ゆとシートⅡ for MS(マモノスクランブル) - ゆと工公式鯖

Potluck - ゆとシートⅡ for MS(マモノスクランブル) - ゆと工公式鯖

Potluckぽっとらっく

管理プレイヤー:CanI

強度
0
ルール
エンジョイ主義
拠点
松ケ谷電気の店先
所属
独立

リーダー

メンバー

特性

  • 《おなじ趣味》
  • 《みんなで貯金箱》
  • 《すごいパソコン》
  • 《デカいモニター》

マギ

名称 タイミング 対象 条件 効果
《スクランブル!》 終了 単体 8~12 [マリョク]を7下げる。クラン全員がそれぞれ1Dをロールする(この効果には[ノックアウト]でも例外的に参加できる)。ロールしたダイスの[出目]を合計したダメージを対象に与える。このダメージには[ダメージ増加]の《マギ》を使用できない。セッションに1回使える。
《同志たち》 効果参照 単体(クラン) なし 対象が[ノックアウト]になった直後に使用する。対象の[ノックアウト]を回復し、【耐久値】を15点にする。セッションに2回使える

その他(設定・メモなど)

クラン『Potluck』。その名が表す通り構成員はまさに闇鍋(potluck)。誰1人として共通点はなく、また嗜好や性格、生い立ちでさえもバラバラだ。彼等達の出会いは実に数奇なもので、とあるコスプレ写真集衣装の提供者にクランのリーダーが担当していた。そして、コスプレ写真集の内容に惹かれ、1人。そしてコスプレ写真集の衣装の一つにサイバー系の衣装があった為に松ケ谷電気の息子、志信(しのぶ)がハマり、そしてそのマスコットをしていたマモノが巻き込まれる形で、1人。まさに運命的とも言える偶然が折り重なった事で生まれた。このクランは同名のコミケサークルも兼業している。とはいえ3人が協力して1つの作品を作る訳ではなく、3名が3名とも、個々人で制作している。この場を借りて、そんな彼等が手掛ける数多ある作品の中から代表的な物を紹介しよう。

ひとつはリーダー、アトロポスが出版する『キュクロプスでも出来る!カンタンワンポイント!』というワンポイント刺繍本。キュクロプス(1つ目のマヌケな巨人)でも出来ると銘打ちながらも実際は初心者向けとは思えない高等な物まであり、この本から入った刺繍初心者の心を爪楊枝が如く折っている。とはいえこの本に学ぶ猛者もいるようで、その道の有力者やあえて打ちのめされたいという物好きからも評判を買っており、刺繍界隈の本では高い人気を誇っている。
次にメンバー、アルジェントの作品。この中では最もコミケ活動の期間が長く、代表的な4作が界隈を賑わせている。
1作目は大企業に務める叩き上げのキャリアウーマンであり、婚期を焦るアラフォー間近のゴーレムのマモノ〈斎藤いろは〉と自棄酒の席で偶然出会ったアプサラスの〈小春〉との出会いから始まる甘酸っぱい全年齢対象両片思い恋愛百合漫画『金剛は甘露に腐食せり』。
2作目は1作目と毛色が変わり、歴史ファンタジーを基とし、戦乱で家族を喪い、国の軍へと所属し家族の仇討ちを渇望する鳥のマモノ〈アヤ〉と、復讐相手と同じ悪に堕ちる事を知りながらも、兄弟の仇討ちに燃える、〈アヤ〉の国への戦乱の首謀者、悪魔の女王〈ナノハ〉の殺し愛メリバ作品『刃先の舞踊/ワルツ』。
3作目は地主の娘の娘〈マコ〉と、〈マコ〉の実家に雇われている給仕の〈サホ〉。幼馴染の2人は周りに内緒で蜜月を楽しんでたが、それが故〈マコ〉には一族の繁栄の為にお見合い相手が選ばれてしまう。結納の前日、2人は駆け落ちし、新天地での新生活を送る王道的百合本『無期限モラトリアムー2人の理想ー』。
そして4作目。この本が最も大きな人気を博し、数多の新参者の性癖を複雑骨折させ、そして何より、アトロポスが衣装製作、アルジェントが執筆、そして撮影編集をレイアが手掛けたサークル『Potluck』初の合同製作ウス=異本(大冊)。捜査途中に犯罪組織の魔の手に落ち、捕縛される狼の獣人の警察官〈サツキ〉とその犯罪組織のトップであり、〈サツキ〉の生殺与奪の権を握り、世話係をさせて真意の読めないアウトロー美女〈メイカ〉による本命童貞なアウトロー美女×生真面目捜査官のギリギリ全年齢、シリアス寄りすれ違い両片思いケモ百合本『皐月の冥華は金の桜』。
彼が手掛ける作品群に引き込まれる者達は多く、百合である共通点以外はジャンルを問わない縦横無尽な作品によってサークルとしての『Potluck』を有名たらしめている。こうしている今も、誰かが沼へと足を滑らせているのかもしれない…
そして最後のメンバー〈R_e111_A〉、通称レイアが出版するのは『物をこワさずオイシいをツくる方法!!』という料理本である。内容は調理道具をどのように扱うと壊れてしまうのか、という大変可愛らしいものである。内容の微笑ましさから根強い人気を博し、またこの料理本に料理を学ぶ力の制御が覚束無い恋するパワー系マモノ達もいるのだとか。また調理道具の扱い方以外にも少ないながら料理のレシピも乗っており、この本から料理の楽しさに目覚めたというレビューも多々見受けられる良作となっている


彼等は、闇鍋と呼ぶに相応しい複雑怪奇なクランで今日もそれぞれの日々を生きる。調和とはまた違う、混沌としそれぞれの主張、個性を隠すことなく日々を謳歌する彼等は、自然と目を惹きつける。そこには言い表し難い、しかして惹かれる程に強い魅力があるのだ

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