ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

“星砕き”逆神砕月(人間の青年) - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖
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“星砕き”逆神砕月(人間の青年)

分類:人族
知能
高い
知覚
五感
反応
相手次第
言語
様々
生息地
様々
知名度/弱点値
弱点
先制値
移動速度
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
2d6+

特殊能力

解説

保有スキル

skill 1 星砕きEX チャージタイム:5
自身に〔星に縁あるもの〕特攻状態を付与[Lv](1ターン)&Busterカード性能をアップ[Lv](1ターン)&攻撃力をアップ[Lv](3ターン)

skill 2 戦術眼A- チャージタイム:5
自身に回避状態を付与(1ターン)&NPを獲得[Lv]&スターを獲得[Lv]&NP獲得量をアップ[Lv](3ターン)

skill 3 逆神のカリスマA チャージタイム:6
味方全体の攻撃力をアップ[Lv](3ターン)&防御強化を無視する状態を付与(3ターン)

クラススキル

skill 1 対魔力A+
自身の弱体耐性をアップ

skill 2 騎乗E(B)
自身のクイックカードの性能をアップ

skill 3 単独行動B
自身のクリティカル威力をアップ

skill 4 (神性E→×)
(自身に与ダメージプラス状態を付与)

skill 5 闘争本能の解放E~EX
自身に毎ターンスター3個獲得状態を付与

skill 6 ジ・イモータルE (?→E)
自身の即死耐性をアップ&精神異常耐性アップ

宝具 

星殺し(ほしごろし)』 Buster
ランク:EX
種別 :対星・対粛正宝具
敵単体に超強力な〔星に縁あるもの〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>

コマンドカード

Quick
Arts
Arts
Buster
Buster

逆神砕月

         セイバー
真名     逆神砕月
読み     さかがみ さいげつ
外国語表記  Saigetsu Sakagami
性別     男性
誕生日    2月29日
身長     185cm
体重     85kg
特技     見識、型破り
好きな物   闘い、武器(主に刀剣)、酒、読書
苦手な物   回りくどい事
天敵     ルキウス、兎月
出典     S.W2.0
地域     東洋大陸・様々
属性     混沌・善
隠し属性   星
一人称    俺
二人称    お前/テメェ/あんた
三人称    あいつ/アレ/あの◯◯
声優     未定

 

概要

 
「剣士」のサーヴァント。
数ある適正クラスの中で最も全盛期に近い姿。
刀剣と酒を好む快楽主義者の流浪人。

略歴

東洋大陸出身の青年。10歳の時に一人旅を始めてテラスティア大陸へ渡ってきた。少々やんちゃしたこともあり名が広まり始めたことをきっかけに、ほとぼりを冷ますため東洋大陸へ戻り活動。以降は大陸間を行ったり来たりしている。

人物

出典元の舞台であるテラスティア大陸では珍しい黒髪の人間の青年。刀を携え酒を片手にフラフラと世界を回っている快楽主義者。
“武神の弟”、“星砕き(月砕き)”、“刀狩り”などの異名を持つ。
幼い頃の事件を期に親を失っており、以来姉の兎月に育てられたため性格は姉譲りな部分が多い。自身に関わりない事には無頓着でありかなりの気分屋。“気が向くか否か”で行動方針を決める性格。道理が通っており彼が納得するだけの理があれば敵の目的も、悪事も、国や大陸の危機でさえ、「いいんじゃねぇの」で済ませてしまう。同時に義を重んじ不義を許さぬ高潔な意志を持つ。「自分一人では立ち上がれない者」、「自分で道を選べない者」、「幼子」などは“無条件に手を差し伸べるべき相手”とし、それらを蔑ろにする行為を決して認めない。故に彼にとって不義に該当する事態が起こればその力を存分に振るい、事に当たる。
彼を知る者からは「義理堅い人物であり“人間的には”信頼できる」、「こちらから不義や無礼を働かない限り悪事を働くことはない」と評されている。反面「破天荒で手に負えない」、「彼を味方に付けるということは自陣に台風を抱え込む様なものだ」などと言われることも。その時代の趨勢を左右し得る強大な力と傍若無人でフリーダムな人間性から、ある地域では英雄視されていたり、ある地域では疫病神として煙たがられたりしている。
サーヴァントとして召喚に応じた彼はマスターの命令に基本的には大人しく従う。というよりもマスターの命令がない限り自らの意思で聖杯戦争を勝ち抜こうとは考えない。「目的があって召喚した以上これはお前の戦いだ」というスタンスで戦争終結に至るまでの方針はマスターに委ねている。これは自分を召喚したマスターを試す意味もあるのだが、本質的には言葉の通りマスターの動機で始めた以上その過程も結果もマスターのものと考えているため。しかし彼にとって“無条件に手を差し伸べるべき相手”がマスターだった場合、彼は自身の意志で義を全うし戦争終結・勝利へと動く。逆に彼にとって不義に該当する者がマスターでも召喚には応じる。しかし彼が不義と見なす言動・行動をマスターがとった時、それがそのマスターの最期である。彼を召喚するに当たって重要なのはマスターの魔力量もそうだがそれ以上に人間性。マスターが彼の義に該当する者だった場合、令呪の有無に関係なく彼は存分にマスターのために力を振るう。もしマスターが彼にとって不義に該当する者だった場合、例え令呪が有ろうとも彼を御しきる事は出来ない。
いずれ復活する漆黒の王を打倒するために抑止力に後押しされた人物。漆黒の王が月を侵食し星にとっての驚異となりながら星では対抗しきれない一例となったため、人間でありながらガイアの抑止力(星の抑止力)に後押しされている。

能力

間違いなく最高ランクのサーヴァント。大量の宝具を持ちながら、それらを制限した状態で最強クラスのサーヴァントや神霊級を相手に互角以上に渡り合う規格外の戦闘力を誇る。
基本的な戦闘スタイルは徒手空拳。人間の領域を超越した身体能力で相対する全てを圧倒する。曰く、その拳は“星を揺るがす一撃”と比喩され、即死級の攻撃を耐える強靭な肉体、異常をきたす特殊能力(毒や病気、精神干渉や呪いなど)を無効化、傷を負っても瞬時に癒す再生能力等を有する。
近接戦闘能力は並外れており白兵戦では無敵と評されるが、多勢に無勢の状況でも敵無しで本人は嬉々として全てを無双する。凄まじい膂力と技術で放たれる攻撃は一撃一撃が宝具に比肩する威力を持ち、彼の振るう拳は海を割り山を砕く。加えて最高ランクで保有する魔力放出を纏った一撃はAランク相当の宝具すら正面から打ち破る。
異常な耐久性を有しており生半可な攻撃は通用せず刃物であっても彼を切り裂くことは容易ではなく、掌で受け止められてしまう。建物を一撃で倒壊させるような衝撃も無傷でやり過ごし、致命的な病毒の嵐も悠然と踏破していく。Aランクに相当する攻撃も彼に致命傷を負わせることは叶わず、仮に傷を負ったとしても驚異的な再生能力によって瞬時に再生してしまう。
 

ステータス 

 

筋力🟧🟧🟧🟧🟧A耐久🟧🟧🟧🟧🟧A+
敏捷🟧🟧🟧🟧🟧A魔力🟧🟧🟧🟧⬛️B
幸運🟧🟧🟧🟧🟧A宝具🟧🟧🟧🟧🟧A

 

スキル 

 

クラススキル

○対魔力A+
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
Aランクでは、Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。
高い抵抗力を有する砕月は加えて魔術に対抗する宝具(『備前数珠丸』、『逆神払い』、『逆神返し』を参照)を所持している。
あらゆる魔術を打ち砕き、切り捨てる彼に対して魔術で有効打を与えることは出来ない。

○騎乗E(B)
「剣士」「騎兵」のクラス特性。乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
彼が使いこなすあらゆる武芸の中には当然騎乗戦闘技術も含まれる。そんな彼の騎乗スキルが最低ランクになっているのは本人いわく「必要ないから」。遠方へ行くときも「走った方が速い」、空中へのアプローチも「跳べば大体届く」など大雑把な理由から下方修正が入っている。本来はB相当。
事実彼が乗り物に騎乗すべき機会は非常に少なく、本人の記憶上乗り物が必要だと感じたのは数回程度だったとか。無論性能はともかく、体を休めながら移動出来たり、大人数を同時に運搬可能等の利便性は理解しているため、その点は評価している。

○単独行動B
「弓兵」のクラス特性。マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。マスターがサーヴァントへの魔力供給を気にすることなく自身の戦闘で最大限の魔術行使をする、あるいはマスターが深刻なダメージを被りサーヴァントに満足な魔力供給が行えなくなった場合などに重宝するスキル。反面、サーヴァントがマスターの制御を離れ、独自の行動を取る危険性も孕む。
刀剣蒐集を目的に各地を渡り歩いた経歴から付与されたスキル。加えて一人で大抵のことが実行可能なことから保有スキルとして認められた。姉の英才教育(?)という名のスパルタ教育のお陰(本人は「姉貴のせいで」と語る)で生きる上での事は炊事、洗濯、掃除などの日常で必要なことから斥候、野伏、学者の知識や技術に至るまで、大抵の能力を兼ね備えたちょっとした完璧超人である。

○(神性E→×)
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
逆神の血筋とは他に神性を持った血筋も入っている。砕月の生まれが近代であることと、神性持ちの祖先がかなり以前の人物なためランク付けは最低ランク。スキルとして有してはいる、という程度。更にスキル「封神演義」(後述)の力によって神性の力は、ほぼ完全と言っていいほどに抑制されており、それに付随して砕月本人のスペックも常にダウンしている。

○第二の肉体B
後天的に変化した砕月の肉体。幼い頃の事件の際に瀕死の重症を負っており、その時に傷の治療のため一族が代々守護してきた蛮王である漆黒の王の心臓、「漆黒の欠片」を姉の一存でその身に宿す事となった。心臓を宿した彼は心臓が持つ再生能力と、第二の力が由来している穢れを持つ心臓への拒絶反応によって再生と破壊が幾度となく繰り返さた結果、擬似的な超回復現象を引き起こし強靭な肉体へと変化した。以来変化した肉体と再生能力によって彼の身体能力は飛躍的に上昇している。

○闘争本能の解放E~EX
第二の剣の力に共通する”イグニスの炎”による闘争本能の発露。生き残る為の精神構造を構築するスキル。これにより補正を受けた精神力に比例して身体能力も向上する。この能力のランクは所有者の精神状態に依存する。
砕月は本来研究者気質な人間なのだが、このスキルの副作用によって喧嘩っ早い性格となる傾向にある。もっともこの霊基の彼は成人を過ぎ精神は落ち着きを見せている。

○ジ・イモータルE (?→E)
ーNo Dataー
 

 

保有スキル 

○天賦の才EX
逆神の一族が生まれ持つ天性の武の才能。肉体に依存するもの(神性、怪力など)や、英雄が独自に所有するものを除く“武”に関わる多くのスキルを獲得していることを表すスキル。
このスキルをEXランクで保有する砕月は“潜在的に持つ戦闘能力”において他の追従を許さない天性を持っている。
現在では本人が成長し、才能の多くが技術として修められている。
(内包スキル一覧概要)
・仕切り直しC-
・心眼(偽)A
・戦闘続行A++
・千里眼B
・直感A
・魔力放出A



○逆神のカリスマA
ぎゃくしんのカリスマ。

○道理一喝・一刀両断EX 
気に入らぬ道理を「しゃらくせぇ!」と一喝し、覆してきた砕月の功績。本来は宝具。上記の“逆神のカリスマ”に通じるところのあるスキル。
数々の道理を覆してきた砕月の言動は時に事象改変すら可能にする。
(詳細は宝具の欄を参照)

○星砕きEX 
星々を司る存在を下してきた砕月の功績。彼の代表的な異名の1つでもある。
月を司る存在を下した事を皮切りに多くの“星霊”や“星獣”を相手にしてきた砕月の功績がスキルになったもの。
星に纏わる属性、能力、逸話を持つ存在に対する特攻と耐性を持つ。星霊や星獣はもちろんの事、神霊や外宇宙・未知の存在であっても星に纏わる存在であれば例外無く作用し、権能すら無効化する。
星殺しとも言える能力であり、星に纏わる存在は砕月に対する勝率が絶望的になる。
星に関わらない力や存在に対しては何の効果もない能力。

○封神演義(B)
古より封神の一族に伝わる血統由来の力。神通力の一種とも言われる。その効力は神性をもつものの力の抑制、減衰、封印。神性を持ってさえいれば神族以外の幻獣や人族、蛮族なども対象とすることができる。
この力を扱うためには多大な集中力と魔力を消費するため、代々封神の一族の者達は短命であり、少しでも体力を温存するためにその人生の大半を床で過ごす者が多かった。
封神演義とは元は荒れ狂う神を鎮めるための巫術であり、土地神を御する役目を持つ血脈によって受け継がれてきた。
この力を上手く扱えるかどうかは感性によるところが大きいが、力を扱うための鍛錬を積めばある程度補うことはできる。

○退魔の逆神A
東洋大陸「退魔四家」に名を連ねる家系のひとつ「逆神の一族」であることを示すスキル。東洋大陸の腕に覚えのある者達なら聞いたことがある言い伝え。いわく逆神の名は文字通り、神に逆らい討ち果たした故にそう呼ばれるに至ったと。事の真偽はその一族と、それに縁ある者の達のみぞ知る……。
事実として砕月は「魔」と呼ばれる者達に対しての知識、対処法、退魔の力を所持している。
更に「神を下すのは俺の目的のひとつだ」、「“神”であるからこそ“人”に抗えない部分もある」とは本人の談。「要するに俺を生み出そうとした連中は“神くらい下せないと話になりない”と思ったんだろう」とのコメントも残しているが真意は不明。

○戦術眼A-
状況を有利に進めるための判断・把握能力。豊富な知識と頭の回転、経験則と先入観に囚われない感性、俯瞰的視点などの優れた感覚と思考能力をもって“勝利”へと近付く技能。あらゆる謎や障害・困難を攻略し望む答えへと辿り着く。
戦闘能力に秀でた砕月だが一方で知性の面でも優れている。元々読書家で研究者気質の彼の知識と頭のキレは秀逸であり、「一を聞いて十を知る」と評される程。最前線で戦う兵士の立ち位置である彼だが、軍師としても文句ない活躍が可能(しかし出来る事とやりたい事は別である)。
彼自身闘いそのものを好む感性があり(宿している第二の欠片の影響も有り)、多少のリスクは闘う上でのスパイスと考えている節があるため、ランクに下方修正がされている。
魔術師のクラスで現界した場合、スキルが「戦略眼A+」となる。

○医術C
迷信が蔓延っていた当時の医療技術より数段優れた近代的医術。なお、このスキルは現代の基準で比較するのではなく、サーヴァントの生きた時代の基準で判定するものとする。
砕月が有する医療の知識と技術。ラクシアの世界では珍しい外科手術も可能。「魔術師」のクラスで現界した場合ランクがAとなる。

○(啓示(偽)D)
"天からの声"を聞き、最適な行動をとる。魂が持つスキル。
『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。だが根拠がない(と本人には思える)ため、他者にうまく説明できない。
とある上位存在と契約を結んだ砕月が特定条件下でのみ伝えられる虫の知らせ。特定条件下以外では全く発動しない代わりに啓示を下す存在と一定の意思疏通が可能となる。

○鑑識眼(刀剣)A+
武器に関する観察眼を更に狭くした技術。対象となる刀剣がどのような有用性を持ち、能力を有しているのかを判断する目利きに極めて優れている。ただし、その為にはある程度刀剣の逸話や情報、状態や感触を把握することで、その刀剣の性質などを理解する必要がある。
本人の原点が刀であることに加え、刀に触れてきた経験則、知識、感性、それらをもって刀剣の性質を見抜く能力を得た。砕月が刀剣を蒐集する際に気に入るか否かは、このスキルによって感覚的に判断している。対象に触れるか、刀身を目視することでその能力を発揮する。対象に対する理解を深めることで更にその起源に至るまでを知覚することが出来る。

○刀工D++
刀工は、刀剣、特に東洋刀(日本刀)を作る職人のことである。
刀を作ることを鍛刀と言い、鍛刀にはいくつもの段階が存在し砕月は一通りの作業に精通しているが、専門は実際に鉄を鍛造し刀の形にする刀鍛冶。
”一目(ひとつめ)”を名乗る隻眼の男に師事していたことがあり、砕月はそこで腕を磨いた。砕月が満足のいく刀を作ることが出来きないまま時間が過ぎていき、男は砕月に「小僧、お前は刀の内に何を見る?」と言い残し姿を消した。
 

 

宝具 (NEW)

 
天賦至りし武闘(てんぷいたりしぶとう)
ランク:B~A
種別 :不明
彼の持つ全局面戦術宝具。あらゆる武芸、あらゆる武具を使いこなし、様々な怪物・難行をその武をもって乗り越えた彼の武の集大成。
様々なカタチに変化する「武技」であり、拳、剣、槍、弓など武器の種類に関わらずその力を存分に引き出し扱うことが出来る。
スキル“天賦の才”によって培った戦闘技術を宝具へと昇華したもの。この宝具により彼はどんな武器、武芸でも使いこなし、どんな状況でも十全に力を振るうことが出来る。

漆黒の心臓(イモータル・ハート)
ランク:?→×
種別 :対人宝具
蛮王の一人、"漆黒の王"の心臓。宿主を失いながらも脈動を続けていたそれは逆神の一族が代々守護、管理してきた。終わりなき生命力を秘め、“不滅”の概念を有する。
あらゆる負傷を再生し、再生過程で受けたダメージや不利な効果に対する抗体を与え肉体を作り替える。再生規模が大きいほど比例して穢れを発生させ宿主を失いながらも蝕んでいく。
現在はスキル封神演義によって力を大部分を封印されている。

刀剣蒐集奇譚「逆月語り」(とうけんしゅうしゅうきたん さかつきがたり)
ランク:A+
種別 :対人宝具
由来:各地で武器(主に刀剣類)を蒐集していた“逆月”と呼ばれる剣士の逸話。
手にした武器に「過去に蒐集したことがある」という概念を付与し、己の宝具と化す能力。彼が「武器」として認識できるであれば、どのような物であっても手にし魔力を巡らせることでEランク以上の宝具と化す。宝具を手に取った場合は元からEランク以上であれば従来のランクのまま彼の支配下に置かれるが、逆に「武器」として認識できない物は適用せず、加えて彼が認識する「武器」とは個人が持ちうる兵装なため、兵器や個人で扱いきれない物は該当しない。また他人の宝具にも効果を及ぼすことが可能だが、その場合は「所有者の同意」が必要となる。これは彼が逸話において「他者から武器を強引に奪い取り己の蒐集物とした」事例が存在しないため。所有者の同意を得られれば真名解放も可能となる。

日陰の蔵(ひかげのくら)
ランク:B
種別 :対人宝具
由来:砕月が保有する武器を封入、管理する蔵。
様々な武器を蒐集し、携帯を可能とした武器庫。その実態は物体を保管出来る魔法を駆使したマギスフィア。多くの武器を集めた彼はそれらの保管手段として魔動機術を好んで用いていた。必要であればそこから武器を現出、換装して戦うこともあり、携帯出来る武器庫という形で宝具となった。
本来は武器に限らず物体を保管出来るもののため他の様々な道具(酒や薬等)も中にはあるのだが、『多くの武器を内包した携帯可能の蔵』という形で宝具化したため武器以外を取り出すことが出来なくなっている。しかしあくまで生前の中身の話であり、物体を保管する機能はあるためサーヴァントとして現界した後に封入した道具等は武器以外でも取り出すことが可能となる。

道理一喝・一刀両断(しゃらくせぇ!)』 
ランク:EX
種別 :不明
気に入らぬ道理を「しゃらくせぇ!」と一喝し、覆してきた砕月の功績。
理不尽に利用される者達、達観した自己犠牲、確定した破滅の未来など数々の気に入らぬ道理を一蹴した砕月の生きてきた道程。彼の琴線に触れる事柄であれば起こり得ぬ事、踏破不可能な事実すら覆し得る可能性を発生させる能力。
数々の道理を覆してきた砕月の言動は時に事象改変すら可能にする。

星砕き(ほしくだき)
ランク:EX
種別 :対星宝具
星々を司る存在を下してきた砕月の功績。彼の代表的な異名の1つでもある。
自身の零基を『星を砕く存在』へとする宝具。
“星を砕く存在”として星に縁あるものを打ち砕く特効を有し、星を砕く存在が“星に砕かれる事はない”という逆説により星に纏わる力を弾く耐性を有する。
『星を砕く存在』として十全の性能が用意されるので相手の性能が上回っている場合、足りない分は自動的に零基が増加する。その為星に縁ある存在を相手にした戦闘で砕月の勝率が五分を下回ることはない。
“特定条件下”で“特定のクラス”で現界する可能性を有している。

星殺し(ほしごろし)
ランク:EX
種別 :対星・対粛正宝具
星に縁ある存在を打ち砕く絶対優先権。
抑止力の力をその身に宿し、星を打ち砕く一撃を放つ。抑止力の体現とも言える宝具である為、抑止力の排斥対象に対しては文字通り必殺の威力となる。
対象の存在規模に沿って威力が増大し、“必ず相手を打ち砕く”威力で放たれる。
『“特定条件下”において“特定のクラス”で現界する』事態が起きた場合必ずこの宝具を備えて現界する(この宝具を放つ為に現界する)。

不死殺し(ふしごろし)
ランク:A
種別 :断絶宝具
不死とされる者を討ち滅ぼしてきた砕月の功績。正確には『不滅殺し』。
不死者を殺すにはいくつかの前提が必要となる。不死者が持ち合わせる強靭な耐久力、負傷や異常を癒す再生力。これらを突破し得る破壊性能をもった攻撃力、あるいは特攻となり得る特殊な手段。そして果てしない延命能力を有する不死者を殺しきるまで活動し続ける持久力。これ等無くして不死者の討滅は成し得ない。
そしてこれ等を備えた砕月は苦難の果てに“不滅”を冠する存在を討ち果たした。
この宝具の本質は「不死を殺す」ことではなく、「終りないモノに終わりを齎す」こと。
「致命傷を与えた。『しかし不死の力で再生された』」、となる事象を「致命傷を与えた。『故に須らく終わりを迎えた』」とする。「死なぬ者に死を与える」のではなく、「終りなく続くその先を“断絶する”」事で幕を下ろす。“死ねないモノを終わらせた”救いの一手である。

災厄を払え星の極光(アステリズム・アナザークラウン)
ランク:?→A+
種別 :?
由来:とある戦争の幕を引いた極光を放つ剣。
災厄が訪れた際に人々が抱いた「災厄を打ち払う救済の出現」という“願望”が星によって結晶化したもの。「邪悪を払い、人々を救う“聖剣”」ではなく、「災厄を払い、世界を救う“星剣”」。抑止力の一端。
元の銘は「栄光集いし極光の星剣(アステリズムクラウン)」。砕月の友人の所有物だったがとある戦争の折に砕月へ譲渡された。しかしその実態を知る者は砕月とその友人、そして幾人かの人物のみである。更に譲渡された後に実物を目にした者はおらず、公的には破壊されたことになっている。
世界からマナを汲み上げ、所有者へと還元。その魔力を増大・加速させることで運動量を増大させ、光の奔流として放つ。多大な魔力を消費するため当然連発は出来ない。更に様々な理由により砕月はこの宝具を元の所有者程上手く扱うことが出来ないため、使用は控えている。
神々が後の世に復活するための器足り得る人物である「伝承者」が持つ『伝承宝具』のひとつ。妖精神アステリアの神格が宿っている。
伝承者なのは砕月の友人であった前の所有者であり、砕月本人は仮免の様なもの。
 

代表的な刀剣宝具一覧

血吸童子(ちすいどうじ)
ランク:B-
種別 :対魔・対人宝具
元の銘は「血吸」。
東洋大陸にその名を轟かせていた強大な酒呑みの鬼を討ったと伝えられている刀。その際に「血吸童子」と銘を改めた。
数多の魔性、死霊、悪鬼を斬り伏せた名刀であり、魔に連なる者たちを討つたびにその切れ味を増していったという。しかし多くの魔を斬り伏せた続けた刀には徐々に怨念が積み重なってゆき、魔剣、妖刀の性質へと変異していった。手にした者に血と戦いへの渇望を植え付け、多くの人間を殺せと囁き誘導する鬼の意思を内に持つ。
砕月はこの妖刀に面白半分で触れ、妖刀の内に宿る怨念の塊であり妖刀の意思とも呼べる存在を下し、妖刀を屈服させることで制御下に置いた。屈服に際し、かなり荒っぽい方法を取り、力づくで妖刀を抑え込んでいるため宝具としてのランクは下降修正がされている。

錆翁鬼丸(さびおきなおにまる)
ランク:E(本来のランクは不明)
種別 :ー
刀身が錆びて使い物にならなくなっている刀。
かつては名刀と呼ばれる程の業物だったが悪しき者が触れたことで刀身が穢れ、錆び付いてしまったと言い伝えられている。
今ではただのなまくらになっているが砕月は「悪くねぇ」とこれを評価し自分のコレクションに追加した。この刀の錆を落とせる者を探し歩いているが未だそれほどの腕を持つ人物には巡り会えていない。

月夜三日月(つくよみかづき)
ランク:ー
種別 :ー
砕月が保有する刀剣宝具の中で“美しさ”、刀剣としての“完成度”が最も高い刀。しかし実際に刀身を目にした者はおらず、それどころか彼がこの刀の柄に手を触れたところを見たことがある者もいない。砕月本人も実際に刀身を見たのは最初の一度だけらしく、手に入れたと同時に、この刀は決して抜かないことを決めたという。
この刀の詳細を知るものは少なく、本人も語ろうとしないためランク・種別は共に付けられていない。

浅右衛門典太(あさえもんでんた)
ランク:C
種別 :対人宝具
造られてからほとんど活躍の機会がなかった刀。様々な氏族、華族、王族の手に渡りながら実際に振るわれることがなかった。刀剣としての出来映えは良かったが、それ故に家宝、国宝として扱われ実戦に持ち出されず権威の象徴として扱われてきた。ひとたび振るえば何人もの人体を一度に両断したとの逸話も残されている。
真実はともかく刀剣としての出来は文句なしの業物なため、砕月はお蔵入りしていたこの刀を頂戴した。

備前数珠丸(びぜんじゅずまる)
ランク:A
種別 :対魔宝具
刀の柄と鞘に緋色の数珠が掛けられている。百鬼夜行の棲みかとなっていた魔の山に奉じられていた刀。掛けられている数珠ひとつひとつがマナ、魔力に対して強い干渉力があり、“魔の作用を持つ刀剣”という意味では最も魔剣と呼ばれるのに相応しい刀。魔力の作用を増幅、操作することが可能で、必要ならば断ち切ることも出来る。
刀自体が山を魔化させており、魔に連なる者達の力を増幅していた。魔を退くため………という大義名分を持って砕月は山へと入り、待ち受ける百鬼夜行の悉くを下し、この魔剣を手に入れた。

無銘・影打(むめい・かげうち)
ランク:E-
種別 :対人宝具
由来:砕月が打った無銘の刀の量産品。
なんてことはない普通の刀であり、特別な力などは一切宿っていない。強いて言えば砕月が普段から自分で使うことを想定して打った物のため頑丈に作られている。
宝具としては、破損することを前提として量産された物のため彼の魔力が続く限り即座に産み出す事ができる。が、前述の通り頑丈ではあるもののそれ自体は特別な力はないただの刀である。
元々名前がない上に名高い経歴もないため宝具としての在り方は最底辺も良いところの不良品。本人もこの量産品の事を「影打」となんの捻りもなく呼称している。この刀が「影打」と呼称されていた事と本来の意味である影打が混同され、必要以上に、そして無意味に名が知られていった。

妖刀・闇太刀(ようとう・やみたち)
ランク:D-
種別 :対人・対病宝具
由来:周囲に呪いを振り撒くという曰く付きの妖刀。所有者を含め周囲に病毒の呪いを撒き散らし、全てを死滅させる呪いの刀として伝わっていた。
元の銘は「病み断ち」。元々は流行り病を治療するために造り出された刀。つまり病毒の呪いを振り撒くものではなく、病毒を断ち斬るものであった。その刃で斬られた者はあらゆる毒や病気、果ては呪いからも解放されたという。
しかし実際には病毒は消し去られたのではなく、この刀の内に吸収、封印されていた。病毒や呪いを吸収し続けたこの刀は次第に妖刀として変化していく。そして手にした者を刀の内に内包した病毒や呪いの感染源として変質させてしまう。結果、刀自体は病を断ち斬るが所有者が病を振り撒く存在となってしまう。これが後世に語り継がれる妖刀としての在り方である。
砕月は病毒や呪いに対して対抗策があるため、刀を使用する時だけその策を用いて感染源となることを防ぐことにより、この刀を元の在り方として正しく使用する事が出来る。

黄泉ノ鳳凰(よみのほうおう)
ランク:A+
種別 :対人宝具
由来:使い手を死の淵より蘇らせたと伝えられている名刀。
使い手を補助し能力を引き上げる魔剣。死に近づくほどその力は増していき、あらゆる困難を凌駕するための力を授ける。
非常に強力な力を持つ名刀だが、これを乱用し無茶な力の引き出し方を続けると使用者を侵食する妖刀としての側面が発露する。半永久的に力を供給し、使い手を周囲全ての存在を消し去るまで悪鬼羅刹の如く戦わせ続ける。
全てのパラメーターを1ランク上昇させる。更に「戦闘続行」に類似したスキル、「黄泉返りの不死鳥」を使用者に付加する。このスキル「黄泉返りの不死鳥」によって使用者は死に近づくほど力を増していき、致命傷を負おうとも戦い続ける力を得る。
とある筋から砕月が借りたもの。現状ほぼ借りパク状態にある。砕月曰く、「借りた相手からの了承はもらってる」との事。
砕月が持つ魔剣の中でも非常に強力な力を持つ一品。加えて相性も最高レベル。しかし砕月がこの魔剣を使っている所を見た者はいない。

『』
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『』
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戦技一覧 (NEW)

雲耀(うんよう)桜花(おうか)】』
ランク:ー
種別 :対人魔剣
我流抜刀術・雲耀桜花。砕月が編み出した我流の居合い。己の全霊を掛けて放つ乾坤一擲の奥義。肉体の限界を突破し、全ての力と業を込めて解き放つ光速の一閃。その規格外な物理干渉力はあらゆる存在を『剣閃が駆け抜けた』という事象で押し退ける。事実上防御不能であり、最強の対物性能を誇る。ここまでの威力を引き出すために砕月は文字通り己の全てを掛けてこの技を放つ。己の剣才、筋力、敏捷、魔力放出、etc…。そしてそれらを合わせ、肉体の限界すら突破して初めて至ることが出来る領域。反面己の全てを使うこの技は身体に掛かる負荷を度外視している。更に使用された武器は力に耐えきれず破壊されてしまう。光の如く奔ったそれは、また桜花の如く儚く散るのみ………。
本人は「こんなもん欠陥だらけの技だ」と残している。

逆神払い(さかがみばらい)
ランク:ー
種別 :対魔・対神奥義
魔力によって作用している事象(魔術や呪いなど)に対して術者の魔力を帯びた武器を振るい、対象である事象の魔力の流れを変化、霧散させ切り払う。魔力の流れを正しく把握・理解する深い見識と、それを相応しい形で対処する高度な技術力を必要とする絶技。
元は病気や呪い、穢れた土地の浄化などを行っていた厄祓い。当時は「逆神祓い」。“逆神”を冠するこの技は神性を祓う力も有しており、神族に対して大きな威力を発揮する。

逆神返し(さかがみがえし)
ランク:ー
種別 :対魔・対神奥義
逆神払いを応用したカウンター技。逆神払いが力を霧散させ打ち払う技ならば、逆神返しは力を打ち返す反射技。逆神払いと同様に力の流れを変化させるところまでは同じたが、逆神返しはそこから自身の魔力を上乗せし増大させた力を剣圧で打ち出す。
力の流れに干渉し一度指向性のない純粋な力へと変化させた後、自身の魔力を上乗せするという逆神払い以上に高い技術を求められる技だが、後半はその上乗せし増大した力をただ剣圧で打ち出すという強引な技でもある。
元は砕月の姉である兎月が逆神払いをアレンジした技。姉の技を模倣する形で砕月はこの技を会得している。

桜花(おうか)
ランク:ー
種別 :対人奥義
身体の各部位を連続加速させることで加速力を加算させる技。この技を用いて放つ拳や蹴りの威力は爆発的に増加する。得られる力の反面あまりの加速に肉体が耐えられず、技を放てば自損してしまう諸刃の剣である。
過去に故郷の東洋大陸の知り合いに使われた技を砕月が模倣したもの。自損前提の技だが尋常外に強靭な肉体と再生能力を持つが故、技の反動に耐えられる砕月とは相性の良い技。

橘花(きっか)
ランク:ー
種別 :対人奥義
桜花を逆ベクトルに放ち、体の各部位を連続減速させることで衝撃を受け止める技。あくまで受け止める技であるため受け止めきれない程の衝撃はダメージとして負ってしまう。接触技と違い銃や弓などの遠距離技は放たれた初速以上に速度が上がらないためこの技でほぼ衝撃を打ち消すことが出来る。
過去に故郷の東洋大陸の知り合いに使われた技を砕月が模倣したもの。肉体が強靭である程受け止められる衝撃も増えるため、砕月とは相性の良い技。

回天(かいてん)
ランク:ー
種別 :対人奥義
自らの身体を回転扉のように使い、敵の攻撃を利用するカウンター技。技の性質上相手の攻撃が強いほど強力なカウンターとなる。相手の攻撃の瞬間、攻撃の衝撃を受け取り、衝撃に逆らわず体を回転させ、そのまま相手へ衝撃を返す。
過去に故郷の東洋大陸の知り合いに使われた技を砕月が模倣したもの。砕月はこの技の持ち主にこの技で一本取られており、印象深い技として記憶している。

月閃光(げっせんこう)
ランク:ー
種別 :対人魔剣
超射程超高速の居合い。刀身を確認する事が出来ず、まるで月の光が煌めいた様に錯覚する居合いの剣閃が認識できるだけであり、そう思ったときには両断されている不可避不可知の一閃。
“どこまでも届く一閃”と称されており、彼と相見えた者からは「こちらが彼を視認出来ている限りは彼の射程内だと思え」と言われている。
この宝具の性質はその言い伝え通り『砕月を認識した相手に剣閃が届く』という形で逸話が昇華されたものである。例え彼から見えず、認識出来ず、敵対者との間に障害物があろうとも、相手がなんらかの方法で彼を認識した瞬間居合いを届かせることが可能となる。望遠鏡や千里眼等の長距離を跨ぐ認識でも、透視や遠隔視による認識でも、幽体・霊体・不可知の存在であっても『砕月を認識した』その瞬間に彼の剣閃は例外なく対象に届く。
月を見上げる者らが月の光に晒されているのが当然のように、彼を認識した者には当然のように剣閃が届く。

水月(すいげつ)
ランク:ー
種別 :対人奥義
実像を捉えさせない回避技、正確には受け流す技。相手の攻撃に対して拳や剣の切っ先などを添えるように当てた後、力の流れに逆らわず利用して僅かに軌道修正して逸らし、同時に自身の重心を傾ける事で直撃を免れる技。
“絶対に避けられない攻撃”に対する解答として砕月が編み出したもの。攻撃を避けるのではなく相手の攻撃を受け取り、その力を利用して攻撃の軌道そのものを変更する絶技。相手の攻撃を正確に見切る眼力が必要な上、タイミングや力加減を間違えれば直撃は免れない致命傷と紙一重の技。
水面に写る月に刃を突き立てようとも月そのものには届かない様を表現した技。鏡花水月とも呼称される。

崩月(ほうげつ)
ランク:ー
種別 :対人奥義
攻撃のベクトルを誘導する合気、その極意。接触の瞬間攻撃のベクトルを把握・操作することで術者の思うがままに誘導する。飛来物に用いれば反らす、止めるは当然ながら跳ね返す事さえ可能。相手の肉体に接触して用いれば身体全体のベクトルに干渉して自在に誘導出来る。つまり相手は“自分自身の力で自分の望まない肉体操作を強要させられる”。

円月(えんげつ)
ランク:ー
種別 :対人魔剣
身体を独楽のように回転させ遠心力を用いて満月を描くように周囲を凪ぎ払う刀剣術。
強力な遠心力が生み出す速度と運動エネルギーにより回避は勿論の事、防御しようとも弾き飛ばされる。速度と攻撃範囲を備えた優秀な技。
派生技として凪ぎ払った周囲に円形の剣閃を飛ばす『円月・旋輪』、刀剣ではなく脚技として放つ『円月・蹴』等が存在する。

穿月(せんげつ)
ランク:ー
種別 :対人魔剣
月を穿ち落とすと称される高速の突き。相手と垂直になる軌道に刀剣を構える事で相手からは刀身が点として見えてしまう為、刀身との距離感覚が狂い、回避が極めて困難になる。砕月が持つ技の中でも速度、突貫力が高い。
派生技として高速で雨の如く乱れ突く「穿月・秋雨」が存在する。

朧月(おぼろづき)
ランク:ー
種別 :対人奥義
相手に実像を捉えさせない歩法。静止状態から動き始めの一瞬で最高速に至る事で残像を残し、相手を幻惑する。相手の感覚が優れている程に残像を知覚してしまう為、効果的に作用する。
速度を活かした技なので敏捷ランクが自身以上の相手には通用しない。
派生技として最高速から即座に静止状態へと移行し、直ぐ様最高速で再移動、という動作を繰り返す事で連続して残像で幻惑する「朧月・叢雲」が存在する。

鏡月(きょうげつ)
ランク:ー
種別 :対人奥義
相手の攻撃と同等の逆ベクトルの攻撃を放ち、衝撃を相殺する技。砕月にとってお遊びの技であると同時に、周囲への被害を抑えるため考案された技でもある。

無月(むげつ)
ランク:ー
種別 :対人奥義
相手の攻撃の威力を殺しきる受けの型。相手の攻撃が直撃する際に瞬間的に身体全体を硬直させる事で接触部分だけでなく全身で衝撃を受け止める、これが無月の基本の型であり始まり。以降は受け止めた衝撃を如何にして処理するかによって派生する。
「無月・転輪」:受け止めた衝撃のベクトルを四肢の何れかへ移し撃力として変換する。腕力や打撃力とする“無月・転輪掌撞”、脚力や瞬発力とする“無月・転輪地顎”等が存在する。
「無月・折衝」:受け止めた衝撃のベクトルを足元へ逃がし摩擦エネルギーとして変換することで威力を殺す。術者は衝撃に比例してノックバックし、変換された摩擦エネルギーにより足元に焦げ目が残る。
「無月・震撼」:受け止めた衝撃のベクトルを直下の地面へと逃がし大地で衝撃を受け止める。衝撃に比例して術者の足は地面へ沈み、地を揺るがす。

無間三日月(むけんみかづき)
ランク:ー
種別 :対人魔剣
気合いの一刀で剣撃を飛ばす。飛ばされた剣撃は三日月を描き、軌道上の全てを両断する。
派生技として剣閃を雨の様に絶え間なく放つ『無間三日月・時雨』、更に剣閃の雨に呪いの死雲を纏わせて放つ『無間三日月・死雲之時雨』が存在する。

無間片割れ月(むけんかたわれづき)
ランク:ー
種別 :対人魔拳
気合いの正拳で拳圧を飛ばす。飛ばされた拳圧は半月を描き、軌道上の全てを打ち砕く。
派生技として拳を乱打する事により衝撃波で面制圧する『無間片割れ月・乱』が存在する。

百渦龍嵐(ひゃっかりょうらん)
ランク:ー
種別 :対人・対軍魔剣
周囲へ連続して剣撃を放ち、自身を中心に剣撃の嵐を形成する技。
生み出された嵐は範囲内の全てを塵へと刻む刃であり、放たれる矢、銃弾、魔法などを弾き飛ばす盾でもある。

落霞星(らっかせい) (NEW)
ランク:ー
種別 :対軍奥義
足元へ下方向の衝撃ベクトルを放ち、周囲一帯をまとめて吹き飛ばす技。砕月は主に震脚を用いる。
地盤を粉砕する程の威力があり、広範囲全域をまとめて攻撃したり、戦闘を仕切り直す時などに好んで使う。
派生技として浸透する衝撃を操作し、超振動で追撃し振動破砕する『落霞星・衝波』、摩擦により電気エネルギーを生み出し感電させる『落霞星・雷原』などがある。

『|《》』
ランク:ー
種別 :
『|《》』
ランク:ー
種別 :
 

 

登場作品と役柄

 

◯DQ卓

PC達の敵として登場。この卓が2番目の登場の場。19才。

◯セラフ卓(DQ卓と同世界線)

主人公であるPCの好敵手キャラとして、この卓で初登場したNPC。19才。

◯蛮王卓

PCとして抜擢され参戦。その実力と人間性から敵味方問わず周囲を振り回しながらも己の正義を邁進する。卓開始時は11才→現在は12才。

○レガリア卓

未登場のNPC。相変わらずである。
 

人間関係 

 

□DQ卓

ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス

互いの利益が一致したことにより協力関係となる。砕月にとある施術を施した。

緋宮飛鳥

ヒノミヤアスカ。故郷の東洋大陸出身の知り合い。巫女の家系で砕月のストッパー役。

ソラ。児童養護施設「逆月ホーム」の一員。元は砕月に送り込まれた刺客だった。空という名前は空色の瞳をした彼女を見た砕月が名付けた(本人にそのつもりはない)。

賢者

砕月は賢者を知らないが向こうからは認識されている。今後を考えると賢者の苦労が予想される。

□セラフ卓(DQ卓と同世界線)

ルシフ・ドライツェーン

本卓のPC。体捌きのみで砕月を組伏せた事で好敵手の様な関係となる。卓越した剣技と身体能力を持つ。

□蛮王卓

封神夜空

砕月の遠い先祖に当たる人物。帝国に幽閉されていた彼女を解放し、以後行動を共にしている。彼女の存在がこの卓の砕月の精神に大きな影響を与える要因となっている。
砕月にとっては保護対象の1人なのだが、彼女からすれば砕月はかつて愛した存在の生き写しであり、自分の子孫である為、逆に彼女こそが保護者側なのである。故に度々無茶をする砕月に心配する事もあり苦労も多い。
砕月に指導した事もあり、剣術や封神演義を教えた。

賢者

先祖二人との知り合い。赤銅戦役時に出会い、以後行動を共にしている。様々な事情に精通している人物であり砕月も度々助言を受けている。
傍若無人でフリーダムな砕月の言動や無茶に振り回される事も多く、苦労している。砕月のその在り方はかつて出会った彼の先祖を彷彿とさせることもあるとか。やはり血は争えないという事か………。

(帝国陣営)

ユリウス・クラウゼ

帝国で唯一本当の意味で砕月と目的を同じくする者。同時に互いに特異点とされる存在。
同年代で砕月と同等以上に戦った者の一人であり、砕月が実力・人柄共に認めた人物。

トリス・ウーラ

赤銅戦役では最前線で肩を並べて戦った。しかし互いに「変な奴」、「要警戒対象」として認識しており良好な関係とは言い難い。
兎月を除けば人間の女性で生身で砕月の猛攻を耐えきった唯一の存在。加えて魔神の力を有しているため砕月の興味を引いてしまう要因となっている。

エイラス・アークハルト

帝国の重鎮の中で砕月が最初に出会った相手であり赤銅戦役で共に戦った。恐らく砕月が帝国で一番世話になった(世話をかけた)相手。
帝国が誇る三軍師の一人であり、優れた人格者であり、砕月が自分に届き得る傑物だと認めた人物。

メイカー

協力者の一人。帝国やユリウス個人との橋渡しとして内々に砕月と交流がある。賢者が作製した意思を持つ守り剣という側面から砕月は別の意味でも彼に興味を持っている。

ゲイリー・マクファーレン

ユリウスを通じて知り合った人物。過去に帝国で行われていた実験について砕月へ語り聞かせた。

ローレン・ガルガンチュア

砕月のDNAが欲しいと迫ってきた変な石人。当然砕月は彼の頼みを断った。

(赤銅陣営)

グレア・ドレッドノート

赤銅戦役において雌雄を決した因縁の相手。なのだが、砕月を配下に欲した彼女は王の器を示せば考えると告げた砕月と行動を共にする事となる。
砕月にとって保護対象の一人であり、いつか王の器を見せてくれる事を期待している。竜都攻略戦にて本体の彼女と出会い、圧倒的な力量差に一蹴される。スペック頼りの戦い方と傲慢さから、分身体の彼女の方がまだ王の器があると発言すると同時に本質は両方ともグレアであるとも述べた。

ゲイドス・リューガー

赤銅の王に仕える騎士として赤銅戦役では最初に砕月の前に現れた強敵。結果的に彼の強さが砕月を次のステージへ押し上げる要因となった。
砕月からすれば己の限界以上の力を必要とした相手であり、ゲイドスからすれば初めて敗北を与えられた相手。互いに己の殻を破る要因となり、強く印象に残っている。
余談だが夜通し剣を交わしあった事もある。翌朝夜空に叱られた。

レディオ・カイゼリン

赤銅戦役において砕月の前に立ちはだかった最強の傭兵。その実力は「姉貴を思い出す」と砕月に言わせる程。蛮王を巡って世界を廻るという砕月の指針に心惹かれ行動を共にしている。
肉弾戦で砕月以上の技量とスペックを持つ戦神の代行者。バトルスタイル、酒豪、(一部)性格など共通するところが多く気の合う相手。
砕月の技の中には彼女に影響を受けたものもある。

ロイズ・ブレット

赤銅の王グレアを誑かし赤銅の王を名乗る者。その知略と手腕は赤銅の一族の中で最も警戒を要する相手と砕月に認識させ、「奴との交渉はどんなに利益になろうと乗らない」と言わせる程。

ウォーターフォウル

赤銅の竜都を開く鍵の魔剣を巡って砕月と戦った将の一人。彼の配下と拠点である「大地を呑むもの」諸とも崩壊させ鍵の魔剣の獲得に成功している。

ギルガル・イルクエイク

赤銅の竜都攻略戦で砕月と戦った将の一人。生来の魔剣に加え、別途与えられていた魔剣を用いて砕月と激戦を繰り広げるが、砕月の応援にレディオが駆け付けた事で勝敗は決した。

ゼブル

赤銅の竜都を開く鍵の魔剣を巡って砕月と戦った将の一人。魔術を用いず卓越した剣技と身体能力のみで砕月と互角に渡り合った。その実力と義理を通す姿勢は砕月も高く評価している。

(ルキウス陣営)

ルキウス・クラウゼ

この卓における砕月の天敵とも言える人物。未だに当人達は把握していないが相性は最悪。何が悪いって絶望的に噛み合わない。
砕月とルキウスは互いに互いの琴線に触れる言動、在り方をしているため致命的に相性が悪い。

ホーネット

陣営は敵対しているが何かと縁がある。互いに思うところはあるものの遺恨はない。それ故に少々扱いが難しい関係。
赤銅戦役では「協力者」、「監視対象」という間柄から作戦を共にすることが何度かあった一方で、彼女の騎獣であるウォーエレファントのココを通して公私共に少々関わりがあった。
ホーネットは砕月の在り方を知り、スパイダーと似ているところがある、と述べた。

スパイダー

絶対救出対象その1。直接的な関わりがあるのは人形の方。思いやってくれる周囲を省みず自己犠牲的判断を下す彼女に腹が立った砕月は彼女を救い出すことを決意する。
致命的な意味合いではないが、スパイダーの達観した姿勢は砕月の琴線に触れた。彼女の在り方を砕月は無責任だと断じ、卑怯者と吐き捨てた。

マンティス

絶対救出対象その2。互いに天性の才能を持つ。何故か妙な懐かれ方をしている。不可抗力とはいえ自分のせいで彼女の状況を悪化させてしまった事に気付き、彼女を救うことを決意する。
年下の少女でありながら自分と同等に戦えるマンティスに砕月は嘗てない衝撃を受けた。同時に彼女の不安定な精神性を知り、その原因であるルキウスに憤りを覚えている。

モスキート

深い関わりはないが、砕月は彼女にいくつか訊いてみたいことがあった。とはいえこの二人は関わり方を間違えると険悪な間柄となってしまうだろう。

グラスホッパー

要警戒対象その1。目の前でマンティスを回収した鮮やかな魔術の冴えと身のこなしから初対面で砕月の印象に強く残った人物。無駄だと思いながらも拳を交えたいと考えている。

ドラゴンフライ

要警戒対象その2。実力もそうだが、そのドライな印象を覚える性格から「一筋縄じゃいかねぇな」と砕月に思わせた人物。恐らく性格的な相性が良くないと思われる。

バタフライ

同じ戦場に居た事はあるが直接的な関わりはない。ドラゴンフライと交流を計るのに必要な人材かもしれないと密かに検討した。

(その他)

ダーイン

しがない職人を自称する魔剣職人。砕月の思考と漆黒の適正を好ましく思った彼に「俺の物になれ」と勧誘される。人族の進化を望んでいるらしいが真意は不明。
度々特異な状況で砕月の前に姿を見せる。

ヴィラン・ローゼス・ティマイオス

カルゾラル高原ティマイオス領を支配する四皇九君の一人、“魔剣博”の通り名を持つ。
竜都に関する情報を得るためにレディオに紹介された。レディオが魔剣を使い、竜になる事を望んでいる彼の意見に砕月は賛成したが、当の本人はその件に関して辟易している。

ジェイド湖の主

カルゾラル行脚の際に訪れたジェイド湖で知り合った。本人は姿を見せることなく声のみを届けていた。一度地雷を踏んでしまったらしく、それ以降接触していない。

イルミナ

ジェイド湖の主の付き人らしき少年。ジェイド湖の主の機嫌損ねてしまった砕月に「もうここには来ない方がいい」と告げた。

フィリア

ジェイド湖へ行く途中で行き倒れているところに遭遇した少女。彼女が失くしたという魔剣を共に探し、魔剣の迷宮を攻略した。ジェイド湖の主には砕月と共に「抑止に連なるもの」と称された。

ゼラール

元蛮王・無貌の王。赤銅の魔剣に内包された固有結界の中で遭遇。迷い混んできた砕月達に試練を与え成長を促した。

漆黒の王

蛮王の一人。砕月が宿している漆黒の欠片は元は彼の心臓。逆神の一族の祖先が打倒したと言われている。
深層意識の中で意志疎通した事があり、その際にいつか自分を殺してくれと砕月に告げた。

逆神兎月

砕月の姉。砕月は幼少期の事件以来彼女に育てられたため人格形成に大きな影響を与えた人物。武神とまで称された人物であり故郷の東洋大陸では知らぬ者はいなく、その実力は計り知れない。

カルディア

同い年のエルフ。
初対面当時の関係は良いとは言い難いが……………。

逆神新月

砕月の遠い先祖に当たる人物であり夜空の夫。蛮王大戦にて最も事態の収束に貢献した人物であり、蛮王である漆黒の王と相討ちになる形で大戦に終止符を打っている「救星の渡人」。
夜空曰く、砕月は新月にそっくりで生き写しであるらしい。

□レガリア卓

カルディア

同い年のエルフ。
良好な関係とは言えないが、砕月とカルディアの両方を深く知る一部の者からは「どこか似たところがある」と評される。

アルカナ

一度手合わせした相手。本気の自分に比肩し得るごく稀な相手として強い関心を持つが、争う理由がないアルカナからは衝突を避けられている為、少々不満気味。

名台詞 

 
「しゃらくせぇ!」
砕月が気に入らぬ道理を前に一喝する台詞。宝具の真名解放に類するものでもある。
数々の道理を覆してきた砕月の代表的な台詞。彼の言動や在り方に生き方を変えられた人物も多い。精神的にはもちろん物理的にも

「スパイダーは己が目的を果たすためなら最終的に自分という存在が天秤から溢れ落ちようとも実行する。自分の命でそれが成せるなら安いものだとでも思ってるんだろうさ。
テメェの命の重さを軽視すれば問題が片付くと思ってやがる。
ーーーくだらねぇ。テメェのことを救おうっていう物好きがいるってのに当の本人がテメェの命を諦めちまってちゃ笑い話にもならねぇ。
そういうのは自己犠牲じゃない。ただの責任逃れの卑怯者だ。ああいう奴を見てると腹が立ってくる。
いっそ完膚なきまで救われて、その先で掴んだ幸せに感謝して涙すればいい。そうすりゃその泣き顔を見て、笑ってやれるのにな」
ホーネットがスパイダーに関しての印象を語った時に返した台詞。
自分を思ってくれる周囲を顧みない彼女の姿勢に、あいつは卑怯者だと辛辣な意見を述べる。そんな卑怯者はその先に掴んだ幸せに泣き顔を晒せばいいと。つまりツンデレですね分かります

「いいぜ、連れてってやるよ。
このくらい背負い込めなきゃ話にならねぇ」
「俺が進むのに丁度いい、おあつらえ向きの道じゃねぇか。進んでやろうじゃねぇか………この道を」
不在の迷宮にて己の行く道を見出だした砕月の前に現れた進めば進むほど険しさを増す茨の路を、それでも進む覚悟を決めた際の台詞。
煩わしく厄介な重荷でさえ手放す事なく背負っていかなければ真に望むものは手に入らない。そんな予感を抱いた砕月はどんな困難であろうと進む覚悟を決め、その路を行く。

「……そうだ。俺は戻らなきゃならない。
“お前らと共に”。絶対に。
……ああくそ!なんだってんだっ」
「————そうだ、俺は救わなきゃならねぇ。
お前を、あいつらを、救いたいんだ……!」
不在の迷宮にて記憶すら希薄になっていくなかでもマンティスとホーネットを元の世界へ戻し、その先の事態からも救い出さなければという思いから出た発言。
不在の迷宮の中でも己の目標を見失わない砕月の心の強さが窺える台詞。
 

メモ

 


自キャラのTYPE-MOON Wiki風まとめ。
随時更新予定。
最終更新2022/6/26

製作者:ぬこねこ

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