【フィジカルマスター技能2.5『操技』】
- 入門条件
- なし
フィジカルマスター技能 テーブルB
複数の部位を持つキャラクターが、同時に複数の部位を操るための技能です。この技能に卓越したものは部位操者と呼ばれます。
2.0においては、ドレイクとバジリスクのみ習得できる技能でしたが、真語魔法『ポリモルフ』などを前提とし、すべてのキャラクターが習得可能として再定義します。
フィジカルマスター技能を習得すると、複数部位のキャラクターは、1度の手番でコア部位と同時にその他部位の動作を行えるようになります。その他部位が判定を行う際、「フィジカルマスター技能レベル+能力値ボーナス」を使います。
技能を持たないキャラクターは、1度の手番で1つの部位しか主動作を行えませんし、平目で判定を行わなければなりません。
なお、1部位だった頃のキャラクターが持っていた技能や戦闘特技は『コア部位』にのみ受け継がれます。その他部位は基本的に魔法や賦術などを行使できず、戦闘特技も持ちません。
例外として、以下の要素はその他部位も持っているものとします。
●練技
魔物データ同様、どれか1つの部位が持っていればすべての部位が練技を使用できます。
ただし、【ドラゴンテイル】【バルーンシードショット】【フェンリルバイト】は、そのキャラクターの1部位にしか適用できません。
さらに、【バルーンシードショット】【フェンリルバイト】は口のある部位でしか使用できません。
●戦闘特技《テイルスイングI・II》
この戦闘特技はコア部位ではなく、〈尻尾〉を有している部位に受け継がれます。
更新履歴 | |
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24/04/27 | 第1版公開 |
流派装備
フィジカルマスター技能で扱われる「変身した姿」では、主に生来武器を扱います。
変身によって得た部位に応じた生来武器を獲得します。
なお、生来武器によって〈パンチ〉を得た場合、その部位には武器や盾、「用法:1Hまたは2H」アイテムを装備できます。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
フィジカルマスター技能2.5『生来武器』 | 〈格闘〉 | フィジカルマスター技能に関する生来武器のまとめ |
秘伝
フィジカルマスター技能を習得すると部位の強化だけでなく、『操技』か『魔装』を習得できます。
操技とは、複数の部位を操る技術を向上させるもので、コア部位やその他部位の強化が行われます。
魔装とは、操技の中でも特別な力を目覚めさせるもので、変身方法に応じた強化がもたらされます。操技と異なり、魔装は変身方法によってはいっさい適用されないものもあります。
以下に、習得できる『操技』を記します。
魔装については、別の記事を参照してください。
・フィジカルマスター技能2.5『魔装』(ポリモルフ)
・フィジカルマスター技能2.5『魔装』(巨人化)
《特技/囮攻撃》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル1以上
- 前提
- -
- 限定条件
- 使用
- 適用
- その他部位すべて
- リスク
- 概要
- その他部位が戦闘特技《囮攻撃》使用可能
- 効果
その他部位が、戦闘特技《囮攻撃》を習得しているものとして宣言できます。
《生来武器強化A》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル1以上
- 前提
- -
- 限定条件
- 使用
- 適用
- すべての部位
- リスク
- 概要
- すべての部位が《武器習熟A/格闘》を習得し、生来武器をAランクに上昇
- 効果
すべての部位が戦闘特技《武器習熟A/格闘》を習得しているものとして扱い、所持している生来武器をAランクのものに変更します。
《武器習熟A/格闘》を習得していることによる追加ダメージの上昇も適用します。
生来武器を持たない部位には、影響ありません。
《部位強化》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル1以上
- 前提
- -
- 限定条件
- 使用
- 適用
- その他部位すべて
- リスク
- 概要
- その他部位の命中力・回避力+1
- 効果
その他部位の命中力・回避力に「+1」のボーナス修正を得ます。
《部位耐久増強》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル1以上
- 前提
- -
- 限定条件
- 使用
- 適用
- その他部位すべて
- リスク
- 概要
- その他部位の防護点+1、最大HP+5
- 効果
その他部位の防護点が「1」点上昇し、最大HPが「5」点上昇します。
《コア耐久増強》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル1以上
- 前提
- -
- 限定条件
- 使用
- 適用
- コア部位
- リスク
- 概要
- コア部位の防護点+1、最大HP+5
- 効果
コア部位の防護点が「1」点上昇し、最大HPが「5」点上昇します。
《構える》
- 必要名誉点
- タイプ
- 主動作型/レベル1以上
- 前提
- -
- 限定条件
- 使用
- 適用
- すべての部位
- リスク
- 概要
- 主動作を放棄して別の部位を強化する
- 効果
姿勢を制御し構えることに集中し、別の部位の攻撃を強化します。
この操技で主動作を行うと、以下の効果から1つを選んで適用できます。ただし、この主動作を行った部位は、その手番では他の主動作を行えません。
●自分の他の部位は、命中力判定に「+2」のボーナス修正を得て、近接攻撃による追加ダメージを「+8」点します。
●自分の部位をひとつ選んで、その部位の近接攻撃による算出ダメージを2倍にします。
《特技/渾身攻撃》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル5以上
- 前提
- -
- 限定条件
- 使用
- 適用
- その他部位すべて
- リスク
- 概要
- その他部位が戦闘特技《渾身攻撃》使用可能
- 効果
その他部位が、次の戦闘特技《渾身攻撃》を習得しているものとして宣言できます。
《渾身攻撃》
近接攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。
宣言を行った攻撃が命中した場合、ダメージを「+フィジカルマスター技能レベル」点します。
リスクとして、あらゆる回避判定に-2のペナルティ修正を受けます。
複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に1体を選んで、その1体のみに適用します。
この対象の選択は、ダメージ決定前に行います。
《生来武器強化S》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル5以上
- 前提
- 【生来武器強化A】
- 限定条件
- 使用
- 適用
- すべての部位
- リスク
- 概要
- すべての部位が《武器習熟S/格闘》を習得し、生来武器をSランクに上昇
- 効果
すべての部位が戦闘特技《武器習熟S/格闘》を習得しているものとして扱い、所持している生来武器をSランクのものに変更します。
《武器習熟S/格闘》を習得していることによる追加ダメージの上昇も適用します。
生来武器を持たない部位には、影響ありません。
《部位超強化》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル5以上
- 前提
- 【部位強化】
- 限定条件
- 使用
- 適用
- その他部位すべて
- リスク
- 概要
- さらにその他部位の命中力・回避力+1
- 効果
その他部位の命中力・回避力に「+1」のボーナス修正を得ます(合計+2)。
《部位耐久超増強》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル5以上
- 前提
- 【部位耐久増強】
- 限定条件
- 使用
- 適用
- その他部位すべて
- リスク
- 概要
- さらにその他部位の防護点+1、最大HP+5
- 効果
その他部位の防護点が「1」点上昇し(合計+2)、最大HPが「5」点上昇します(合計+10)。
《コア耐久超増強》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル5以上
- 前提
- 【コア耐久増強】
- 限定条件
- 使用
- 適用
- コア部位
- リスク
- 概要
- さらにコア部位の防護点+1、最大HP+5
- 効果
コア部位の防護点が「1」点上昇し(合計+2)、最大HPが「5」点上昇します(合計+10)。
《かばう》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル5以上
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- その他部位すべて
- リスク
- 概要
- 効果
すべてのその他部位は、攻撃をかばう事ができます。
自分の手番中、または戦闘準備の際に、1部位につきキャラクター1人(1部位)を指定します。自分の異なる部位でも構いません。
それぞれの部位は1Rに1度だけ、近接攻撃・遠隔攻撃(及び「回避力判定/消滅」の効果)、または「形状:射撃」の効果の対象となったとき、そのキャラクターの身代わりとなります。
《かばう》と同様の処理を行います。ただし「抵抗:消滅」となっている効果に対し生命・精神抵抗力判定はやはり行えません。「抵抗:半減」または「抵抗:短縮」であれば行えます。
《生来武器強化SS》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル10以上
- 前提
- 【生来武器強化S】
- 限定条件
- 使用
- 適用
- すべての部位
- リスク
- 概要
- すべての部位が《武器習熟SS/格闘》を習得し、生来武器をSSランクに上昇
- 効果
すべての部位が戦闘特技《武器の達人》を習得しているものとして扱い、所持している生来武器をSSランクのものに変更します。
《武器の達人》を習得したとしても、その部位に手(〈パンチ〉)がなければ生来武器以外を使用できません。
《部位極強化》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル10以上
- 前提
- 【部位超強化】
- 限定条件
- 使用
- 適用
- その他部位すべて
- リスク
- 概要
- さらにその他部位の命中力・回避力+1
- 効果
その他部位の命中力・回避力に「+1」のボーナス修正を得ます(合計+3)。
《部位耐久極増強》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル10以上
- 前提
- 【部位耐久超増強】
- 限定条件
- 使用
- 適用
- その他部位すべて
- リスク
- 概要
- さらにその他部位の防護点+2、最大HP+10
- 効果
その他部位の防護点が「2」点上昇し(合計+4)、最大HPが「10」点上昇します(合計+20)。
《コア耐久超増強》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル10以上
- 前提
- 【コア耐久超増強】
- 限定条件
- 使用
- 適用
- コア部位
- リスク
- 概要
- さらにコア部位の防護点+2、最大HP+10
- 効果
コア部位の防護点が「2」点上昇し(合計+4)、最大HPが「10」点上昇します(合計+20)。
《マナ解除》
- 必要名誉点
- タイプ
- 常時型/レベル10以上
- 前提
- 限定条件
- 使用
- 適用
- すべての部位
- リスク
- 概要
- 戦闘特技《ワードブレイク》を習得する
- 効果
すべての部位が戦闘特技《ワードブレイク》を習得し、その部位の主動作で使用を試みられます。
判定の基準値は「冒険者レベル+知力ボーナス」となります。