『天啓』のプロトタイプ、『予兆の種』試験運用担当者よ。エルとでも呼んで。現在は配属先のチーム・ブリッツを離れ、エージェント活動を実施中。主任務は『予兆の種』を使用した未来演算を含む諜報活動…有事の際には銃を抜くし、『予兆の種』のプライマリレベルは戦闘向けに形成されているけど、私の得意とするところかと言われると微妙ね。

試験運用チルドレン部隊の一つ、それがチーム･ブリッツ。原則的にはあまりいい扱いを受けているとは言えないわ。大抵は尖兵として送り込まれて試験データの収集、そのまま事案解決側でも使われることになる。だから、初期のメンバーと違ってチーム･ブリッツとして活動していることは殆どないけれど、それでも大切な仲間である事には変わりないわ。所属しているのは訳アリのチルドレンばかりだしね。

ノイマンネットワークにブラックドッグの正確さ、モルフェウスの再構成による銃とのダイレクトリンクに加えて、『予兆の種』の噛ませることで、当てる弾は完璧に命中させるのが私の理想とする姿よ。そのためにショートバレルの左側は牽制で相手の逃げ道を塞ぎ、ロングバレルの右側で仕留める…というのが基本のやり口ね。《ハンドレッドガンズ》は基本的に｢銃そのものを作り出す｣人が多いけど、私の場合は｢神経レベルで銃とリンクすることで、ダイレクトに修正を利かせる｣為に、｢銃そのものを再構成する｣形になっているわ。

当時の記憶が曖昧だから正確には覚えてないけれど、日本への海外旅行中にオーヴァードによる爆破テロに巻き込まれたみたいね。そのまま一度死んだ後、数日の内に動き出したとかなんとか。UGNでの検査でブラックドッグシンドローム、及びノイマンシンドロームへの覚醒が確認され、そのまま拘留。モルフェウスシンドロームはチルドレンとしての訓練時に発症したものね。預かりは本部になったけど、『天啓』計画の試験データ収集員として『予兆の種』を埋められた上で2年前にチーム･ブリッツへの配属が決定。日本支部所属になったわ。日本語は普通に喋れるわよ。
率直に言って本部の方は信用するに値しないわね。2年間日本からその姿を見た訳だけど、私が付き従う相手はUGNではなく日本支部でしょう。事の次第によってはUGNを離れることもあるかもしれないとうすうす思っているわ。

…プライベートな話題って本人に聞く事じゃないと思うんだけど。まぁ、少しくらいはいいか。
趣味は音楽鑑賞、現代的な曲はあまり聴かないけど。基本的にはクラッシックとか、ピアノソロとかね。好物は…まぁ、聞かないで。湿った話になるから。…母の作ってくれていたベジタブルスープ、よ。

｢クソが付くほど生真面目。一切の妥協が無いのは褒め所だが、こうまでツメツメの表情ばっかりしてると心配にもなるさ。ま、そういうヤツだから余計に信頼できるんだがね｣ - "Z-03"
｢ちょっとお堅くて口が悪いですけど、ワタシの事もよく見てくれましたし、調べてもくれていたみたいです。クラッシックの曲、落ち着いてワタシも好きです｣ - "附鏈條"
｢頼りになるおねーさんだけど。いっつも顰め面ばっかりしてて難しい人みたいになってるよね。もっと笑えばいいのに。色んな意味で｣ - "深秘の徒花"
｢いかにもブリッツNo,1のサポートって感じを醸し出していますよね。常に先を見据えているが故に、ストレスを貯めているようですが…それだけ信用できるし頼りにしていますよ。溜め込み過ぎてそうなのが怖いですがね｣ - "LK-03'"

Q.家族に関して教えて
A.あまり聞かないで。特に父の事はね

《生き字引》Lv0→Lv1
<射撃>Lv2→Lv7
<意志>→Lv0→Lv3
サイドリール 取得