何処かの家の一人娘だったらしいが、両親は物心が付く前に既に他界している。UGNとFH間で起きた抗争に巻き込まれたらしい。
両親不在の戦災孤児となっていた所を、素体の素質ありとされ、FHの研究者に拾われる。

研究内容としては「EXレネゲイドに感染した武器と｜超越者《オーヴァード》の衝動のリンク、及びその効果」であった。
衝動毎の性質に合わせ変質した武器と、衝動に沿って純粋培養を行った｜超越者《オーヴァード》を組み合わせ強力無比な生体兵器を創る事が目的。
成長の余地が大いにあるが、まだ自我が希薄な年齢の少女はこの実験に適していた。少女には"殺戮"の役割が充てがわれた。

少女は実験の為に幾多の調整を受けて"育成"され、｜超越者《オーヴァード》として覚醒した。
実験は身体的負荷も高く、少女は左目を失う程の傷を負っていた。視力補填及び殺戮精度向上も兼ねて、義眼を埋め込まれている。

研究成果を見に来ていたFHエージェントの双葉野乃葉は少女を気に入り、実験が終わったら引き取りたいと申し出ていた。
生体兵器が必要だったのか、単に娘のような存在が欲しかったのか、はたまた他の理由か。どうして引き取りたいかは真意不明。

生体兵器としての運用が目前に差し迫っていた中、研究所で混乱が起きた。UGNの襲撃だ。
少女の元を訪れていた野乃葉はUGNの襲撃をいち早く察知し、少女を連れて脱出した。
訳が分からない様子の少女であったが、脱出する際に見えたアルフレッド・J・コードウェルの姿は目に焼き付いていた。

それから幾数年が経ち、野乃葉の元で少女はすくすくと育った。少女もこれを気に入り「双葉南々海」と名乗るようになった。
野乃葉の趣味に合わせてゴスロリファッションに身を包んだり、共にスイーツを食べたりと自由気ままに過ごしていた。
ただ"殺戮"の為に調整されていた南々海は、一般社会に馴染む事は難しかった。とはいえ気に病むまでは至っていない。
必要であれば野乃葉と共に任務に就き、思うがままに対敵する者を殺戮する事もあった。一般人を巻き込む事にも一切抵抗は無い。

そうして過ごしていたある日。アルフレッド・J・コードウェルのメディアジャックが起きた。
在りし日の記憶が蘇った南々海は、彼について調査し、その結果自身を自由の身にしてくれた時の指揮者だと知る。
実験自体はそこまで嫌ではなかったし、今の自分があるのもその実験の影響ではあるのだが、痛いのだけは嫌だった。

そんな状況から解放してくれたコードウェル博士の役に立ちたいと思った南々海は、コードウェル博士の元へ足繁く通った。
それをよく思わなかったヨハンからの妨害を受けるが、尽く退けて対等に渡り合っている。
コードウェルの息子を名乗っている彼の事も気になり、一方的に「お兄ちゃん」と呼んで付き纏うようになった。

ヨハンと渡り合える実力が見込まれたのか、別の目的かは不明だが、コードウェル博士からマスターレイスの証を渡されている。
それに気を良くしてコードウェル家で通じるサインを考えたのだが、一切浸透していない。

実験にて発現した怪力と優れた直感と、義眼から得られる科学的情報を瞬時に判断し戦闘に反映する能力を併せ持っている。
戦闘の際には背負っている棺が、大きなメイスへと変形する。余剰パーツはブースター兼ミサイルマウント箇所として機能する。

名前や人格

ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCDぎゃーーーっ!の「ナナ(弐双南々未)」

育ての親

ヤンデレの女の子に死ぬほど愛されて眠れないCDぎゃーーーっ!の「ノノ(弐双野乃葉)」

武器

DARK SOULS3の「グレートメイス」及びFate/Grand Orderの「ジェームズ・モリアーティ」