プランの一環として、青峰ミユキを見届人としてゼノス内部で誕生したレネゲイドビーイングらしい。
　ウロボロスシンドロームを発症していた為ゼノスから追放されたとのことだが、それにしてはゼノスの刺客が差し向けられた事例が無く、そもそも禁忌の蛇を孕む者が“プランナー”と同じ都築姓を名乗っているのも不思議な話である。さらに、彼の視線には“プランナー”の面影を感じさせるものがあり、その上で“輪廻の獣”を彷彿とさせる凶暴性も秘めている。全て偶然であると一蹴するよりは、ひっくるめてプランの一つであると考えた方が自然だが……確たる証拠は、今の所ない。

　本当はいつから誕生しているのか、何の為に生み出されたのか。何の為に見逃されているのか、そしてFHに在籍してまで見届けたいと言う「新しい世界」とは何なのか。全てを知るは彼自身と───。

　いつだって、直接手を下しはしない。彼の“影”が放つ一睨み、咆哮。ただそれだけで、相手をレネゲイドごと委縮させてしまうのだ。「プラン:アルマ」と呼称するこれこそが、都築香の持つ切り札にしてオリジナルのプランである。
　特異なのは、目撃される“影”の容貌が一律でない点。多くの場合、二足歩行の獣、或いは成人女性の姿であるようだが……。《オリジン:レジェンド》の影響により、最も相応しい恐怖の象徴を幻視させているという見方が有力だが、真偽は不明。

フルスクラッチで作成、消費経験点は106点。サプリは上級/IC/EA/LM/HR/IAを使用。

　ラージナンバーだし、アウトサイダーな立ち回りをイメージしながらキャラは造形……している最中にFateのアストルフォが混ざってきた感じです。ただし、ガッツリ欲望持ってるタイプのFHイリーガルなので、イメージ元のような英雄的側面は無いです。仲良くできると嬉しいけど、それはそれとして必要なら平気で敵も味方も殺します☆ってタイプ。道徳は浜で死にました。
　「興味を持った人間の欲望の果てを見届けること」が本人の欲望なので、そういった問いをセッション中は他PCに投げかけることが多くなりそう。

　ビルドとしては万能交渉アタッカー。経験点が足りないのでやってないですが、ルール的には“サイドリール”適用できるの面白い挙動ですわね。“カリギュラ”普通に素の性能からして強いし。
　ミドルからある程度ダメージの出る構成ではありますが、あくまで本領は如何なる判定への適応力。ウィンドブレスと違い他人には投げれませんが、代わりに固定値10ダイス8個でどんな技能･能力値の判定にも適応できるので、ぶっちゃけ登場不可や判定に挑めるPCを限定されない限りは最終安全装置になれるかなーと思います。
　何気に“†シークレットモンスター”初めて使うなーとは組んでて思うなど。いや、普通に強いとはIA購入時から思ってたんですけども、隣に書かれてるアイテムがあんまりにもあんまりなヤツだから……(震え声)