容姿・経歴・その他メモ

お父さんはWCS(ワールドクリーニングサービス)という結社に所属している。世界をキレイにすることが目的で環境保全などを中心に活動していたNPO。正義の味方みたい誇らしかった。
WCSのボランティア活動にもよく参加して、お父さんと一緒に活動することも多かった。幼いながらに皆のために活動をできている自分もお父さんのように誇らしく思っていた。

しかしそのような日々は突如として終わる。
レネゲイドウイルスが蔓延して世界が混乱し始めた頃。お父さんの訃報が届いた。意味が分からなかった。なんでこんなにも優しかったお父さんがこんな目に？

お父さんの死についてがむしゃらに調べた。
そして出てきたのはWCSの暗部だった。環境保護を謳って人の出入りを制限して希少生物の密輸。スラムでの虐殺や人身売買。レネゲイドウイルスを『世界の穢れ』と定めてオーバードを虐殺し、その死体を解析したり果ては人体実験まで行っていた。
その暗部にお父さんが関わっていたことを知った。

お父さんが怖くなった。あの優しそうな顔でおぞましい所業を？　理想を語りながら血にまみれていたの？

それでも、それでもお父さんを嫌いになれなかった。悪行に手を染めたお父さんを嫌いになれない自分も恐ろしい。今もなお父さんから褒めてほしい、抱き締めてほしい、愛してほしいと願っている自分が怖い。

父の形見となった指輪を胸に抱いて感傷に浸っていると突如、オーバードが襲ってきた（後から知ったが、父に恨みを持った人たちだったみたい）
その時に自分を助けてくれたのが霧谷さんだった。

霧谷さんに言われるままUGNに保護された。だけど私はこの組織もあまり好きになれなかった。どうして命がけで他人の命を守れるの？　怖くないの？　UGNの正義って本当に正しいの？
UGNイリーガルとして所属していたけど、いくつもの事件に巻き込まれる羽目になる。不幸が怒涛の勢いでやってきた。それが怖くて怖くて、どうにか逃げようとしていたはずなのに気がついたら支部長にまでなっていた。
オーバードが恐ろしくてたまらないのになんで最前線に立っているんだろう？
頭を抱えるが書類は増えるばかり。お父さんの指輪だけが私の味方なのかもしれない。

履歴

ジュラルミンシールドが無いと不安で不安で仕方ない支部長。
部下への指示は声無き声を使うかメールで行う。
他人が怖くて怖くて仕方ないので「無音の空間」で極力気配を消している。
朝一番に来て支部のトイレ掃除と備品のチェックが日課。星座占いが好き。字が汚いのでよく書類の書き直しをさせられる。

兢想、狂騒、凶相、狂草


Picrewの「미완성」でつくったよ！ https://picrew.me/share?cd=q9jbqxHJBR #Picrew #미완성

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