「星を見上げて」設定集
- 知名度
- 形状
- カテゴリ
- 製作時期
- 概要
- 効果
-
●目次
○組織
○用語
○各セッションでの情報(全PTがセッションを通過後に都度更新)
○多摩時空年表
○重要な卓ルール一覧
●組織
星見卓で登場する組織についてのあれこれ
○HO1関連
冒険者ギルド「カラメル・キャメル」
■概要
芸術の国マカジャハットにある冒険者ギルドの一つ。
このギルドはマカジャハットの大通りから一本外れた通りに門を構える中規模ギルドです。実力が高く、たびたび国にとって重要な依頼をこなしており、女王イェキュラとも懇意にしています。
大きな仕事の時は別のギルドに協力を要請することもあり、周囲との関係も良好です。
ギルドの隣で「キャラメル・メルト」という可愛らしいお店が経営していますが……?
■最近の活動
最近のカスロット砂漠では奈落の魔域の発生頻度が増えており、「カラメル・キャメル」にはその対処の依頼が多く来るようになっているようです。
■PC(HO1)との関係
HO①のPCは、「カラメル・キャメル」の冒険者かもしれませんし、今回の依頼のために他のギルド(orヴァグランツの場合は何らかのツテ)から協力にやって来たのかもしれません。○HO2関連
鉄道開拓部隊「アリスシーカー」
■概要
ブルライト地方の北、大陸中央の大平原オーレルム地方を超えた先、ドーデン地方にある鉄道の国「キングスレイ鉄鋼共和国」からやって来た一団です。
現在、キングスフォールからジニアスタまで鉄道が通っています。この鉄道をさらにユーシズ方面へと進展させるため、彼らは現地調査を行っているようです。
■各国との付き合い
ブルライト地方の国々は鉄道技術提携のため、キングスレイ鉄鋼共和国とは良好な関係を保っています。
そのため、「アリスシーカー」はおおむね自由にブルライト地方内で調査活動を進めているようです。とはいえ、完全に自由行動を許されているというわけではなく、調査を行う都度、事前許可を得てはいます。
■組織
キングスフォール鉄道警察の特殊部隊である魔動強襲部隊「メイガス・アサルト」に、高レベルの雇われ冒険者を加えた組織です。指揮はメイガス・アサルト総隊長「ドロシー・メイドリクス」が担っています。
■噂話
半年ほど前、キングスレイ鉄鋼共和国では超大規模な奈落の魔域が首都直近で発生する事件……「天誅祭事件」が起きましたが、国を挙げて迅速に解決に導いたようです。そのため、奈落の魔域発生頻度が高いカスロット砂漠周辺諸国では、キングスレイ鉄鋼共和国は一目置かれた国となっています。
また、この事件で大きな活躍をした冒険者たちも「アリスシーカー」のメンバーに加わっているようです。
■魔剣鍛冶師の同行
「アリスシーカー」には、現代においては希少な魔剣鍛冶師が同行しているようです。強力な魔剣を大量に作れるほど腕の良い鍛冶師らしく、各国で水面下での勧誘競争が行われています。
■裏の目的
「アリスシーカー」には鉄道開拓のほか、もう一つ秘密の目的があります。
それは、魔法王「アリス・ルミナス」が遺した魔剣を捜索・回収することです。「アリス・ルミナス」は伝説の魔剣鍛冶師で、非常に強力な魔剣を何本も作ったとされています。彼女の魔剣は確認されているだけでも、「願いを叶える魔剣」「火山を操り天変地異を引き起こす魔剣」「穢れを無制限に取り除く魔剣」など、耳を疑うような性能のものばかりです。
■PC(HO2)との関係
PCは「アリスシーカー」に参加している冒険者(orヴァグランツ)です。上述の「天誅祭事件」には参加していたかもしれません。
PCは「アリスシーカー」内でも実力があり、裏の目的についても知らされています。○HO3関連
オアシスのソレイユ部族
■概要
マカジャハット近郊のオアシスに住むソレイユ部族です。「砂漠の毒花」と呼ばれる最強のソレイユ「サフラン」を慕ってアルフレイム各地からソレイユが集まり、いつの間にか集落が形成されていたようです。また、過去になんやかんやあってソレイユのほかにメリアとタビットも集落にて暮らしているそうです。
サフラン直伝の特殊な戦闘技術を持ち、非常に高い戦闘力を有する集団です。
■評判
彼らは砂漠の案内人、あるいは砂漠の守護者として知られています。
砂漠を熟知し、戦闘力が高い彼らは、砂漠を進むときの護衛として非常に重宝がられており、よく護衛依頼を受けています。また、彼らは戦闘だけでなく踊りにも秀でており、マカジャハット内で踊り子として生計を立てている者も多いです。
■サフラン
ソレイユにしては小柄な銀髪の女性。その強さと美貌は砂漠中に轟いています。通称「ぞくちょー」。
普段は砂漠に発生した奈落の魔域の対処をして砂漠を守っていますが、休日には劇場や闘技場に訪れています。あと、マカジャハット・プログラップリングが好きです。
遺跡荒らしを見かけると不機嫌になり、特に砂漠の地下遺跡を勝手に住処にしているヤドラ族のことはあまりよく思っていないようです。
様々な逸話を持つ人物で、「ジニアスタ闘技場で1,500連勝中」とか「ラージャハに軍事演習の蛮族役として呼ばれて一個師団を壊滅させた」とかの話は有名です。一説によれば非常に長寿の人物で、魔法文明時代から生きているのではないかとすら噂されています。ソレイユ部族はメリア・タビットが流入するまで文字の文化が無かったので、ソレイユ部族の過去について真偽のほどは不明です。もしかしたら周辺諸国には何らかの記録が残っているかもしれません。
部族メンバーからはとても慕われているものの、修行の鬼として恐れられてもいます。彼女の修行を脱落せずにこなすことができれば、容易に「ソードオブジェネシス」級の力を得ることができるでしょう。
■PC(HO3)との関係
PCはソレイユ部族の一員で、日夜……もとい日中は修行を頑張ったり、依頼や踊りのためマカジャハットに赴いたりしています。夜はスヤァしています。●用語(五十音順)
○アリス・ルミナス
今は滅び、どこにあったのかも忘れ去られた国「アトランティス」の魔法王。魔法王であるものの、魔法の類はほとんど使えず、自身が作り出した魔剣の力によって魔法王と呼ばれていたようです。
○アルスの民
アトランティスの末裔のドワーフたち。アリスと同じ「鉱物の『声』を聞く」能力を持っており、優れた鍛冶技術を有しています。グレンダールではなくキルヒアを信仰していますが、なぜか神官が一人もいません。
彼らは元ヒスドゥール大裂穴の先にある火山で暮らしており、キングスフォールと交流があるようです。○ヴァルグ・スノウホワイト
ダイケホーンで稀に生まれる純白のヴァルグ。属性の力が強く特殊な能力を持っています。色違いが理由で群れから迫害されることが多く、生きて大人に成長できる個体は少ないです。
○サンライズ・グリフォン
黄金の翼をもつグリフォン。光物好きなグリフォンが、毎日ピカピカ光っているオアシスにて暮らしているうちに変化した姿です。
○ぞくちょー
ソレイユ部族の族長サフランのこと。最近は奈落の魔域が増えているので忙しそうにしています。
○調律
後述のルミナの工房で使われている特殊な装備強化技術です。鉱物の「声」を「歌」の力で調律し、鉱物の潜在能力を引き出しているようです。
○天誅祭事件
半年ちょっと前(去年の11月)にキングスフォール直近で超巨大な奈落の魔域が発生した事件です。キングスフォールでは星神ハルーラのお告げで事前準備をしていたため、これを迅速に解決できたようです。
○めいど
アルフレイム各地に点在する謎の勢力。
○ルミナの工房
今は「アリスシーカー」に参加している冒険者「ルミナ・ルミナス」が経営していた鍛冶工房です。今は店を閉じており、経営期間も1年程度しかありませんでしたが、そこで作られる装備の強さはすでに各国に知られつつあります。
工房を利用したことのある冒険者には「ぼったくり鍛冶屋」と呼ばれることが多いようです。●各セッションでの情報
●多摩時空年表
XX1年初夏 多摩卓S1。レシュエと愉快な仲間達発足 XX1年8月 多摩卓S4&S5。KF大鉄道祭 XX1年10月 マタタビ単発卓「英雄の行方」 XX1年11月 多摩卓S11。天誅祭事件 XX2年2月 マタタビ単発卓「The Solution for all Thing」 XX2年4月 アリスシーカー発足。ブルライト地方へ出発 XX2年6月 星見卓S1。流れ星の日 ●重要な卓ルール一覧
○剣の恩寵
剣の恩寵によるボーナスは、
・自分の行為判定の出目修正 +4→+2
・他者の行為判定の出目修正 +2→+1
に下方修正しています。
ただし、恩寵の重ね掛けを許可しています。みんなの声援を力に変えて~とかは胸熱なので。○未知との遭遇を採用
○イキテマス
GMはシナリオ演出の都合上、生死判定に失敗したキャラクターを(敵味方含めて)気絶扱いにすることがあります。