概要

「やっほー！久しぶり～元気してた？それじゃあ久しぶりついでに……戦ろっか！」
「殺し？しないしない！そんなことしたらその人とは2度と戦えないじゃん」

「より強者と戦い続けること」を欲望とするバトルジャンキー。坂月那岐と同類で、自称「1番の親友(死合う仲)」
強者との戦いをより長く楽しむため、殺しはしない主義を主張している。
日本各地に「お気に入り」がおり、セルでの任務中だろうが彼、彼女らとの戦いはタイマンで臨む。

経歴

父親がFHエージェントであり、父親の欲望もまた「強者との戦い」。欲望を満たす相手としてオーヴァードとして覚醒していないうちから剣を教え込まれ育てられた。春霞本人も強くなることには乗り気であり、なにより父との(ほぼ唯一の)コミュニケーションであったため、楽しい日常を送っていた。
オーヴァードとして覚醒した日、暴走状態となり殺戮衝動のまま父親を殺害。実の父親と同時に身近にいた強者を自分の手で失うことになった。
それからはFHに協力しながら戦場を渡り歩き、”唯良き者のために在れ(レ・ミゼラブル)”に流れ着いた。

現在ではセルでの仕事をこなしながら暇さえあればお気に入りの強者の所在を調べ上げ、ちょっかいをかけに勝手にバトりに行く。
セルの任務以外にも個人で仕事を受けることも多く、家事当番を忘れてはデコピン被弾数を更新している。

能力

高い機動力と剣術を生かした戦闘スタイル。
領域内でできることが《縮地》一辺倒である反面、領域範囲が馬鹿広い。本人曰く、領域は視界の届くところすべて。
加えて自分以外にも使うことができることからセルでの任務の際には連携重視で動く。
・デバウラー、AIDA
父親が元々使っていた愛刀。曰くつきの「何か宿っている」らしく、春霞の「殺したくない」気持ちを理解し、勝手に加減をすることもしばしば。

その実内心

「衝動に呑まれ親しい者を自分の手で殺した」ことがトラウマになっており、他の何よりも衝動に呑まれることを恐れている。強者との戦いは(本人が好きなのもあるが)戦いに身を投じながらも殺さないことで「自分はまだ大丈夫である」ことの確認作業に近い。
殺さない主義を主張しているが、「殺せない」のほうが本質に近い。
お気に入りの強者のことも、簡単には殺されてくれない、万が一の起こりにくい相手として心の拠り所にしている。

履歴

ダブルクロス The 3rd Edition 『Deadman's Cruise』GM：路傍乃賽子

・セル「レ・ミゼラブル」FHセルリーダー
“e8=XX(レジサイド)”白城 莉子(しらき りこ)　　 ／プレイヤー：アキラ
・セル「レ・ミゼラブル」構成員
“暗月(ダークムーン)”朔夜(さくや)　　　　　　　／プレイヤー：めめんと・もり
“マスターキー”藤野 久稀(ふじの ひさき)／プレイヤー：むらびと
・"使徒"
“狐狩り(ライラプス)”犬飼 司(いぬかい つかさ)　／プレイヤー：清水寺

セッション履歴