「アンネ！聞いて聞いて！！」
「どうしたのマルティナ。あんまり大きな声を出すとはしたないわよ。」
「あら、あなたの大好きなお姉さま(ウルスラ)のことなのに、興味ないのかしら？」
「…勿体ぶってないで、早く話しなさい」
「ふふっ…聞いて驚くわよ…　さっき、お姉さま(ウルスラ)がエミリアと視聴覚室に入っていくのを見たの」
「……それだけ？」
「それだけじゃないわ、気になって視聴覚室に近づいてみたの、そうしたら…」
「そうしたら？（食い気味）」
「中からね、エミリアの艶めかしい息遣いが聞こえてきてキャーーーーーーッ！！（ぴょんぴょん）」
「」
「アンネ？どうしたの？アンネ？おーい…」

「ウルスラ姉はねー…うーん。私が16歳の時くらいまでは物静かで普通のお姉ちゃんだったんだけどね。その頃にとある冒険者に一目惚れしちゃってさ。それまで恋愛なんてしたことないし、不器用なもんだから感情のままに猛アタックしちゃって、こっぴどく振られちゃったのよ。それだけならまだ人生経験で済むんだけど。でもね、その冒険者が数日後に蛮族の群れに襲われて…ね、その時から何かが外れちゃったみたい。ま、そっからの生活は酷かったね笑　そんな姉を見てたからこそ、神官を目指そうって思えたんだけれどもね」

「ウルスラお嬢様は明るいスヴェアお嬢様とは対照的に、幼い頃から落ち着いた性格でおられました。しかし、亡くなられた旦那様に似て、聡明で、内に強い意志を秘めておられました。旦那様が亡くなられてからも気丈に振る舞っておられましたが、あれは、この国が大規模な蛮族の襲撃を受けた頃でしょうか、奥方様やスヴェアお嬢様と口論になることが増え、何日もお屋敷に戻られないといったこともしばしば… そしてある時、上天の恵み(アイテール・インベル)に入学すると言い残し、お屋敷を飛び出してしまわれました。ウルスラお嬢様は旦那様と同じく、魔法について類まれなる才能をお持ちでしたので、東のユーシズ魔導公国の魔法学園に入学するお話等もあったのですが… 奥方様はまだ居場所が知れているので安心だと仰っていましたが…心配なお気持ちを抑え、見守ると決断なさったのでしょう。幸いスヴェアお嬢様は神官になられた後も、折を見てお屋敷の方にお戻りになり、奥方様にお顔を見せておられましたが、ウルスラお嬢様は、全くもって音信不通という状況でした…」

「…あの手紙が届いた時には藁にも縋るという思いでしたが、ウルスラお嬢様はご学友の方に囲まれ、あの時よりもずっと明るい表情でおられました。近いうちにお屋敷にも戻られるとも仰っていました。きっと上天の恵み(アイテール・インベル)で青春のひと時を過ごしておられるのでしょう。何やら複雑な事件に関わっておられるご様子でしたが、今のウルスラお嬢様であれば、きっと。私めは奥方様とこのお屋敷で、成長なさったウルスラお嬢様が戻られるのを待つばかりです。」

能力値
(2D6+2D6+2D6+2D6+2D6+2D6) ＞ 9[3,6]+9[6,3]+6[3,3]+7[1,6]+9[5,4]+6[1,5] ＞ 46

経歴表
(3D6) ＞ 9[1,2,6] ＞ 9　大失恋したことがある
(3D6) ＞ 14[4,5,5] ＞ 14　過去に仕えた主がいた（不採用）
(3D6) ＞ 5[1,2,2] ＞ 5　裕福な家に生まれた

理由
2d (2D6) ＞ 5[3,2] ＞ 5　身分を隠すため

鉱夫救出セッションでスヴェアさんを作った際に、同じpicrewメーカーでもう一人キャラ作りたい！と思って生やしました。
第一印象が男も女も食ってそうな女、だったので色情魔という設定をつけました。

正直作者もこの女のことがよく分かっていないので、どういう動きをするか分かりません。
どうやってレイン・クイール達を食った姉妹にしたのかも分かりません。

ウルスラ(ursula)という名前は北欧圏の女性によくある名前みたいなのを調べて持ってきました。英語圏だとアースラとかアーシュラって読むらしいですね。