容姿・経歴・その他メモ

概要

FHセル「レ・ミゼラブル(唯良き者のために在れ)」に所属するチルドレン。
傲岸不遜で常に相手を小馬鹿にして見下すような言動が目立つ。
一方で任務の遂行には並々ならぬ執念を見せる。その為なら他者と協力することも厭わない。
また、信頼した相手や自分を必要としてくれる人には素直な一面を見せる。

朔夜の欲望は“居場所”である。
自分を必要としてくれる人を、居場所を求めている。そのためには、自身の存在価値を証明し続けなければならないと考えている。任務への執着もこれが理由だ。

朔夜という名前はかつて生まれ育ったFHの実験施設のセルリーダーから貰ったもの。

経歴

「ファクトリー」と呼ばれるFHの実験施設で生まれた。実験のために生み出されたフラスコベイビーであり両親の顔は知らない。同様の経緯で生まれた子供が大勢おり、兄弟姉妹のような関係を築いていた。
子供たちは研究の一環として様々な実験を施され、殺し合いにて能力の強化を行う。
そして一定以上の性能に達した子供を他のセルに販売することで施設は研究費を賄っていた。施設がファクトリーと呼ばれる所以である。

朔夜もファクトリーで生まれ育った。初めは兄弟姉妹との殺し合いに抵抗があったが、自分の価値を証明できなければ待っているのは廃棄という末路のみ。
兄弟姉妹を手にかけていくうちに朔夜の性格は次第に攻撃的かつ加虐的になっていった。そうなる事でしか己の命と心を守ることが出来なかった。
「存在価値がなければごみ。ごみに居場所なんてない」
朔夜のこの価値観はファクトリーの経験から形成された。

ファクトリーから出荷された後に所属したFHセルでは命令されるままどんな任務もこなした。求められた成果をあげるためならば、民間人の犠牲も厭わなかった。
ただ自分を必要としてくれるセルリーダーを信頼していたから付き従っていた。
しかし結局は使い潰された挙句、ある任務を失敗した際に回収されず捨てられた。
朔夜は捨てられた原因が自分の価値を証明できなかったからだと考えている。

その後、UGNの追跡を逃れた先で現在所属しているFHセル「レ・ミゼラブル(唯良き者のために在れ)」に拾われる。

能力：“暗月の刃”

十字架を思わせる短剣の柄に光子の刃を生成し武器として扱う。
光子の刃は極めて鋭利な切れ味をもつ。また、瞬間的に出力を上げることで刃を炸裂させ、対象の内部破壊や範囲殲滅が可能。
光子が蒼白く昏い輝きを放っているため「暗月の刃」と言われるようになった。朔夜のコードネームの由来である。

セッション履歴