真名:宮野 志保(みやの しほ)　以下インタビュー及び情報。

「人は自分の心の底を『他人』に隠したまま生活している しかし……永遠に誰にも『自分の本性』を隠したまま一生をすごせるものだろうカネぇ?」

小さい彼は椅子に座りお菓子を食べて紅茶を飲む。
彼は言葉を続けた･･･半身･･･双子がいると･･･そしてとある殺人鬼によりその身を感染した上でレネゲイドビーイングにされたと。
そしてしばらくの間は彼と共に従う形と、暇に付き合う形で動いていたようだった。
だが彼の気まぐれに彼は少しずつズレていった。

「人前で『目立った行動をすること』…それはこの夜槌 焔真が最も嫌うことだ…ヨォ。」

そう、今回の犠牲者を出したあとでその意識が完全に芽生えていった。
ただの殺戮がつまらなくなっていき趣味からもズレていった結果最後に残ったのは疲れだった。

「激しい『喜び』はいらないシ…そのかわり深い『絶望』もない…『止まった時』のような人生ヲォ…そんな『平穏な生活』こそ私の目標だったのにィ…ダ。」

その瞬間、彼との関係が大きく変わる瞬間となった。
自らの平和の時を求める人間のような姿や生活に憧憬を抱いたのだ。
そして、思った瞬間に大胆にすぐに行動を開始した。
そしたらいつのまにか企業の中間管理職につき平穏な生活が出来るようになっていた。
一つの汚点は消えない。
その警告をするかのように復讐者もまれに来る･･･。
特に自分の過去の汚点を晒す奴に対して隠さなければと思った瞬間･･･やつは元の殺人鬼の片鱗をあらわにする。

「『素顔』もバレタ… 『過去』も バレた… 『真名』も バレた… もうどうやら 安心して熟睡できないらしい ただし『今回』だけだヨォ！」

どうやら録音はここまでらしい。
少年のみためをした殺人鬼は証拠を壊し帰宅する。

「これで今夜も…くつろいで熟睡できるネェ。」

記録終了...▼