ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

桜羽試練 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

希望と勝利の剣エクスカリバー桜羽試練さくらはしれん

プレイヤー:夏将軍

いつだって、自分のやりたいようにやるだけさ。
悔いの残らないように、ね」

年齢
16歳
性別
星座
牡羊座
身長
162cm
体重
56㎏
血液型
AB型
ワークス
UGNエージェントC
カヴァー
高校生
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
モルフェウス
HP最大値
25
常備化ポイント
16
財産ポイント
9
行動値
9
戦闘移動
14
全力移動
28

経験点

消費
+34
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 一人で生きるのは難しいが、皆の力を借りながら、自由というものを噛み締めて生きている。
天涯孤独
経験 高校生として生活する以前の記憶がない。桜羽試練はそのことについて認知してすらいない。
記憶喪失
邂逅 大切なクラスメイト。それだけだが、桜羽試練にとっては最も大事な、大切な日常だ。
友人
覚醒 侵蝕値 自分が特別な存在なのだろうとは薄々感じていた。夢で見る自分が異形と化した姿は、あまりにも生々しくて、現実を蝕んでいきそうな感触があった。
無知 15
衝動 侵蝕値 その異形は力の限りを尽くして、目の前のものを破壊して回っていった。大切な日常があまりにも脆く感じたと同時に、常識という束縛から解放されて清々しい気分にもなれた。
破壊 16
侵蝕率基本値31

能力値

肉体2 感覚4 精神1 社会2
シンドローム1×2 シンドローム2×2 シンドローム0×2 シンドローム1×2
ワークス ワークス ワークス1 ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵11 射撃 RC1 交渉
回避 知覚4 意志+1=2 調達6
知識:レネゲイド4 情報:UGN4

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 触媒 桜羽試練の願いは他者により強い力をもたらす。
綾瀬真花 慕情 不安 自分を日常に繋ぎとめる大切な人。彼女が居るこの世界が大好きだからこそ、自分は人間として生きていける。
清水ルリ 相棒 食傷 非日常での大切な相棒。相手にするのは疲れるが、彼女と一緒ならどんな困難でも乗り越えられる気がしてくる。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇。
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化。
砂の加護 5 オートアクション 自動成功 単体 視界 3
ダイス+[LV+1]。ラウンド1回。
コンセントレイト:モルフェウス 3 メジャーアクション シンドローム 2
クリティカル値-LV(下限値7)。
水晶の剣 5 メジャーアクション 自動成功 効果参照 至近 4
武器の攻+[LV×2]。シナリオ3回。
ペネトレイト 1 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 3
装甲値無視、ダイス-1。
万能器具 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
日用品を作り出す。
無上厨師 1 メジャーアクション 自動成功 自身 至近
料理を作り出す。

コンボ

希望と勝利の剣

組み合わせ
《コンセントレイト:モルフェウス》+《ペネトレイト》《砂の加護》《水晶の剣》使用済み両手剣使用
タイミング
メジャーアクション
技能
白兵
難易度
対決
対象
単体
射程
至近
侵蝕値
8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
2+4
7
11-3
20
100%以上
2+5
7
11-3
22

装甲値無視
剣に己の願いを乗せ、勢いのまま振り抜く技。願いは力となり、敵の守りをものともせずに貫く。「集いし願いと絆が未来を照らす剣となる!光差す道となれ!」

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
両手剣 0 白兵 〈白兵〉 -3 10 3 至近 両手持ち
常備化していない、購入13
ヴィークル常備化経験点種別技能行動攻撃力装甲値全力
移動
解説
自転車 1 ヴィークル 〈運転:二輪〉 -1 2 - 【肉体】+40m 通学にもバイトにもつかう自転車
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
コネ:情報収集チーム 2 コネ 〈情報:〉 達成値+2。シナリオ3回。てぇんさい探偵清水ルリにデザートを貢ぐ。
専門家:レネゲイド 1 コネ 〈知識:レネゲイド〉 ダイス+2個。UGNの詳しい人
ウェポンケース 1 その他 両手剣を選択。オートアクションで装備できるようになる。
思い出の品 2 その他 〈意志〉 達成値+1。クラスメイト全員との写真。

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 50 114 0 0 164 0/164
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

◆容姿

身長 162cm
体重 56kg
髪の色 ピンク色
瞳の色 灰色
肌 普通

○経歴詳細

 N市の公立高校に通う高校生。家族や親戚はおらず、アパートを借りて一人暮らしをしている。学費や生活費を稼ぐ為にいくつかのバイトを掛け持ちし、忙しいながらも充実した日々を送っている。
 とある事故によってオーヴァードに覚醒して以来、N市のUGN支部に所属するエージェントとなり活動するようになった。自分たちの日常が脆く壊れやすい事を実感しており、自分たちの日常を守る為に剣を振るう事を躊躇しない。
 性格は明るく元気で気障ったらしい。女顔である事を気にしており、男らしさを求めてそういう性格を演じている。一人称も俺なのだが、たまに素で僕と言ってしまう事がある。
 人の願いを叶える事に執着しており、よくクラスメイトや教師から雑用を頼まれることが多い。押しに弱い事もあり、土下座する勢いで頼み込むと大体の頼み事は聞いてくれるだろう。しかしやってはいけないことの線引きははっきりしており、そういうことにはNOと言える男である。
 高校生になる前の記憶がない。しかし、彼にはその自覚も無い。思い付きで過去の話を捏造する節があるが、さもそれが当然であるかのように周囲の人間にも認知されてしまう事が多い。

 その正体は、誰かの願いをもとにレネゲイドウイルスが人型に形作ったもの。彼自身にその自覚は無く、レネゲイドビーイング特有のエフェクトは封印されている。彼自身の力は願いを叶える力であり、通常モルフェウスはものを作り替える力なのだが、彼は無からものを作り出す事ができる。彼は自分を生み出した人物を探すべく、今日も願いを叶え続ける。

日記帳

Crumble Days 2025/08/11~2025/08/12

 人を人足らしめるのは、文化的な生活だ。という事で日記を書く事にする。とりあえずは、そう思うに至った経緯でも書いておこう。
 始まりはバス事故だった。今日はバイトの日で早く帰らないといけないのに、相棒の自転車がパンクして使えず。バスで帰っていた時のことだ。一人でバスに乗るのは心細かったが、クラスメイトの綾瀬真花さんも一緒に乗る事になって色々お話をしていたんだが……。バスが事故って横転。俺はオーヴァード……化け物になって綾瀬さんを助けていた……らしい。
 次に目が覚めたのは病院のベッドの上だった。面会に来たのは同じクラスでパシリ魔の九重ハルカさんに隣のクラスのてぇんさいめぇい探偵の清水瑠璃さん、あとはUGN(ユニバーサルガーディアンネットワーク)関係者の穂積政樹君に日暮陽さん。そこで自分がモルフェウスという物を作り替える力を持った化け物である事とUGNの事とかを説明されたんだ。正直な事を言うと、そこが知れない九重さんがそうだった事よりも、清水さんが本当にてぇんさいだった事に驚いてしまった。あとフルーツバスケットのお礼を言い忘れて日暮さんが拗ねたのもここで謝罪しておく。
 穂積君は俺の監視として急遽同じクラスに転校してくることになった。UGNの根回しの早さには惚れ惚れするが、今までそういう組織が居る事も想像できなかったのが恐ろしい。彼は話しているとコンピューターを相手にしているような感覚を覚えたが、逆に冷静に物事を判断してくれるのはとても助かった。綾瀬さんともバス事故以来初めて会話をしたけど、ちょっと様子がおかしかったことを覚えている。後は矢神の奴が生意気になってた事も。
 学校が終わった後は九重さんに呼ばれて、清水さんの武器を調達したりバス事故の調査をしていた。改めてだけど、清水さんがいて本当に良かったと思う。九重さんや穂積君は話しかけづらいし、日暮さんには後ろめたさが……。俺が話しかけるといつも慌てているような気もするが、非日常について気軽に話せる存在は貴重だ。そのうち彼女の探偵事務所にもお邪魔する機会があるかもしれない。
 調査を進めるうちに思った通り矢神が危ないって事で綾瀬さんの所に行こうとしたが、そこに立ちはだかったのはFH(ファルスハーツ)エージェントの"ディアボロス"春日恭二。奴があのバス事故を引き起こしてオーヴァードを選別したのだという。覚醒した俺を引き抜こうと勧誘してきたが、俺はあいつの崇高な理想なんざ興味がない。仲間と協力して追い返したが、自分が化け物だと再認識してしまったな。綾瀬さんは無事なようでよかったが。
 いったん支部の隣の喫茶店で情報交換をしていると、綾瀬さんから明日話があるとのLINEが。ファミレスで話を聞く事になって、穂積君と清水さんに護衛をお願いしたんだ。彼女はあの事故から俺が化け物になった時のことを夢に見るという話をしてくれたけど、俺は俺と彼女の日常を壊したくなかったから嘘を付いてしまった。後で清水さんはそれでいいって言ってくれたけど……。でも、俺達三人がついていながら、矢神の野郎に綾瀬さんが攫われてしまった。奴は綾瀬さんを化け物にするつもりなんだ!
 奴の居場所を突き止めて乗り込むと、そこには矢神と春日、そして椅子に拘束された綾瀬さんが居た。奴の狙いは俺達が化け物として戦う所を見せる事だったのだ!混乱している綾瀬さんにこれ以上世界の裏側を見せないために、俺達は矢神と春日に戦いを挑んだ。
 穂積君が先制して衝撃波攻撃を繰り出すも、それに耐えた矢神が槍を生成して俺達に向かって投げてきた!奴も俺と同じモルフェウスの力に覚醒していたんだ!九重さんが治療してくれたお陰で何とか踏み止まれたが、アレは化け物でも何回も耐えられるものじゃない。春日は日暮さんと因縁があるようで攻撃していったが、日暮さんは従者と合わせて鉄壁の防御で凌いでいた。清水さんはてぇんさい的な連撃で春日を一撃でノックアウトした後、俺は九重さんの支援を得て矢神に斬りかかった!矢神との決別の一撃は確かに致命傷を与えたが、奴のモルフェウスの力でしぶとく生き永らえた。だが俺は一人きりで戦っている訳じゃない。穂積君に願いを託し、矢神を遂に倒す事が出来たのだ。
 戦いが終わった後すぐに綾瀬さん所に向かい、拘束を解く。彼女は俺が夢に出てきた化け物だと理解し、それでも化け物である俺を受け入れてくれた……。本当に嬉しかった事を覚えている。人と人との絆が化け物を人間に繋ぎとめると、心で理解できた瞬間だ。UGNの処理班が来て彼女に記憶処理をしてもらう為にお別れしたけど、これからも俺の帰る場所には彼女が居てほしい、そう思ったんだ。
 これから俺は化け物として生きる事になるだろう。それでも、俺は人として生きる事を諦めはしない。この日記がその手助けになると信じて、今日の所は筆を置く事にする。

ムーンレスナイト第一話「Grey Phantom」 2025/08/17~2025/08/18

 九重ハルカ支部長がディアボロス100人討伐戦に参加してから、自分の所属は一時的に天原瑠奈支部長の管轄となった。ちょっとぶっきらぼうだけど優しくて、時折作ってくれる料理がとても美味しい人だ。……こっちの方が居心地がいいとか書いたら後で〆られそうだけど。
 こちらはこちらで高校にFHエージェントが送り込まれたという情報があって、さらには最近オーヴァードを狙った連続襲撃事件が発生していた。今動ける人員は自分を含め支部長と清水さん、同級生の安住梨花さんに別クラスの教師の堂島丈司先生の五人。堂島先生は自分の日常を守るためには手段を選ばない人だから少し苦手だけど、安住さんは彼のことを異常なまでに警戒しているからそっちの方が心配だ。
 高校での授業を終えて帰る支度をしていると、クラスメイトの鈴奈桃子さんに一緒に帰らないか誘われた。轟若菜生徒会長に仕事の事で呼ばれて一緒に帰れなかったけど、今思うと彼女の様子がおかしかったのかもしれない。
 生徒会の仕事を終えると安住さんを見つけたので一緒に帰る事になって、帰る途中で轟さんが居て鈴奈さんの事を色々聞かれてしまったんだ。……色々聞きすぎだろ、俺は容姿端麗で品行方正で成績優秀だから間違いなど起こらないってのに。襲撃事件が多発しているから轟さんとも一緒に帰る事になったんだけど、まさかこっちに襲撃を掛けてくるとは思わなかった。轟さんは安住さんが守ってくれて何ともなかったけど、僕ももう少し日常を守るために警戒したいところだ。襲撃者は暗くてよく見えなかったけど、熱感知ができる安住さんが言うにはトゲトゲした人型だったと。襲撃があったことを各所に連絡し、轟さんを安全な場所に送り届けてその日は終わったんだ。
 明日になってからも事件は続く。鈴奈さんがFHエージェントになったような言動でこちらに迫ってきたんだ。適当にいなしていると、彼女はワーディングでこちらが動けることを確認し、裏切り者と呟いて去って行った。矢神のときもそうだったが、こういうのはあまりいい気分じゃない。力尽くでも彼女を俺の日常に引き留めなくてはならないんだ。
 何があったかを色々と調べていると、大勢の黒服が現れてこちらを排除しようとしてきたりもした。その時に清水さんがスザンナさんと合体して変身ヒーローみたいになっていたのには驚いたけど……。何とか情報が集まった。FHセルが衝動発生装置を開発して、それが鈴奈さんが付けているアクセサリーとなっていると。鈴奈さんからラブレターを貰った俺は、鈴奈さんを止めるべく集合場所の廃ビルに乗り込んだ。
 集合場所には鈴奈さんと拘束された轟さん、他に黒服が多数。鈴奈さんは俺を仲間にしようと説得していたが、俺には勿論そんな気はない。痺れを切らした黒服が轟さんに銃を向けたけど、隠れていた仲間がなんとか阻止してくれた。だけど衝動発生装置が作動して鈴奈さんが暴走して戦闘になってしまった。……あれから暴走して戦闘中の時のことはあんまり覚えていないけど、安住さんが衝動発生装置を破壊してくれたおかげで、鈴奈さんを無事に無力化できたと聞いている。轟さんも無事でよかった。
 あれから鈴奈さんはUGNの処理班に連れていかれて、病院での検査入院の後に転校する事になったと後で知った。彼女も俺の日常からいなくなると思うと寂しいが、もっと他にできたことがあるのかと言われるとよくわからない。だけど、彼女とはまたどこかで会う事になる気がする。そう思うんだ。

ムーンレスナイト第二話「Kingdom Come」 2025/08/24~2025/08/28

 三上勇人がこの学校に転校してから一週間、俺達の日常は変わってしまった。彼は電撃的に生徒会長に就任し、新執行部を組織。学校は特別クラスが作られたり、彼の方針で教育方法が決まったり……。俺達オーヴァードは三組にまとめて入れられたりとまぁ、散々だった。堂島先生は歓迎していたみたいだけど……。UGN組は彼が洗脳能力を持つFHエージェント「キングダム・カム」の可能性が高いとみて、色々と調査を始めたんだ。
 同じ時期に転校してきた加苅織さんは……。色々な意味で強烈な人だった。UGNのイリーガルとして頼れる人なのは間違いないけど、彼女と付き合ったら碌な目に遭わないと思ってしまった。
 嬉しかったことは、行方が知れなかった鈴奈桃子さんと再会できたことだ。彼女は今BF団という組織に所属していて、今回は学校に潜伏しているFHエージェントについての情報を持ってきたという。彼女は僕の言動に引いてたみたいだけど、何がいけなかったのかさっぱり分からなかった。
 三上勇人から直々に特別クラスに来ないかとお誘いを受けたけど、はっきりと蹴ってやった。三上は捨て台詞を吐いて去って行ったけど、取り巻きの一人の淀川椿さんの様子がおかしかったと思ったんだ。いつもはオーヴァード顔負けの情報収集と推理力でからかってくる人だけど、彼女だけ他の取り巻きと比べて三上を妄信しているようには見えなかったんだ。彼女には何が見えているんだろう。
 それからは調査を始めて、三上勇人がキングダム・カムである裏付けを取ったり、生徒会長の座を追われた轟さんと接触したり、淀川さんの真意を確かめたりしたんだ。キングダム・カムの洗脳を完全に解除するには、三上がいない時に轟さんが説得する必要があることが分かった。淀川さんは洗脳を辛うじて耐えていて、僕たちに三上が学校から居なくなる時間を教えてくれたと聞いた。ここから三上の野郎から俺達の学校を取り戻す計画が始まった!
 三上がバスで学校を出発してしばらくしてから、俺達は学校の放送室を占拠、轟さんの演説を校内に放送した!彼女の演説はなんというか、生徒会長って感じがしたんだ。彼女になら任せられるというか……そんな感じ。ともあれ彼女の演説の甲斐もあって、校内に居た人たちは全員洗脳から解放された!三上も異変を察知して学校に戻ってきたが、後は裸の王様になった奴をボコしてお終いだ。……苦し紛れかもしれないけど、暴走した俺や清水さんを操ってきたのは驚いた。許せないのでさらにボコボコにしておいた。
 すべてが終わった後、轟さんは生徒会長に戻り、特別クラスは解体された。結局オーヴァードがいっぱいの三組はそのままで、堂島先生が狂喜乱舞したとかしてないとか。違うクラスになった友達もいるけど、会えない訳じゃないから。清水さんや安住さんと同じクラスになった訳だし、綾瀬さんも居る。このクラスで新しい日常を作っていこう。
 ……結局、三上は学校を荒らしに荒らしてから消えていった。敵としてやってきた以上仕方のないことかもしれないが、一瞬でも彼と友達になったんだ。彼とも普通の日常を過ごしてみたかった……。過ぎた事なのはわかっているけど。

ムーンレスナイト第三話「Moonless Night」 2025/08/31~2025/09/01

 三上勇人が引き起こした事件からしばらく経って、遂に親玉のFHエージェント『ダークムーン』が姿を現した。その正体は学校で生物を担当する大鳥健司先生、彼は授業中にワーディングを使い、俺達三人に宣戦布告をしてきたんだ!先生は三年も学校に在籍していたから、盲点ではあったけど……。いい先生だと思っていたのに残念だという気持ちが強い。
 それから、事態は急速に進行していった。清水さんが淀川さんが一瞬の暗闇の間に連れ去られたという話をして、一緒に支部に行く途中。今度は赤城君が同じ被害に遭った……俺の目の前で。一瞬だけ空に見えた黒い点だけが手がかりだったけど、その時はどれだけ探しても何も分からなかった。……後日、安住さんも轟さんが同じ目に遭ったと聞いた。
 何の手掛かりも得られないまま数日が経ち、遂にダークムーンが本格的な行動に出た。空に大きな黒い月が現れ、街全体を覆い尽くしたんだ!街の人々も、俺達オーヴァード以外は全員居なくなってしまった。……奴の目的は一体何なんだ?BF団の構成員のたい焼き屋さんが来てくれたおかげで、物資調達は何とかなりそうなのは救いだった。
 調査を進めて分かった事は、ダークムーンがオーヴァードを増やそうとしている事、その為に素質のある者を選別しようとしている事。鈴奈さんの時と三上君の時と同じだった。調査中に大鳥先生がちょっかいを掛けてきたけど、その時は何事もなく大鳥先生は帰って行ったんだ。
 調査が大体終わった頃。なんと柏デビット先生が自力で黒い月から脱出してきたんだ!柏先生はオーヴァードの素質があるらしいけど、それでも生徒を思う一心で外に出てこられたのは素直に凄いと思ったんだ。でもすぐ後に大鳥先生が現れて、柏先生の首筋にジャーム化してしまう薬品のアンプルを刺したんだ!柏先生は暴走して炎と氷が噴き出し鱗が見えたりしたけど、取り返しのつかなくなる前に自分の心臓を潰して倒れたんだ。……あの後は俺達で大鳥先生をボコボコにしたけど、復活して去って行った。柏先生はもう助からないかと思ったけど、堂島先生が何とかしてくれて何とかなった。本当に良かった……。
 そして、いよいよダークムーンとの決戦。ダークムーンの正体は黒い月そのもの、大鳥先生はその従者だったのだ!先生は高校の屋上に居て、いつもの様な軽口を叩いた後に戦闘になった。ダークムーンは従者を大量に呼び出した上にFHエージェントも呼んで防御を固めてきたけど、堂島先生の妨害で攻撃を遮断して攻撃をねじ込んで何とか倒す事が出来た。倒れた大鳥先生は、最後に先生として俺達に一言ずつ残して消えていった。……まさか先生にまで『いつか女に刺されるぞ』と言われるとは思わなかったけど。
 その後は大鳥先生は居なくなった。堂島先生も急な転勤で別の高校に行ってしまったけど、きっと向こうでも自分のクラスを築いているんだろう。俺達の日常は脆く崩れやすい事は一連の事件で痛感したけど、それでもこの日常が大好きだから守りたいと思うんだ。
 追記:一連の事件を解決したご褒美にと、関係者で温泉旅行に行ってきた。色々あったけど、こういうのも悪くないな。

ノスタルジック怪異譚 2025/09/15

 いつも通りの隠蔽工作の仕事の帰り道、いつもと違う道を通るとそれは起こった。工事現場付近を自転車で通ると真夜中だった景色が一変、日中の公園になってしまったのだ!幸いにも引き返すと元の道に戻る事が出来たので、ひとまず報告しようとした……のはいいんだが。さらに間の悪いことに、俺の事を男の娘呼ばわりする変態が現れたのだ!最初に女と思ってナンパしてきたのはそっちだろうが!ふざけんなよ!黒い奴は『謎の少女に気をつけろ』と言い残して消えたんだけど……。一応九重支部長には連絡した。
 日を改めて、今回の事件を解決するために集まる事になった。集まったのは俺以外にいつもの九重支部長、元アスリートで元気溌剌な浅井悠理さんとその幼馴染の雪城凛音さん、別の支部から派遣されてきたこれまた元気いっぱいの玉屋牡丹さん。黒い奴が言っていた謎の少女は浅井さんの先輩の嘉納霞さんとの事で、彼女の日常を守るためにも頑張らなきゃいけないな。……浅井さんにお好み焼きを作ったら雪城さんに睨まれたけど、お腹空いてたのかな?
 そして情報収集。情報収集と言ったら我らがてぇんさい探偵の清水さんを呼ぶしかない!いつものようにデザートを奢って手伝ってもらおうとしたけど、アイスを買ったキッチンカーのバイトがなんと嘉納さんだったんだ!デート頑張ってねとかからかわれたけど、傍から見たらそう見えるのかな。肝心の情報は清水さんが頑張って手に入れてくれたけど、『嘉納さんがジャームの可能性がある』って……。でも僕は彼女はまだ引き返せるように見えたんだ。他にも嘉納さんがジャーム発生装置だったり、協力者の山住志門支部長が嘉納さんの兄だという事が発覚したりと、色々あった。
 いつもの喫茶店で情報の整理をしていると、嘉納さんが急に来て悠理さんを刺してしまって……。嘉納さんは自分の能力でジャーム化した父親を処分したUGNを恨んでいて、今回の凶行に及んだみたいだった。幸い浅井さんは軽傷で済んだけど、嘉納さんを説得していると例の黒いアレが現れて嘉納さんを攫って行ったんだ!あの変態が嘉納さんに何をするか分からない、僕たちはすぐにあの工事現場に向かった。
 黒いアレ……黒の王子は意識のない嘉納さんを抱えてこちらを待っていた。相変わらず減らず口を叩く奴だが、玉谷さんの花火で攻撃を防ぎ、九重支部長と浅井さんと俺の連続攻撃で倒す事が出来た。奴の最期の一撃は強力だったが、俺も浅井さんも無事耐えきった。
 嘉納さんは起きて俺達の戦闘を見ていたようだった。しかし彼女が何かを話す前に俺達は例の怪奇現象に巻き込まれて、昼の公園に迷い込んでしまった。玉谷さんが転がってきたボールを拾って遊んでいた男の子に渡すと、男の子はどんどん大きくなって嘉納さんの父親らしき人になったんだ。『二人を頼む』と聞いた次の瞬間には元の工事現場に戻っていた。嘉納さんが言うには彼女の能力で、記憶を再現しているのだとか。男性からの伝言を伝えると、嘉納さんは泣き崩れて……。後の事は山住支部長に任せてその日は解散となった。
 今回の事件についての報告書を書く時にも、清水さんに手伝ってもらった。俺一人だと黒いアレについての罵詈雑言で埋め尽くされそうだったから……。でもまぁ、清水さんにそのままでもかっこいいって言ってくれたからいいかな。うん。

Dead End Explode 2025/09/18~2025/09/25

 今回は真面目なエージェントとしての任務。最近エフェクトそのものみたいなジャームが大量発生して、"シルバーバレット"が消息不明になったときに現れたらしく、俺まで引っ張り出されたんだ。研究室の長い階段を下りて調べていると、放送局がジャックされて……。"イロウル"って野郎が腹立つ演説を垂れ流すから、放送しているエフェクトジャームをぶった切ってすぐさま止めてやった。
 現地で協力者と合流して、今回の事件の調査に向かう。いつもの九重支部長に、小学生ながら強い力を持つ篠崎心花さん、魔法少女らしく振舞う和島恋花さん、頼れる情報屋の鉄野開陽さんが今回のメンバーだ。篠崎さんと和島さんは"シルバーバレット"白崎蒼さんと面識があるらしく、今回の事件の解決に並々ならぬ意欲を感じていた。
 調査の結果、"イロウル"……柊龍之介がカスだという事が分かった。彼が参加した実験で娘がジャーム化した事で発狂、実験に成功して覚醒した白崎さんを娘と思い込んだ……というのが簡単な概要。そして奴は白崎さんを洗脳し、実験の失敗作のエフェクトジャームを処分し、その後にUGNもFHも全て破壊しようとしている!
 最後のエフェクトジャームが封印されている実験施設に行くと、白崎さんが居た。彼女との戦いは一撃で致命傷になる攻撃を多数に何回も繰り出してきたけど、負けじと俺達も応戦して何とか勝った。その後に正体を現した"イロウル"の野郎と一緒に現れたエフェクトジャームが現れたけど、エフェクトジャームは俺が一閃して、"イロウル"はみんなの連続攻撃で倒すことができた。……最後に出てきたエフェクトジャームは、柊龍之介の娘なんだと……なんとなくわかってしまった。
 それから意識を取り戻した白崎さんはダメージを受けていたものの軽口が叩けるくらいで、彼女を助けられてよかったと本当に思う。和島さんなんか号泣して顔がぐちゃぐちゃになってたし……。後処理とかいろいろ終わったし、俺もいつもの日常に戻ることにしよう。

Bloody Moon 2025/09/19~2025/09/26

 薄々気づいてはいたんだ。毎日のように見る不思議な夢、オーヴァードに覚醒した時の適応力、皆が俺の事を忘れていく現象……。全てが自分が特異な存在であることを示していた、はずだけど。
 調べていくうちに分かった、世界の異常、自分の異質さ。そして……ディアボロスに自分が人間でないことを言われた時は、目の前が真っ暗になってそうなるかと思った。清水さんが俺のことを大切な存在って言ってくれなかったら、きっと自暴自棄になって……帰ってこれなかっただろうから。
 紅き月を倒す為に"勇者"として生み出された俺は、仲間と共に紅き月へと降り立った。赤き月に取り込まれた先代"勇者"が守護者になっていた事には驚いたけど……、それでもみんなとの絆の力で紅き月を倒すことに成功した。
 あの後の事は……清水さんと綾瀬さんにすっごく迷惑を掛けたみたいで……申し訳ないとは思うけど……。何とか帰ってこれたから、これからゆっくりじっくりと機嫌を取る事にするよ。
 日常は脆く壊れやすい。だから、これからも大事にしていこうと思うんだ。

World End Juvenile 2025/09/28~2025/10/12

 脱走したUGNチルドレンたちの組織"リベレーターズ"への潜入調査に俺が抜擢された。任務の詳細を説明してくれた玉野椿さんは"鬼教官"って呼ばれるほどヤバい人だって身構えてたけど、話してみると案外気さくで話しやすい人だったな。……まぁ、潜入調査の訓練でみっちりしごかれたんだけど。
 "リベレーターズ"が拠点としている廃棄されたボウリング場に行くと、そこでは色んな人が思い思いに過ごしていた。コーラが出る蛇口は俺も欲しいと思ったがさておき。俺はそこで白銀明日香さんと桐生嚆矢君と出会ったんだ。白銀さんは無表情だけど感情がないわけではないようで、俺の話を興味深そうに聞いていたな。三ツ矢サイダーを渡すと美味しそうに飲んでくれたし。桐生君は"リベレーターズ"のリーダーで、近々デカいことをすると話してくれた。……何も起こらないといいんだけど。ふらっと現れた謎の少女の琥乃桜ちゃんを保護するために、いったん支部に帰ることになった。
 支部に帰ると作戦会議の真っただ中だった。居たのは俺と琥乃桜ちゃんの他に、UGNチルドレンで桐生君と知り合いの鏡音真奈さんに、トランクケースと笑顔が似合う紅葉蓮さん、そしていつもの九重支部長。調べていくと裏でコードウェル博士が糸を引いていて、レネゲイドウィルスを積んだミサイルを発射させようとしていることが分かった!
 白銀さんや桐生君や鏡音さんの元教官の与儀大介さんも関わっているらしく、彼の研究室に向かうと……。彼は殺されていて、そしてコードウェル博士が居た。博士は"リベレーターズ"に興味を失って、後処理を俺達に任せようとしていたらしい。みんなが博士に攻撃しても傷一つ着かなかったし、博士はそのままドアから出て行ったけど……。リベレーターズの子が来て、桐生の奴が白銀さんを殺そうとしていると話してくれたんだ!
 鏡音さんのおかげで白銀さんを見つけて、間一髪で助けることができた。彼女は"リベレーターズ"がしていることを信じられなくなって、ボロボロになるまで逃げてきたという。彼女にコーラを飲ませて落ち着かせた後、彼女の物品から情報を読み取る力で桐生の奴の居場所を教えてもらって、後は俺達に任せてもらう事になった。
 N市の廃ビル群の一角に奴はいた。奴は俺達の話を聞かず、デカいミサイル3基を発射ボタンを押した!何とか完全に発射される前に桐生の奴をボコしてミサイルを停止させたから何とかなったが、後数秒遅れてたらと思うとぞっとするな……。桐生の奴は仲間を庇ったりとまだジャームにはなってないようで、倒した後は素直に話を聞いてくれてよかったぜ。
 結局の所、"リベレーターズ"の面々は鬼教官にこってり絞られて謹慎に落ち着いた。UGNからの離反に加えてテロ未遂と役満だったが、九重支部長が頑張ってくれたから何とかなった。彼女には頭が上がらないな。白銀さんもあれから入院していたが、じきに退院できるみたいでよかった。またみんなでコーラでも飲みに行こう。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 34
1 2025/08/11~2025/08/12 Crumble Days 15 南瓜頭 桜羽試練穂積政樹九重ハルカ日暮陽清水ルリ
2 2025/08/17~2025/08/18 ムーンレスナイト第一話「Grey Phantom」 23 十把一絡げ 桜羽試練安住梨花天原瑠奈清水ルリ堂島丈司
3 2025/08/24~2025/08/28 ムーンレスナイト第二話「Kingdom Come」 22 十把一絡げ 桜羽試練安住梨花天原瑠奈清水ルリ加苅織
4 2025/08/31~2025/09/01 ムーンレスナイト第三話「Moonless Night」 26 十把一絡げ 桜羽試練安住梨花天原瑠奈清水ルリ堂島丈司
5 2025/09/15 ノスタルジック怪異譚 15 南瓜頭 桜羽試練浅井悠里玉家牡丹九重ハルカ
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