父がイギリス人、母が日本人の日英ダブルとして一般家庭で生まれ育つ。
幼少期はイギリスで暮らしていたが、小学校への入学を機に日本で暮らすこととなった。

数年前、FHに拉致され「人工的に"狂乱の烏"の契約者を造る実験」に参加させられたことでオーヴァードに覚醒する。

この実験はUGNの介入により壊滅したが、その時には既に他の実験参加者は全員死亡しており、セラフィナの背には黒翼が生えていた。

後のUGNの調査により、黒翼は体内に取り込まれた"狂乱の烏"によるものであることが判明。
しかし、セラフィナの身体と融合してしまっているのか取り出すことはかなわず、契約者であるはずのセラフィナの意志でも黒翼を消すことができなかった。

扱いに困ったUGNは世俗から隔離すべく、セラフィナをアカデミアシティに収容した。

戦闘への苦手意識を克服しようと『｜補給部隊《エナジーチャージ》』に所属。
そこで満気と出会い、親友となる。

しかし『補給部隊』の訓練は過酷で、血原は部隊員を消耗品であるかのように扱っていた。

このまま此処にいては死んでしまうと思ったセラフィナはこの地獄から逃げ出し、第10学区に転校する。
……なにひとつ“｜いえない《言えない/癒えない》”まま、親友をひとり地獄に残して。

満気が任務でマスターエージェントに挑むことを知り、共に逃げることを提案する。
それは、かつて“いえなかった”ことだった。
だが、その祈りは満気に受け入れられなかった。

占い師ルナとの対話からセラフィナは任務を潰すことを思い付き、友人達に協力を要請する。

裏木の助言をもとに、“生命光輝”及び『補給部隊』に模擬戦を挑んだセラフィナ達は見事勝利し、『補給部隊』の解散に成功する。

そうしてセラフィナは血原の行動の真意を知ると共に、ようやく満気の手を握ることができた。

オーヴァードに覚醒した弟が編入してきたため、一緒に暮らしている。

週一くらいで氷月が来るので、お菓子とお茶を欠かさないようにしている。

呪毒の生成・操作
背中の黒翼から呪いを生み出し、周囲に振り撒く。
生成される呪いは｜魅了《チャーム》や弱体化等様々。
戦闘時には呪いを込めた毒羽根を矢のように放つことで殺傷能力を高めている。

元々は光触媒による調製能力だったが、遺産を取り込んだ結果、現在の能力へと変質した。
この変質をセラフィナは死した｜実験体《かれら》の怨念と考えている。

ウロボロスのレネゲイドを宿したワタリガラスの彫像。
FHの実験記録によれば“天空の隼”と同系の遺産とされており、ネヴァンを模したもの考えられる。

現在はセラフィナの体内に取り込まれており、その背の黒翼となっている。
この黒翼は影を媒体に具象化した非物質的なものであり、オーヴァードであっても触れることはできない。

セラフィナのウロボロス能力はこの遺産を取り込んだことによってレネゲイドが変質し、発現したものと考えられている。

◆カラーコード：トパーズ（#e9bc00）
◆イメージソング：月光/鬼束 ちひろ・No Regret/倖田 來未
◆期待値
DCDCにて算出。
◆立ち絵使用　※全て規約確認済。
本体：社りと(@rito_sousaku1)　薔薇の髪飾り：海里　大天使の羽根：Justina

◆サマエル（Samael）
イスラエルに伝わる死を司る天使。
その名はヘブライ語で『毒』を意味する“sam”が語源とされており、「神の毒」「神の悪意」の意味を持つ他、グノーシス主義では「盲目の神」の名で呼ばれている。
『エノク第二書』においては悪霊たちの王で魔術師であるとされ、天国や現世・自国で行動するもっとも邪悪もしくは最も崇高な霊の1つとされている。
また、ラビの文献においては、モーセの死に際して魂を取ってくるように神から遣わされたが、サマエルを拒んだモーセに杖で打ち据えられて目が潰れてしまったといわれている。
更に、『バルクの黙示録』では、サマエルがエデンの園に葡萄の木を植えたことに神が怒り、サマエルと彼の植えた葡萄の木を呪いをかけ、アダムが触れることを禁じたが、これに怒ったサマエルは、葡萄を使いアダムを欺いたといわれている。
その他、熾天使・ローマの守護天使・火星の天使・エデンの園に棲んでいた蛇など様々な説があり、カマエルやサタンと同一視されることもある。

◆悪意
①相手にとって害のあることを理解した上で行動すること
②相手のよくない結果を望むこと

◆セラフィナ（Seraphina）
ヘブライ語で「火のようなもの」を意味するSeraphim(熾天使)の女性形。

◆黄昏
夕方、日没直後の空に赤みが残っている時間。
この言葉は「誰そ彼」に由来する。
このため「黄昏」を「たそがれ」と読むのは当て字であり、この漢字自体は本来は「こうこん」と読む。

◆ネヴァン
ケルト神話における戦いの女神。
バズヴに備わる好戦的な側面、即ち戦場での狂乱を具現する存在であると考えられている。
ワタリガラスの姿で戦争中の兵士たちに狂乱をもたらして同士討ちさせる役目を持ち、アルスターとコナハトの戦いの際にはコナハト兵100人が彼女の与えた恐怖により死んだとされている。

◆両親

呼び方：お父さん/お母さん
感情：幸福感/恐怖
父がイギリス人、母が日本人。
二人ともオーヴァードやUGNについては知らない一般人であり、セラフィナがアカデミアシティに編入したのはスカウトによるものだと思っている。

母の趣味がスイーツづくりであったため、セラフィナの甘味舌は少々肥えている様子。

◆"｜神を見る者《カマエル》"｜エヴァン・ブラックウェル《Evan Blackwell》

呼び方：エヴァン
感情：庇護/恐怖
セラフィナの3つ下の弟で、彼女をとても慕っている。
学園最強大会後に霧谷の紹介でアカデミアシティに編入してきた。

名前こそイギリス式だが、生まれも育ちも日本なのであまり英語は得意ではない。

◆"｜閃光起爆《ライトデトネイター》"｜空中 満気《そらなか みつき》

呼び方：満気くん
感情：友情/悔悟→友情/心配
ランク:B
第5区画で生活している学生で、セラフィナの無二の親友。
｜青薔薇《神の祝福》の髪飾りの贈り主。
血原のサポート部隊『｜補給部隊《エナジーチャージ》』に所属しているいた。

セラフィナにとってはアカデミアシティに来てからずっと気にかけてくれている「やさしいひと」であり、5区に置き去りにしてしまった後悔そのものでもある。

補給部隊の一件を経て、ようやく手を握ることができた。
……ところで満気とセラフィナは元FHとその実験体であることが判明したのだが、彼はセラフィナの過去を知っていたのだろうか？

◆"｜生命光輝《サクリファイス》"｜血原 数息《ちばら かずき》

呼び方：血原さん
感情：有為/嫌悪混じりの恐怖→同情/恐怖
ランク:SS
第5区画の生徒で学区内の最高位の実力者。序列は7位。
セラフィナの高ランクへの苦手意識の根源で、かつては見かけただけで体が震えてしまっていた。

補給部隊の一件を経て、まだこわいけれど、ゆるしたいと思うようになった。
学園最強大会に向け、彼の手解きを受け始めたのもそのためである。
……けれどまだ、名前で呼べるほどではない様子。

◆"ワンデイ・マーチ"｜マイカル・ソニー・ヤン《Mycal Sony Yan》

呼び方：ヤン
感情：？/恐怖混じりの嫌悪→？/嫌悪混じりの憐憫
第5学区の教師にして『補給部隊』の指導者。
「弱者は足手まといにしかならない」という思想を持つ。
指導方針はスパルタで、生徒を容赦なく罵り、切り捨てる。

誰にでも敬称をつけるセラフィナが呼び捨てにする程嫌っているのは、生徒への信頼のなさが透けてみえるためである。

◆"｜六花の姫《プリンセスラヴィーナ》"｜指宿 氷月《いぶすき ひつき》

呼び方：氷月さん
感情：友情/心配
ランク:B→SS
大昔から続く名家の箱入り娘。家庭の事情から長年外界に出ることが叶わなかった。
セラフィナとは他クラスとの合同授業で同じ班になったことをきっかけに親しくなった。

同じ疵を持ちながらも真っ直ぐな彼女に救われている部分があり、だからこそ友達として大切にしたいと思っている。心配はその裏返し。

彼女が過去に数多の人を殺めていてたとしても、SSランクであろうとも、その気持ちに変わりはない。

学園最強大会終了後、非日常へと帰った彼女だが、週一くらいでセラフィナの元を訪れ、一緒にお茶している様子。

◆"｜緋天翔《ヒノ》"｜穂村 翔《ほむら かける》

呼び方：穂村くん→翔くん
感情：尊敬/そういうところです→友情/大したことしてないですよ→友情/心配
ランク:S→SS
第10学区において最高の実力者と噂される2人の内の一人。
表世界の日常をよく知るチルドレンで努力の天才。
セラフィナとはクラスメートで、他クラスとの合同授業で同じ班になったことをきっかけに親しくなった。
その努力と能力を買っており、尊敬している。

一時期は周囲を容赦なく振り回すところを高ランク特有のものと捉えて厭うていたが、彼の得たい『強さ』を知り、理解はできなくとも友達として見守ることを決めた。

◆"｜星纏天女《アストライアー》"｜万里小路 茉莉花《までのこうじ まりか》

呼び方：茉莉花さん
感情：頼りになる/劣等感→友情/心配
ランク:A
1年ながら生徒会役員を務める才女。
研究手伝いのアルバイトをしており、第3学区によく足を運んでいる。

セラフィナとは他クラスとの合同授業で同じ班になったことをきっかけに親しくなった。
友人たちの中で一番しっかりしているので、無意識に頼りにしている。
それでも、彼女が迷うときは傍に居て力になりたいと願っている。

◆｜裏木 切也《うらぎ きりや》

呼び方：裏木先生→切也先生→裏木先生
感情：有為/猜疑心→信用/猜疑心→有為/猜疑心
第10学区に務める教員でセラフィナの担任。
レネゲイド関連以外の様々な分野に精通している。
優れた教師ではあるが、非オーヴァードから一部のオーヴァード生徒からは見くびられている。

セラフィナは信用したいと思い、名前で呼ぶことにしたのだが、どことなく行動が怪しいため信じ切れずにいた。
そして「プロジェクト・オールマイティ」の件でとうとう信用がぶっ飛び苗字呼びに戻った。
全て“学習装置”達のためだとわかっていても、それを飲み込んで信用できるかは別問題だったようだ。

◆"｜雷神狼牙《ガオウクオバルデ》"｜雨田 隆朔《あまだ　たかのり》

呼び方：雨田さん
感情：有為/嫌悪
ランク:S
第10学区において最高の実力者と噂される2人の内の一人。
自分の能力に絶大な自信を抱いており、能力ランクの低い者や非オーヴァードを見下している。
セラフィナはそういうところが好きではない様子。

◆"｜機工錬金《ダイバーシティモルド》"｜目樽 恋《めたる　れん》

呼び方：目樽さん
感情：憐憫/軽蔑→憐憫/罪悪感
ランク:S
12学区の学生で、翔の友人。

セラフィナは侵蝕増剤の一件で被害者面した加害者として軽蔑している。
……とはいえ、流石に言いすぎたとはセラフィナも思っており、その点は謝罪したいと考えている様子。

◆1話→2話間
《罪人の枷》7→9 《加速装置》1→2　射撃7→9　調達0→3
コネ：学園通の友人・手配師を取得。
思い出の一品をブランケットでカスタマイズ

◆2話→3話間
〈射撃〉9→11　〈調達〉3→4
《原初の灰:ゼログラビティ》及びエンブレム:ソーシャルサポートを取得

◆3話→4話間
リビルド：《原初の灰:ゼログラビティ》エンブレム:ソーシャルサポートを削除
《精髄吸収》を2レベルで取得。無の香炉を取得。

◆4話→5話間
リビルド:カスタマイズブランケットを削除
《シュガーラッシュ》《見放されし地》デモンズシードを取得。
《精髄吸収》2→3　【感覚】5→6