ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

狼煙町 炬燵 - ゆとシートⅡ for DX3rd - ゆと工公式鯖

熔炉ファーネス狼煙町 炬燵のろしまち こたつ

プレイヤー:marotakkei

あとは、好きに生きます」

年齢
15
性別
星座
身長
160
体重
58
血液型
ワークス
UGNチルドレンB
カヴァー
高校生
ブリード
ピュアブリード
シンドローム
サラマンダー
HP最大値
30
常備化ポイント
18
財産ポイント
4
行動値
4
戦闘移動
9
全力移動
18

経験点

消費
+167
未使用
0
フルスクラッチ作成

ライフパス

出自 布団一枚に包まれ捨てられていた
疎まれた子
経験 自分の能力と境遇の全てを恨んでいた
心の壁
邂逅 師匠に生きる術と理由を貰った
師匠
覚醒 侵蝕値 異常な体温を持つ子供
生誕 17
衝動 侵蝕値 伏して生きるな。立ちて死ぬべし
闘争 16
その他の修正10星の呼び声+10
侵蝕率基本値43

能力値

肉体4 感覚1 精神2 社会2
シンドローム2×2 シンドローム0×2 シンドローム1×2 シンドローム1×2
ワークス ワークス1 ワークス ワークス
成長 成長 成長 成長
その他修正 その他修正 その他修正 その他修正
白兵8 射撃2 RC1 交渉
回避1 知覚 意志1 調達7
知識:剣術1 情報:UGN3

ロイス

関係 名前 感情(Posi/Nega) 属性 状態
Dロイス 申し子 セレリティ取得
友人 海月瑞穂 友情 不安 RE 無二の友人である。失わぬよう死力を尽くそう。
家族 角谷真華輪 連帯感 憤懣 GR 彼女も我々と同じ病人であり、苦しむ同類であり、同じ屋根の下で暮らした家族である

メモリー

関係名前感情
被害者 湯川微 悔恨 亡き師の愛娘であり、蘇りし命を断ち切った罪。それでも生きていく。
過去 名もなかった少女狼煙町炬燵 隔意 向き合った影。過日夢見た世界からの承認は得られない。それでも生きていく。

エフェクト

種別名称LVタイミング技能難易度対象射程侵蝕値制限
リザレクト 1 オートアクション 自動成功 自身 至近 効果参照
(LV)D点HP回復、侵蝕値上昇
ワーディング 1 オートアクション 自動成功 シーン 視界 0
非オーヴァードをエキストラ化
エターナルブレイズ 5 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 4 Dロイス
ラウンド中+Lv*4 行動値-5
先陣の火 5 セットアッププロセス 自動成功 自身 至近 2
ラウンド中行動値+Lv*5 シーン1
コンセ:サラマンダー 3 メジャーアクション シンドローム 対決 2
C-Lv≧7
炎の刃 6 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 武器 2
+Lv*2ダメージ
結合粉砕 5 メジャーアクション シンドローム 対決 4 ピュア
装甲無視 +LvD
爆砕の氷炎 5 メジャーアクション 〈白兵〉〈射撃〉 対決 範囲(選択) 武器 6 ピュア
範囲変更 +LvDダメージ 判定後武器破壊
ハイブリーディング 1 オートアクション 自身 至近 6 120%
特異体によって取得 取得エフェクトの回数+1 対象エフェクトの侵蝕分HP喪失 シナ1
セレリティ 1 メジャーアクション 自身 至近 6 Dロイス
メジャーアクションを二度行う 動作終了時HP-(10-Lv) シナ1
不燃体 1 常時
火に強い
自動体温 1 常時
体温を適切にキープする

コンボ

袈裟

組み合わせ
コンセ炎の刃結合粉砕(エターナルブレイズ)(モデルチルドレン)(両手剣)
タイミング
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力
100%未満
100%以上

(4+5+)DX7+8+2-3 命中
(4+6+3)D7+8+2-3 命中 100以上
D10+8+20+10 ダメージ 装甲無視
D10+10+24+10 ダメージ 装甲無視 100以上

示現流を基幹としながら、個々人の異能に合わせて調整することを前提とした実戦剣法・レネゲイド剣術。
しかし一切のアレンジを加えないまま、熱を刀に纏わせ切り抜く。
あらゆる意味で外連に走るセンスを持ち合わせない、鉄心石腸の剣。

袈裟・左薙(2連)

組み合わせ
(セレリティ)コンセ炎の刃結合粉砕(エターナルブレイズ)(モデルチルドレン)(両手剣)
タイミング
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
6+8+8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

上記を2回 動作終了時HPロス9点

型通り切り抜き、筋肉で切り返す力技。
示現の理念を掲げるからには、一呼吸で二度剣を振るう事は邪道だと忌避していた。
それを受け入れてでも為すべき事を為すと決めた人間の剣。

袈裟・左薙・右薙(3連)

組み合わせ
(セレリティ・ハイブリーディング・セレリティ)コンセ炎の刃結合粉砕(エターナルブレイズ)(モデルチルドレン)(両手剣)
タイミング
技能
難易度
対象
射程
侵蝕値
6+6+6+8+8+8
条件
ダイス
C値
達成値修正
攻撃力

上記を3回 HPロス6点 動作終了時HPロス8点+8点
コンボ始動最低侵蝕106%

遥か格上の剣士から技法を見取り、友の助力で身体を動かす感覚を掴んだ三連撃。
抑えるべき身の内の炎を抑えず、非常に効率悪く運動エネルギーに変換する。
机上論を根性論で体現する諸刃の剣。

誰かに背を押されて疾走れたのならば、己一人で為せないのは怠慢である。

武器常備化経験点種別技能命中攻撃力ガード
射程解説
日本刀 5 白兵 〈白兵〉 -1 +5 3 至近 折れた愛刀のスペア、一般的な日本式の刀剣。
内緒だが、実はこれくらいの長さのほうが使いやすい気がしている。
伸縮式警棒 2 白兵 〈白兵〉 0 +2 0 至近 相当品 目釘 一本目
伸縮式警棒 2 白兵 〈白兵〉 0 +2 0 至近 相当品 目釘 二本目
伸縮式警棒 2 白兵 〈白兵〉 0 +2 0 至近 相当品 補強
伸縮式警棒 2 白兵 〈白兵〉 0 +2 0 至近 相当品 補強
防具常備化経験点種別行動ドッジ装甲値解説
制服 0 学生服
一般アイテム常備化経験点種別技能解説
ウェポンケース 1 オート装備 日本刀選択
星の呼び声 シナリオアイテム

このアイテムを所持している間Dロイスを追加で1つ獲得する。
この効果で得たDロイスはロイス欄を使わずにアイテムとして保有される。
それ以外のルールは通常のDロイス取得時のものに則り、取得不可能なDロイスや重複するDロイスを取得する事は出来ない。
このアイテムを取得した場合、侵蝕率基本値を+10する。
取得したDロイスに侵蝕率基本値への補正がある場合はその分も追加すること。
永遠の炎 星の呼び声により取得
エターナルブレイズを取得
モデルチルドレン 5 判定達成値+2 判定失敗時、ミドル中効果無効
チューターズTIPS 10 判定直前使用 +4D 戦闘中不可 シナ1
特異体イレギュラーブリーディング 20 他ブリードのエフェクトを1つ取得

経験点計算

能力値 技能 エフェクト アイテム メモリー 使用総計 未使用/合計
0 38 194 35 30 297 0/297
侵蝕率効果表

現在侵蝕率:

容姿・経歴・その他メモ

のろしまち こたつ
 
 かつて世界を変えると誓ったUGNチルドレン。編み込まれた赤い癖毛と勝ち気な瞳を持ち、身の回りの日常を護る事に心血を注ぐ少女。
 捨て子である。その原因を超人である事と捉え、UGNの理想を達成することで価値の証明としようとしていた。しかし罪を犯し夢は絶たれ、それでも自らを受け入れる友人を得て。己と向き合い、身近な日常を護る事の価値を知る。
 生真面目な性格とズレた感覚は引き続き持っているが、言い訳なく我儘を言えるようにはなった。
 剣術については一廉の腕を持ち、趣味と実益を兼ね備える部分でもある。
 

以前

  手先と生き様が不器用な女子中学生。戦う理由に悩むUGNチルドレン。編み込まれた癖付く赤毛と勝ち気な瞳が特徴。
 かつてはUGNの理想に邁進する事を自らの価値としていたが、紆余曲折を経てそれが自分を慰める欺瞞であったと悟る。今の自分に戦う大義は無いが、しかし共に居たい人達は戦場に立っており、そして己の内にある剣の道を極めたい欲求も否定しがたい。邪魔にされない限りは戦力として加わり続けるつもりであり、その中で再度目標を見つけられたらというのは贅沢な欲求だろうか。
 捨て子である出自がコンプレックスであり、不要とされる事に強い忌避感を覚える。

以前

 生き様が不器用で一本気なUGNチルドレン。青臭く理想が高い女子中学生。編み込まれた癖付く赤毛と勝ち気な瞳が特徴。
 次善を認めず理想論を口にし、そこに到達できるよう死力を尽くす。仕事は放棄しないが納得できるよう動く。
 悪はレネゲイドの他になく、敵味方含め犠牲や被害の一切を許容するべきではない。そうでなければUGNは死ぬと宣い憚らない。 
 当然思い通りに事が終わる事は少ないが、生き様を曲げる気もない。嫌いな言葉は「仕方ない」
 意地っ張り。使命を果たせば世界が存在理由を担保してくれると思っている。
 

ただ自分を捨てるとき、炬燵布団に包んでくれた優しさだけを真実とする


 捨て子である。
 原因は超人であることか、それと無関係かは不明。
 今現在の調査能力を持ってすれば知ることは出来るだろう。
 そうでなくても超人を生んだ親について、UGNが調べていないとも考えづらい。
 が、知って何になる訳でもないので知ろうとしない。
 ただ自分を捨てるとき、炬燵布団に包んでくれた優しさだけを真実とする。


 最初からUGNの理念に賛同していた訳ではなく、むしろその真逆。
 自分の境遇を知る頃には、早熟な彼女は世界の全てを恨んでいた。
 我が身を焦がすだけの能力さいのう。便利な異能を持つ同輩。
 自分を捨てた親。厳しい教官。悪い人達。偽善を掲げるUGN。
 何も出来ない自分。

 そんな彼女を変えたのが湯川正貴ゆかわまさたかである。
 能力の扱い。恨みの矛先。生きる理由。人間の尊さ。
 
 ジャーム化の治療と完全阻止。全てのオーヴァードを人の輪に戻す。
 そんな無理難題に挑み続ける限り、痛みは忘れていられる。

シンドロームはサラマンダー

 熱を高める異能。炎を操るわけでもない。冷気も付随しない。ただそれだけの異能。

 

シンドロームはサラマンダー

 身の内の熱。即ち運動に関わるエネルギーを自在に操作する異能。
 実際の運動量や気・流れ・陰陽・チャクラ。そういった非科学の力までもを体内で操り、超人的駆動で剣を振るう。
 苛烈な炎、鬱屈した氷、そのどちらも自分である。

 

『星の呼び声』

 訓練にも精力的に取り組むようになり数年、元劣等生が一端の実力を身に着けて現場に立てるようになった頃。
 UGN職員・湯川正貴の娘が巻き込まれ、死亡するレネゲイド事件が起きた。

 現場で呆然と佇む湯川と遭遇し、狼煙町は言う。
 不幸なレネゲイド災害であった。未然に食い止められなかったのは忸怩たる思いだ。
 しかし師匠せんせいの足が止まる訳はない。ここにいるのは解決に向かって調査しているからだ。
 復讐を望む訳もない。それは民の盾として恥ずべき行いだから。
 そもそも全てのエネミーは、レネゲイドによって人生を狂わされた被害者でもある。
 自分も力になる。何でも申し付けてくれ。その為に鍛えてきた。疾く。疾く。疾く。

 結論として当時新人であった狼煙町が、死亡者まで出ていた当該事件の調査に加えられる事はなく。
 事後、所属支部員から解決の報と共に、湯川正貴の殉職が告げられ幕を下ろした。
 事務研究官であった湯川が調査に加わり、FHエージェントと遭遇・戦闘に発展したのが直接の死因とのことである。

 
 不幸なレネゲイド災害であった。
 不幸な災害などではない。人間の悪意によって師匠せんせいは死んだ
 未然に食い止められなかったのは忸怩たる思いだ。
 あたしが背を押した。止められたはずなのに。結果を変えられたはずなのに
 しかしあたしの足が止まる訳はない。
 震えが止まらない。戦場に飛び込むのも、自らを痛めつける鍛錬も、全てが怖い
 UGNここにいるのは理想に向かっているからだ。
 UGNの一員でなければ、愚図で不幸な自分がどうして生きているのかわからない
 復讐を望む訳もない。それは民の盾として恥ずべき行いだから。
 UGNに瑕疵などあってはならない。絶対的に肯定されていなければ耐えられない
 そもそも全てのエネミーは、レネゲイドによって人生を狂わされた被害者でもある。
 みんな殺してやりたい。あの冷凍庫ごと燃やし尽くして
 師匠せんせいは立派に戦った。あたしも遺志を継いでチルドレンとして生きよう。
 誰かに赦してほしいが、そうしてくれる最後の一人も喪った。あたしが殺した。なら、いっそ

 一連の出来事を経て覚悟を新たにし。より一層の訓練に励んだ結果、更なる異能が身に宿った。
 夢に向かう為に手に入れた、正当な努力の成果だとは思っている。
 一方データ上類例なき物でもあるらしく、同様の症例を持ったオーヴァードと共に集められ、調査を行うらしい。

 なんでもUGN本部の精鋭部隊、ストライクハウンドに所属する身の上となるようだ。
 才覚を示せば、一気に頭角を表す事もできるだろう。そう、期待に胸を踊らせていた。

 

こぼれ話

・ただ個人としての本質は卑屈で暗い少女。戦う気質は闘争の衝動によるものだが、生まれつきレネゲイドを宿しているのだから本人の性質と言っても差し支えはない。

・スノードームは師匠に貰ったもの。余暇にすることが無くて半日眺めていた事がある。

・ネーミングセンスが壊滅的。愛刀の名前は「バーニングブレイドこてつ」
・折れちゃったんだけどね。

・食事に楽しみを見出す事はなんとなく不誠実だと思っており、味のついた水も卓上の調味料も口にした事は無かった。しかし共同生活の初めにいきなり味の濃い食事を食べさせられて以降、ジャンクな食事が好物になってしまっている。

履歴

4話『嘆きのFRACTION』

 今日という日を肯定できず、明日以降に目指す場所もない。
 鬱屈とした安寧を享受する日常の中で、角谷教官の過去を知った。

 RE・L・I・E・FREnegade Limitation Imaginary Embody Facilityの中で影の言葉を聞き、未だ高望みを続けていた事を悟る。
 己は過日描いた目標の続きでもなければ、大人物を目指せるような潔白さも持ち合わせない。罪を抱えながら、愛する人々との日々を続けたいだけで精算を先延ばしにする、どこにでもいる一人の裏切り者である。
 穢れと矛盾の中で生きたいと願っている。まだ世界に生かされている。ならば、いつかその日が来るまで好きに生きよう。そう思えた。

 その直後、角谷教官の暴走を知った。かつての隊長の死因として、同居する少年・テルスを殺すのだという。 
 情報の真偽など、今の狼煙町にとってはさしたる問題ではない。
 ただ己の好きな人間同士が殺し合うというのならば、何を差し置いたとて止めるに決まっている。

 戦いの最中で集合無意識世界の法則、その一端に触れた。
 認知の力を持って謎めいた少女・ガイアに切っ先を間近にまで届かせ、再戦の期日が切られる。
 決着の日は近い。……たった、二十四時間後。

 

3話『Bloody Festa』

 一連の黒幕と目されるFHエージェント『ゼロ・スーサイド』と、教官・角谷真華輪の関係を聞かされた狼煙町炬燵。
 その告白に抱きたくない疑念を抱きながら下された次の司令は「待機」であった。

 納得が行かず、また自らの手で決着をつけたいと望むチームメイトの想いを酌み、独自行動に走る。
 その中でFHチルドレン『ファルクス』と一時的に手を組むこと、眼の前の巨悪から手を引かねばならないこと。
 ただ正しさに従っていれば良かった人生が狂い始めている事に気が付き、この任務が終わった時にこの部隊を離れようと決意をした。
 正しい"狼煙町炬燵"ではない自分に価値はなく、友や仲間に捨てられてしまうのが怖いから。

 そうして対面した師匠・湯川正貴の娘、"コンバーター"こと湯川微。彼女はリビングデッドとして敵の手に落ちており、彼女の口から出る言葉は不平不満と身勝手な苦情のみ。
 不安定を極めていた狼煙町は、「師匠に娘として愛されたかった」という心底の欲求から嫉妬心を抱き、半ば暴走状態で彼女を殺害する。

 いよいよ全てを失い、ただ自動的に身体を動かして向かった先には、囚えられている筈の"マスターリバー"がいた。如何なる取引が交わされたのか、訓練用の剣を投げ渡す彼女と剣を交わす内、何も残っていない筈の自分の中に、生命と剣への執着がある事に気づく。
 そうして剣のみに生きると決めた狼煙町が寮に戻ると、弱音と自分勝手を吐く自分を優しく受け入れる仲間がいた。ここに居られる事に無上の歓喜を覚えながら。
 しかし、そんなどうしようもない自分であろうと、そういうものだと許容してくれる居心地の良さを心底から感じながら。
 大義が失われたままである事が重くのしかかる。

 

2話『Nostalgia』

 拘束・収監された"マスター・リバー"に呼び出され、教官・角谷についての疑念を提示された狼煙町炬燵。
 後ろ暗い所などある訳もないと一蹴するも、まんまと口車に乗せられて独自調査を開始する事となる。
 秘密を抱えるとか水面下で動くとか、そういう工作員の必須技能を持ち合わせないが故にギクシャクと日々を過ごしていた。

 時は前後し、新人・有馬澪が別働隊に加入。
 海月の幼馴染だと名乗る彼女の職務に対する軽佻浮薄な態度に腹は立てるも、場を荒らしたくない隊長によって隔離されその場で解決する事はなかった。

 秘密を抱えきれず結局仲間に打ち開けたり、年長への尊敬を新たにしたりしていたある日、有馬澪の反逆が伝えられる。
 ジャーム化の可能性まで視野に入れて動けという命を聞いているのかいないのか、所詮は調子に乗った新人の駄々だと決めつけ、叱りつけて連れ戻すべく現地へ向かう。

 そこに私怨と嫉妬が少なからず含まれていた事は言うまでもなく。
 街を騒がせる動く死体リビングデッドを引き連れた天才は目に見えた難敵である。
 しかし自分で『駄々をこねる新米』だと定義したのならば、全力を振るうのは相応しくないと刀を捨て徒手空拳を選択。
 案の定ボコボコにされながら、有馬澪を後輩でも庇護対象でもないと認め、根性だけの相打ちを果たし。
 呼び名がわからないままでは気持ちが悪いので、わかる日まで近くに居たいとなんとなく思ったのであった。

 その後有馬澪と3人で遊びに行ったり、なんとなく素直になれなかった先輩を先輩だと認めたり。
 そうしてどんどん普通なんじゃくになりながら、人の道を正すと意気込んでみたり。

 

1話『DAYBREAK'S BELL』

 "二重記述"あるいは"星の呼び声"そう呼称される異能に目覚めたオーヴァードたちを集めるストライクハウンド・833小隊。
 そこでは通常の任務活動に加え、RE・L・I・E・FREnegade Limitation Imaginary Embody Facilityによる訓練・治療により、"二重記述"の安定化が図られていた。

 集合的無意識を活用するVR空間であるはずのそこに、予期せぬ闖入者が登場する。
 現れた少年は記憶を失っているらしく、自分の名前すら覚えていないらしい。

 一方、その少年を狙うFHエージェント"マスターリバー"は師匠せんせいである湯川の仇であると判明。
 復讐を覚悟し、UGNの退職を覚悟するも斑目に喝破され翻意。
 
 私怨で相手を殺すのも間違っている。恩人の仇を見逃すのも間違っている。
 どちらを選ぶのも過ちであり、縋る物が無くなった時、今の狼煙町には確固たる選択は為し得ない。

 ただ、共同生活を始めた仲間たちが暖かく、共に取った食事が人生を変えるほど美味しかった。
 どちらでも悪く、どちらでもいいのならば、そちらに居続けたかった。

 この選択がどれだけ自身を蝕み、助けるのか。それは未来にのみ知り得る事である。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 GM 参加者
フルスクラッチ作成 34
~10/7 4話『嘆きのFRACTION』 +32
~6/10 3話『Bloody Festa』 31 瑞穂神城さん班目先輩
~12/11 2話 『Nostalgia』 35 瑞穂神城さん班目先輩
1 ~8/20 Turth Heart 1話 『DAYBREAK'S BELL』 35 Jの字 瑞穂神城李逸さん班目まだらめヒロさん

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