ゆとシートⅡ for AR2E - ゆと工公式鯖

ソフィア・サドゥール - ゆとシートⅡ for AR2E - ゆと工公式鯖

“三下盗賊”ソフィア・サドゥール

プレイヤー:taku

自由登録 アースラン
メインクラス
シーフ
サポートクラス
ガンスリンガー
称号クラス
サジタリー
種族
アルカード
年齢
28
性別

成長点

使用
2646
残り
438
総計
3084
キャラクター
レベル
23
HP
171
MP
+23=165
フェイト
17
/使用上限: 7
能力
基本値
能力
ボーナス
クラス修正
メイン/サポート
スキル
能力値 スキル
判定
+ダイス数
筋力 16 5 5 5+2D
器用 36 12 1 1 14 1 15+2D
敏捷 36 12 1 1 14 14+2D
知力 10 3 3 3+2D
感知 24 8 1 1 10 10+2D
精神 9 3 1 4 4+2D
幸運 15 5 5 5+2D

ライフパス

出身地
アースラン
出自 遠い昔にアルカードと交わった人がいた
隔離遺伝
境遇 両親がどちらもアルカードではなかったので両親ともに捨てられた
捨て子
目的 ”あたし”を受け入れてくれる場所が欲しい
居場所
装備品 重量 命中
修正
攻撃力 回避
修正
物理
防御力
魔法
防御力
行動
修正
移動
修正
射程 備考
右手 キャリバー 3 26 15m
魔導銃/両パッシブ 至近に射撃可
左手 アサルトキャリバー 10 25
頭部 S1蝶の帽子 3 3 1
装備者が《バタフライダンス》を取得しているときに有効。パッシブ 装備者が行う回避判定の達成値に+2する。
敏捷のクリスタル
胴部 ミラージュクローク 7 8
回避判定の直前。MPを7点消費。装備者が行う回避判定に+1Dする
補助防具 フォースバックラー 9 1 11 -1
装備者が行う武器攻撃のダメージに+2Dする。この防具は種別:盾と同時に装備できない。
装身具 ガンバトルユニット 1
パッシブ 装備者が使用するファニングの対象をSL+2体に変更する。
合計 武器 13/21 0 0 26 25 4 20 0 0 -1
防具 20/21
戦闘 命中
判定
【器用】
攻撃力 回避
判定
【敏捷】
物理
防御力
魔法
防御力
【精神】
行動値
【敏捷】
+【感知】
移動力
【筋力】+5
スキル
10 20 2
鷹の目 命中+10
神射手 命中+1D
アームズマスタリー:魔導銃 命中+1D
バタフライダンス 回避+1D
ルックアウト 回避+2
射撃の達人 ダメージ+20
ダイス数修正 2 1
1 2 3 3
漆黒の星 命中+1行動値+1
クイックホルスター 行動値+2
射撃ダメージ+2
フォースバックラー ダメージ+2D
ブレイカーブランド ダメージ+3D
サッカー 移動力+3
ダイス数修正 5
合計+ダイス数 26+4D 73+7D 20+3D 20 4 27 12

特殊な判定

スキル その他 合計+ダイス数
トラップ探知(【感知】) 10 +2D
トラップ解除(【器用】) 15 +2D
危険感知(【感知】) 2 12 +3D
エネミー識別(【知力】) 3 +2D
スキル その他 合計+ダイス数
アイテム鑑定(【知力】) 3 +2D
魔術判定(【知力】) 3 +2D
呪歌判定(【精神】) 4 +2D
錬金術判定(【器用】) 15 +2D

スキル

取得元 分類 名称 Lv タイミング 判定 対象 射程
コスト
使用条件
種族 ナイトウォーカー 1 パッシブ 自身
暗闇によるペナルティを受けない。明度のルールを採用している場合、明度2以下のペナルティを受けない。まだ暗闇の影響がある場所にいる間、攻撃のダメージに+1Dする。
種族 エターナルシャドウ 1 セットアッププロセス 自動成功 自身
CL5以上で取得可能。あなたは暗闇の影響を受ける物として扱う。この効果はシーン終了まで持続する。
種族 クリムゾンミスト 1 戦闘不能 自動成功 自身 シナリオ1回
CL10以上で取得可能。あなたの戦闘不能を回復し、HPを1にする。なお、あなたは行動済となる。
天恵 三下女神の謝罪術 1 判定直前 対象 単体 20m 10 シナリオ1回
《フェイス:ベネット》1で取得可能。対象が「分類:植物、アンデッド、機械」以外の時に有効。対象がメジャーアクションで判定を行う直前に使用する。その判定のダイスに-2Dする。
天恵 希望の輝き 2 パッシブ 自身
《フェイス:ベネット》1で取得可能。【幸運基本値】に+[SL+1]、「フェイト使用上限」に+SLする。
シーフ バタフライダンス 1 パッシブ 自身
回避判定に+1D
シーフ ルックアウト 1 パッシブ 自身 アーシアン
リアクションと危険感知の判定を+[SL+1]する
シーフ ランナップ 1 セットアッププロセス 自動成功 自身 3
セットアップに戦闘移動。離脱可能
シーフ フルスピード 1 効果参照 自動成功 自身 4
移動と同時に使用。その移動では移動力にSLx5する。
シーフ インタラプト 1 効果参照 自動成功 自身 シーフ、シナリオ1回
「タイミング:パッシブ、アイテム」以外のスキルを使用した物として大体打ち消し。
シーフ ドッジムーブ 1 効果参照 自動成功 自身 2 盾非装備
回避判定と同時に使用する。その回避判定の達成値に+[SL+2]する。
シーフ ピアシングストライク 3 DR直前 自動成功 自身 5
ダメージ+SLD
シーフ ディテクト 1 判定直後 自動成功 自身 8 シーフ、ラウンドSL回
"CL10以上で取得可能。回避判定の直後に使用する。その回避判定で振ったダイスのうち、1個のダイスを振り直す。 ただし、この振り直しの結果6の目が2つ以上となってもクリティカルにはならない。"
ルイネーター エングレイブド 5 パッシブ 自身
プリプレイに14点のEPを取得する。アフタープレイの時、あなたが得たEPはすべて失われる。ただし、クライマックスフェイズ終了時にEPが0点になっていた場合、シナリオ終了時にあなたはNPCとなる。
ルイネーター ブレイカーブランド 1 パッシブ 自身
射撃攻撃指定。選択した攻撃のダメージに+3Dする。ただし《エングレイブド》で取得するEPが14点となる。
ルイネーター ナイトロード 1 セットアッププロセス 自動成功 自身
"明度1~2の効果を受けている場所にいる時に使用可能。EP2点消費。明度1~2の効果を受けず、あらゆるダイスロールに+1Dする。 この効果は明度1~2の効果を受ける場所から離れるか、シーン終了まで持続する。"
ルイネーター バッドフォーチュン 1 効果参照 自動成功 単体 20m
対象がクリティカルした直後に使用する。EPを2点消費。その判定のクリティカルを打ち消す。判定の達成値は通常通り、ダイスの目を合計して算出する。
ルイネーター アンデッドライフ 1 戦闘不能 シナリオ1回
EP3点消費。戦闘不能を回復し、HPを1点にする。なお、あなたは行動済となる。
ガン
スリンガー
アームズマスタリー:魔導銃 1 パッシブ 魔導銃使用
魔導銃を使用した武器の命中判定に+1D
ガン
スリンガー
キャリバー 1 アイテム 自身
キャリバーを1個取得する。
ガン
スリンガー
カリキュレイト 1 イニシアチブ 自動成功 自身 シーン1回
未行動時に使用可能。イニシアチブにメインプロセスを行う。
ガン
スリンガー
ランニングショット 1 ムーブアクション 自動成功 自身 5 魔導銃装備
戦闘移動を行う。この効果で移動を行った場合、回避判定に+1Dする。この効果はラウンド終了まで持続する。
ガン
スリンガー
デスターゲット 1 マイナーアクション 自動成功 自身 6 魔導銃使用
ダメージ増加を行う。武器攻撃のダメージに+敏捷する。この効果はメインプロセス終了まで持続する。
ガン
スリンガー
ファニング 3 メジャーアクション 命中判定 [SL+1]体 武器 5 魔導銃使用
対象に射撃攻撃を行う。クリティカル:ダイスロール増加
ガン
スリンガー
カウンターショット 1 判定直前 命中判定 単体 武器 魔導銃使用、シナリオ1回
対象が行う攻撃の命中判定の直後に使用する。その命中判定の達成値を難易度として「種別:魔導銃」の武器を使用した命中判定を行う。命中判定に成功した場合、対象の攻撃は失敗となる。
サムライ シークレットフォーミュラ 1 パッシブ
タイミング:パッシブ以外の使用条件:刀使用、刀装備の侍のスキルを無視して使える。ただしコスト+2
サムライ トゥルーアイ 1 DR直後 自動成功 自身 6 防御中1回
あなたがダメージを受けるダメージロールの直後に使用する。そのダメージに-[武器の攻撃力÷2]する(スキルなどで武器の攻撃力が上昇している場合は、それらを加えたのちに÷2する)
フォーチュネイト アルカナム 1 アイテム 自身
「種別:アルカナム」のアイテムを3個取得し、デックを構築する。
フォーチュネイト テンションアップ 1 パッシブ
「種別:アルカナム」のアイテムの効果を受けているときに有効。あなたが行う攻撃のダメージに+1Dする。
ダンサー アボイドダンス 1 効果参照 4
回避判定と同時に使用する。回避判定の達成値に+SLする。その回避判定が成功したとき、5m以内の移動、あるいはエンゲージからの離脱を行うことができる。ただし、あなたのいるエンゲージが敵キャラクターに封鎖されている場合、離脱はできない。
ダンサー エンカレッジ 1 イニシアチブ 自動成功 単体 20m 6
未行動のキャラに使用。イニシアチブにメインプロセスを行う。行動済になる。対象は効果を拒否できる。その場合回数には含めない
ダンサー フェザータップ 1 ムーブアクション 自動成功 自身 3
飛行状態で戦闘移動を行う。メインプロセス終了まで持続。
サジタリー 射撃の達人 5 パッシブ 自身 魔導銃、錬金銃、弓使用
あなたが行う射撃攻撃のダメージに+[SL×4]する。
サジタリー 鷹の目 5 パッシブ 自身
あなたの行う武器を使用した命中判定の達成値に+[SL×2]する。
サジタリー アサルトキャリバー 5 パッシブ 自身
"プリプレイに装備、あるいは所持している「種別:魔導銃」の武器からひとつを選択せよ。選択した武器を「装備部位:両」「射程:5m」に変更する。 さらに、選択した武器の「重量」に+[SL×2]、「攻撃力」に+[SL×5]する。《キャリバーガンパード》《トリプルガンズ》と同時に取得できない。"
サジタリー 神射手 1 パッシブ 自身 魔導銃、錬金銃、弓使用
《鷹の目》5で取得可能。あなたの行う武器を使用した命中判定に+1D、射撃攻撃の「射程」に+10mする。
サジタリー ファストアクション 3 ムーブアクション 自動成功 自身 8 シーンSL回
"「タイミング:ムーブアクション」のスキルを2つ使用する。 ただし、サジタリーのスキルは使用できず、ムーブアクションを増やすスキルや、同じスキルを使用することはできない。"
サジタリー エクスプロージョンショット 1 メジャーアクション 命中判定 十字 0sq 15 魔導銃使用、シナリオ1回
《アサルトキャリバー》1で取得可能。対象に射撃攻撃を行う。あなたはこの攻撃の対象にならない。クリティカル:ダイスロール増加
サジタリー 落星 1 効果参照 自動成功 自身 10 飛行、シーン1回
"あなたがサジタリーのスキルを合計でSL10以上取得している場合に使用可能。射撃攻撃と同時に使用する。射撃攻撃のダメージに+【幸運基本値】する。 このスキルを使用したメインプロセス終了時にあなたの飛行状態は解除される。"
サジタリー アウトバースト 1 効果参照 自動成功 自身 7 魔導銃使用
"《アサルトキャリバー》1で取得可能。武器攻撃と同時に使用する。対象がエンゲージしている場合、その攻撃の終了後に離脱を行う。 封鎖されている場合は離脱のための対決判定を行うこと。"
一般 サーチリスク 1 パッシブ
危険感知の判定に+1Dする
一般 イクイップリミット 1 パッシブ
装備可能重量+5
一般 トレーニング:筋力、器用、敏捷、感知、幸運 5 パッシブ
それぞれ能力基本値+3
一般 アースノウリッジ 1 パッシブ
"あなたは「使用条件:アーシアン」のスキルを取得し、使用・適用できる。ただし、 クラススキルは取得時にメインクラスかサポートクラスが対応するクラスでなければならない。"
一般 レガシーサイン 1 パッシブ
レガシークラスに転職可能
一般 引き戻し 1 メジャーアクション 自動成功 単体※ 5m シーフ
"このスキルは至近のキャラクターを対象に選択できない。対象を反対側のマスに移動させる。 対象の居るエンゲージが封鎖されている場合はこの効果を適用できない。対象はこの効果を拒否できる。 (C3で使用しB3のキャラクターを対象として効果を使用した場合、D3に移動する)"
一般 怪行 1 ムーブアクション
"フェイト1点消費。《体当たり》《入れ替え》《引き寄せ》《引き戻し》《ぶちかまし》を同時に使用する。 この効果によってそれらのスキルがムーブアクションで使用可能になる。"
一般 インテンション 1 パッシブ
MP+CL
一般 ベアアップ 1 パッシブ
リアクションの精神判定に+1D
一般 スティグマ 1 効果参照 自動成功 自身 シナリオ1回
判定を行った(スキルやフェイトによる振り直しも終了した)あとで使用する。フェイトを1点使用。その判定の達成値に+1Dする
一般 ファーストエイド 1 メジャーアクション 器用 単体 武器
難易度10の器用判定を行う。判定に成功した場合対象の戦闘不能を回復しHPを1にする。なお、対象は行動済となる。
一般 フックダウン 1 クリンナッププロセス 自動成功 自身 3 シーン1回
「種別:ポーション」のアイテムを1個使用する。
一般 ファインドトラップ 1 パッシブ 自身
トラップ探知の判定に+1D
一般 フェンサーⅠ 1 効果参照 自動成功 自身 シーフ
武器攻撃と同時に使用する。フェイトを1点消費。その攻撃のダメージに+[その攻撃の対象の数D]する。
一般 フェンサーⅡ 1 判定直前 自動成功 自身 シーフ
リアクションの判定の直前に使用する。フェイトを1点消費。そのリアクションの判定に+2Dする。
一般 魔殺し:魔導銃 1 パッシブ 魔導銃装備
"CL10以上で取得可能。取得する際に「短剣、弓、魔導銃、錬金銃、錬金術、暗器」からひとつ選択せよ。《魔殺し:弓》のように記述し、 選択した武器を装備している場合に有効。メインクラスがメイジのキャラクターか、「種別:グリモワール」を装備しているキャラクターに対する命中判定に+1Dする。 《白兵殺し》《射撃殺し》と同時に取得できない。"
一般 魔殺しⅡ 1 パッシブ
"CL20以上かつ《魔殺し》1で取得可能。《魔殺し》で選択している武器を装備している場合に有効。魔法攻撃に対する回避判定に+1Dする。 《白兵殺しII》《射撃殺しII》と同時に効果を適応できない。"
一般 フェイス:ベネット 1 ムーブアクション シーン1回
"離脱を行う。この効果で離脱を行っても、あなたは「タイミング:マイナーアクション」のスキルやアイテムを使用することができる。 あなたの居るエンゲージが封鎖されている場合には行動値対決を行うこと。"
一般 急所ずらし 1 DR直後 自動成功 自身 シーンSL回
"あなたの【幸運】が5以上の場合に使用可能。あなたがダメージを受けるダメージロールの直前に使用する。 ダメージ軽減を行う。あなたが受ける予定のダメージに-5する。"
一般 サッカー 1 パッシブ アーシアン
移動力+3

スキルLv合計[63/63] / 一般スキルLv合計[23]

携帯重量/携帯可能重量
27 / 28
所持金
35,289 G

携行品・所持品

消耗品

ハイMPPX88
ハイHPPx55
グレートMPPx22
蘇生薬x22
毒消しx22
耐毒符1
転移の呪符1
理力符:火、風、闇、光4 取得時に属性からひとつ選択する事。マイナーアクション。使用者が行う武器攻撃を、選択した属性の魔法ダメージに変更する。この効果はシーン終了まで持続する。消耗品。

道具類

野営道具2

小道具入れ

漆黒の星 パッシブ。所持者が行う武器攻撃の命中判定の達成値に+1し、さらに所持者の行動値に+1する。
クイックホルスター 所持者が「種別:魔導銃」の武器を装備しているときに有効。パッシブ。所持者の行動値に+2する。ガンスリンガー専用
功の紋章 パッシブ。所持者の行う【器用】判定に+1、射撃攻撃のダメージに+2する。サジタリー専用。
ロープ

ポーションホルダー

グレートHPP
グレートMPP
万能薬x3

所属ギルド
―――
ギルドマスター
―――

コネクション

関係
ファフネイア 姉御 ちょっと頭は心配だけど力は信頼してる姉御。実は、家族に愛されていた事には少し嫉妬している。王女なのにマナー等があれなのは流石にあたしの目をもっても残当
セルクレフ 好きな人 完全に拒否されない限りは逃がす気はない好きな人。ストレートに好きをぶつけ続けるし、夜に子供出来るかもとかからかいながら言う。(実際はちゃんと実るまではできないようには善処する)
エルーシア 女友達 ファルディオへの恋は応援してるッスよ!あたしみたいにはとは言わないからとりあえず言葉にするところから!
ファルディオ 仲間 姉御であれだから異性の王子とか絶対ブロックされるのがわかり切っているので基本的に必要以上にかかわろうとはしない
セバスチャン 犬猿の仲 自分みたいなのが姉御やファルディオに近づくのが嫌なのはわかるけどそれはそれとして邪魔されるのはうざいので嫌い
サディス 仲間 盗賊団からの仲間。基本的にはバラバラだけど偶に力を貸しにやってきてくれる頼りになる人。

容姿・経歴・その他メモ

全てにおいて少しでも性関連嫌な人は注意

設定

 親がヒューリン(母)とネヴァーフ(父)だったが、先祖返りを起こしアルカードとして産まれる。
 小さな頃は目立たなかったが夜目が効く、犬歯等からアルカードが発覚し、母親が浮気をして産んだ子として父親から追い出され、お前なんて産まなきゃよかったと母親からも捨てられる。
 野生児として暮らしているうちに近くにサドゥール盗賊団が通り、鹵獲され、役に立つと思われそのまま盗賊団の仲間として迎えられた。
 先代頭が死に、次の頭を殴り合いで決め、勝ち残った自分が次の頭となった。
 とある日に盗掘に入った遺跡で魔導銃とアルカナムを見つけ頭権限で自分の物にする。
 魔導銃やアルカナムを使い奇襲を上手く行う事で盗賊団としては負け知らずになり、調子に乗る。
 血の匂いで相手の種族を言い当てられる特技を持つ。(混血などであればどちらも当てる)あと即座に半裸になることが出来る。(無駄特技)
自分が他者依存な事には気がついている。
自覚した上で変えられないのもわかっているので普通に重い言動を取る。

ソフィア・サドゥールについて

 盗賊の頭をやっていたアルカードの女性。両手で持つほどの大きさをした特殊な魔導銃を操る。
 最初は盗掘で見つけた片手で持てるサイズの魔導銃だったが、自分好みにカスタムして行くうちにだんだん巨大になっていった。
 普段の言動は三下。ただ、魔導銃を撃つときのみはその言動は抑えられ熟練のスナイパーのようになる。
 表面上は明るく軽く友好的。実際は全く本心を見せてない。普段は彼女自身が作りあげた人に都合の良い"ソフィア・サドゥール"というキャラクターであり、誰かが"ソフィア"を見ることは基本的にない。誰かが彼女の心を溶かすことが出来ればあるいは…
 他者を信用はするけど信頼することはない。

サドゥール盗賊団について

 男女比率は8:2ぐらい。モブばかりなので数は多いがそこまで強い盗賊団ではない。色んな種族がいたが所詮烏合の衆。盗賊やってるような連中なのでそこまで強くは無いが、ソフィアのようにチラホラ強いのがいる。
 数に目を瞑れば個別の強さはCL4の冒険者で何とかなる範囲。一方的な全滅をやろうとすればCL7ぐらいは欲しい程度。もしくはホーリーストームのような数をものともしない一掃手段。
 前の頭の時から性に関しては奔放で団内でもしょっちゅう嬌声が聞こえてる。それ用の部屋も隠れ家には多数あった。
 男だけで三桁はいただろうけど、ソフィアはそのほぼ全員と関係を持っていた。というか拾われた頃から使われていた。
 前の頭が死んだあと自分が頭になった後もその関係は続いていて、団内では夜の人気がある子だった。ソフィアの気が向く以外では功績をあげれば夜に相手をしてもらえるのでまあまあ団全体のやる気という物は高かった。
 ソフィア自身はまあ自分の体が褒美になるならぐらいに思っている。別に性行為自体は嫌いでもないし、むしろ好きな方。子供ができる可能性があるのでちゃんと避妊はしろと言っていた。盗賊内でもお互い好きでもなければ子供は作るなが前の頭からの言いつけ。(倫理とかよりは前頭もソフィアもできたら戦力減るし育てるのが面倒ぐらいにしか思ってない)
あと潜在的に体を求めてくれる事に居場所を見出していた。たとえ体だけだとしても自分を求めてくれていることに変わりはないので。

ソフィアについて

 両親に捨てられ野生児となった子供の頃で精神は止まっている。サドゥール盗賊団に"使われる"うちにまた捨てられないようにソフィア・サドゥールという人格を作りあげ幼い精神のまま眠りについた。
 甘えること、尽くすことが好きであり、ある意味ではソフィアの歪んだ成長先がソフィア・サドゥールという人物になる。

PCになる経緯となった後

 商隊を襲い、酒や食い物を腐るほど入手し数日の間どんちゃん騒ぎを隠れ家でしていたところ、依頼を受けた数名の冒険者によって盗賊団は壊滅させられた。
 大半が酔っ払い、食い過ぎ等でまともな戦闘が可能ではない状況だったので大した抵抗もできずにあっさり鎮圧。自分は全裸ではあったが武器は近くにあり防具はいらないスタイルなので多少まともに戦えたが、多勢に無勢。死ぬ前に降参し、必死に冒険者に売り込みしてついていった。
 なんでそんなに冒険者について行きたかったかというと、捕まってしまうといつまで人と関わることが出来なくなるか分からないから。ある種の強迫観念のようなもので、ソフィア・サドゥールは誰か人と関わっていないと生きていけない。体を重ねるというのは最も分かりやすい人との関わりという部分もある。(最初は他の仲間を逃がす目的だったが、仲間から拒絶、売られるような言動を取られて、きっとそうした方がいいと思い事実にした)
 冒険者になってからも性に対してはそう変わることも無く、他PCにも多分1回ぐらいはあたしで練習しとくッスか?とか言ってる。
 自分が我慢できなくなったら(1週間が限度)とりあえずセルクレフの兄貴に相手してくれって言ってみてから断られたら夜の街で適当に男引っ掛けて帰ってくる。
 どうしてここまで性に奔放になって性行為に対して快楽を得る、男のやる気や道具ぐらいにしか思ってないのは両親の末路と盗賊団での生活が影響してる。雑にいえば愛情というものを知らない。盗賊団の中には子供を作る人もいたが好きは知れても愛までは行かなかった。というか知ろうとしなかった。
 ソフィアと付き合おうと思う人がいるのならまずソフィア・サドゥールという仮面の人格を剥がしてどうにか"ソフィア"を呼び起こしてスタートラインに立つ必要がある。(ソフィア・サドゥールだと好感度が常に動かない0状態)
 自分に話しかけてくるのは体の関係の相談であり好きというのも体ではなくソフィア本人が好きだと言うことを自覚させる必要がある。盗賊団の時に好きだと言ってきた人物が何人かいて、そいつら自身はいつまでも変わらない返事をして、他の盗賊たちと関係を持ち続けるソフィアを諦めた。
 親の事、今までの性も絡んで歪んだ盗賊生活、過去にソフィアを好きだと言って諦めた人物がいたという事から本当にあたし(本来のソフィア)を好きになってくれる人なんていないと思っている。
 あと付き合おうと思うならかなり強めに育ったこいつの性欲にも付き合わなきゃいけない。
サドゥール盗賊団はとある商会の裏の駒に牢から引き取られている。が、ソフィアは知らない。
時折サディス他メンバーと接触しているが、その話はしていないので、普通に自分と同じように冒険者でもしてるんじゃないかなと思ってる。

セルクリフに言った命乞

 荷物持ちでも、雑用でも性処理道具でも何でもやるッスから。どうかあたしも冒険者に連れてって欲しいッスよ~。(半裸で体擦り付けながら)
 あたし多分そこまで悪事はしてませんし、刑も軽いッスから捕まっても割とすぐ出てくると思うんすよ。でもそのときってこの魔導銃とか道具って全部ないですし…もはや体を売る仕事をするしかないんすよぉー。
 ほ、ほら。あたし一人でも少しは戦えてたッスよね?少しは戦力になるッスよ?夜にも役に立つッス!
 その銃を弄るのが数少ない趣味なんすよ〜だから取られたくないなーって。
 だからお願いッス!どうか今の状態であたしを連れてってくださいッス!兄貴!(多分綺麗な土下座)
(セルクレフに狙い定めたのは一番女慣れしてなさそうで落としやすそうだったから。あとはアルカードという事で拗らせた初恋の影響)

やりたい事

1.執事が加入してから数話目に失踪。結構合流速いなら24話目ぐらい。
 姉御に接触するのをことごとくブロックされて自分の事を考え人も増えて来たからそろそろ潮時かなと思い手紙を残して失踪。荷物とかはほとんどおいていって魔導銃とアルカナム、少しの路銀と最低限の装備だけで旅立った。
 執事とかは「やっぱりあの元盗賊の娼婦は…」とかで全力でいなくなることに肯定してほしいけど、PCのうち誰かは探してほしい。誰もいなかったら自作自演の2PC目を捏造する。

手紙

あたし、出ていきます。サドゥールからどうにかついてこさせてもらって今まで楽しかった。
でも王女様や王子様がいる中にあたしみたいなのがいたら多分いけないと思うんだ。
荷物は置いていく。でも銃とアルカナムだけは持っていくね、これはあたししか使えないから。
…こんな手紙だけ残していなくなってごめんね。身勝手でごめんなさい。

2.先代頭がアンデッドで復活してそれと戦う。
死ぬ直前に理性が戻って少し話せたらなおよし。
…記憶があってこっちに来いとか言われたら多分フラフラ着いていきそう。

他PCとの関係性(ソフィアからの一方通行)

関係強そうな順
セルクレフ≧聖女>ファフネイア>ファルディオ=セルジオ。

ファルディオ

優しそうな王子さん。なんでか姉御に厳しい。どうせ執事にブロックされそうだからとあまり関わろうとはしない。あんまりかかわらないから多分黒い部分を見てない。

ファフネイア

姉御。力が強くて少し嫉妬してるかも。

エルーシア

よく分からん。多分王子との恋愛応援するから結構積極的に関わる。自分が死別で初恋を拗らせてるので、どんな形であれ結末まで行かせたいと頑張って応援する。

セルジオ

とりあえず関係はもちかける。多分断られて終わり。積極的には関わらない。

セルクレフ

色々。

基本的に心開かん限りは軽いけどどこか壁がある態度で全員に接する。わざとらしい感情表現はあるが大体は演技であり明るく少し馬鹿なあたしを見せているだけ。
ちゃんとした愛情表現はストレートに好きを叩きつけるスタイル。一途と思うか重いと思うかは人次第。

CP中で起こったこと
1話

ファフネイア達冒険者組により盗賊団壊滅。命乞いでどうにか冒険者についていくことができた。

多分8話

裏で執事に脱退をほのめかされる、が苦笑いで一旦流す。この時から失踪することは考え始めている。

21話

エンディング時に失踪。部屋に手紙残して夜逃げするように街を出る。
逃げなのはわかっている。だけど多分これが一番いいと思ったから。少しの間生きていくだけの道具と冒険者になる前から持っていた物だけをもって出ていく。
手紙を置いていったのはデニスの影響。本来は何も言わずに出ていこうとしたが、ちゃんというべきことは言うべきだと思って書いていた。

失踪中

冒険者はやめず、一人でフラフラと冒険を続けながらできる限り遠くへ遠くへと行こうとする。セルクレフとはあまりしなかった影響でしばらく夜遊びが酷くなる。少し自暴自棄になっていっそ誰かの子を産めば…なんて思っていたかもしれない。

30話

とうとうセルクレフとカシリナに見つかる。ストレートに「こんなとこまできて兄貴にとってあたしは何ですか?」って聞く。
平行線の痴話喧嘩の後、どうにか折り合いをつけてまた、PC達についていくことにした。

44話。温泉回

王子の紋章探し中に男sで王子の体を触っている所に男湯に正面から乱入、「あ、お取込み中ッスね。兄貴の背中流しに来たんすけど…」で普通に入ってくるが、まあ多分全員から追い出される。PC及びNPCに裸を見られることに一切恥はない。

46話(ちゃんとしたさよなら)

宰相決戦編初手に今回はと合流したサディスと二人で他のPC達と分断され、最も戦いたくない相手と戦わされる。
ソフィアにとってはデニスがそうであり、アンデッドとして甦させられたサディスが立ちはだかる。
記憶や性格などもそのままであり、混乱、戸惑いのソフィアとは対称に、サディスは遠慮なく拳を振りかぶる。
最初は勝手に死にやがってと八つ当たりで攻撃していたのだが、「意識はあるが体の言うことが聞かない、だから殺してくれ」と言うデニスの言葉を聞きサディスは殺す事を決意、更に苛烈に攻撃を始める。(イメージはナルトの穢土転生)
それでもソフィアは銃を握ったまま動かない。愛する人に殺されるのなら良いのではないか、とも思い始める。
サディスが劣勢になり致命傷となる攻撃を受ける時、デニスが「俺を愛しているならちゃんと眠らせてくれ」という言葉に決意を固め攻撃を妨害、そのままサディスと二人でデニスを倒し、動けなくなった後、少しだけ話す機会が出来る。
「俺が死んだ後、どうなった?」
「数年はソフィアが頭になって続いてたよ。今は解散して別々の道だ」
「そうか。おいソフィア、お前はどうだ」
「どうって、どう言うことッスか?」
「戦ってる時も思ったがなんだその口調。バカみてぇだ」
ゲラゲラと血を流しながら笑うデニス。そんな笑いにムッとなるソフィア。
「サディスがやれって言った。そうするのがあたしの為だって」
「成程な。んで、今のお前だよ。幸せか?」
「………」
声は出ない、無理な笑顔だけを返すソフィア。
「幸せだったらそんな表情しねえわな。まだ忘れられねえか?」
「うん。勝手に手紙残して死んであたしの前から居なくなった人をね」
「そこまで言うなら俺って言えよ。悪かったな」
「ううん、でも今わかった。あたしがずっとデニスを忘れられなかった事を」
今度は無理をしない自然な笑顔。ちゃんとこれは言わないとと思ったこと。
「最後ならちゃんとお別れしたかった。自分だけ死ぬ時が分かっててあたしに何も言わせなかったデニスに文句とお別れがしたかった」
「………」
一度も見た事のないソフィアの笑顔にデニスが笑う。
「そうかよ、そんな馬鹿野郎に言う言葉は?」
「勝手に死んだ人なんて忘れてやる!あたしは次の恋を見つけたから。だからさようならデニス」
「ハハッ。そうか、いたか。お前を受けいれてくれそうなやつが」
「まだ分からないッス。兄貴はどう思ってるかも分からない一方通行なだけッスから」
「口調、戻ってんぞ。なら今度もちゃんと伝えろ。俺みたいに居なくなる前にな」
「うん。頑張る」
「残念だったなサディス。お前じゃなさそうで」
ソフィアを優先して黙っていたサディスにデニスが声を掛ける。どこか嬉しそうに。
「うるせぇ、結局俺はソフィアに選ばれなかった残念なやつだよ」
「お前も次見つけろ次。っと、そろそろ還らせてくれや。お前らも時間ある訳じゃないんだろう?」
「ソフィア」
言葉は短く、サディスが後ろに下がる。
「うん。じゃあ今度こそ、さよならデニス。好きだったよ」
「おう、じゃあなアホ娘。泣かされるようなことがあったらまた出てきてやるよ」
魔導銃を頭に押し付け引き金を引く。
今度の最後はどちらも笑顔だった。
完全に死亡したデニスが砂となって消える。
「……さて、いくッスよ。兄貴達が待ってるッス」
「おうよ。満足したか?」
「うん。あたしの初恋はちゃんと終わらせられた。だからやっとあたしの時間が動く。まあ口調とかは戻らなそうッスけど」
「よかったな。応援はしてるがあの野郎に泣かされたならいえ、ぶん殴りに行ってやる」
「…サディスはあたしが好きだったんじゃないんスか?」
知っていたし、デニスもそういっていた。だから聞いてみる。
「割り込む隙間もなさそうだしな。俺の初恋も終わりだよ。お前が幸せならそれでいい」
「二人同時に振ってやったッス、あたしって罪な女ッスねぇ」
「言ってろ。アホ娘」
そういって速度を上げるサディスにムッとしながら追走する。
次は仲間のいる戦場へと。

50話エンディング(狙われた獲物)

「兄貴ー起きてるッスかー?」

もうそろそろ寝るだろうという時間の夜にどんどんと宿のドアを叩くソフィア。普段の彼女を知るなら珍しいと言うだろう。なぜなら。

「なんだ?ソフィアがわざわざドアを叩いて正面から来るなんて。いつもならスルッと入ってくるだろ?」

ソフィアは他の人がいる場合はともかくセルクレフ1人がいる部屋なら躊躇なく忍び込んでくるような女だからだ。

「まあ今日の目的はそれじゃないというか話だけというか、宣戦布告というか。とにかく入っていいッスか?」
「………なんか不穏な言葉が聞こえた気がしたが、いいだろう」

ソフィアを中に招き入れ今日は休む為だけの宿だったので部屋にベッド以外の物はない。仕方なく二人並んでベッドの縁に座った。

「で、話はなんだ?」
「この戦争でやっとデニスにサヨナラを言えたんスよ。やっとあたしの初恋が終われたんです」
「そうか……あー、なんて言えば良いか分からんが……その、お疲れ様、か?」

これ以上の言葉は出ない。何をいえばいいのか本当に分からないからだ。

「いえいえ、次の恋が兄貴なので逃がさねぇ宣言しに来たんスよ」
「………は??」

一瞬何を言っているのかとソフィアの顔を見るセルクレフ。目を合わせた瞬間何故かは分からないが本能が警鐘を鳴らす。

「相手が姉御だろうとカシリナだろうとこの分野で負ける気はねえんッスよ。絶対に兄貴にはあたしを貰ってもらうッス」
「いや、おい、待て。ちょっとまて」

いつの間にかソフィアの手がセルクレフに重なっている。
ずりずりとソフィアから離れるセルクレフ、それを笑顔で近寄るソフィア。手を離そうとすれば力の差で恐らく簡単だろうが何故か離すことが出来ない。
無言で離れて近寄ってを繰り返すうちにセルクレフの肩が壁を叩く。

「逃げ場無くなったッスね?」

下がれないというのにさらに距離を詰めてくるソフィア。その目は爛々と紅く光っている、それを見てセルクレフは肉食獣を彷彿とした。

「ま、今日はこれだけッス」

セルクルフの言葉が出ないうちにソフィアがパッと離れる。

「あたしを連れ戻す時に吐いた言葉の責任取って貰うッスよ。今のあたしは誰のためでも無い、兄貴に好きになってもらいたいソフィアっていう女の子なんですから」
「え、いやあの時はそういう意味じゃ…」
「じゃ!兄貴、今日は添い寝が欲しかったら言ってくださいッス!」

笑顔のまま嵐のように自分のことだけを言うだけ言って過ぎ去るソフィア。言葉が届いたのかは分からないがバタンとドアが閉まる。

「ちょ、おい、聞けよソフィアぁ!」

追いかける気力は出ずそのままセルクレフはベッドへと倒れ込む。

「あいつ、笑ってたな」

恐らく作り物じゃない本心としての笑顔。まあ、目は草食獣を狙う肉食獣だったが…
思い返して可愛いと少し思うのと同時に冷や汗が背中を伝う。

「ソフィアの奴、何をしてくる気なんだろうか………」

明日からのソフィアの事を考え色々と考えては頭を振って、考えるのをやめた。

「よし、寝よう。明日になったら多分ソフィアも忘れてるだろう」

今日の所は現実逃避をしてセルクレフは眠りについた。

54話。水着回

多分普通の水着着てくる。アーシアンが提案したであろう紐とかあったかもしれんけど、そういう変なものは流石に着ない。

どっか

聖女と恋バナしたい。多分一番仲良くなれるしきっと"ソフィア"が顔を出す。"ソフィア"の場合は語尾が無くなりちゃんとした口調になる。

スペック

PC名:taku
やりたいRP方向:三下の元盗賊(性に奔放)
HP:171
防御力:20/4
行動値:27
移動力:3マス(12)
回避性能:20+3+1+4D ミラージュクロークとランニングショットで+2D
シナリオ札:三下女神の謝罪術、インタラプト、カウンターショット、エクスプロージョンショット
シーン札:カリキュレイト、エンカレッジ、ファストアクション3回、落星、フェイス:ベネット
アンデッドライフ、クリムゾンミスト

命中:26+5D
ダメージ:73+8D ピアストで+3Dアルカナムで合計+3Dデスターゲットで+敏捷(14)

軽減性能:トゥルーアイ-26 自身のみ

その他支援性能:おそらくアエマ2枚、バッドフォーチュン4回、引き戻し
全てナイトロードは起動後

履歴

多分これみたらソフィアに関してはだいたいわかるけどクッソ長文注意(万文字は超えてる短編小説ぐらい)


「お前なんて産まなければよかった」
「お前は俺の子じゃない。どこにでも行け」
それがあたしの覚えている両親の言葉だ。

あたしはソフィア。1人で森に住んでるアルカード。
両親はいない。どちらもあたしを捨てた。
父親は母親と一緒にあたしを追い出した。
母親はいつの日かの朝起きたらいなかった。
母親が置いていった少しの荷物を持ってあたしは街を出て森に住み着いた。
子供だったあたしに街の宿や食べ物を買うためのお金を稼ぐ手段なんてなかったから。
森には人はいなかったけど動物や妖魔はいた。
荷物に入ってたナイフで動物を狩ってその毛皮で暖を取り、その肉を焼いて食べ物にしてた。
妖魔は勝てそうではなかったから息を潜めてやりすごしたり逃げたりした。
そんなのが日常になっていたある日。あたしの住処にしていた洞窟の近くを沢山の人が通りがかった。
「…誰だろう…人がいっぱいだ」
あたしは匂いで何となく人の種族がわかる。名前までは分からないけど、違う種族なんだということがわかる。
…それが原因で家族が壊れたのだけど。
「よしお前ら、ここらで休憩にすんぞ。少し開けてるし警戒するやつ以外は適当にしてろ」
一際大きかった男の人が沢山の人にそう言った。あたしはたまたま洞窟から出て狩りをしていた帰りで近くの木に隠れている。
「へい頭。あれはどうしやしょう?」
「……ほっとけ。害はないだろ」
「了解でさぁ」
沢山の人が座り始めた。どうしよう、あたしの住処に帰れない。
一度離れて水を組みに行くことにした。まだ少しあるけどどうせ帰れないなら今行った方がいい。

帰ってきた。だけど沢山の人はまだあたしの住処の前に居る。
「よお、お前なにもんだ?」
不意に後ろから声をかけられて振り返る前に首根っこを掴まれて持ち上げられる。
「………」
さっき誰かに頭って言われていた人だ。この人はあたしと同族だ。同じ匂いがする。
「…ガキか。こんな森で何してる」
「……そこの洞窟があたしの家」
「親は」
「いない」
短い言葉の後少し黙る。ジロジロとあたしを見ている感じがする。
「………はぁ」
ため息の後あたしは地面に下ろされた。
「うちにこい。飯や衣服ぐらいは少なくとも今よりはマシな生活をさせてやる」
ご飯と聞いて近くの人達が用意しているご飯の匂いに気が付きお腹が鳴る。
「行く。よろしくお願いします?」
「よろしくな。名前は?」
「ソフィア」
「俺はデニス。サドゥール盗賊団へようこそ、ソフィア」
それがあたしと頭、サドゥール盗賊団の仲間入りだった。

こんなあたしを盗賊団に入れて何をしようと思ったのか、それは数日でわかった。
あたしはまだ子供だ、だから子供ができる心配は無い。
初めては頭だった。痛くて泣き喚いたし、引っ掻いたりもした。気持ち悪いとも思った。それでも頭はやめてくれず、そのうちそれがあたしの拾われた意味なんだって分かって大人しくした。
意味を果たさなければまたあたしは捨てられる。だったら頭にとって、盗賊団にとって都合のいいあたしじゃなきゃまた……
頭に抱かれた次の日からあたしは眠った。ソフィアじゃないあたしを作りあげて。
「今日からお前はソフィア・サドゥールだ」
頭と共にした寝床であたしはそう言われた。だからあたしはソフィア・サドゥールなんだ。
この時のあたしはまだ弱かったから盗賊団としての仕事はしてなかった。やることは女の人に混じってご飯の用意だったり夜の相手だったり。
頭に抱かれた後、次の相手は他の人だった。
まだ痛かったし、気持ち悪かった。けど相手を気持ちよくさせなきゃ、そう思って他の女の人が上げていたような声を上げて頑張った。
必死に相手に都合のいい笑顔を浮かべて、声を上げて、気持ちいいと言った。そうしなければあたしに意味なんてないから。
何度もそんなことをしているうちに本心から気持ちいいと感じるようになり、無理をしなくても笑顔を浮かべて相手をするようになった。
…その頃には盗賊団の人殆どと関係を持ったあとだった。
ある日、初めて頭とした時のように股から血が出た。
その日は何もしていない朝、どうしてと頭に聞きに行った。そうしたら頭は頭を掻きながら女陣に聞けって言ってきた。
言われた通り聞きに行ったら、今日からあたしは赤ちゃんができる体になったって言われた。
……絶望した、多分吐いた。多分っていうのはその時は聞いた女の人の悲鳴を聞きながら、息苦しさと気持ち悪さを感じて気を失ったからだ。
「目ェ覚めたか?」
目を覚ましたら頭があたしを覗き込んでいた。
硬い枕だと思ったら頭の膝で、あたしは頭に膝枕されていた。
「ごめんなさい」
「なんで謝る」
「赤ちゃんができるようになっちゃったから…あたしの拾われた意味が…」
「………分かっちゃいたが随分歪めちまったみたいだな……」
苦々しい顔で頭はあたしの頭を撫でる。
「安心しろ、捨てたりなんてしねぇ。子供が出来ないようにする薬だってある」
「……よかった」
そう言ってあたしはまた眠った。
「よく寝ろ。嫌な事なんて忘れちまえ」
また頭を撫でてくれている感触とそんな言葉が聞こえた気がした。
多分その時だったんだろう。初恋をした。あたしは頭が好きになっていたんだって。親と子ほどに歳は離れているけど、初めてあたしを求めてくれた人だったから。

大人になったという事であたしも盗賊団の仕事を手伝うようになった。
とは言っても他の大人達に比べたらあたしは力も弱いし武器を振るう技もない。だからあたしは餌だ。
馬車の前に飛び出したりして乗っている人や護衛の冒険者の気を引く。道端に座り込んで声をかけたりなんかもした。
気を引いて盗賊団の人達がその人たちを殺して荷物を奪う。それの繰り返しだ。
たまには役に立ちたいと頭に武器を使う術を願った。そうしたらあたしでも扱えるからと短剣術を教えてくれた。
それからはあたしも人を斬った。気を引いて、仲間が襲い始めたら後ろから首を斬った。
よくやったと頭や仲間達は褒めてくれた。他にもあたしの意味ができた。
夜にも変わらず盗賊団皆の相手をした。1番好きだったのは頭だ。その時だけはあたしはソフィアでいたような気がした。

あたしも大きくなって強くもなった。頭から盗賊団の中でも五指に入るだろうって言われた。
嬉しいって感じた、強くなった事じゃなくてあたしはまだまだここにいていいんだって。
でも悲しい事もあった、頭が寝込んだ。
あたしや他の女の人が必死に看病して数日経てば何事も無かったように振舞った。
「世話ぁかけたな。もう大丈夫だ」
…その日から頭があたしとする日が増えた。きっと頭も分かってたんだろう。あたしが頭を好きだって事。そして、自分がもう長くないことを。
「頭、あたし頭が好き。だからあたし子供が欲しい」
ある日の夜に頭に久しぶりにお願いをした。
「駄目だ」
帰ってきたのは簡素な拒否の言葉。
「…なんで、頭はあたしが嫌い?」
「違ぇ。そんな顔してるやつにガキなんて育てられるわけねえだろ」
分かってる。あたしが子供と言った時すごく青ざめている事に。
「でも…」
「………でももクソもねぇ、こんな老い先短ぇろくでなしよりおめぇにはもっと良い奴がいるだろうよ」
「短い?でも頭はあたしと同じ種族だからまだまだ生きれるはず…」
「お前には言っとくか。俺はもうそろそろ死ぬ」
「…………何で………」
「病気だよ。何となくわかるんだ、あぁこれは治んねえしそんなに生きれねえなって」
「だったら尚更!」
声を荒らげた、好きな人が死んでしまう。だったらその思い出となる子が欲しい。そう強く思った。
「やかましい。ガキなんぞ次の邪魔にしかならん」
「あたしは頭が、デニスが好きなの!あなたの子が居ればあなたが居なくなっても……」
「………久しぶりにお前の口から俺の名前を聞いたな。だから駄目だ」
「だからなんで!」
「お前が子供を俺の代わりにしてるからだよ」
言われた。あたしだって気づいてた。子供をデニスの代わりにしか思っていなかった。あたしが好きな人の代わりを欲しがっているだけだって。
「今日は冷めた。寝ろ」
そう言って頭は部屋から出ていった。
あたしは追いかけられなかった。ベッドで座り込んで泣いて、嗚咽を漏らして。
気がついたら朝になっていた。
「起きたか。昨日のことは黙ってろよソフィア。俺とお前だけの秘密だ」
朝一番、頭が部屋に入ってきてそれだけ言って帰った。
頭の顔を見て悲しいと感じたがそれ以上に嬉しいと感じた。
ちゃんと名前を呼ばれた、好きな人との秘密ができた。単純と言いたければいえばいい。それがあたしの繋がりを感じるものだったから。

1年経たず頭は死んでしまった。
最期はあたしを呼んで行為をしながら話をしてくれた。
「なぁソフィア。お前は今楽しいか?」
「楽しいよ?好きな人としていられる。子供が出来ればもっといいんだけど」
「はっ、何度言っても変わんねえな。………すまねぇな。そんなふうにしちまって」
「……」
分からない、なにか頭が謝ることがあるのか?
「最初はお前に無茶でも必要としてる人間がいる事を分からせようと思ってお前と関係を続けた。だけど多分それが間違いだったんだろうな」
「?何を言いたいの?」
「いつからお前はソフィア・サドゥールだ?お前はお前の為に生きてねぇ、サドゥールの仮面を被って人に都合のいいように生きてるだけだ」
「………意味が」
「分からねえだろうな。そうしてしまったのは俺であってサドゥールだ」
本当に分からない。頭は何を言っているんだろう。拾われたあの日からあたしはソフィア・サドゥールであたしはあたしの為に生きてる。また捨てられないように、あたしを必要としてくれる人の為に…
「歪んじまったものを治せりゃ良かったんだがな…そうもいかねえらしい」
ガッと頭が攻めてくる。気持ちよさで頭が一瞬弾けた。
「話は終わりだ、こっから考え事を出来ると思うなよ?」
それから先はほとんど覚えてない、乱れて嬌声を上げて、頭の名前を呼んでいた気がする。
次の日の朝、頭はおらず折りたたまれた手紙がふたつあった。
[誰にも見せるな、ソフィアだけが読むことを許可する]
片方にはそんな紙が上に置いてあった。
「どこ…」
言い様のない不安に駆られてその手紙を着替えた服に押し込み頭を探した。
すぐに見つかった。だって声が聞こえたから。
「頭が!頭が起きねえ!息もしてねえ!」
頭が真っ白になった。何をしたか何を言ったか覚えてない。覚えているのは頭に痛みが走った後気を失った事だ。
次に起きた時にはみんな集まって頭の元で泣いていた。
「うぅ、頭ァ。昨日はあんなに元気だったってのに……」
皆泣いている。あたしも涙が出て声が出ない。
昨日のあれが最期の会話だったなんて思いたくない。
…ふと朝の手紙を思い出した。
「ごめん、あたししばらく1人にして…」
「あぁ、ソフィア。お前は一際頭と関係があったからな。わかった、今日1日はお前の部屋に誰も近寄らせないようにしておくよ」
「ありがとう」
「飯だけは届けるからな。落ち着いたら出てこい」
無言で首を縦に振り部屋へと戻った。
椅子に座り手紙を広げる。
[俺は口下手だからよ、こうやって手紙にした。誰も見てねえだろうな?ソフィアだけだろうな?まあ書いてた所で分からねえんだがな。
さて、ソフィア。お前が俺の事を好きだというのは薄々気づいてた。分かった上であんな関係を続けてたし、他の奴とやることを止めはしなかった。
ひでぇ男だと思うか?だったらそのまま俺の事なんて忘れちまえ。…まあそうはいかねえんだろうな。
今のお前を作りあげたのは俺でありお前であり、盗賊団のせいだ。作り笑顔に人を喜ばすだけのセリフ、きっとどれもお前の本心じゃねぇ。
それは盗賊団の理想のソフィア・サドゥールであって本当のソフィアじゃねぇ。
なんでそう言い切れるかって?お前が寝た後寝言で漏らしてたからだよ。あたしはこうしなきゃ、生きている意味がないってな。
最初はお前の思ってる通りの理由でお前を拾った。だけど、それを聞いたりお前と関係を重ねるうちに情が湧いてな。どんどんお前が痛ましく思えてきたんだ。
お前を受け止めてやりゃ少しは治ったかもしれねえがその頃にはもう死期を悟ってたもんでな。受け止めた後また居なくなっちまえばお前はさらに沈んでいくだろう。
これを見てるってことは俺はもう死んだだろう。結果はどうだ?もしかしたら逆効果だったかもしれねえが俺はもう何も言えねぇんだ。
俺が居なくなったあと盗賊団に居る理由はねぇ。好きに生きろ。いい大人だろう?俺はお前を人に見せることはしてこなかった。見たやつもいたがそいつらは全員殺した。だからお前はきっと街でも普通に生きていけるだろう。
冒険者でも名乗れば過去の詮索なんぞしてくる奴はそういねぇ、盗賊だったなんてバレねぇんだ。俺のようなろくでなしじゃなくてちゃんとお前を見てくれる男でも捕まえてそいつに子供を願え。
サドゥール盗賊団はもう1枚の手紙に全部書いてある。お前が抜けることに文句は言わせねぇ。
だからお前は好きにしろ。たった1人俺が好きになった女だ。自由に生きろ。
………悪かったな散々歪ませて、無責任にお前を置いて死んで。
愛してた。だからお別れだソフィア。
デニス]
その日はずっと泣いた。子供を拒否されたあの日より、一日中。その日は泣き疲れてテーブルに突っ伏して寝ていた。

朝、あたしの身を案じた仲間がドアを叩く音で目が覚めた。
「ソフィア、あんたは大丈夫かい!?ご飯も食べてないじゃないか!」
「入ろうとするな。声と叩くだけにしろ。それがあいつにした約束だ」
「でも!」
他にも声が聞こえる。きっと頭以外のほとんどの人がいる。
「迷惑は、かけられないよね…」
あたしの恋心なんて皆にとって都合が悪い。あたしは皆のソフィア・サドゥールなんだから。
「ごめんなさい、落ち着いたから。出るよ」
「あぁ、良かった!頭について行ったなんてことになってなくて…」
出てきたあたしに抱きついてくる仲間の女性。
あぁ、そうか。それもあったかも。だけど頭はきっとそれは望んでない。
「ソフィア。まずは全員で飯だ。お前以外にも昨日何も食ってないやつが大勢いる」
「わかった。あたしも準備手伝うよ」
「………ああ、そうしてくれ」
何かを言いたそうにしたが飲み込んでそう言ってくれた。

あたしと同じように泣き腫らした顔をしている人、ボコボコにされて端に転がってる人、テキパキと命令を出してどうにか頭の代わりをしている人。様々だ。
黙々とご飯の準備をしてご飯を食べた後。サドゥール盗賊団の全員が広間に集まった。
「さて、一旦頭の代わりに俺が一時指揮を取る異論は無いな?」
頭の右腕だったサディスが前に出てそう言った。昨日あたしがお願いしたのもこの人だ。
全員異論は無いようで黙る。
「この盗賊団は頭のカリスマで成り立ってたようなもんだ、抜けようと存続しようと好きにするといい。新しい頭になってやるってやつは端のあいつらみたいになることを覚悟しろ」
あぁ、あの人達はそれで。
「頭に子供がいればなと思った日はこれ以上ないだろうな。なぁソフィア、お前はなにかないか?」
「……何かって?」
「俺はお前が次の頭なら文句は無い。実質お前は頭の子供みたいなものだったしな。関係はあったが」
軽く笑いながらサディスはそう言ってくれた。
「ん」
サディスにもう1枚の方の手紙を渡す。
「これは?」
「頭が残してた手紙。あの人自分の事はわかってたって」
「なるほどなぁ。それを俺じゃなくてソフィアに渡してるあたりは信頼ってやつかね」
あたしが引っ込むとサディスは手紙を開けて読み始める。
「この手紙が読まれてる頃には俺は死んでるだろう。読んでるのはサディスかソフィアのどっちかだと思うが、一人で読むより全員の前で声に出して読め。
無責任にほっぽり出して死んで悪ぃな。まあどっかでドジ踏んであっさり逝くよか納得のできる死に方だと俺は思うぜ?
さて、盗賊団に関してだが俺はガキもいなけりゃ誰を次の頭にするなんざ決めてねぇ。だから勝手にしろ、と言いたいがそこまで無責任になる気は無い。
前提として抜けたい奴は自由にしろ。それを止めたり抜けるなら殺すなんて言うやつは俺がアンデッドになってでも殺しに行ってやる」
きっと頭ならやりかねないと声が聞こえた気がする。あたしも少し思った。
「それでもこの盗賊団にいたいやつは物好きな奴らだと言ってやる。まあここしか居場所がないのかもしれねぇがな。
んでまあ盗賊団なんぞ頭がいなけりゃどっかでバラバラになるのがオチだ。だから次の頭を決めてやる」
息を飲む音が聞こえた。誰になるんだという事だろう。
「俺がこいつだなんて言っても面白くはねえし納得しねえやつもいるだろう。サディス辺りにしても良かったんだがな。
だからなりたい奴が拳で決めろ。頭が決まった後で嫌なら抜けろ」
そういえば頭はそういう人だった。実力を1番に考える。
「知恵で何とかなんて言うやつは頭より参謀でもしてろ。頭は前に立って暴れ回るやつが1番いい。
ただし死ぬことは許さん、正々堂々拳で殴りあって頭を決めろ。
じゃあな、楽しかったぜ馬鹿共」
クルクルと読み終わったらしい手紙をサディスが丸める。
「だ、そうだ。全く頭らしい手紙だよ」
「ええ、全く」
クスクスと少しは笑えた。だけどサディスは一瞬だけ何か言いたげにあたしを見る。
きっと手紙の中にあたしの事が何も書いてないことを考えてる。
だってそうだろう、あたしも頭と言っていいぐらいには強いし、頭のお気に入りだった。
「さて、次の頭。やりたいやつはいるかい?もちろん俺は手を挙げる。なりたいやつは前に出ろ」
数人が前に出る。あたしもその1人だ。
「思った以上にすくないな。まあその方が楽だが。抜けたい奴は今のうちに荷物をまとめろ。勝手に多少くすねた所でなにも言わないが、覚悟はしろ」
男の人が数人それを聞いて広場を離れる。
「んでソフィア。お前もいいんだな?」
「勿論。あたしは強いからね」
「はは、言ってろ」

本当に殴り合いで決めてやった。ボロボロになったけど最終的にあたしがサディスを殴り倒して新しい頭になった。
「ちっ、負けたか。おめでとうソフィア。お前が次の頭だ」
「……すぐに起き上がったってことはちょっと手抜いてなかった??」
「まさか。2番目が楽なのは否定しないが、全力でやってお前に負けた」
「じゃあ今後もよろしく、右腕さん」
「任された。ソフィアが頭になることに異論があるなら抜けるといい。それが遺言だ」
離れる人はいなかった。少し嬉しいなと思って笑顔が浮かぶ。
「取り敢えず目下はデニス頭の荷物整理だな。後はちゃんと焼いてやらにゃ」
「あら、もう普通に頭って呼ばなくなるんだ」
「分かりづらいしな。俺はもう認めてるし」
「…なんかむず痒い」
「知らん。お前が勝って次の頭になったんだ」
苦笑いで荷物整理を2人でしに行く。デニスは思った以上に色々溜め込んでた。
「結構溜め込んでるな。誰のため何だか…」
「盗賊団のいざと言う時とかじゃないの?」
はぁ、とため息を返された。
分かってる。きっとあたしのためだ。抜ける時はこれを持っていって金にしろってことなんだろう。
だけどあたしは知らないふりをする。
きっとそれがいいと思ったから。

デニスが死んで数年。あたしは立派?に頭としてやっている。
「サディスーコレどうするッスか?」
今日はたまたま見つけた遺跡を散策している。その中で魔導銃と呼ばれるものを見つけた。
「あん?あーまあ持って帰って使えそうなやつが使えばいいんじゃないか?武器だろ」
「了解ッス。取り敢えず試しに〜」
バンバンと軽く使ってみてどこかいつものナイフよりしっくり来た。
「あたしの物にするッス!」
「早いなおい。いやまあいいが、文句は?」
「じゃあ頭権限ッス!」
「へいへい」
頭になって数日でサディスから口調を変えるように言われた。なんでかは知らないが何も知らない人から見たらあたしが下っ端でサディスが頭に見えるだろう。
「今日は良かったッス〜調度品っぽいやつも金になりそうッスからね」
「じゃあまた今度売りに行くぞ」
「分かってるッスよ〜。暫くは困らなさそうッスね」
他の仲間と合流し取れたものを持ってアジトへと帰ってきた。
その日の夜。
「サ〜ディス。今日の夜はやるッスよ〜」
あたしはサディスの部屋を訪ねた。
「おや、今日は俺か。気が向いたか?」
「いや〜?今日の成果はサディスが1番だったッス」
「最近ソフィアとはできてなかったからな。張り切った甲斐があった」
「あたしで嬉しがっててくれて嬉しいッスよ。今晩は寝れないッスね」
「ははっ、お手柔らかに。お前は夜も強いしな…」
宣言通り2人揃って睡眠時間はほとんどなかった。
「今日は休みにするッス。何かいるものがあれば買ってくるッスよー」
その言葉と共に数組の男女が離れ、飲みに走る奴もいた。
「相変わらずほとんど寝てないってのに元気だな頭…」
「種族柄ッス。サディスは寝ててもいいッスよ?」
「いや俺も買い出しに行こう。売り物もあるしな」
「じゃあデートッスね!」
毎回これを言うがサディスからはため息と苦笑いしか返っては来ない。

どんな街にも危ない物を扱ってる商人はいるものだ。
サドゥール盗賊団はそんな商人の1人によく物を売っている。
決まった日の決まった時間にいる店番に合言葉で裏取引をしている。
今日はその日でありサディスと二人で店へとやってきた。
「今日は盗品ですか?それとも普通?」
裕福そうな男が対面に座り数名の護衛が後ろに立っている。
「普通だな。遺跡から拾ってきたもんだ。盗掘って言われたらそうかもしれねぇが」
「ほうほう、なるほど。それなら表ルートでも大丈夫そうですね」
「でかいのは持ってきてない。いつも通り商売ルートの途中で売りに来る」
基本的に持ってくるのは貴金属やそこまで大きくのないもので、目立ちそうなものはここの商会がやっている移動ルートの途中で売るようになっている。
「ふむ、これはなかなかいい宝石ですな」
しばらく商人が物を眺めて、紙にサラサラと書いていく。
「こんなものでどうでしょう?」
サディスが受けとり横からあたしが見る。
物に対する値段が書いていて、サディスと顔を見合せ、頷く。
「これでいい。いくらかは食料や衣服に変えてくれ」
「毎度。今後もよしなに」
商談成立と商人とサディスが握手をして、表の店で少し待つ。
「あっ、サディ。これどうッスか」
暇つぶしに店の中を見ていたら黒いカチューシャを見つけた。
「なんだ、欲しいのか?」
「たまーに前髪が邪魔になるときがあるんスよ」
チラッとサディスが値札を見る。
「まあそう高いもんでもない。買ってやる」
「やったッス!サディもどうッスか?お揃いッスよ」
「要らん。それをするほど髪は長くないし長くなったら切る」
「ぶ〜」
買い物を済ませるとついでに食糧なども受け取った。
「残りはいつものように」
「わかった」
2人で持っても不自然じゃない量をもらい残りは大きいものの受け渡しの時に引き換えという形でいつも貰っている。
「毎度ありがとうございました」
店番の声を後ろに店を出て帰路へとついた。
警戒はいつもしているが基本的には特に問題なくアジトへと戻れる。ごく稀にあたしをナンパしに来るのもいるがだいたいサディスが追っ払って終わる。別にいいといえばいいんだけど…
サディスにそう言ったこともあったが俺が団の連中に袋叩きにされると言われた。
その後小声で何か言ってたけど雑踏で聞こえなかった。何だったんだろう?まあ望まれて無さそうだから忘れたけど。

「アルディオン大陸?」
「ええ、私共の商売をそちらに移そうかと思いまして」
今日もまた盗品を売りに来た時に商人からそう言われた。
「そりゃまたどうして」
「いえね、あちらの国は戦争が多くてですね。儲けを得るには最適でして」
「商人らしいセリフだな、で?」
「あなたたちも一緒に来ませんかというお誘いですよ」
「………お前、俺達が何か知ってそれを言ってるんだよな?」
サディスの言葉がトゲを持つ。そうだろう、あたし達を盗賊団ということをこの商人は知っているのだから。
「ええ、表の私の耳に入るほどにはあなた達は有名になっています。そろそろどこかへ行って無名に戻った方がやりやすいかと思いましてね?」
「それでなんの得がお前にある」
「控えめに言ってもあなた方はお得意様ですので。表の商品もこちらもどちらも依頼を出さずに適度に仕入れてくれる。いてくれると私としても金の成る木というものですよ」
「けっ、それだけじゃないだろうに。…帰って相談する。いいな?」
「なんの事だか。ええ、来て下さる場合は私の護衛という身分で大陸を渡らせてもらいますよ。難しそうな方は荷物に紛れてもらいましょう」
本日はこれでといつもの紙を渡され目的を果たしてから帰路へ着いた。
あたしだって分かっている。あの商人は自分の障害になりそうなところや欲しいものがある商隊をあたしたち盗賊団に襲わせて利益を得ている。言ってみれば使い勝手のいい裏のコマという訳だ。
「で、どうする」
「アルディオンッスよね。サディスはどうッスか?」
アジトにつきサディスと二人で話をし始める。
「俺はいいと思っている。あの商人が裏切って大陸を渡る寸前に俺達を全員売り渡す可能性もあるが、あれが使いたがっている俺達の価値よりは薄いと思っている」
「同感ッス。問題は」
「どんだけ着いてくるか、だな」
「ッス」
「心配いらんだろう。今も昔もこの盗賊団は頭に集っている」
「頭はともかくあたしにその価値があるとは思わないんスけどね〜」
「はっ。そう言ってるのはお前だけだ」
うむむ、と頭を捻るが軽く頭を撫でられてサディスは出ていった。
「本当かな…」
ぽつりと呟く。

sideサディス
「全く叶わない恋をしたもんだ。なぁデニスお前が生きてりゃもっとマシだったろうに…」
外に出てそう愚痴る。
「いつまで経ってもソフィアの中にはお前しかいねぇ。皆には都合のいいソフィア・サドゥールだ」
小さな墓石、傍目に見たらただ大きめの石が落ちてるだけの所で溜息をつき軽く石を蹴る。
「何とかしてやりてぇがどうしたもんか。俺達と一緒にいるのが良くねえんだろうが…」
「ようサディス。今日もデニス頭のとこで愚痴か?」
この盗賊団で1番歳をくっているエルダナーンの男だ。確か150は超えたと言っていたか…なんでこの団にいるのかは謎だ。
「わかってんなら放置しとけよ。なんだ」
「ソフィアの嬢ちゃんの事だよ。いつまで経とうがありゃ変わらんぞ」
「分かってる。だがどうすりゃいい」
「何処か俺たちを全滅させてくれるようなのがいてくれりゃいいんだ」
「はっ、それだったら今の頭なソフィアは駄目だろうが」
「何を言ってる。そう見せないためのあの口調とデニスの時からやってる事だろうに」
「…なんの事だか」
「外から見ればソフィアは体良く使われている娼婦状態で、頭はお前だ。殺人なんかもほとんどやっちゃいない。全く団全体があの子に甘くなりやがって」
「デニスのやつが甘かったんだよ。それのせいだ」
「お前とてそうだろう。難儀な思いをもちよって」
「ちっ、俺以外にもいるだろうジジイ」
「そうだな。だが今も尚持ち続けてるのはお前ぐらいだ」
「ほっとけ。叶わねえもんだってのはわかってるしまともに恋人になれる人間がいるとも思ってねえよ」
「まあ俺達はどこまでもお前達2人について行くだけだ。どっちも拗らせてるアホだがな」
「ソフィアを纏めてアホ呼ばわりするんじゃねえ。ぶち殺すぞ」
ガチの殺気が漏れる。俺はともかく今のソフィアはデニスと俺達のせいだ。
「…悪かった。だから殺気をしまえ」
「ふん」

sideソフィア
「みんな来てくれるッスか?」
話があると全員を集めアルディオンに渡るということを告げ、そう問いかける。
そっと手がひとつ挙がる。挙げたのはよくあたしを気にかけてくれる女性だ。
「それは頭が決めたことなんだね?」
「そうッス。サディスとも相談したけどあたしが行った方がいいって思ったッス」
「なら否は無い。商人が裏切ってくるなら全力で逃げてやろうじゃないか」
「あっ、やっぱそこは思うんスね」
「まあそこそこ規模も噂もでかい盗賊団だからね。自惚れかもしれないけどある程度の懸賞金はあるだろうしそれを目当てしてる可能性否定できないってことよ頭」
「それがあるから渡ろうという話にはなったんッスけどね」
「行きたくねえやつはいるか」
サディスが無造作に聞くが帰ってくる言葉は無い。
「なら決定ッス。今度の買い出しの時にまた話は詰めてくるッスよ」

後日
「返事を聞きましょうか」
「行こう。あんたの言う通り最近は少し動き辛くてな」
「そう言ってくれると思っていました。詳しく話しましょう」
そこからはサディスと商人が人数やらどう誤魔化すかなどを話していた。
「船1つまるまる増えそうですね。まあ今までの儲けと今後の投資に致しましょう」
「言うまでもないと思うがあんたは俺らと同じ船に乗ってもらうぞ?」
「ええ、でしょうね。わかっておりますとも」
あたし達を一つにまとめてそのまま、という可能性を消したいのだろう。あちらのトップが同じ船に乗っていれば間違っても沈められることは無い。
「多少の肉体労働ぐらいは使われてやる。出はいつだ?」
「私共も準備がありましてね。冬明けの春と言った所でしょうか」
「…思った以上に早いな。間に合うのか?」
「元々断りはしないだろうと思ってましたので。それにあなた方がついてこようがこまいが渡ることに変わりはありませんからね」
「それもそうだな。まあ俺達としてもあんたという売り先が消えるのはあまり美味しくは無いからな。次を探すのも面倒だ」
「では本日はこれで。あなた方も準備をしておいて下さい。出航するまでの食糧等は差し上げますのでしばらくは息を潜めておいて下さいね?」
「あまり活動しないのは構わないが、利益は」
「少しの間動かないで貰うだけで噂は薄れるのですよ。全滅したと思われる事もあります」
誤魔化しやすくなるということだろう。まさか盗賊団一味全員が商会に紛れてるとは思われないだろうし。
「まあ少しの休暇とでも思うか。食糧を受け取りに定期的に来る」
「はい。それでは」

しばらくの間本当にアジトでゆっくりとする日々になった。昼は自己鍛錬、夜は誰かの部屋に行く。そんな生活を春まで続け。
「出港ですよ。存外簡単でしたね」
「全くだ、逆に不安になるぐらい簡単で困る」
あっさりあたし達サドゥール盗賊団はエリンディル大陸を出た。今は船の上だ。
「あの日以来動いてなかったからかあなた方は全滅したという噂も聞きましたからね。読み通りと言えばそうですが、いやはやこう上手くいくとは」
人以外にも魔族や魔獣なんかにやられたなんてのもよくある話だ。きっとその1部としか思われてないんだろう。
船旅というのは初めてだけど、楽しかった。
海しか見えないのは少し退屈に思う時はあったけど時折見える島とか移動してるから釣れることは無かったけど魚釣りとか。
商人さんがあたしに何か言いに来ようとしてた時があったけどなんかサディスを筆頭に団の皆があまり近寄らせないようにしてた。なんでだろ?
そんで多分数週間ぐらい?でアルディオン大陸に着いた。
「ついたッス〜」
「住処にできる場所をまずは探さないとな」
「ある程度の地理はこちらで地図を用意してます。戦乱が激しい大陸ですので巻き込まれないようにご注意を」
商人さんから地図をもらってある程度一緒に行動してから不自然ではないように別れ、あたし達は地図を頼りに住処を探す。

数日はキャラバンの様に振る舞いながら野宿などを繰り返してようやく住処に出来そうな場所を見つけた。
そうして暫くまた盗賊稼業を続ける。
そんなある日。
「なかなか大きい割には護衛が弱そうだし少ねぇ、ケチな奴なのか?」
遠くの方で今日襲う商隊をサディスと一緒に見て話している。
「後暗いものでも運んでたりするんッスかね。あんまり護衛を増やせなかったとか」
「ありうる。まあ俺達のやることは変わらんけどな」
「じゃあいつも通りやるッスよ〜」
今日もいつも通り、なはずだった。
「本当に馬鹿みたいに物資を積んでやがる。なんでこれで護衛をけちったんだ…」
襲い終わり、盗った物資を全部住処に運び終えサディスがそう呟いた。
「まあまあこれで暫くはゆっくり出来るッスよ。土地にも慣れないといけないしちょうど良かったじゃないんッスか?」
「それもそうだが…まあ近いうちにあの商人に売り付けに行くか」

それから数日あたし達は飲めや歌えでゆったりとすごしていた、が……

ここで冒険者に壊滅させられてソフィアがPC化

sideサディス
「取引をもちかけた俺が言うのもなんだがよくやったなお前」
「あなた方はまだアルディオンは無名もいいところですからね。捕まった経緯の商会が裏取引の多いところだったので減刑を訴えれば簡単でしたよ。それよりあの娼婦は良かったので?戦力かつあなたの夜のお供だったのでは?」
俺達は冒険者によって壊滅、牢に入れられて処刑か罰を待つだけだったが、今は共にやってきた商人の店の地下にいる。
「あぁ、あいつは先代のお気に入りだったんだ。俺も気に入ってはいたが、強かった分いつ寝首をかかれるか怖くてな」
「成程?まあ良いでしょう。あの娼婦を冒険者に入れさせるのがあなた方と私の契約ですし」
「ふん。で、仕事は?」
「暫くは裏と表を使い分けてもらいますよ。商売を頑張りましょうか」

サディスはどうにかソフィアに幸せになって欲しいと思い、商人へ取引をもちかけソフィアを盗賊から表の世界で生きていける、冒険者へとなれるようにした。
荷物が多く護衛が少ない商隊が居たのは商人が手を回してわざと襲わせ冒険者が討伐に行くように仕向ける為だった。その際に1人の商人をわざと逃がしており、依頼を出すようにこれも商人が誘導した。
そもそもアルディオンに渡った理由もこれであり、無名ならば罪も軽くソフィアの分も他のメンツで引き受ける事で彼女を自由にする。
裏を知っている商人にそれを頼みソフィアはサディスの思い描いていた通りに盗賊団に使われていただけの娼婦として無罪にできた。
ソフィアが冒険者パーティに命乞いをしたのは自分達を逃がそうとしたというのを分かってわざと突き放すように娼婦だ、俺が頭だと言いはった。そうすればソフィアは俺達の都合を考えてそのまま動くだろうと考えて。
代わりに商人から言われたのはサドゥール盗賊団は彼の商会の裏の護衛や手駒として使われるということ。ソフィアの為にと大半の人間はそれを受け入れた。
後なんだかんだでソフィアが居なくなってしまえば盗賊団は機能しなくなるから。デニスの時から頭がいてこそというのは間違いではない。
(結局誰も彼も現状維持が心地よかったが故に、彼女が壊れるか治るかの二択を選択できなかった。だから彼女の為と言い他の誰かにその選択肢を押し付けただけに過ぎない)

失踪後の話
「また1人ッスね…」
しょうがない。あたしは結局元盗賊で娼婦のようなものだ。最初から姉御みたいな王女がいる冒険者パーティにいるべきじゃないのは分かってた。
「兄貴…」
慕う気持ちは本物ではあった。あまり得意じゃない料理とかも頑張ったし、他にも頑張って色々尽くした。
だけど兄貴と姉御のパーティにも人が増えた。あたしの代わりになりそうな人もいっぱいいる。だったらあたしみたいなのは消えた方がいい。
「………やっぱり一人は寂しいッス。どこか他のパーティに入れて貰えるようにするッスかね」
フラフラと街を歩き、神殿へとたどり着く。
「手頃な依頼は…」
1人なあたしはまた盗賊になんて戻れはしない。サドゥール盗賊団はデニスが集めたからこそ集まって纏まってサディスがいたから続いたものだ。
だからこれからは冒険者として生きていくしかない。大丈夫、あたしは強いッス。どこかのパーティに入ることだってきっと…
幸い兄貴達との冒険で冒険者としての技能は身についた。一人で生きて行く分には問題なく過ごせている。けど…
「やっぱあたしみたいなのはその場限りッスよね。兄貴達が意外だったんッス」
今回だけの一依頼、夜もその場の一夜限りの関係を持つ日が続いた。
「大陸、帰るッスかね。みんなももう居ないッスし」
アルディオンからエリンディルの方に帰ろうそうも思った。戦乱の大陸よりはまだあちらの方が多分平和だ。
「それかまた別の大陸にでも行ってみるッスかね…」
何も決まらない。あたし一人なんてどう生きていけばいいか分からない。
「とりあえず生きるッス。多分それが皆の望みだろうから」
皆って誰だろう?分からなくなってきた。だけど生きなきゃ。あたしが死んでも意味は無い、誰かのために生きるのがあたしなんだから。

あたしが生きている意味は無い。
あたしが死んでも意味は無い。
気付かぬ矛盾を抱えて今日もまた依頼を受けて一夜の関係を探す。
きっとそれが今のあたしに求められているものだから。

レベルアップ履歴

CL 能力値上昇 クラスチェンジ
or フェイト増加
習得スキル
筋力 器用 敏捷 知力 感知 精神 幸運
1 +2 +3 アルカード ナイトウォーカー
シーフ ドッジムーブ ピアシングストライク ピアシングストライク
ルイネーター エングレイブド エングレイブド
2 アンデッドライフ エングレイブド 三下女神の謝罪術
3 ナイトロード エングレイブド 希望の輝き
4 バッドフォーチュン エングレイブド 希望の輝き
5 サムライ トゥルーアイ ブレイカーブランド
6 フォーチュネイト アルカナム シークレットフォーミュラ
7 ダンサー フェザータップ テンションアップ
8 ガンスリンガー エンカレッジ アボイドダンス
9 カリキュレイト ファニング キャリバー
10 アームズマスタリー:魔導銃 ファニング カウンターショット
11 バタフライダンス ファニング デスターゲット
12 ピアシングストライク クリムゾンミスト ルックアウト
13 ランニングショット ランナップ フルスピード
14 ディテクト エターナルシャドウ インタラプト
15 サジタリー 射撃の達人 鷹の目
16 射撃の達人 鷹の目 アサルトキャリバー
17 射撃の達人 鷹の目 アサルトキャリバー
18 射撃の達人 鷹の目 アサルトキャリバー
19 射撃の達人 鷹の目 アサルトキャリバー
20 フェイト+3 ファストアクション 神射手
21 フェイト+3 ファストアクション アウトバースト
22 フェイト+3 ファストアクション エクスプロージョンショット
23 フェイト+3 落星 アサルトキャリバー

セッション履歴

No. 日付 タイトル 成長点 上納 ゴールド GM 参加者
キャラクター作成 2640 300,000
1 444 35,000 カピさん Mizshiroさんreiranさん一藻通さん水樹さん芹沢さん
取得総計 3,084 0 335,000

収支履歴

装備品

S1蝶の帽子::-12200
↳敏捷のクリスタル::-200
ミラージュクローク::-79800
フォースバックラー::-98000
ガンバトルユニット::-4000

所持品

漆黒の星::-2500
クイックホルスター::-2500
功の紋章::-25000
野営道具、ロープ::-6

耐毒符::-1000
転移の呪符::-1000
ハイMPPx8::-2400
ハイHPPx5::-1000
蘇生薬x2::-10000
毒消しx2::-20
グレートHPP::-10000
グレートMPPx3::-45000
万能薬x3::-900
理力符:火、風、闇、光::-2000

小道具入れ::-20
ポーションホルダー::-150
異次元バック::-2000
ベルトポーチ::-15

チャットパレット