ゆとシートⅡ for SW2.0 - ゆと工公式鯖

アリアネット・リュシドール - ゆとシートⅡ for SW2.0 - ゆと工公式鯖

“流転の魔女”アリアネット・リュシドール

プレイヤー:ルンバ

『今日を大切に生きる』
それがお母様との約束なんだ!」

種族
ハイマン
年齢
16
性別
種族特徴
[魔法の申し子][デジャヴ]
生まれ
魔術師
信仰
“紡糸の女神”エルピュセ
穢れ
0
6
7
14
10
6
7
4
5
5
成長
8
成長
4
成長
0
成長
7
成長
16
成長
17
器用度
24
敏捷度
16
筋力
14
生命力
18
知力
35
精神力
36
増強
増強
増強
増強
増強
増強
器用度
4
敏捷度
2
筋力
2
生命力
3
知力
5
精神力
6
生命抵抗
12
精神抵抗
15
HP
45+9=54
MP
84
冒険者レベル
9

経験点

使用
62,000
残り
1,430
総計
63,430

技能

ソーサラー
9
セージ
9
コンジャラー
7
エンハンサー
5
アーティザン
5

一般技能

ライブラリアン
5

戦闘特技

  • 《魔法拡大/確実化》
  • 《魔器習熟A》
  • 《武器習熟A/スタッフ》
  • 《クリティカルキャスト》
  • 《魔器習熟S》
  • 《鋭い目》
  • 《弱点看破》
  • 《マナセーブ》

練技

  • 【メディテーション】
  • 【ストロングブラッド】
  • 【アンチボディ】
  • 【ビートルスキン】
  • 【スフィンクスノレッジ】

呪印

  • 【誤射防止】
  • 【魔物知識増強/+2】
  • 【回避増強/+1】
  • 【防護点増強/+1】
  • 【魔法クリティカル増強/-1】

非戦闘判定

セージ技能レベル9 知力 14
魔物知識
14
先制力
0
制限移動
3 m
移動力
16 m
全力移動
48 m

言語

会話読文
交易共通語
魔法文明語
魔神語
神紀文明語
汎用蛮族語
ノスフェラトゥ語
エルフ語
ソレイユ語
ドラゴン語

魔法

魔力行使
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
ソーサラー技能レベル9 真語魔法 +2=17 +2=19 +2
コンジャラー技能レベル7 操霊魔法 +2=15 +2=17 +2
ウィザード最大魔法レベル7 深智魔法 +2=17 +2=19 +2
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
《武器習熟A/スタッフ》 1
《魔器習熟S》 2
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
魔法使いの杖 1H 5 +1=1 23 12 1 魔力弾
自身の魔力を収束し魔力弾を放つ。
魔力弾の威力はk10+ウィザードレベル+知力ボーナス/2の純エネルギー魔法ダメージ。
この効果を使う時自身のウィザードレベル分のMPを消費する。
1Rに2回まで使用可能。
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
技能なし 14 0
《魔器習熟S》 2
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
魔法使いのローブ 5 6 魔法ダメージを受ける時MPを10点消費すると魔法防御8点を得る。
ラウンドシールド 8 1
他1 ヘイロー 9 魔法ダメージを受ける際にも適用。
他2 魔女の箒 21 ☆自身の知力ボーナス分の制限移動を可能とする。
その後に3mの制限移動が可能

▽自身の知力分の通常移動を可能とする。

MP17消費時の回避力
他3 魔女の箒 24 MP19消費時の回避力
他4 時の魔女の箒 17 ☆自身の知力ボーナス分の制限移動を可能とする。
その後に3mの制限移動が可能。

▽自身の知力分の通常移動を可能とする。

〇手番終了時に2d6を振り、11以上が出た場合もう一度主動作を行える。

キヴォトスシナリオ限定貸し出し(お金を払えば売ってくれる)。
他5 時の魔女の箒 20
合計: 鎧+盾+他1+他2 21 16
合計: 鎧+盾+他1+他3 24 16
装飾品 専用 効果
[魔]ヘイロー 自身の最大HP+冒険者レベル点
ダメージ軽減+冒険者レベル点

神秘解放
神秘を解放し、以下のスキルを得る。
自身の与えるダメージに+魔力/4
自身の受けるダメージに-魔力/4(6R持続)。

反転/テラー
詳細不明。
テラーカウント1/5(MAX5)
[魔]紫紺のピアス SW2.5で取得可能な魔法使い系の戦闘特技を一つ選択する(《魔法拡大/すべて》)。
その戦闘特技を取得可能になる(戦闘特技枠を消費する)。
《魔法拡大/確実化》→《魔法拡大/すべて》
[魔]勇者の証:心 能力値の成長をある程度制御する。
背中 [魔]模倣の翼 装飾部位背中

模倣飛行
MPを5点消費。 6Rの間飛行を得る。

久遠に遠き青空
自身が飛行状態のときに使用可能。
最大MPを冒険者レベル点。
最大HPを冒険者レベル*2点下げる。
この効果で最大HPが0になった時即座に死亡する。
自身の行う判定に+2し、自身の与えるダメージを+ランダムに選んだ能力基本値/2する。
右手 [魔]ヒナの手袋 右手左手装備

魔王のゆりかご
魔法の使用時、1シナリオに6回まで出目6を追加する。

魔王の威圧
魔法の使用時、自身のHPを50まで減らすことができる。
HP1につき魔法の威力表を2上昇する。
この時威力表が100を超えた場合、威力100とそれを超えた分の威力表で2回ダメージロールを行う。

魔王の蹂躙
自身の主動作で与える魔法ダメージを2倍にする。
この宣言は6Rに1度使用できる。
左手 [魔]ヒナの手袋 同上
[魔]流転の魔女のエンブレム 魔法ダメージ+2
[魔]アーティザンハット/2 【誤射防止】
【魔物知識増強/+2】
所持金
23,301 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

消耗品
アイテム名個数効果
冒険者セット1背負い袋、水袋、毛布、たいまつx5、火口箱、ロープ10m、ナイフ
魔晶石(3点)13点分MP消費を肩代わりできる。
月光の魔符1使用することで一度だけ精神抵抗力判定の達成値+2
保存食(1週間分)1干し肉、ドライフルーツなど。
魔香草2「威力0+レン器B」でMPを回復。
アウェイクポーション1神聖魔法【アウェイクン】と同じ効果を得る。
[魔]テレポートベル1トリアのアトリエに来れる。1回分の値段。
インク1用法:1H
白紙の本120項ぶん(残り20ページ)。
ポット115万G相当(中古でそれ)。
カップ18万G相当。
お皿110万G相当。
お茶71杯3万G相当(7杯分)。
ロールケーキ17万G相当。
常備品
アイテム名個数効果
[魔]時兎の人形1ラウンド開始時にMPを5点消費することで1d6を振ることができる。6が出た場合、そのラウンドの間、リアクション判定に+20の補正。
羽根ペン1用法:1H
[魔]魔法使いの箒1▽自身の知力分の通常移動を可能とする。
装備品
アイテム名個数効果
[魔]通話のピアス1アルを含め便利屋を呼ぶことができる。
[魔]通話のピアス(映像)1魔器が遠隔で買える(お届け30秒)。魔器ショップ店員アリアとお話しできる。
[魔]星空のシュシュ1自身の行う戦闘にて行うあらゆる判定が出目10以上でクリティカルとして扱われる。また、戦闘以外で行うあらゆる判定は出目11以上でクリティカルとして扱われる(装飾部位/頭,手,その他)。
恩寵
アイテム名個数効果
恩寵:夜の希望1セッション中、ミカの神秘の欠片を得ます。第一段階/好感度80:ミカエルの祝福。自身が攻撃を受けた場合、その数値を半減にし、軽減した分だけダメージを跳ね返します。
その他
アイテム名個数効果
クレジット49850キヴォトスにおけるお金

名誉点
63 / 63
蛮族名誉点
盟竜点

名誉アイテム

点数

容姿・経歴・その他メモ

風貌

プラチナブロンドの髪に灰青色の瞳。色素の薄さと線の細さ故にどこか儚げで神秘的な佇まいである。
しかし、一度口を開けば、茶目っ気たっぷりの笑みでその印象はガラリと変わる。

経歴

平和国ロベッタの貴族階級出身。人間の父とハイマンの母の間に末子として生まれる。
貴族といえども家格は低く、決して経済的に裕福ではなかったが、優しい両親と兄のもとで幸せな日々を過ごしてきた。
アリアネットが10歳の頃、最愛の母が急逝する。
それ以来、母親似であった彼女は、父親と兄からより一層の愛情を受けて育った。

幼少期に風の魔女フレイの魔法に魅せられて以降、「魔法でみんなを笑顔にする魔女」を目指している。
初めての魔女試験は敢えなく不合格となったが、時の魔女の元で一年の修行を積んだことで無事に魔女となる。
大事な友人たちと再会してからは、彼らと共に旅に出て、日々魔女としての研鑽に努めている。

???の記憶

始まりがいつだったかは覚えていない。ただ、私の人生は常に魔法と共にあり、魔法を探求することこそが至上の喜びだった。
そして、いつしか新たな魔法を発明し後世に名を残すことが私の人生の命題となっていた。

しかし、現実というものは残酷で、私がいくら魔法を愛しても魔法の神が私に微笑むことは決して無かった。要するに私には才能がなかったのだ。
なら、がむしゃらに努力すればいいじゃないか。そう考えて寝食を忘れるほど魔導に没頭した時代もあった。そんな生活を続けて30を超えた頃だろうか、肉体に衰えを感じたのは。これ以上無理を続けることは困難になると悟った。それだけではない。人間の私が老いさらばえ荼毘に付された後も、長命種族の魔法使いたちは魔導を探求することができるという事実にも思い至った。私は酷く打ちのめされた。
以降しばらくの間、私は大いに悩むこととなった。持たざる者はどうすれば歴史に名を残す大魔法使いになれるのだろうか、と。
しかし、往々にして答えというのは単純なものである。私は肉体を捨てレイスになることにした。

レイスとなってからは、肉体の老いから解放され、煩わしかった生理的欲求も消え失せた。そのおかげで、それまで以上に魔導に没頭することができるようになった。
何百年経った頃だろう。私は一つの天啓を得た。これを実現できれば後世に名を残すことができる。そう確信するほどのものだ。
目標が明確になったことで研究にもより一層熱が入り、大願の成就のために私はあらゆる手を尽くした。

もう少しで今までの努力が身を結ぶ。そう思った時、突如として自宅の扉が叩かれた。
仕方なしに人形の体で応対してみたところ、訪ねてきた連中は悪霊を征伐しにこの地を訪れた神官戦士のようだった。土地勘の無い場所で道に迷ったとのことで消耗していた彼らを、私は仕方なく招き入れることにした。
茶を振る舞ったついでに彼らの話を聞いてみる。どうやら件の悪霊とやらは、巷を恐怖に陥れている悪逆非道の輩で、人里から女子供を攫ってはその魂を喰らっているらしい。太陽神殿はこの事態を深刻に受け止め、組織内でも屈指の実力を持つ彼らを派遣することを決定したそうだ。
なんとも心の痛む話だ。何か協力できるかもしれないとは思ったが、研究が佳境に入っていたためお引き取り願うことにした。
帰り際、彼らの一人が近くに置かれていた研究メモに目を落とす。次の瞬間私に向けられる驚愕の表情。
嫌な予感がしたのも束の間、「こいつが悪霊だ!」と彼は叫んだ。

まずいまずいまずい!何か身に覚えのある話ばかりだと思っていたが、まさか私自身が件の悪霊だったとは!
霊体になり大慌てで地下室に逃げ込んだ私は、持ち運べるだけの資料をまとめようと試みた。しかし、どの資料も重要なものだ。到底置いていくことなどできるものではない。
迷っているうちに頭上から足音が響く。もう時間が無い!抱えられるだけの資料を胸に抱え、テレポートの詠唱を始める。
こんなところでドジを踏むとは予想外だったが、強制成仏さえしなければまだどうにかなるはずだ。
幸いまだ彼らはまだ地下室に入ってきてない。安堵の息と共に最後の一節を唱える。
「————シルトフォルテ...ん?」
ふと胴体のあたりに感じた違和感。そちらを見やれば眩い光条が私の霊体を貫いていた。
次の瞬間、とてつもない熱に魂を炙られたかのような痛みが私を襲う。
あ、熱い!霊体で痛みを感じるなんて、そんな馬鹿げたことがあってたまるか!心の中で悪態を吐きながら必死に意識を保つ。
すかさず応戦するために杖を高く掲げて詠唱を開始。
こんなところで終われるか!私にはまだやるべきことがあるんだ!
しかし、そんな私の心の叫びを嘲笑うかのように天井から次々と光条が放たれる。霊体を灼かれながらも必死の抵抗を試みたが、到底一人で捌き切れるようなものではなく————
程なくして、私は最期の時を悟った。

せめてもう少しの時間があれば...そもそも魔法の才能に恵まれていれば...
もう今際の際だというのに叶わぬ願望ばかりが頭をよぎる。思い返してみれば散々な人生だった。それもこれも非才の身で魔法に執着したのが原因だ。何故私は魔法なんぞにお熱になっていたんだろうか...
次第に白く染め上げられていく意識の中、最後にある記憶を思い出す。
「そうだった。私は————」

性格

元気で活発な性格。所謂お転婆娘。
甘やかされて育ったため、その性格からは甘えが抜け切らない。

言動

一人称は「(ワタシ)」。
間延びした喋り方をする。また、時々デリカシーの無いことを口走ったり、甘えた発言をしたりする。
熱し易く冷め易い面があり、ふとした時に声が大きくなりがち。

戦闘用メモ

基本は攻撃魔法で相手のリソースを削ることを意識する。
魔王のゆりかごは切り札であるのでボス戦以外では基本温存することを考える(参考:GM「ボスで3つ。中ボスで1か2。雑魚で1か0」)。

現状使える中で威力の高い攻撃魔法は以下の表の通りである。

魔法名対象・形状属性威力
エネルギージャベリン1体純エネルギー40
ライトニング貫通20
ファイアボール範囲20


また、素で魔法を使った際の参考資料として威力とダメージ期待値の関連をまとめる。
C値10の状態で10刻みで威力を変化させた際のダメージ期待値は以下の表の通りである。

威力ダメージ期待値
02
104
206
308
4010
5012
6014
7016
8018
9020
10022

装飾品あり・バフなしの場合、上の表の値にソーサラー・ウィザード魔力17と魔法追加ダメージ2が加算される。
ex.)威力40の魔法を撃った際の合計ダメージ(2024/2/26現在)
10(威力D)+17(ソサ・ウィザ魔力)+2(魔法追加D)=29(合計)

以下は魔王の威圧、魔王の蹂躙、魔王のゆりかごの全てを利用した際のダメージ量の目安表である。
独断と偏見に基づき、C値10想定の威力10刻みでゆりかご使用回数毎の当該数値を計算した。

威\ゆ0回1回2回3回4回5回6回
04111825323946
108203244566880
201230486684102120
301634527189107125
4020436790114137160
50245178105132159186
60286092124156188220
703267102136171206241
803678120161203245287
904087134181228275322
1004497150203256309362

装飾品あり・バフなしの場合、上の表の値にソーサラー魔力×2の34と魔法追加ダメージ×2の4が加算される。
ex.)威力120(威力100+威力20)の魔法を撃った際、ゆりかごを3回使用した際の合計ダメージ(2024/2/26現在)
203(威力100D)+34(ソサ・ウィザ魔力)+4(魔法追加D)+12(威力20D)+34(ソサ・ウィザ魔力)+4(魔法追加D)=291(合計)

C値8の状態で10刻みで威力を変化させた際のダメージ期待値は以下の表の通りである。

威力ダメージ期待値
02.86
105.71
208.57
3011.4
4014.3
5017.1
6020.0
7022.9
8025.7
9028.6
10031.4


C値8想定の威力10刻みでゆりかご使用回数毎の当該数値を計算した。

威\ゆ0回1回2回3回4回5回6回
06132129374452
10112742577287102
201736557493112131
3023436382102122142
40295479104129154179
50346493123152181211
604074109143177212246
704683121159197235273
805196141186231276321
9057108159210261312363
10063120177234291348405

装飾品あり・バフなしの場合、上の表の値にソーサラー魔力×2の34と魔法追加ダメージ×2の4が加算される。
ex.)威力120(威力100+威力20)の魔法を撃った際、ゆりかごを3回使用した際の合計ダメージ(2024/2/26現在)
234(威力100D)+34(ソサ・ウィザ魔力)+4(魔法追加D)+17(威力20D)+34(ソサ・ウィザ魔力)+4(魔法追加D)=327(合計)

また火力系の特技なども踏まえ、攻撃参加時は以下のように行動する。
・1R目
魔王の蹂躙を宣言、状況に応じた攻撃魔法で敵を落とすor味方の削り切れるラインまで持っていく(適宜魔王の威圧を用いることでダメージ量の調整を行う)。生半可なダメージでは相手のリソースを削れない際は久遠に遠き青空・神秘解放を用いて火力上げに努める。
・2R目以降
魔王の蹂躙がリチャージされない限りはマテリアルチェンジでエネミーの弱点を突くなど固定ダメージを軸とした魔法攻撃を行なう。他に宣言する宣言特技がない場合は久遠に遠き青空、必要があれば神秘解放を用いる。

モモトーク連絡先
連絡先所属
先生シャーレ
アルゲヘナ学園(便利屋68)
ムツキゲヘナ学園(便利屋68)
カヨコゲヘナ学園(便利屋68)
ハルカゲヘナ学園(便利屋68)
カヨコゲヘナ学園(便利屋68)
ヒナゲヘナ学園(風紀委員会)
フウカゲヘナ学園(給食部)
ミカ(時の魔女)トリニティ(ティーパーティー脱退済み)
ナギサトリニティ(ティーパーティー)
セイアトリニティ(ティーパーティー)
錠前サオリアリウス(アリウススクワッド)
関係
呼び方印象
イレイナ大事な友達の一人。背中を追いかけるライバルでもある
クロン大事な友達の一人。しっかり者だけど、あのヴォダンと付き合うとか抜けている部分が結構あるから心配
ヴォダン大事な友達の一人。見た目は立派な騎士だけど、女の子に対してだらしなさすぎるんじゃ...
エクトマ大事な友達の一人。やたらキリッとしてるけど昔から何考えてるかわからない。でもみんなのことを思ってくれてることは確か
ステラ大事な友達の一人。陰でみんなのために頑張ってくれてる
ハレルヤくん一緒に修行をつけてもらった仲。抜けてるところがあるけど、とっても頼りになる賢い子!子供だよね?

履歴

日記『平和国ロベッタにて』

アリアの日記
今日から日記を書くことにします。
イレイナのお母さんから聞いたんだけど、この日記にその日起こったことを書くといいことがあるみたいです!だから、出来るだけたくさんのことをこの日記に書きます。
〜〜〜〜〜〜
○月○日

今日もイレイナのお家でみんなと集まりました。お外で遊ぶことになって、みんなで行く場所を決めました。結局森には行けなかったけど、初めてスラム街に行くことができました。

スラム街では怖いお姉さんに会いました。喋り方が怖かったけど、エクトマをおトイレに連れて行くために難しそうな魔法を使ってくれたから、多分いい人なんじゃないかな?と思います。お姉さんが言うには、イレイナには「まじょ」の素質?があるみたいです。「まじょ」が何なのかまだ理解できてないけど、きっとすごいことです!

次に王城に行きました。王城には「れんぺいじょう」や「しょくどう」があって、とっても面白かったです!
「れんぺいじょう」では騎士団長さんが他の人とお稽古してて、やっぱりとっても強いことがわかりました。でも、ヴォダンだけはあの重い剣をちゃんと振れてて、団長さんも少し驚いてたみたい!私も試しに剣を借りてみたけど、ヴォダンみたいには振れませんでした。ヴォダンには騎士の才能があるのかも?
「食堂」では魔法を使った美味しいご飯を食べました。中でもプリンはとっても美味しかったです!もっと美味しいものが食べたくて、私たちは農場に行くことにしました。

農場ではフレイさんとドラゴンさんたちが野菜や果物を作っていました。フレイさんは風の「まじょ」みたいで、私の知らない魔法をいっぱい見せてくれました!フレイさんみたいなすごい「まじょ」になるには、たくさん冒険する必要があるらしいです。私たちはお話を聞いて、悪い「とうぞく」さんたちを懲らしめに行くことにしました。

「とうぞく」さんたちを上手に懲らしめるために、クロンに連れられて色々なところを回りました。「ぼうけんしゃぎるど」では、強そうなお兄さんと優しいお姉さんにすごい指輪を貸してもらえました!他のところでは、特別なおまじないをかけてもらったり、大事なお話を聞くことができました。クロンと大人の人たちのお話はよく理解できなかったけど、やっぱりクロンは頭がいいです!

準備が終わってやっとみんなで冒険に出ました。「とうぞく」さんたちの住処に行く道の途中には、お話に聞いていた通りウルフや妖精さんがいました。私たちは「ぼうけんしゃぎるど」でもっとお小遣いをもらうために、戦うことにしました。魔物と初めて戦ったけど、前でみんなが戦ってくれてたから安心して魔法を撃つことができました。最後は私の魔法で妖精さんをやっつけました!

「とうぞく」さんたちの住処は、洞窟の中にありました。真っ暗だったり、危険な罠が仕掛けられたりしていてとっても怖かったけど、エクトマが案内してくれて安全でした。普段はあんななのに、エクトマはやっぱり不思議ちゃんです。「とうぞく」さんたちはとっても強かったけど、最後はたくさんの人の力を借りた私たちが勝ちました!

私たちが喜んでいると、やっつけたはずの「とうぞく」さんたちがいきなり起き上がりました。なんと、「とうぞく」さんたちは本物の「とうぞく」さんじゃなくて、騎士団の人たちでした!スラム街の様子が聞いてたお話と違うのも、「とうぞく」さんたちが暴れてるって噂も、全部私たちに冒険させるための嘘だったみたいで、とってもびっくりしちゃいました!最後にお土産をもらって私たちはイレイナのお家に帰りました。

本当のじゃなかったけど、今日はみんなと冒険できてとっても楽しかったです!いつか本当の冒険もしてみたいなぁ。

今日のことをお母様にお話ししたらとっても喜んでくれました。長く生きれない私たちには、今日を大切に生きること?が大事みたいです。そのためにこの日記を続けなさいと言われたから、これからも毎日書きます!

おしまい

日記『ロベッタ炎上』

○月○日
今日は朝から騒がしくて目が覚めました。
お父様とお母様はいつも通りだったので、安心したけど、今度はみんなのことが心配になったので急いで支度をしてイレイナのお家へ行きました。お家を訪ねるとお家にはもうイレイナはいませんでした。置き手紙にはギルドの方に行っているって書いてありました。なら私も!って思ったけど、どこのギルドに向かったかまで書いてくれてませんでした。不親切!

とりあえず、すごそうな人が集まっている「白き夜の嘆き亭」へ行きました。そこには、イレイナだけでなくみんなもいました。
クロンは私を見つけるとやさしい顔で話しかけてくれました。
みんなで、街で起きている事について話し合って、スラム街の方に行ってみんなを救助することになりました。ヴォダンと一緒に避難してきたステラさん?も救助を手伝ってくれました!
お父様たちの事は心配だったけど、逃げ場の無いスラムの人たちのためにも今の私にできる事をしなきゃいけないと思いました。

スラムでリアスさんに会いました。リアスさんに教えられた場所に行くと強そうな魔物たちが暴れていました。大変!とっても怖かったけれど、私たちは襲われている女の子二人を守るために戦うことを決めました!通りすがりの魔女さんも手伝ってくれてなんとか魔物と戦いました。けど私の魔法は全然通用しませんでした。
ようやく、魔物をやっつけたけど、そのうちの一人が助けてほしいって言ってきました。
エクトマと私がその子を懲らしめようとしたけど、クロンはその魔物を助けようとしててんやわんや!どうやら、その魔物は「ライ」という名前だったみたいで、クロンはその子のことが気に入ったみたいでした。

女の子たちを助けた後も救助を続けていたら、スラム街をおそった魔物たちのリーダーが出てきました。
これから戦うっていう時に、ヴォダンはなんだか変な顔をしてました。鼻の下をのばすっていうのかな?そんな感じでした!
私たちはその魔物とも戦ったんだけど、その魔物は、私たちの攻撃をぜんぜん痛がりませんでした。ずっと何かを試すように、なんだかあったかい目で私たちを見ていました。

その魔物は戦いをやめて、私たちに話しをしてくれました。自分には運命が見えていて、どうせ死ぬのなら次の「えいゆう」に託したかったみたい。
私が、次の「えいゆう」だって!やった! でも「えいゆう」ってなんだろ?
こんな強い魔物が言うことを聞かないといけないなんて、「のすふぇらとぅ」は強いんだって思いました。
私は、今日ずっとみんなの力になれませんでした。
みんなを笑顔にするようなすごい魔女に、私はなれるのかな。

日記『APEX』

○月○日

魔女見習いの試験に落ちた。
私たちのライバルはイレイナだけだと思っていたけど、今の私の魔法じゃ他の受験者相手にもまるで歯が立たなかったよ。

夢を追うって楽しいだけじゃないんだね。
魔女になる夢を諦めるつもりはないけど、今は少しだけ弱音を吐きたいかも。

私の実力不足が原因だよね。やっぱり私才能無いのかもしれない。
でも、でもね?他の人より長く生きられない分、自分なりに今日まで精一杯やってきたつもりだよ?
それなのに、なんでこんな悔しい思いをしなくちゃいけないの?
次が一年後なんて、私には待てないよ。

※涙が滲んでいて文字が読めない状態になっているため中略

はい!弱音吐くの終了!
明日からはまた魔女を目指してみんなと一緒に頑張ります!

日記『最終試験』

アリアの日記

○月○日〜△月△日
卒業をかけた最後の試験に挑戦してきました。
師匠に連れられて行ったのはまさかの魔界!
話を聞いた時はどんな不思議な光景が広がってるのか楽しみだったけど、案外普通の草原が広がってて逆にびっくりしたよね。
しばらく歩いても魔神を中々見つけることが出来なかったから、師匠が嘘ついてるんじゃないかと思ったけど、やっとのことで第一村人のグルネルさんを発見。前に戦った時よりもサクッと倒せたので自分の成長を実感できました!これも師匠との修行の成果だよね!
もうしばらく歩き回ってみると、今まで見て来た魔神とは様子の違うお姉さんが前から歩いて来ました。どうやらそのお姉さんはヒナさんって方で師匠の知り合いだったみたい。あんまり仲は良さそうじゃなかったけど、師匠的には魔界の中でも話のわかる方なんだって。魔界にも知り合いがいるなんて流石師匠って感じ!
ご褒美を貰えると聞いて、ヒナさんの試験を受けてみました。ダメージを与えれば合格の簡単そうな試験だったけど、ヒナさんが余裕ありそうな感じだったから、流石にこれは全力でやるしかないって思いました。生半可なダメージは無効化されることがわかったから、どうにでもなれーって感じでがむしゃらにブラストを撃ってみると、たまたまいいのが入って無事試験に合格!凄い手袋を貰えて嬉しかったなぁ。
良いものを貰ったから試しに他の魔神とも戦ってみることにしたら、通りすがりのエビルフェイスさんを発見。私の魔法を受けたそうだったから戦ってみることにしたけど、思いの外タフだったから全然倒せませんでした。でも、当のエビルフェイスさんがなんか満足して帰ってったからOKだったのかな?とりあえず、今度よくわかんない魔神と戦う時はしっかり分かるように、これからも勉強は欠かさないようにしようと思いました。
ここまでで色々あったけど、まだ卒業試験は終わりません。今度はアルさんと出会いました。ヒナさんと似た感じで、アルさんも他の魔神とは何か違う感じがしました。とりあえず、アルさんは魔界に通いなれてる雰囲気だったので、お駄賃にハイペリオンを渡して魔界のおすすめ修行スポットを教えてもらうことにしました。
魔動機?天使?あんまりよく分からなかったけど、そこではフィリアちゃんっていう不思議な女の子が門番をやってました。中に入るにはフィリアちゃんと戦って、彼女を納得させるだけの強さを見せないといけないみたいでした。
一緒に戦ってみたらアルさんはやっぱり凄かった!師匠も何やってるか分からないけど何か凄いことしてた!流石!私は2人に助けてもらって、今のありったけを込めた魔法をフィリアちゃんにぶつけました。これには流石にフィリアちゃんも満足してくれたみたいで、修行場への出入りを認めてくれたよ!
修行場の中はダンジョンみたいになっててよく分からなかったけど、アルさんが宝箱のある部屋に連れてってくれました。こんな難易度の高そうなダンジョンも、アルさんにとっては庭って感じなんだろうね!5つある宝箱のうちの一つを開けてみると、なんだか凄そうな杖が出てきました。なんか古い本で見たことありそうな杖だったので、後で大事に持ち帰りました。
更に先に進もうかなと思ったけど、アルさんが帰っちゃったし流石に難しそうだったから断念することにしました。
なんやかんや色々ピンチはあったけど、無事卒業試験に合格できました。思えばこの一年間、師匠にはすごくお世話になったし、毎日とっても楽しかったなぁ……これからは師匠の元を離れるけど、また一緒に何かできたらいいな。機会があったら師匠と友達のみんなを誘って、またあのダンジョンに挑んでみようかな。その時はアルさんも呼んでみよっと。

日記『ケンネルにて』

アリアの日記
○月○日
みんなで初めての旅!初めての外国!
ということでケンネル王国にやってきました!

まずは宿探しのために街中を歩いてみたんだけど、道端でたまたまこの国のお姫様、セーラ姫に出会いました。すごい偶然だよね♪

セーラ姫は私たちに頼み事があるらしく王城に連れて言ってくれました。
後で知ったことだけど、この国は石工や絵画みたいな芸術や有名な職人の作る家具を売りにしてるみたいで、王城の中もすごく芸術的?だったよ!

セーラ姫曰く、最近この国では唐突に人が気絶したように眠ってしまう原因不明の病が蔓延しているとのこと。
眠ってしまった人やその家族が心配だし、姫様から直々のお願いだし〜…それに報酬もたくさんもらえるみたいだから依頼を受けることにしました。早くクロンにお金を返さないといけないからね。

夜遅くにステラに起こされました。どうやら鐘が鳴っていたみたい。
急いで音のした方向に向かうと、禍々しい鎧を纏った人がそこにいました。
「ばんしょうが〜」って言っていた気がするけど、あれはどういう意味だったんだろう。
状況がよくわからないまま、召喚された魔物たちと戦闘になりました。
手袋の力に限りがある以上無闇に使うことはできなかったとはいっても、魔物相手に大苦戦…
「あっ、もうダメかも」って思ったら、どこからともなくアルさんの声が聞こえて、一瞬で魔物を倒してくれました!アルさんにはまた助けられちゃったね。
△月△日
セーラ姫にアルさんの話をしたら、直接アルさんとお話ししたくなったみたい。
通話のピアスでアルさんに連絡したら、便利屋のお仲間さん方も連れてすぐに来てくれました。
セーラ姫とアルさんが交渉した結果、便利屋の皆さんと私たちで一緒に依頼をこなすことに♪私は一緒になれて嬉しかったけど、アルさん的にも満足のいく結果だったみたいです。
ちなみに、その後昨日の夜助けてもらったお返しをしようと思ったら、十分に貸しは返してもらったと言われて受け取ってもらえませんでした。なんでだろ?私、何か借りを返せるようにしたっけ?

何はともあれ便利屋の皆さんと一緒なら百人力!
便利屋さんチームと私たちで一旦分かれて調査をすることになったんだけど、特別にムツキさんが私たちのパーティーのお手伝いをしてくれることになりました。
ムツキさんはとっても話しやすくて頼りになるお姉さんです。
ムツキさんのおかげで病気の原因がわかったと思ったら、他の便利屋の皆さんがあっという間に犯人のアジトを発見しちゃいました。

アジトではアルさんが暗視のつくメガネを貸してくれました!みんなからアルさんみたく賢そうに見られてたならいいな〜。

アジトの洞窟を進んだ先には蛮族の傭兵ヴィリオンさんとルーンフォークのフィルレインさんが。ヴィリオンさんとは一悶着あったけど、どうやら二人とも依頼を受けてそこにいただけみたいで、色々なことを話してくれました。
でも、ヴィリオンさんは話し終えた後えるとすぐに自分で命を絶ってしまって…
死に場所を探してたって言ってたけど、長く生きるのって辛いことなのかな?私にはよくわからないや…

フィルレインさんが言うには今回の騒動の犯人は到しものとリリィさんの二人みたいで、便利屋さんチームが到りしものの足止めをしている間に、私たちがリリィさんを倒すことになりました。
急いでアジトの奥に向かうと、なんだか見覚えのあるサキュバスと昨日の鎧の人がいました。
なんと、鎧の人がリリィさんだったみたい。でも、名前から予想してた通り、鎧を脱いだらリリィさんは綺麗な女の子でした。
だからって油断はしません。ヴィリオンさんとフィルレインさんから注意するように言われてたから。
温存しておいた手袋の力を全部使って何かされる前に決着をつけました。
結局、到りしものとリリィさん、多分サキュバスにも逃げられてしまったけど、これで依頼でお願いされてた内容は一件落着、だよね?
王城で依頼の達成報告をしたら、セイラ姫にいっぱい感謝されちゃいました♪

その後は、「先生」とお話しするために宿屋に戻りました。
リリィさんとの戦いの間「先生」はいっぱい助けてくれたし、きっと頼りがいのある大人の男の人だと思ってたんだけど、実際の先生はちょっと違いました。見た目はちょっと説明しにくい感じで、結局男の人なのか女の人なのかもよくわからなかったよ。

色々あって先生の勧めで「シャーレ」って学校に入学することになりました。
あと、先生から「スマホ」ももらっちゃいました。アロナちゃんに使い方を教えてもらったけど、「スマホ」一つでいろんなことができちゃうみたい!便利屋の皆さんと連絡先も交換したし、これからは好きな時に通話もかけられるね♪

パーティーのみんなとそのあたりを歩いていたら、たまたま便利屋の皆さんがご飯を食べに行くところに遭遇しました。
私が一緒に行くって言ったら、その場の全員で「すき焼き」を食べに行くことになりました。ちなみに全部アルさんが奢ってくれました。太っ腹だよね!

アルさんの魔法で初めてのキヴォトス旅行♪
見たことのない建物ばかりの綺麗な街だったけど、街の中はとっても危ないみたいであまり回れませんでした。せっかくの旅行だったのに〜…
でも、美味しい「すき焼き」が食べれたし、便利屋の皆さんとたくさんお話しできてとっても楽しかったよ!連絡先も交換できたしね♪
そういえば、カヨコさんが言ってたんだけど、「シャーレ」の生徒は私一人だけみたい。よくわからないけど、キヴォトスでは狙われることもあるみたいだから、もし今度キヴォトスに行くときはしっかり気をつけようと思います。

楽しいことだけじゃなかったけど、いろんなことを経験できた濃い一日でした。
日記に書くことが溢れるような、そんな大切な一日一日をこれからも過ごしていけたらいいな。

日記『ゴブスレ』

アリアネットの日記
◯月△日

朝、目覚めると宿にいました。
周りにみんなはいなくて、代わりにゴブリンに襲われていたはずの冒険者の人達がいました。
そこで、あの出来事は夢じゃなかったんだって気付いて、私は急いでお城に向かいました。

セーラ姫が言うには、私は一週間行方不明になっていたところ、突然宿に姿を現したみたいです。
そして、エクトマとヴォダン、ステラが死んでしまったことを伝えられました。
一人生き残ったクロンもとても酷い状態だったみたいで、セーラ姫の表情とあの日の記憶から、私はクロンの身に何が起こったか察してしまいました…

あの日、私たちはセーラ姫からゴブリン討伐の依頼を受けました。
ケンネル王国の中でも実力のある冒険者パーティーが、ゴブリンの巣に行ってから消息不明になってしまったようです。
ゴブリンはとても弱い魔物だけど、何か普通じゃないことが裏で起きてることは分かったので、気をつけて依頼に当たりました。

他のゴブリンに気づかれないように見張りを倒したり、…ゴブリンに襲われていた人たちを助けたり、最初のうちは上手くいってたと思います。
でも、少し油断したところでゴブリンに気づかれて、巣穴の奥にいた親玉のゴブリンに私たちの侵入を知らされちゃって…
巣穴の奥に繋がる穴から「肉の盾を用意しろ」なんて声が聞こえてきた時は血の気が引いたなぁ…
私たちは罠に気をつけながら、急いで巣穴の奥に向かいました。

最初の通路で叫び声が聞こえてきた方向や、自分たちが進んだ道の途中にゴブリンの生活の跡が見えなかったこと、私たちが助けたのが村人ばかりだったこと。
思い返せば色々浮かんでキリがないけど、もっとちゃんと考えていれば、あんなことは防げたのかも。
巣穴の奥で、私たちはゴブリンに取り囲まれてしまいました。
それに嫌な予感も当たって、ゴブリンたちは冒険者たちを盾にして、私たちが攻撃できないようにしていました。

冒険者たちを助けるために、何よりそこから生き延びるためにも、私たちは必死にゴブリンたちと戦いました。
でも、私を含めて、みんな今までにないピンチに上手くいかなくなってしまって、次々と倒れていきました。

最後に私一人が残りました。
そして、たくさんのゴブリンたちに囲まれて、一斉に攻撃を受けました。
今までしてきたどんな怪我よりも痛かったけど、みんなを連れ帰るためにも一歩も引くことはできませんでした。
私をどう殺そうかといやらしく笑ってるゴブリンの親玉たちを見て、そこでとっても怖くなっちゃって、みっともなく泣き叫んで魔法を撃ち込んでみたけど仕留めきれなくて…
最後の一撃が振り下ろされた時、ここが私の夢と人生の終わりなんだって覚悟しました。

でも、なんでか私は今もこうして生きています。
とても曖昧な記憶だけど、覚えているのは、まるで自分の体が自分のものじゃなかったみたいに動いてた感覚と、私の撃った何かの魔法でゴブリンたちが跡形も無く消え去ったことだけ。
最初は夢だったのかもと思ってたけど、なんだか妙に身体中のマナの通りが良くなってたから、そうでもないのかなって。
でも、ゴブリンたちを倒したのなら、どうして私はみんなを助けずにあの場を去ったんでしょう?それにどうやってあの山を一人で?
記憶にない一週間の出来事も気がかりです。
私の体に一体何が起きてるんだろう……
そう考えるととても不安な気持ちになります。
とりあえず、気がかりなことは多いけれど、わからないことだらけ、考えても仕方のないことばかりなので、今はただ生き残れたことを喜ぶことにしました。

お城で、あんな姿になったエクトマとヴォダンを見た時は思わず心臓がキュッとなりました…
それでも、蘇生ができる状態で戻ってきてくれたのは本当に不幸中の幸だったんだと思います。
魔晶石さえあれば、ステラも生き返ることができる状態みたいでした。
そこで、私は三人を蘇生させようと決めました。
辛い思いをさせることになるけど、今を逃して二度と会えなくなってしまうのは、三人が未練を残したまま人生を終えてしまうのは、とっても悲しいことだなって思ったからです。
でも、操霊魔法が苦手な私はリザレクションを唱えることはできません。困っていると、お城に駆けつけてきてくれた師匠が蘇生してくれました。
三人の体を守ってくれてたセーラ姫と、蘇生してくれた師匠には、感謝してもしきれません。

蘇生が済んだ後、エクトマだけはいつも通り振る舞ってたけど、他のみんなはとても落ち込んでいる様子でした。
特に一人で生き残ったクロンは今にも消えちゃいそうな感じで…
クロンは私を見ると途端に泣き出して、抱きついてきました。
いつもの彼女からは考えられないくらい、震えていて、儚げで。
私はそんなクロンを抱きしめ返しながら、今この腕の中に確かにある温もりを、今度はもう失くしたくないって、そう思いました。

そのためにも、私は師匠に相談に行きました。
最初は新しい魔法を教えてもらうつもりでいたけど、やっぱり師匠の魔法は師匠だけが使えるものみたいで、それを教えることはできないと言われました。
でも、師匠はとっても優しい人だから、新しく修行をつけてくれるみたいです!
見習いの時みたいに師匠と二人で修行したい気持ちはあったけど、今私はみんなと一緒に強くなりたいから、パーティー全員で修行をしたいって師匠にお願いしました。
師匠はそれも許可してくれました。やっぱり優しいです。
それと師匠はご自身のお名前を教えてくれました。
ミカ。それが師匠のお名前。
どうやら私には名前で呼んでほしかったみたい。
そこで、これから師匠と二人っきりの時は、ミカさんって呼ぶことにしました!
師匠、もとい、ミカさんと更に仲良くなれた気がします。
ミカさんの全部を教えてもらえるくらい、これからももっと仲良くなりたいと思います!


アリアドネの日記
◯月◯日

今日は私がこの世に二度目の産声をあげた記念すべき日となった。
どのような形であれ、こうしてまた生を受け、研究を再開する機会を得ることができたことは重畳と言えるだろう。
こればかりは、巫山戯た神どもにも感謝の念を禁じ得ない。

だが、一つ不満があるとするなら、元々この体の持ち主であった小娘の自我が想定よりも強いことだ。
数百年間に及ぶ私の記憶が脳に流れ込んだであろうに、それに自我を押し潰されることがなかったのは甚だ疑問である。
そのようなこともあり、誠に遺憾ながら、私がこうして自我を保っていられる時間は限られている。
とはいえ、私が私自身の人格を強く認識しておけば、こうして現れることのできる機会は今後もあることだろう。
そのためにも、今一度、私自身の人生について、ここにまとめておくと良いやもしれない。



〜〜〜〜

私の名はアリアドネ。姓はベレニケス。
この時代で言う魔法文明時代の中期頃、その当時の中級貴族の家庭で生まれ育った。
幼い頃は周りの者たちから魔法の才を持て囃され、偉大な魔法使いとして歴史に名を残す未来を愚直に信じて疑わなかった。
まあ、本物の天才たちとの邂逅で、自分が凡才側であることを自覚することになったわけであるが。
だが、そうであったとしても、魔法文明という才と才が食い合う狂気の時代の中で、己が存在証明をなすために、魔法の道を諦めるという選択肢は私の中に無かった。
故にこそ、研鑽を続けた。そうして、その果てに私は果たすべき目標を見つけたのである。
それは魂魄の再構成、輪廻への干渉。神の領域を侵す神技の如き魔法の開発。
ありとあらゆるものを捧げ、ようやく悲願を果たそうとした時、無粋な神官どもに討伐されてしまった。
クソッタレ!
〜〜〜〜

改めて振り返ってみれば、なんと不運な最期であったことか。
こうして生を受けたからには、なんとしても研究を完遂せねばならない。
幸い、記憶頼りとはいえ、理論の確立や実証実験等は済んでいる。
残すところは魔法の最終調整のみだ。

しかし、完成までの過程で幾らかの障害がある。魔女とキヴォトスの連中だ。
彼らは突出した戦闘能力を持ちながら、人並みに倫理観なんぞも持ち合わせている。
私の研究が公になれば対立は必至だろう。

現状把握できてる中でも、風の魔女フレイに時の魔女、便利屋、そして”先生”。
単体では脅威ではない”先生”は別としても、現状この者たちと対立すれば、敗北は免れ得ない。
彼らに見つからないよう身を潜めることは当然として、戦闘になった際の対策も打っておく必要があるだろう。

少なくともゴブリンに殴り殺されるような、ひ弱な肉体のままでいられても困るため、小娘の成長を促すことは必須だ。
一先ず、この肉体の恒常的な魔力の上昇は見られた。
到底解析しきれる代物ではないが、私の人格がこの体に宿ったことも含め、この頭についたヘイローとやらの効果が関係していると考えられる。
また、小娘の記憶を通して、有力な魔女やキヴォトスの連中の戦いを観察することも肝要だ。
弱点を割り出すことで、勝てる戦いもあることだろう。

当座で紙にまとめておくべきことはこれくらいだろうか。
そういえば、成仏する前に何か重要なことに思い至った気もするが、思い出せない以上は仕方がない。
そのうち思い出すことを期待しておこう。

日記『修行inキヴォトス』

アリアネットの日記

○月○日

今日はミカさんと約束していた試験の日!
久しぶりにキヴォトスにやってきました。

キヴォトスに着いて早々、ミカさんに言われて高い建物の前で待っていると、怖い女の子二人に目をつけられて喧嘩になってしまいました。
私たちの実力でもなんとか追い返せたけど、今までアルさんたちやミカさんがいたから無事で済んでいただけで、一人になったら危ない街なんだと改めて思いました。

戻ってきたミカさんと一緒に高い建物の中に入ると、黒服さんとマエストロさんが私たちを待っていました。ゴーストとゴーレムだったのかな?少なくとも二人とも人族じゃないような見た目をしていました。
最初の黒服さんのお話はよくわからなかったけど、私の頭についてるヘイローを見て何か思うところがありそうな様子でした。
その後はマエストロさんに”擬似ヘイロー”の着け方を教えてもらって、みんなキヴォトスで一先ず無事に過ごせるようになりました。といっても、ただただ死んじゃうことが無くなっただけだし、街の中は危険でいっぱいだしで、ミカさんから離れないよう警戒しながら移動しました。

シャーレに行くと、見知らぬ男の子が先生とチェスをして遊んでいました。
彼はハレルヤくんといって、彼の師匠の幻魔の魔女さんから私たちと一緒に試験を受けるように言いつけられていたみたいでした。
とっても小さくて可愛い見た目をしてたから、トクベツ頭のいい人間の子供なんだなって思ったんだけど、どうやらセンティアンらしくてビックリしちゃいました!
センティアンに初めて会ったからわからなかったんだけど、ハレルヤくんと話してみた感じ私たち他の人族とそう変わらないみたい!でも、見た目が変わらないのはちょっと羨ましいかも…

試験の準備のために”コンビニ”に行きました。
なんでも揃ってるし、見たことないものばっかりで、店の中を見て回るだけでもついつい興奮しちゃいました!
店員のソラさんから商品の値段を聞いたら、今の私たちじゃちょっと手を出せない金額をしてて何も買えなかったんだけどね…
今度また”コンビニ”に行くことがあったら、たくさんお買い物したいと思います!

コンビニを出ると、私を心配してくれたミカさんが箒を貸してくれました。
すごい魔法の効果が付与されていたことにもビックリしたけど、何よりもミカさんが使ってるものを貸してくれたことが嬉しかったです♪
でも、私よりもハレルヤくんのが危ない状態だったので、ミカさんに無理を言って防具も借りることにしました。
だけど、その防具っていうのがミカさんがいつも着てる服で…
とっても可愛いデザインだし、ミカさんの匂いがするし、流石に男の子に着せられるものではなかったから、私のローブをハレルヤくんに貸して、私がミカさんの服を着ることにしました。
今考えたらエクトマに「アリアが脱ぎ出した!」ってちょっかいかけられて、ちょっと恥ずかしかったかも…
でも実際ハレルヤくんの身が危なかったし、間違った判断じゃなかったよね!
実はミカさんのとお揃いの服をずっと着てみたいと思ってたのはみんなには内緒にしとこっと。

私たちは試験場のアリウスまで行く途中で、ゲヘナとトリニティに寄り道することにしました。
ゲヘナには私に魔法の手袋をくれたヒナさんにお礼を伝えるため、トリニティにはミカさんの通ってる学校を見に行くため、どっちも私の我儘で立ち寄ることになりました。
みんな付き合ってくれて本当にありがとう!

移動には”列車”を利用しました。
列車代は1駅ごとに1万クレジット。ガメルに直すと100ガメルくらいでした。
ガメル以外のお金なんてあるんだね。ガメル様が作ったものじゃないと思うけど、どうやってお金としての価値が保証されてるんだろ?とっても不思議です。
それはそれとして、”列車”には”グリーン車両”や”VIP車両”があるみたいなんだけど、それはなんと1駅あたり100万クレジット、つまり1万ガメルもするんだって!
ふかふかの座席や美味しい料理が楽しめるって言われても、ちょっと私たちには手が出せない金額でした。
でも、ミカさんが一緒に乗ろうねってみんなに内緒で私を誘ってくれました♪
とっても嬉しかったから、思わずみんなに聞こえる声で返事しちゃいました…恥ずかしい…

そんなこんなで”列車”に乗りました。
たくさんの人が乗ってるのに、窓から見える景色が凄いスピードで流れていくのは不思議でした。
ミカさんによると、”列車”は電気や”神秘”で動いているみたいです。神秘って一体何なんだろうね?

列車の中でカヨコさんに会いました!
前にアロナちゃんに見せてもらったキヴォトスの危機、そこでミカさんとカヨコさんも戦ってたみたい。
その時のこと、いつか詳しく話を聞いてみたいな。

ゲヘナに着くと校門のところにアコさんがいました。
最初はミカさんの服でトリニティの生徒と間違えられたけど、ヒナさんからもらった手袋を見せて、シャーレの所属だってことを伝えたら、すぐにヒナさんのところに通してもらえました。
その時のアコさんが凄く物欲しそうに私の手袋を見てたから、キヴォトスの人から見てもやっぱり凄くいいものを私はもらったんだね。

それから、ヒナさんに会って直接お礼を伝えました。
言葉だけじゃ感謝の気持ちを伝えきれはしなかっただろうけど、ずっと胸にしまってたお礼の気持ちを少しでも伝えられたのならよかったです。
ヒナさんは仕事柄お礼を言われ慣れてないらしくて、風紀委員長のお仕事って大変なんだなって思いました。大事なお仕事なんだからゲヘナの人たちはもっとヒナさんにお礼をした方がいいと思います。

フウカさんに対してもそうです。あんなに美味しい料理をみんなのために一人で作ってくれているのに、いつもは全然美味しいって言ってもらえてないみたいで、ハレルヤくんの言葉に涙を流していました。
私も今までそうだったかもしれないけど、いつもやってもらってるからって感謝を忘れるのは違うと思うし、ハレルヤくんみたいにちゃんと一つ一つの出来事に感謝して素直な気持ちを伝えるべきだと思いました。

フウカさんにエクトマの持ってたリンゴをジャムにしてもらった後、みんなで記念撮影しました。
その時にヒナさんとフウカさんと連絡を交換しました。これで好きな時に連絡を取ることができるようになったよ♪
アロナちゃんに教えてもらったスマホの機能もこれから色々試してみたいなあ。

その後はヒナさんと一緒に温泉に行きました。
ステラと男の子たちのお風呂が長すぎて、お別れを言う間もなくヒナさんが帰っちゃった…

お風呂上がりにメグさんに会いました。
ヴォダンやハレルヤくんと一緒のお風呂に入ったみたいだけど、メグさんは男の子に裸を見られることに抵抗ないのかな?
今度一緒にお風呂に入ろうねと誘われたけど、流石に男の子たちとは違うお風呂がいいなあ…

トリニティではコハルさんが出迎えてくれました。
混浴には私も抵抗があるけど、サウナや温泉の話はどこがえっちだったんだろう?
もしかしたらコハルさんはえっちなことに詳しいのかもしれません。

そこから私たちはティーパーティーにお邪魔しました。
ティーパーティーはナギサさんがホストとなって運営しているトリニティの生徒会で、その他メンバーとしてセイアさんが所属しています。
ティーパーティーのお二人とミカさんは仲がいいみたいで、私のこともミカさんから話に聞いてたみたいでした。
お二人の前で時の魔女の弟子と名乗ったけど、どうやら「魔女」という言葉はトリニティにおいては蔑称だったみたいで、とてもいたたまれない気持ちになりました。
なんでミカさんが周りから悪く言われなきゃいけないの?どんなに些細でも心無い言葉に心を傷つけられてるはずなのに、ミカさんは笑ってて…私にはどうしてもわからなくて…納得できなくて...
私が塞ぎ込んでいると、セイアさんが個人的に話したいことがあると言って、私を奥に呼びました。

そこで私はミカさんの悪評をどうしたら消し去れるのか、お二人に聞きました。
帰ってきた答えはシンプルで、キヴォトスでの実力を示すこと。
シャーレの力に頼れば今すぐにでもミカさんの悪評を取り除くことはできそうだったけど、それじゃあ根本的な解決にはなりません。
強くて可愛くて、そして誰よりも優しい本当のミカさんをみんなにちゃんと知ってもらうには、やっぱり私が強くなるしか答えは無いみたいでした。
「強くなる」——私の答えをお二人に伝えると、それを全力で支援してもらえることになりました。
そして、同時に、私と出会ってからミカさんが笑うことが増えたこと、私の存在がミカさんの支えとなっていることを教えてもらいました。
それだけでもう私はとても嬉しくて、少しでも救われたような気持ちになりました。
最後にお二人と連絡先を交換して、ナギサさんの茶器とお茶菓子をお土産にもらいました。
どれもすっごく高価なものだけど本当にもらってよかったのかな?せっかくもらったからには大切にしたいと思います!

セイアさんにおまじないをかけてもらった後、アリウスまではミカさんのテレポートで移動しました。
どうやらカタコンベが試験会場になるみたいでした。
トリニティでティーパーティーのお二人から試験についての説明があったらしいけど、ミカさんの件があって私はしっかり聞けてませんでした…
そんなわけで何もわからないままなんとかなれーって気持ちで道を進んだら、開始早々試験官のサオリさんと鉢合わせしてしまいました。
サオリさんは最初私たちが早く着きすぎたことに困惑していたようですが、結局そのまま戦闘する流れになりました。
サオリさんに先手を譲ってもらって、私たちは軍師のハレルヤくんの指示に従って戦いました。
サオリさんの力量は手加減してくれた上でも相当なものだったけど、ハレルヤくんの的確な指示のおかげで、普段に比べてスムーズに動くことができました。おかげで難なく合格の判定をもらうことができました!ハレルヤくんすごい!

そういえば、サオリさんはどうやら新任の先生だったみたい!
個人的に色々お話ししたいことや教えてもらいたいことがあったから連絡先を交換しちゃいました♪

サオリさんに回復してもらって余裕もできたので、私たちは”裏ボス”に挑戦することにしました。
”裏ボス”のヒエロニムスさんと戦うためにカタコンベの奥に進むと、オルガンの不思議な旋律が聴こえてきました。
なんだか不気味だけど神聖な雰囲気を感じながら音の方向に進むと、派手な格好をした女の子がいました。
その子はラモーレさんといって、とっても話しやすい感じの子でした。でも、なんだか掴みどころが無いって言うのかな?すごく高い視点から世界を見ているような目をしている感じがしました。
ラモーレさんはヒエロニムスさんを操っていた人と何かあったみたいで、ヒエロニムスさんとの戦いに協力してくれることになりました♪

腹が減っては戦はできぬ!ってことで、フウカさんに作ってもらった黄金のジャムをパンに塗って腹ごしらえをしました。今まで食べてきたどのジャムよりも美味しくて夢中になって食べたら、お腹の底から力が湧き上がってくる感じがしました。実際体の調子が良くなったし、マナの量も増えていました!エクトマが林檎の魔女さんからもらったリンゴがすごいのも確かだけど、それをこんな美味しくて栄養満点のジャムにできちゃうフウカさんの腕前もやっぱりすごいです!

準備をバッチリ整えてヒエロニムスさんのいるお部屋に向かうと、そこにはローブ姿の巨人がいました。
ローブの陰になって顔が全然見えないのが不気味だし、とっても大きいしで、ちゃんと勝てるかとても不安になりました。
すると、ヒエロニムスさんの声?が直接私たちの頭に響いてきて、問答無用!っていう感じで戦いになってしまいました。

戦闘ではハレルヤくんの指示に従って、私が最初にヒエロニムスさんの取り巻きになっている生徒たちと聖遺物に攻撃しました。思えばこの時、先にハレルヤくんの支援をお願いしていれば、手袋の力をもう少し温存できていたんじゃないかなって思います。私のできることをハレルヤくんにちゃんと伝えとくべきだったね。
その後はヴォダンとステラ、ハレルヤくんの支援を受けたラモーレさんとエクトマの攻撃で、ヒエロニムスさんに着実にダメージを入れました。
順調だなって一瞬思ったけど、ヒエロニムスさんの反撃でまさかの万事休す!
どうすればいいか分からなくって考えあぐねていたら、そこにルアさんが駆けつけてきてくれました。
ルアさんは”賢神キルヒア”様の神秘を持つ生徒さんで、神様のご威光で私たちを助けてくれました。
戦いの最中で興奮してたのもあって失礼な口調で色々指示しちゃったけど、許してくれるといいなあ…あとで謝りに行かなきゃ…
最後はルアさんの支援を受けた私たちの攻撃でヒエロニムスさんを倒して、無事今回の試験を終えることができました!

試験が終わった後、気づいたらミカさんの胸の中で泣きじゃくっていました。なんでだろ?もしかしたら、私が思ってた以上に試験を無事に終えられたことが嬉しかったのかもしれません。
試験の合格祝いにミカさんから”お寿司”と”マカロン”をご馳走してもらいました♪そこでいっぱい食べすぎて、その後に行った”居酒屋”であんまり食べられませんでした…とっても美味しそうな料理ばかりだったから本当にもったいなかったよ…私の代わりにいっぱい食べてくれたラモーレさんには頭が上がりません…

こうして日記を書いている今もちょっとお腹が張ってます。今日はちょっとはしゃぎすぎて疲れちゃったかも。
明日は何しようかな?決めるにしてもみんなと話し合わなきゃね。
ハレルヤくんに私たちの冒険のお話も聞かせてあげないと!
やりたい事がいっぱいだなあ。

他にもいっぱい書きたいことはあるけど、明日もいい日にできるように今日はもう寝ることにします。おやすみなさい。


アリアドネの日記

神格に見えた。
賢神キルヒアを名乗る少女は絶大な力を以てヒエロニムスを圧倒した。
これが私の至るべき、いや否定すべき存在なのだと再認識する。
やはり容易く神域を侵すことはできない。
そのための下準備を進めるにあたり、この肉体の持つ潜在能力を最大限引き出すことが肝要だ。
幸い今回の一件で、小娘も操霊魔法の習得に関心を抱いたようだ。
これでより一層生前の私——レイスの状態で生きていたと言えるかは議論の余地があるが——に近い魔力で魔法を行使することが可能になるだろう。これで研究をより効率的に進められるというものだ。

今後の展望だけでなく、キヴォトスの戦力についてもここにまとめておくべきであろう。

時の魔女ミカ
”時の閃光”の行使を確認。これは小娘の記憶から確認していたが、改めて観察してみても驚嘆に値する異能であった。再充填に時間を要する効果を即座に充填することが可能で、小娘の持つ手袋に対しても同様の効果を発揮した。時間に干渉していることは間違いないが、時間跳躍か、はたまた時間遡行か、どちらを応用したものであるかは私にはまだ判別し難い。もしこれを再現することが能えば、この身体での継戦能力の向上が望めるだろう。

黒服・マエストロ
一切が不明。どうやら、”先生”とは折り合いが悪いようだ。
”ヘイロー”、延いては”神秘”と呼ばれる力について深い知見を持っているようであった。また、”擬似ヘイロー”——”死を肩代わりするモノ”——なんぞを製造する技術にも通じているようだ。キヴォトス人の異質な力、その原理を解明するためにも是非一度彼らの話を詳しく聞いておきたいところだ。

ハレルヤ
色々と不可解な点の多い存在。
センティアンであるという言葉に嘘偽りは無いと感じたが、”先生”と共に”シャーレ”にいた事、そして、そこまで連れてきた彼の師・アリステラという人物については情報が無い。
軍師として集団で戦うことに特化しており、このまま成長すればいずれ脅威となりうるやもしれない。

ソラ
”エンジェル24”と呼ばれる店の店員。他のキヴォトス人に比べ、彼女自身には直接的な戦闘能力は無いように思われる。しかし、店で売られている道具の品揃えを見るに、それらを調達するための能力に秀でている可能性がある。万一彼女を擁する陣営と敵対することになるのであれば、その存在は決して侮れない。少なくとも長期戦は避けなければならないだろう。
それはそれとして、今必要な物品をこの店で揃えるのは計画を進める上で有効な手だ。

カヨコ
時の魔女と共にキヴォトスの危機を救ったようだ。他の便利屋のメンバー同様、警戒すべき戦力の一つ。
小娘が接触する機会が多くあったにも関わらず、今だその能力は未知数であるため、一度確認しておきたいところである。

アコ
ヒナとの関係性から、”ゲヘナ”の”風紀委員会”において高い地位を占める人物だと思われる。
ヒナに対する忠誠心——一瞬何かしらの邪な気は感じたが——は高そうだ。

ヒナ
”ゲヘナ”の”風紀委員会”において指揮権を握る”ゲヘナ最強の風紀委員長”であり、単体戦力としても集団を束ねる指揮官としても最大限の警戒が必要な人物である。
しかし、その立場故か、彼女に対して不満を抱く者たちが多く存在するようだ。もしもの際は、そういった者たちに一斉蜂起なんぞ促してみれば、彼女の動きを鈍らせることができるやもしれない。
彼女の能力についても勿論懸念すべき事項ではあるが、彼女が小娘に渡した以上の強力なマジックアイテムを多数所持していると考えられるため、その点においても入念に下調べしておく必要があるだろう。

フウカ
ソラ同様後方支援能力という観点から警戒しておくべき人物。
特に彼女の作る”黄金のジャム”は大幅な継戦能力向上が期待できる破格のアイテムだ。
”黄金のジャム”はこの肉体で戦う上でとても有用であるため、常に手元に置いておきたい。

メグ
詳細不明。
風呂の間なら隙をつけるか?

コハル
詳細不明。
トリニティの他の生徒と違って羽が黒かったが、何か性質的な差異があるのだろうか。

ツルギ
詳細不明。
コハルの所属する正義実現委員会が長であるようだ。
指南役として第一に名前が挙げられた。それほどまでに戦力として秀でているのであろう。

ナギサ
”ティーパーティー”の”ホスト”を務める少女。”ティーパーティー”はトリニティにおける所謂”生徒会”であり、強い権限を持つようだ。
言動からして、所謂”補助役”としての戦い方をすると考えられる。

セイア
未来予知に近い直感を持つようだ。実際に星の導き、勝ち戦といった占瞳を高い水準で使いこなしていたあたり、秀でた占い師であることに間違いはない。
彼女に勘づかれて、先手を打ってたつもりが後手に回っていたなんて事態は避けねばならない。

サオリ
戦い方としては近接戦闘能力の高い射手といったところか。
条件次第でガンの破壊力が際限無く上昇していく異能を持っていた。
直接戦う機会こそあれど、向こうは実力を発揮し切っていなかったため、全ての情報を引き出すことはできなかった。

ラモーレ
小娘が試験会場で出会った謎多き少女。
おちゃらけた見た目とは裏腹に、偶に達観したような言動が見て取れ、どこか得体の知れない心地がした。
どうやら、かつてヒエロニムスを操っていた存在とは何かしらの因縁があるようだ。
戦い方としてはサオリに似ているが、単体よりも集団で戦うことで力を発揮するタイプだろう。

ルア
キルヒアの”神秘”を持つ少女。剣に魔法、正しく全てが神域。
到底私の理解の及ぶ範囲に収まる存在では無いということを痛感した。
特に、ヒエロニムスとの戦いの中で見せたいくつかの異能に属性付与、因果律操作、回復、防護の魔法はいずれも私の知見の及ぶ範囲でなかった。
これが私がかつて崇拝し、焦がれ憎んだ存在。それもあともう少しで…

キヴォトスの戦力について現状私が把握できていることは以上だ。
小娘にはこれからも彼ら彼女らとよろしくやってもらおうじゃないか。

それと今回小娘の戦ったヒエロニムスだが、未知の異能を持つ上、英雄に匹敵する規模の魔法を扱うアレは一体何だったのか。
ヒエロニムスを倒した後に残された槍と形容し難いナニカ——これが神秘なのだろうか——については時間をかけて精査する必要があるだろう。アレでも一応キヴォトスに脅威を与えうる存在であるならば、それが持つ力を解き明かし我が物とすることは、万一キヴォトスの連中と相対することになった際に有効である可能性が高いからだ。

現状様々な話から鑑みるに、どうやら”神秘”とやらが私の研究を完成させる最後の1ピースとなる気がしてやまない。
これから先余裕ができたならば、黒服とマエストロのもとで詳細を聞かせてもらおうじゃないか。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
1 2023/5/5 平和国ロベッタにて 1,750+3,000 1,420+2,800 器用
敏捷
生命
精神
結月さん エクトマヴォダンクロンアリアネット
2 2023/5/26 ロベッタ炎上 3,300+100+3,500 4,000+4,200 器用×2
敏捷
生命
知力
精神
結月さん エクトマヴォダンクロンアリアネットステラ
3 2023/6/9 APEX 2,400+50+2,500 2,100 知力
精神
結月さん エクトマヴォダンクロンアリアネットステラ
4 2023/8/4 最終試験 2,000+1,900+8,500 2,366+9,200 63 器用×3
敏捷
生命
知力×3
精神×3
結月さん
5 2023/10/5 ケンネルにて 2,260+50+2,000 8,000+3,400 知力×3
精神
結月さん エクトマヴォダンクロンアリアネットステラ
6 2023/10/26 ゴブスレ 1,320+200+800 2,000+1,500 精神
結月さん エクトマヴォダンクロンアリアネットステラ
7 2023/1/26 修行inキヴォトス 10,000+6,000+8,800 7,200 器用×2
敏捷
生命×4
知力×8
精神×9
結月さん エクトマヴォダンクロンアリアネットステラ
取得総計 63,430 49,386 63 52

収支履歴

初期作成

【購入】ソフトレザー::-150
【購入】魔法の発動体::-100
【購入】魔晶石(3点)::-300
【購入】冒険者セット::-100
【購入】ラウンドシールド::-100
【購入】保存食::-50
【購入】魔香草*2::-100*2

ロベッタ炎上後

【購入】魔法使い見習いの杖::-2500
【購入】勇者の証:心::-10000

骨董品屋で買い物

【購入】紫紺のピアス::-7200
【購入】忘却玉:心::-3000*2
【借入】クロンからの借金::1000
【購入】アーティザンハット/1::-1500/2

ケンネルにて

【返済】クロンへの借金返済::-1000
【補填】エクトマのイニシアティブブースト代::-200
【売却】アーティザンハット/1::1500/2
【購入】アーティザンハット/1::-6000
【借入】ヴォダンからの借金::3000
【購入】魔法使いのローブ::-8500
【購入】羽根ペン::-2
【購入】インク::-3
【購入】白紙の本::-30

ゴブスレ

【購入】魔法使いの箒::-100
【返済】ヴォダンへの借金返済::-3000

キヴォトス修行回

【変換】60,000クレジット::-600
【獲得】ぐるナイ::250000
【譲渡】エクトマ::-125000
【購入】ルミナストゥーム::-14000
【購入】魔法使いの杖::-10000
【購入】魔女の箒::-5000
【売却】魔法使いの箒::50
【譲渡】ハレルヤに::-80000

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