上昇 | |||||||||
ワーディング | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | シーン | 視界 | 0 | ― | |
非オーヴァードをエキストラ化 | |||||||||
コンセントレイト:ブラックドッグ | 3 | メジャーアクション | 2 | ||||||
C値-Lv | |||||||||
オウガバトル | 5 | マイナーアクション | ノイマン | - | 自身 | 至近 | 2 | ||
メインプロセスの間攻撃ダメ+[Lv+2] | |||||||||
雷の加護 | 3 | マイナーアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 2 | ||
メインプロセスの間ブラックドッグのエフェクトを組み合わせた判定のダイス+[Lv]個 | |||||||||
雷の槍 | 5 | メジャーアクション | ブラッグドッグ | <RC> | - | 視界 | 2 | ||
攻撃力:+Lv×2+4 判定ダイス-1 同エンゲージ攻撃不可 | |||||||||
雷神の鎚 | 3 | メジャーアクション | ブラッグドッグ | <RC> | 範囲(選択) | 視界 | 3 | ||
「攻撃力:+6」の射撃。1シナリオLv回使用可能 同エンゲージ攻撃不可 | |||||||||
雷光撃 | 5 | メジャーアクション | ブラッグドッグ | シンドローム | ― | 2 | |||
攻撃力+[Lv*2] | |||||||||
雷の剣 | 3 | メジャーアクション | 〈RC〉 | 対決 | 至近 | 2 | |||
攻撃力+5 射撃攻撃 このエフェクトを組み合わせた場合、あなたと同じエンゲージにいるキャラクターを対象に出来ないと記載されたエフェクトでも、同じエンゲージに対して使用できる。1シーンLV回。 | |||||||||
MAXボルテージ | 1 | メジャーアクション | ブラッグドッグ | シンドローム | - | - | 4 | 80↑ | |
攻撃力+10 判定d-1 1シナリオLv回 | |||||||||
戦闘嗅覚 | 2 | メジャーアクション | ノイマン | 効果 | - | - | 4 | 80↑ | |
攻撃+【精神】1シーンLV回 | |||||||||
勝利の女神 | 5 | オートアクション | ― | 自動成功 | 単体 | 視界 | 4 | 100% | |
判定直後に使用。判定達成値+[Lv*3] | |||||||||
紫電の刃 | 2 | メジャーアクション | ブラックドッグ | <RC> | 単体 | 視界 | 3 | 100↑ | |
装甲無視 1シナリオLv回 | |||||||||
見えざる僕 | 1 | リアクション | ブラッグドッグ | <RC> | 自身 | 至近 | 1 | ||
ドッヂが技能<RC>になる | |||||||||
リフレックス:ブラックドッグ | 3 | リアクション | シンドローム | 自身 | 2 | ||||
リアクションダイスのC値-LV(下限7) | |||||||||
朧の旋風 | 1 | オートアクション | ― | 自動成功 | 自身 | 至近 | 10 | 100% | |
ドッジに成功するとメインプロセスを行うことが出来る。行動炭でも行うことが出来、行っても行動済みにならない。HP-10、1シナリオ1回 |
コンボ
雷神の祝福
- 組み合わせ
- オウガバトル+雷の加護
- タイミング
- マイナーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対象
- 自身
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 4
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 11
- 14
- 100%以上
- 11
- 14
- 11
攻撃力+[LV+2] 判定ダイス+Lv個増加
蒼き雷鳴
- 組み合わせ
- コンセントレイト:ブラッグドッグ+雷の槍+雷光撃
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 範囲(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 6
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 11+3
- 7
- 14
- 29
- 100%以上
- 11+7
- 7
- 14
- 34
- 11+3
侵蝕率80以下で主に使用するメジャー行動
雷鳴一閃
- 組み合わせ
- コンセントレイト:ブラックドック+雷の槍+雷光撃+雷の剣
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 射程
- 至近
- 侵蝕値
- 8
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 11+3
- 7
- 14
- 34
- 11+3
近接でも戦えるようになったよ!やったね!
1シーンLV回
蒼雷の鉄槌
- 組み合わせ
- コンセントレイト:ブラッグドッグ+雷の槍+雷神の鎚+雷光撃
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 範囲(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 9
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 11+2
- 7
- 14
- 35
- 100%以上
- 11+6
- 7
- 14
- 40
- 11+2
もう少し火力が欲しい時用
【超侵蝕】裁きの雷・蒼紫
- 組み合わせ
- 【Dロイス:超侵蝕】+コンセントレイト:ブラッグドッグ+雷の槍+雷神の鎚+雷光撃+MAXボルテージ+紫電の刃+戦闘嗅覚+勝利の女神
- タイミング
- メジャーアクション
- 技能
- RC
- 難易度
- 対決
- 対象
- 範囲(選択)
- 射程
- 視界
- 侵蝕値
- 24
- 条件
- ダイス
- C値
- 達成値修正
- 攻撃力
- ダイス
- 100%未満
- 11
- 14
- 100%以上
- 11+6
- 7
- 14+28
- 70
- 11
大技全部乗せ 使用条件:100↑ シナリオ1回
防具 | 常備化 | 経験点 | 種別 | 行動 | ドッジ | 装甲値 | 解説 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | 1 |
一般アイテム | 常備化 | 経験点 | 種別 | 技能 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
ウェポンケース | 0 | イージーエフェクトの効果 | |||
アクセサリー | 0 | イージーエフェクトの効果 |
経験点計算
能力値 | 技能 | エフェクト | アイテム | メモリー | 使用総計 | 未使用/合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 17 | 350 | 0 | 15 | 452 | 22/474 |
侵蝕率効果表
現在侵蝕率:
容姿・経歴・その他メモ
- 髪
- 青緑色
- 瞳
- パープルブルー
- 肌
- 白め
- 誕生日
- 11/19 https://www.accespourtous.org/birthday/1119.html
パーソナルデータ
ボディーステッチやピアスなど、装飾品の類を常に身に纏い、綺麗であろうとする。
オーヴァードになった際、両親に疎まれて棄てられ、親戚である茂木國彦(https://charasheet.vampire-blood.net/2758422)のつてでUGNに拾われた。
茂木さんには懐いているが、ふとした瞬間に素が出てしまう。
だいぶ歪んでいて、思い込みの激しい性格をしているため、ヒステリック。常に飴玉やガム、チョコレートなどを食べている。
ヒステリックな性格に反して、人形である振る舞いを心掛けるため、何が本心かも分からない言動が多い。
*追記
シナリオを経て、周りに対する態度に少しずつ変化がみられるようになった。
ヒステリックな態度がだいぶ落ち着いた。やっと反抗期が終わったのかもしれない。
最近ノイマンとしての能力を伸ばすことに力を入れているが、ブラックドッグとしての側面の方が強く出てしまいうまくいかないことに悩んでいる。
*さらに追記
ノイマンとしての素質を伸ばすよりも、自分にはブラックドッグの側面が強く出ていることを自覚して、そちらの能力を伸ばすことに力を入れ始めた。
人形としての振る舞いよりも道化としての生き方、振る舞いが目立つようになってきた。言葉も棘は目立たなくなってきたが、言うことは言う。
自分よりヤバい人(相楽さん)を見ているとなんだか冷静になってくるので、最近は戦闘中も落ち着いている。
*2022/2/13 追記
最高の舞台で、最高の円舞曲を踊ろう。誰よりも強く、誰よりも美しくあるために。
「美しく可愛らしい≪道化師-ボク-≫を扱うのですから、共に舞台で踊るものは美しくあらねば。そうでしょう?ボクの可愛らしいキングさん」
「今この身は貴女の戦術に預けましょう。ですがお忘れなきよう。ボクは貴女に傅けど、この心はいつでも気まぐれであるということを」
アリスに従順な姿を見せることが多くなったものの、いつでもその首を掻き切るつもりでもいる。
今はこのゲームを楽しみたい。
2022/7/31 追記
日本を発ち、UGNのイギリス支部へと異動。
イギリス支部のシルビアというUGN支部長に師事しながら、とある街のUGN支部長として働くことに。
ピュアノイマンの師匠にしごかれ、ノイマンの能力が伸びた。
「こちらはこちらで、楽しくやっていますよ」
後日談・談話
「気付いたんです。あの戦いの最後、僕一人ではこの頂きへ辿り着くことは出来なかったんだろうな、と。気づいたからといって僕自身が大きく変わるわけではありませんが……」
N市のカフェテリア。昼下がりの長閑な街中で、テラス席に座ってお茶菓子を片手でつまんで口の中に放り込む。
本を捲る。黙って隣に座ったまま、頬杖をついて話に耳を傾ける彼もまた同じように、マカロンを一つ手に取って咀嚼した。
「少し考えたんです。この任務が終わって、チルドレンの頃とは周囲の環境も僕自身も大きく変わってしまった」
「僕にこれから求められるものとは何なのか。強くあることは確かにそうでしょう。……ですが、それは僕だけじゃない。UGNにいる以上、誰にでも求められることです」
「だったら、他に出来る事とは何か。求められて応えるだけでは、今まで通りと何ら変わらない。彼女に”女王”として使われていた頃と、……何も」
で?と顔で訴えてくる彼を横目に、本を読み進める。
大学受験も無事終了したばかりの休日。どうしてだかばったり出会った彼に、何故こんな話をしているのだろうと思いながら、本に仕込まれた暗号を読み解いていく。
Operation・W・Eが収束してすぐ、後始末に追われる最中で得た協力者から得た、とある任務に関する情報。
少なくとも僕とかなり関係の深いこの任務は、あの後解散してしまったアリス班の誰にも話してはいないが、まあそのうち話として流れるのだろう。
「槐も、おじさまも、アリスさんも、相楽さんも、それぞれの道を行くのでしょう。それをただ後ろから見ているのは癪なので、僕に出来ることを僕なりに考えてみた結果……人との関わり方をもう少し変えてみようと思いましてね」
ぎょっとした様子でこちらを見た彼に、にやりと笑いながらイギリス行きのチケットを見せる。本の栞代わりにしていたそれは、少しだけ折れ曲がっているが使えないことは無いだろう。
「今までは下から見る事が多かったので、今度は上から見てやろうかと。ハハ、良ければ一緒にどうです?イギリス旅行……ああ、貴方は任務があるから無理なんですっけ?残念ですねえ」
揶揄うようにそう言い、席を立つ。するとまた彼も同じように席を立った。
呆れたように小言を零す彼と並んで、カフェを後にする。
イギリス行きのチケットが挟まった本。それから、UGN支部長となる為の書類だの諸々が詰まった鞄を背負いながら、ぶらぶらと歩く。
これから僕はどう変われるのだろう。ひとりでも立てるような強さを得られるだろうか?
後日談2・新たなる任務
「──父が行方不明に?」
とある街の支部長室。窓の外は既に橙色に染まりつつある。
任務を軽く片付けた後に邪魔したこの場所で、僕を呼び出した張本人と将棋を打っていた。
暗号紙をよこしてきた彼女──明鏡止水は深く椅子に腰かけ、緩やかに煙を吐き出す。煙草の灰を灰皿に落としながら、盤上の駒を動かして、何を考えているのか良く分からない視線をこちらに向けた。
背後に立った従者らしき男もだんまりを決め込んでおり、この部屋の空気はお世辞にも最高とは言い難い。
ノイマン相手の将棋は面倒だ。さらに言えばアリスさんと違うタイプの手練れだからやりづらくてかなわない。負けじと桂馬を動かして相手の駒を取る。
「嗚呼。きみが蕪木博士の御子息だと風の噂で耳にしてね。この事はきみにも共有しておくべきだと思って、今日はここに呼びつける形になった」
パチ、と小気味良い音が響くが、反して僕の腹の虫は機嫌が悪くなっていくのを覚えた。
父とはもう何十年も会っていない。誰も好き好んで己を捨てた相手と会いたいとは思わないだろう。
こちらの感情もお見通しなのだろう。彼女は悪戯が成功した子供のように笑い、再び駒を動かした。
「呼びつけるにしては、あまりにも厭らしい呼びつけ方でしたけれど」
「そうぶすくれないでおくれよ。我々にとっては、あの程度の言葉遊びなんて子供の遊戯と何ら変わらないだろう?」
形の良い指先が歩兵をつまみ、はじいて宙に投げ出す。
それを上手くキャッチすると、彼女は片手で頬杖をつきながら咥えていた煙草を灰皿に押し付ける。
「いきなり本を渡されて、読んでみれば中は暗号まみれ。しかも全部英文。嫌がらせ以外の何物でもないでしょう」
「はは、簡単な試験だとも! ……でもきみはそれを解いてここまでやってきた。期待通りで助かったよ」
「お褒めに預かり光栄です。全く、アリスさんといい、貴女といい……どうして支部長というものはこうも面倒な奴らばかりなのでしょうか」
「おいおい、私はまだまだ可愛い方じゃないか? お宅の小さな女帝様に比べればな」
彼女は懐から封筒を取り出すと、こちらに投げて渡す。
それを受け取り中を開けてみれば、数枚の書類とデータチップが入っていた。
「私と、イギリス支部の友人。支部長二人からきみへ重要な任務をひとつ頼みたい」
「……」
「そう睨むなよ、子猫ちゃん。きみにとっても悪い話ではないだろう」
書類にはイギリス支部への異動推薦状が二枚。それから、父の動向調査を纏めたものが数十枚。
顔をあげて目の前の食えない女を睨む。当の本人は特に気にした様子も見せず、鬱陶しそうに前髪を払って駒をひとつ動かした。
「あの大きな任務を経てきみは気付いたんだろう? 母親への依存を断ち切り、親戚の爺さんへの甘えを断ち切り。それでも尚、父親がきみに与えた呪いは……このままだと断ち切れはしない。ノイマンとして強くなれないのは、その呪いが原因だって事も理解してしまった」
いつの間にか盤上は彼女の駒ばかりになっていて、じりじりと逃げ場を断たれる。ゲームでも現実でも、彼女に追い詰められているのが今嫌というほど分かってしまう。
二本目の煙草に火をつけた彼女が、夕焼けに揺れる麦畑のような金の瞳を僕に向けた。
「──これはチャンスだ。きみが過去との因縁を断ち切るためのね」
「どうして気付いたんですか。長らく行動を共にしていた彼らですら気付かなかったのに」
「そりゃあ、きみ。私は蕪木唯作と蕪木俊作を知っているんだから気付くに決まってるじゃないか。よく似た親子だよ、全く」
はい、王手。
盤上の王将は逃げ場も盾にする従者も持たない。完敗だった。途中までは確かに食らいついていたはずなのに。
窓の外で烏が鳴いている。窓から差し込む夕日を背にした女は、ゆるりと口角をあげて背凭れから背を離した。
前のめりになり、煙草を持っていない右手で僕の手を掴んで引っ張ると、彼女は耳元で優しく囁く。
「蕪木俊作を捜し出して殺してくれ。彼はFHに所属するきみの敵だ。壊すのは得意だろう?」
眉を顰め、手を振り払う。彼女は肩を竦めて再び背凭れに体を預けた。
「近々、イギリスで大きな事件を起こす算段を立てているらしい。向こうへ行けばシルビア……私の友人が色々と手助けをしてくれるはずだ」
「……僕に断る選択肢を与えるつもりはないんでしょう? 分かりましたよ」
「物分かりが良い子だね。出来れば事が起きる前に事件を解決してくれると助かるが……、そう上手くはいかないだろう。ま、死なない程度に上手くやってくれよ」
話は以上だと言って彼女は席を立つ。
同じように席を立ち、部屋を後にする。
「────父様……、必ず見つけ出して殺してあげますね。昔は失敗しましたから、今度はちゃんと」
誰に聞かれるでもないその言葉を吐きだしたあと、背伸びをして帰路を行く。
イギリス。日本に次戻ってこれるのは何時だろうか。
「おじさまが寂しがらないように、色々と手配しなければいけませんね」
後日談3・イギリス支部にて
イギリス支部にて。時刻は15時を回った頃。
テーブルにはティーセットとお茶菓子が所狭しと並んでいる。
ティータイムを大事にするこの国の習慣は、蕪木の生理的欲求を程よく満たしてくれる為、日本よりも暮らしやすいらしい。
「──今日はただのお茶会をするために呼びつけた訳では無いのですよ、唯作さん」
「ええ、分かっていますよ。とっととお喋りしてください。囀るのは得意でしょう?」
椅子でだらけきった様子の蕪木が、突如地面に転がされる。
咄嗟に起き上がろうとした蕪木の喉元と後頭部に、それぞれ拳銃とレイピアが突き付けられた。
悔しそうな表情を浮かべて、紅茶を飲むシルビアを見上げると、蕪木は雷を展開させようとするが、ぽんと肩を叩かれて雷が消散する。
「ここで暴れられると困るんだ。すまないね」
眼帯を付けた黒髪の男が、赤い眼を細めて申し訳なさそうに謝る。
続いてレイピアを突き付けた白髪の男が、青い眼を細めて地面に転がった蕪木の顎を、革靴の先で掬った。
「相変わらず近接戦闘には弱いし、背後は取られるし。油断が過ぎるんじゃない?」
「こら。ライラもルシアンも、唯作さんを虐めてはいけません」
「僕は虐めたつもりなんて無いんだけれど……」
「オルクスの力を使っておいて良く言うな」と言葉を飲み込んだ蕪木に、ライラと呼ばれた白髪の男はしゃがみ込んで視線を合わせる。
身体が動かないのはこの男の力のせいだろう。……おそらくバロールの力ではないのか。
舌打ちを零す蕪木の頬を掴み、顔をまじまじと観察すると、ライラは直ぐに手を離す。
「ルーシー。こんな弱そうなのが日本支部で活躍してたってマジ?」
「弱そうって言うけど、……彼は僕たちより強いと思うよ?」
「それって一撃一閃、一発勝負の話だろ。それに、あっちの支部には母さんと同じピュアノイマンが居たって話だし」
地面に転がったままの唯作を見下ろして二人は会話を続ける。
それを呆れたように見て、シルビアが手を叩いた。それに合わせて唯作に掛かっていたオーヴァードの力が解かれる。
怒りを内包した雷が周囲を包んで、肌にぱちぱちと小さな痛みを与え始めたのを感じたライラは、レイピアを片手に口笛を鳴らした。
「やる気満々じゃん。いいねぇ、俺もやる気出て来たかも」
「……僕は手伝わないから。あっちでやって。お茶菓子が台無しになるのは嫌だからね」
イギリス支部長の息子である双子は、度々こうしてお茶会に蕪木を招いては戦いを仕掛ける。
二人もイギリス支部のUGNエージェントとして活躍する人物であり、蕪木よりも活動期間は長い。
今、シルビアに課せられた修行の内容とは、この双子に一度でも良いから勝つことであった。
「それで、本日呼びつけた理由ですが」
戦いを始めたライラと唯作に向かって、淡々とした声音で続けるシルビアは、唯作が座っていた席に数枚の書類と写真を置いた。
「星影さんや唯作さんから依頼されていた、蕪木俊作……≪冥府の災厄≫についての情報を漸く掴むことが出来ました」
雷を展開させながら、シルビアの言葉に耳を傾けつつ、目の前の敵の動きを追わなければいけない。
これも彼女が課す修行の一環なのだと理解ってしまうのが、本当に憎らしく、腹が立つ。
目の前の敵を綺麗に静かに的確に殺す。そうしなければ話は聞き取れないし、何よりティータイムを邪魔したらシルビアはおろか、隣に座って紅茶を飲み始めたルシアンからも恐ろしい攻撃が飛んでくるだろう。
今までと違う戦い方を強いられることは蕪木にとってストレスでしかないが、確かにもう1年前とは違い、派手に大技を出すだけでは戦えないことをイギリスで嫌というほど学んだのだ。
「これから約2年後のイースター。ワルプルギスの夜を狙って、大勢の罪なき人々を惨殺すると」
「ぐっ、ッ、それだけでは、無いんでしょう!」
レイピアをいなしながら、指を鳴らして細く鋭利な雷の槍をライラへ飛ばす。
怒りは戦場を視る目を曇らせる。シルビアの言葉を思い出しながら、代謝制御で感情を上手くコントロールしていく。
何処を狙えば面倒な動きを抑えられるか。何処を撃てば最小限にして最速で相手を沈められるか。
クリアになった思考は、今の最適解を叩きだしてくれる。(感情を抑えたからといって、蕪木の生まれ持った口の悪さが直るわけではないが)
「ええ、貴方の予測通り。このイギリスの地に、オーヴァードを増やさんと目論んでいるようですね」
「今現在、僕たちの支部ではエージェントが謎の失踪を遂げている。オーヴァードだけでなく、街の人々も」
ルシアンが書類をさらに数枚、シルビアが置いた書類の上に重ねた。後で読めということだろう。
「これからも失踪事件は続くでしょう。2年後のその時が来るまで」
蕪木の一撃を避けて、レイピアを構えたライラが距離を詰めてくる。
この距離では雷の一撃は届かない。槍が届かないのであれば、刃を使えばいい。
紫電の刃に雷光撃を乗せる。嘗て共に肩を並べた、剣豪のクイーン程までとは行かずとも、真似事くらいは出来るだろう。
元より戦いにおいては天才的な才能を持っていた蕪木は、イギリス支部でその力を大きく伸ばした。それに加えて、新たな雷の力を得たのだ。
恐ろしい一撃が、油断していたライラの胸元に突き刺さり、驚いて目を見開いたまま、身体が先ほどの蕪木のように地面に転がる。
それを足で踏みつけながら、ボロボロになった身体を叱咤してシルビアを睨みつけた。
「──それでもボクがやることは、いつもと変わりません。敵を皆殺しにしてやるだけです」
「父様だろうが何だろうが、ボクのおもちゃにしてやりますよ。昔と変わらず、肉人形を作るのは得意ですから!」
「……ほら、貴方の息子を無様に地に伏せてやりましたよ。狂犬をお座りさせるのは気分が良いですね。ちゃんと命令を遂行したんだから褒めろよ、愚図野郎」
ギラギラと光る眼は、レネゲイドウイルスによって齎される興奮から来たものではない。
その眼に宿る狂気と鋭さは、彼が元より持って生まれた素質だろう。
「さあ、次の命令をどうぞ?支部長が弱いんじゃあ、話になりませんからね。さっさとボクを強くしてくださいよ、先生」
2022/10/9 追記
『────小さな女帝の力を借りて、青年は神を殺しました』
さて、この物語は本当に存在するのか否か。真実を知るのはあの世界に渡った10人だけなのだ。
「ボクの暇を借りたいなら、それなりに面白い話を用意して頂けないと困ります」
「あの話が本当か嘘か? ボクからのコメントは控えさせていただきますよ」
スーパーロボット大戦XX
Antithesis・apocalypse
イギリスで起きている一般人の行方不明事件。
イギリス内の支部を預かる蕪木は、己の出自に繋がる情報を掴み、調査に挑んでいた。
だが彼はある日姿を消してしまう。ひとつの書置きを残して……。
例묖の個■
「K-01119」
ボディーステッチにピアス、華美な装飾品を身に纏った青年の写真をボードに貼り付けながら、男は誰に聞かれるでもない独り言を落とした。
薄暗い研究室に、青色の美しい光が瞬き、冷たいガラスケースを照らす。液体が詰まったガラスケースで、優雅に揺蕩う青紫色の髪の少女がゆっくりと目を開く。
「嗚呼、目覚めてしまったのか。唯作」
唯作と呼ばれた少女は、紫色の瞳をゆるりと男に向けた。
少女は小さく口を開ける。そこからこぼれるのは、音のない泡だ。だが、泡がはじけた瞬間、音が響いた。
『おはよう、パパ。ここから出して頂戴』
「それは出来ないな」
『──ノイズが酷いわ。ここは嫌い。冷たくて、寒いの。だから出して』
少女の声と共に、周囲に稲妻が走る。紫電の嘶きがガラスケースに罅を入れた。
パリン。
音が泣く。ここから出せと叫ぶ。割れたガラスケースの隙間から、少女を包む液体が溢れ出す。
「……これだから無知な子供は嫌いなんだ。そういうところは、K-01119に似ている」
溜息を吐いた男が、少女を収容したガラスケースに向かって歩んでいく。怒りを滲ませた少女を一瞥して、ガラスケースに備え付けられたスイッチを押した。
唸っていた少女は動きを止めて目を閉じる。力なく水中を揺蕩う少女は、眠りについたようだった。
「今度こそ、瓶詰の蝶の飛翔を完成させなければならないのだ。私は……あの怪物を殺さねばならないのだ」
虚ろな目で少女を見上げ、男は思案する。途中で切り落とされた左腕だった場所に、唯一残った右手で触れながら、少女の中に憎き面影を探す。
「千景を殺したあの化け物を、私は殺さねばならないのだ」
壊れたガラスケースに男が触れる。どこからともなく現れ、罅割れた箇所に這い上がった砂が、ガラスケースを埋めていく。
男が指を一つ鳴らすと、砂はガラスに姿を変え、罅は元から何も無かったように消え去っていた。
ガラスケースの中で少女は眠っている。壊れた箇所が元通りになったのを確認し、少女から視線を逸らすと男は研究室を後にする。
静かになった研究室の中に、ノイズが響く。
『──メーデーメーデー。聞こえますか?』
『私はコードネーム『蕪木唯作』。個体名、S型194507051119。ここで眠っています』
『ここから出して』
『このままでは、ロンドンが、世界が滅んでしまう』
『おねがい。異世界から訪れる《災厄》が行動し始める前に』
2024/1/16 追記
閑話・『A word to the wise is sufficient.』
久しぶりの日本の夜はどこかじっとりと湿っていて不愉快だ。
古巣に顔を出してみれば、やれ、異界からの侵略者の対処だの何だのと忙しくて仕方がない。
暇を持て余すよりも幾分かはマシだが、かの小さな女帝は、放っておいた分だけ構い倒すつもりなのだろうか、次から次へと細々とした仕事を運び込んで来ていた。
しかし数日前の件から、細々とした仕事はぱたりと止んでいる。
溜息を吐いて、スマホをベッドへ投げ捨てる。夜も遅い。だが何となく寝る気分にはなれなかった。
「……、気が休まらないんでしょうかね」
誰に聞かせるでもない呟きをかき消すように部屋の中を歩いていると、ぐにゃりと目の前の空間が歪む。
喉元で息が一瞬詰まるが、そこから出てきた人物を見て、蕪木は再び大きなため息を吐いた。
「おやおや、これは。赤ずきんではありませんか」
”赤ずきん”と呼ばれた、少女とも少年とも言える子供はひらひらと蕪木に手を振る。
子供の右手には、一通の手紙が握られていた。
この子供が誰なのか蕪木は良く知っているようで、ディメンションゲートから他に人間が出てこないことを確認すると、部屋に備え付けられていた椅子に座り込んだ。
そんな蕪木の様子を見て、”赤ずきん”は徒歩ではなく宙に浮くと、リラックスしたような恰好で手紙を宙に浮かせて遊び始める。
「”戦神”から手紙。ブルー・ライトニングと、あと、メルヘンガールにも。
ついでに様子見。最近忙しそうだし、ちゃんと寝てるかどうか確認してこいってさ」
中性的な声は気だるげで、用件だけ伝えるとスイと手紙を蕪木に渡した。
手紙を受け取り丁寧に開封すると、蕪木は無言で視線を走らせる。
文字を追う蕪木をつまらなそうに見て、”赤ずきん”は静かに部屋を出て行った。
『ごきげんよう、唯作さん。
日本での休暇はどうですか? 随分と羽を伸ばしていそうですね。
此方から飛ばした鳩が幾つか情報を持ち帰ってきましたが、想像よりも盤面は宜しく無さそうで少々驚きです。
例の女帝の失踪に関して、此方でも多少なりとも探りを入れてみますが、あまり期待はしないで下さい。
嗚呼、そうです。私が貴方に教え込んだ戦いの基本をお忘れではないでしょうね。
戦場に立つ者として、怠惰な生活を送ることは許されません。
しっかりと全力を出せる状態で挑み、今までの成果を見せてやりなさい。
イギリスに戻ってきたときの報告を楽しみにしていますよ。
p.s.
貴方が女性に贈り物をしたことを聞きました。ネックレスは少し踏み込みすぎでは?』
追記の部分を読み終えた蕪木は、手紙を握りつぶしてゴミ箱に放り込んだ。
槍は剣となりて
日本での長期任務を終えて、イギリスへと帰還してから1か月ほどが経った。
向こう側から送られてきた槐、嚆矢、志信の面倒を見ながら、溜まりに溜まった任務を片付ける日々に気も休まらない。
合間を縫って休憩はしているものの、大学の研究や授業に出なければならず、完全に疲れが取れることはない。
眉間を指で押さえながら目を瞑る。こっちにやってきてから、直らない癖の一つとなった。
資料をテーブルに置き、自分の為の椅子に座る。
支部長室の椅子はそれなりに質の良いものだから、座ればいくらか体は楽になった。
溜息を吐いて目を瞑っていると、足元に気配を感じて眉を顰める。
雷の槍を足元に突き付けてやれば、それは影からひっそりと顔を出した。
……どこぞの支部にも似たようなやつがいた気がするが、一旦は置いておく。
「影の従者……」
ウロボロスの能力だろう。顔を持たないそれは、蕪木に一枚の紙きれを渡すと、再び影に溶けてしまう。
紙きれには綺麗な文字でとある場所のみが書かれていた。
筆跡に何となく見覚えがある。帰国した際、渡された手紙で見た。
どうしてどいつもこいつも、呼び出し方が直接ではないのだろうか。
蕪木は学んでいる。少なくとも、このような呼び出し方をしてくる女性に逆らうとろくな目に合わないということを。
反発しても彼女らは怒ることはないだろうが、後々が面倒なのだ。具体的に言えば、妙な仕事を振られたり、暗号手紙を送り続けてきたり等。
部屋にやってきた秘書に、少し席を外すことを告げて支部を出る。
彼女のいる支部までは遠いのに、よくもまあこんなことをするものだ。
*
約束の場所、イギリス支部の訓練場までやってきた。
賑やかな訓練場の一角が、明らかに冷え込んだ空気を発しているのを見て、蕪木はこめかみが痛むのを感じる。
齢五十を超えている女性とは思えない剣さばきで、新米エージェントに稽古をつけている姿を見た蕪木は、苦い表情をしながら声をかけた。
予想ではこのまま稽古が始まる。それも、いつかの双子を相手にするとき以上の稽古が。
「シルビアさん。お久しぶりです。何用ですか?僕は暇ではないのですが」
「おや、漸く来ましたね。待っていましたよ、蕪木さん。貴方が暇ではないことは梟から聞いておりますが、幾らか業務に余裕があることも聞いていますよ」
レイピアを振るうシルビアの目にはギラギラとした光が宿っている。
日本で起きた事件のことも、この様子では耳に届いているのだろう。冷汗が蕪木の背を伝った。
「無駄話も何です。理解しているのでしょう?優秀な貴方のことです。私が、どこぞの私兵に獲物を盗られたなんて聞いて黙っているとでも思いましたか?」
頬が引きつる。本当にどこまで知っているのか。
それと同時に察する。明日は全身筋肉痛から逃れられないことも、再び地獄のような稽古が追加されることも。
もっと言うならば、筋肉痛で済めば御の字。最悪死ぬ、ということも嫌というほど理解した。
「さあ、訓練場を壊す勢いで掛かって来なさい。でなければお前を殺します」
「へえ。良いでしょう。ボクが簡単に殺されるだなんて思わないで下さいよ、先生」
後日、床に転がされブチギレた蕪木は、死に物狂いで近接攻撃への対策を練ったという。
丁度良いとばかりに、槐や志信は訓練相手に抜擢された。
初期コードネーム
- 機械人形«ジェノサイド・パペット»」
WEJシリーズ中で変わったコードネーム
- 蒼雷の道化師≪ライジング・パペット≫|
シナリオ:World End Juvenile、wej reverse harbingers stand up in the confusion、World End Revival ~Prologue~ - His tresure -、World End Revival -Part.1- ~muddiness war vortex~、World End Revival Part3 - Operation over… -、World End Revival part4 - Invisible Justice -、World End Revival Part.Final -Beyond the End-、the Chaos World End Exhibition ~ IF crawling dread sit next to... ~
面識:茂木國彦、相楽正道、アリス・ウィスタリア、黒花槐、三枝志信
セッション履歴
【World End Juvenile】
PC①:UGNのイリーガル(高校生)
ロイス:白銀明日香 推奨感情 P:庇護/N:不快感
カヴァー/ワークス:高校生/指定なし
UGN日本支部のイリーガルとして任務で送り込まれたのは、オーヴァード能力を持つ少年少女たちの集団、”リベレーターズ”という組織だった。
自由を謳歌する彼らの中で、キミは潜入中に消息を絶ったという日本支部のUGNチルドレン、白銀明日香に出会った。
【wej reverse harbingers stand up in the confusion】
ハンドアウト(蕪木) ロイス:”アルテミス” 敷島あやめ
君は今チルドレンの失踪騒動の渦中にいるといっても過言ではないだろう。
次々と同僚が消えていく中、同様にチルドレンとしてUGNに所属している敷島あやめと君は行動を共にすることとなる。
時に仕事を共にしてきた君とあやめだが、性格は正反対そのものといえるだろう。
困っている人間を放っておけない彼女と、必要あらば相手を切り捨てることもいとわない君。
行く先に不安を感じている彼女に、君はどのような道を示すことができるのか。
また、今回の件で彼女からどのような影響を君が受けることになるのか。
それはまだ誰にもわからない。
【World End Detour-His treasure- 】
ロイス:”レディ・オブ・パンサー” 春日未央
感情N:嫌悪
リベレーターズにチルドレンが統合されて早3か月。
嫌々ながらも君はこの場に少しずつ馴染み始めていることだろう。
新しくできた君の居場所、そこを脅かす事件がここ数日連続して発生していた。
というのも、リベレーターズに所属しているチルドレンが襲われる事件が増えているのだ。
君は依頼を受け、その調査に乗り出すこととなる。
どうにもこの件にはFH構成員だった”レディ・オブ・パンサー”春日未央が絡んでいるらしい。
そして、君は事件の調査中に春日未央の襲撃を受ける。
久方ぶりに、君の前には曖昧ではなく明確な敵が立ち塞がった。
-------------キリトリセン--------------
PL用メモ
自身を飾り立てて綺麗であろうとするのは、両親に棄てられたのが自分の容姿のせいだと思い込んでいるため。
母親は五体満足だが、父親は蕪木の能力が覚醒した時に左腕を失っている。その為、父親は蕪木を恨んでいるようだが、本人は知る由もない。
・壁発言
たぶん私のことなんで父親はマッドサイエンティストとかいう設定を付けてしまいそうだなと悩んだ結果やめたんですけど、そのうち絶対採用してしまう気がする。ブラックドッグ/ノイマンという非常に訳の分からん組み合わせは、彼のちぐはぐさをイメージしたのとイージーエフェクトに惹かれたからです。
ブラックドッグとしての能力の方が強いので、ノイマンとしては駄作。唯作という名前は、両親にとって唯一の作品であったから、とかだと私が死ぬ。名付けた私は今すぐに思い出してほしい。
«RP参考(自分用)»
特技:嘘泣き、キレ芸、セルフ多弁症。RPできる気がしないPCNo.1です。
「笑顔って元は威嚇の表情と言われていたらしいですね。ボクの特技は、笑顔なんですよ。ああ、別に……キミみたいな下等生物に威嚇するほど、ボクは暇じゃありません」
「ボクはパペット。どう? ボク可愛いでしょ。……何その目、可愛いって言えよ!!」
「君なんてひと捻りで殺せるんだよ。あ、そうだ。君が死んだら、ボクの力で君も人形にしてあげる! ずっと一緒にいられるよ? 嬉しいでしょ」
「ボクのおもちゃにしてあげます。ふふ、素敵で無様な君から、何もかもを奪ったら一体どんな顔を見せてくれるんでしょうか。考えるだけでわくわくしますね。ほら、地に顔擦り付けておねだりしてくださいよ。じゃないとほら……うっかり殺しちゃいますよ?」
「生き物には電気が流れてるんですって。ボク、ノイマンだけど、戦闘以外能がなくて……落ちこぼれだなんだって言われてるんですけど、そんなボクでも君たちを肉人形にすることが出来るんです! すごいですよね。凄いって言えよ、愚図野郎」
*追記
「ボクは煩い事を言う人間が嫌いですが、ちゃんと意思表示できるところは評価してあげても良いでしょう」
「仕方ないですね。ボクをこき使うんです、それなりにお礼は用意してもらわないと割に合わないと思うんですよ。たくさんのケーキと、美味しいミルクティーで許してあげます」
*さらに追記
「僕、実はまともなんじゃないかなって最近思うんですよ。ええ、だって僕の周りって怖い人ばかりですし?ねえ」
「ケーキもいいですが最近は紅茶にもハマっているんです。いい香りがして落ち着くんですよね♪……何です?飲みたいんですか。仕方ないですね」
*2022/2/13追記
「やけに従順になったな、ですか?あはは。そう見えるんですねえ。……我慢して我慢して、最後に盤上をひっくり返すのは、ただ破壊の限りを尽くすよりも余程楽しい。そうではありませんか?何事も」
「最後の最後、……舞台で美しく散れるのならば、それもまた在りでしょう。最高の舞台を整えるためには、彼らが必要不可欠。最高の舞台は一人では作れませんから。……おや?意外そうな顔をしていますね。失礼だな」
*2022/7/31追記
「女王の役は降りたんです。道化師としての僕は、あの瞬間に完成したので」
「……他人に操られ、他人に影響を受け、他人に嘲られるものが道化ならば、今の僕は道化師にはなれませんね」
「僕がやることは昔と変わりません。敵は殺す。ムカつくやつも殺す。……ですが、全てを殺すという訳ではない。そこは昔の僕とは違う所だと思いますよ」
チャットパレット
【マイナーアクション】
雷神の祝福:オウガバトル+雷の加護
攻撃ダメージ+[Lv+2]、判定ダイス+[3]個
:侵蝕率+4
【メジャーアクション】
蒼き雷鳴:コンセントレイト:ブラックドッグ+雷の槍+雷光撃
:侵蝕率+6
(11+3-1)dx+14@7
〇d+31
雷鳴一閃:コンセントレイト:ブラックドッグ+雷の槍+雷光撃+雷の剣
:侵蝕率+8
(11+3-1)dx+14@7
〇d+36
蒼雷の鉄槌:コンセントレイト:ブラックドッグ+雷の槍+雷神の槌+雷光撃
:侵蝕率+8
(11+3-1)dx+14@7
〇d+37
【メジャーアクション:80↑】
【超侵蝕】裁きの雷・蒼紫:【Dロイス:超侵蝕】+コンセントレイト:ブラッグドッグ+雷の槍+雷神の鎚+雷光撃+MAXボルテージ+紫電の刃+戦闘嗅覚+勝利の女神
:侵蝕率+24
(11+3-2)dx+39@7
〇d+68
【回避】
見えざる僕+リフレックス:ブラッグドッグ
:侵蝕率+3
11dx+14@7
ロイス履歴
茂木國彦/育ての親です。他人を放っておかないお人好し。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
フルスクラッチ作成 | 0 | ||||
1 | 2019/7/14 | 20 | シロ | デアドラiroクロレラエチュード | |
world-end-juvenile【true-liberation】 | |||||
20 | |||||
wej reverse harbingers stand up in the confusion | |||||
20 | |||||
World End Revival ~Prologue~ - His tresure - | |||||
20 | |||||
World End Revival -Part.1- ~muddiness war vortex~ | |||||
28 | |||||
World End Revival -Part 2- ~Don't forget the lost pain~ | |||||
35 | |||||
World End Revival Part3 - Operation over… - | |||||
38 | |||||
World End Revival part4 - Invisible Justice - | |||||
2022/7/31 | 30 | ||||
World End Revival Part.Final -Beyond the End- | |||||
2022/10/9 | 27 | ||||
the Chaos World End Exhibition ~ IF crawling dread sit next to... ~ | |||||
2023/9/24 | 20 | ||||
スーパーロボット大戦XX | |||||
2024/1/ | Re; La Porté de l'Enfer | 10 | |||
GM経験点 | 15 | ||||
2 | 2024/7/13 | World X Rising -Multiverse’s Malefic Star- | 15 | シロ | デアドラクロレラ iroÉtudEmassyuToshi下野三毛マメモレント |
World X Rising -Multiverse’s Malefic Star- | 26 | ||||
part2 | |||||
World X Rising -Multiverse’s Malefic Star- | 20 | ||||
part3 |