ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ラーク・ミッドウォーカー゠ジュノーシス - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ラーク・ミッドウォーカー゠ジュノーシス

プレイヤー:ニスラ

俺はラーク・ミッドウォーカー゠ジュノーシス。
シャドウの騎士で…ケイトの従騎だ。

種族
シャドウ
年齢
16
性別
種族特徴
[暗視][月光の守り]
生まれ
騎手
信仰
ランク
レイピア
穢れ
0
13
7
7
5
1
7
9
10
6
成長
5
成長
4
成長
1
成長
1
成長
1
成長
1
器用度
23
敏捷度
18
筋力
15
生命力
17
知力
18
精神力
14
増強
1
増強
2
増強
2
増強
増強
0
増強
器用度
4
敏捷度
3
筋力
2
生命力
2
知力
3
精神力
2
生命抵抗
8
精神抵抗
8+4=12
HP
35
MP
14
冒険者レベル
6

経験点

使用
17,000
残り
200
総計
17,200

技能

フェンサー
6
ライダー
6
エンハンサー
2
アルケミスト
1

戦闘特技

  • 《武器習熟A/ソード》
  • 《必殺攻撃Ⅰ》
  • 《武器習熟S/ソード》

練技

  • 【キャッツアイ】
  • 【ガゼルフット】

騎芸

  • 【探索指令】
  • 【騎獣強化】
  • 【高所攻撃】
  • 【攻撃阻害】
  • 【人馬一体】
  • 【特殊能力解放】

賦術

  • 【クリティカルレイ】

判定パッケージ

ライダー技能レベル6 運動 9
観察 9
知識 9
アルケミスト技能レベル1 知識 4
魔物知識
9
先制力
0
制限移動
3 m
移動力
20 m
全力移動
60 m

言語

会話読文
交易共通語
シャドウ語
魔動機文明語

賦術

賦術
基準値
ダメージ
上昇効果
専用
アルケミスト技能レベル1 賦術 4
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
フェンサー技能レベル6 9 10 -1 8
《武器習熟S/ソード》 3
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
[魔][刃]断魔の剣 1H 4 10 14+10 (10-1) 11 ピアシング参照
ピアシング 1H 4 10 14 (9-1) 11
マンゴーシュ 1H 6 10 6 (10-1) 11 回避+1
フリッサ(ウェポンホルダー) 1H 8 10 13 (10-1) 11
ハンドアックス(鞄の中) 1H投 7 10 12 (11-1) 8 フレーバー用
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
フェンサー技能レベル6 9 9
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
ソフトレザー 7 3
他1 マンゴーシュ 6 +1 ソードA
他2 【攻撃阻害】 +1
他3 〇飛行:ドラゴンインファント +1
合計:フェンサー/すべての防具・効果 12 3
合計:フェンサー/鎧 9 3
合計:フェンサー/鎧 9 3
装飾品 専用 効果
背中 ウェポンホルダー 武器・盾を背中に保持できる
右手 疾風の腕輪 敏捷+2、壊すと+14
左手 巧みの指輪 器用+1、壊すと+13
アルケミーキット 賦術用
怪力の腕輪 筋力+2
所持金
70 G
預金/借金

所持品

冒険者セット

騎獣関連

騎獣契約証

騎獣契約証(ダウレス)
騎獣契約証(ドラゴンインファント:水)

騎獣装備

[打]フリッカーハンマー(ケイトからのプレゼント)
騎獣用甲冑

大工道具

小型ハンマー
釘(10G分)
ハンドアックス

10点魔晶石
恋人の呼び笛(ケイトに渡した受音器とセット)
受益者のシンボル

マテリアルカード

BASSS
161
名誉点
94
冒険者ランク
レイピア

名誉アイテム

点数
冒険者ランク50

概要

 ケイトリン・ジュノーシスの“従者”。かつて命の危機を彼女に救われたことから、その恩に報いるため、彼女の従騎として共に旅をしている。
 シャドウの「第三の目」は普段は髪で隠れている。
 シャドウらしく仁義と礼節を重んじ、目上の相手に対しては敬語を欠かさない。そのせいで堅苦しいと思われてしまうことも多いようだが…。
 一人称はパーティメンバーなど敬語を使わない相手との会話では「俺」、敬語を使うような相手に対しては「私」。
 里で叩き込まれた「騎士の心得」を重んじており、それ故いつも冷静で親切だが、譲れない矜持ははっきりとあり、逆鱗に触れられるとその瞳からは光は消える。

騎士の心得

一、冷静なれ、而して冷酷なる勿れ

一、勇敢なれ、而して蛮勇なる勿れ

一、強靭なれ、而して傲慢なる勿れ

一、懇切なれ、而して優柔なる勿れ

一、忠実なれ、而して隷属する勿れ

一、汝たれ、信念譲ること勿れ

"シャドウの騎士"

 物心ついた時には、本で読んだ冒険者の活躍から憧れを抱き、騎士を志すようになった。
 その志のため、幼い頃からシャドウ式の厳しい鍛錬を積み、時には劣悪な環境の中で何日も過ごしたり、教官とや先輩たちとの実戦練習で幾度となく生傷を負ったりしながらも、挫折することなく心身を鍛え続けた。
 その経験からか、物理的な悪環境に対する耐性は強く、まともに寝られるベッドがあるだけで十分贅沢だと思えるほど。

主人との出会い

 15歳の時、一人前と認められた後、一人で里を出て更なる修練の旅を始めた。消耗が激しくなれば休息を取り、回復してから旅を続ける、という形でしばらくはどうにか旅を続けていた。
 しかし、きちんとした環境での休息をほとんど取れていなかったのが祟ったのか、ある時敵の一撃を躱し損ねて手痛い一撃を喰らってしまう。流石にこれ以上の戦闘は無謀、と戦線から離脱するも、その隙を突かれさらに傷を負った。幸い、殺されることはなかったが、出血が激しかったこともあり意識を失いその場に倒れ込んだ。
 目を覚ました時には、綺麗な紫の瞳が自分を見つめていた。
「あっ、よかった!!目が覚めたのね!」
 そんな優しい、明るい声が、自分がまだ生きていることを教えてくれた。どうやら、この少女が自分の命を救ってくれたらしい。
 こんないたいけな少女には、このような危険な場所は似合わない。迷子にでもなったのだろう、暖かい家まで、送り届けてあげなければそう思っていたが、彼女もまた志を同じくする、冒険者を夢見る者だった。
 命を救われた恩を返したい。その思いから、彼女のケイトの従者として、共に旅をすることを志した。

「ケイト」への思い
騎士の想い

 主人である「ケイト」には、命の恩人として、返しても返し切れない恩があるという思いは抱いている。しかし、何故だろう。
 あの日、旅を始めてからずっと、「ケイトと一緒にいたい」と、従者としてだけではなく、「ラーク」として強く思っているのだ。
まあ、気にしたってしょうがない。大切な主人(大好きなケイト)を守る騎士の務めを果たさないとな。

揺るがぬ忠義(秘めたる恋慕)固き信念(滾る熱情)

 主人を守るために(ケイトと一緒にいたい)、救ってもらった命をここで散らすわけにはいかないと、心の中で願ったからか、偶然にも断魔の力は俺の手に収まった。
 ケイトを守る"騎士"として、俺は強くなった。ケイトは、そんな俺を「かっこいい」「すごい」と称えてくれた。いつもと変わらないきらきらした笑顔で、嬉しそうな明るい声で、俺を呼んでくれた。
 あの時は、あんなに危機的な状況だったのに、思わず頬が緩んだ。あの時の緊張的な状況に対してではなく、彼女が、俺のことを称えてくれたことに、胸が高鳴っていた。
 俺は、ケイトの"友達"として、より頼れる存在に、なれたのだろうか。少しでも、ケイトの"恋人"に、近づけたのだろうか。ケイトは俺を愛してくれるのだろうか。
 そうだ、やっと気づいた。俺はケイトに恋をしている。あの時からずっと胸にある、「ラーク」という一人の男としての強い想いは、紛れもないケイトへの恋慕だ。一緒に冒険を始めて、彼女の眩しい笑顔を見るたび、俺を呼ぶ声を聴くたび、胸の高鳴りが抑えられなくなる。
 俺の役目は、ケイトを守ることだ。ケイトが安心して俺のことを頼れる(俺のことを愛してくれる)ように、俺はもっと強くなりたい。
 思えば、出会ってすぐの頃からずっとケイトのことを想っていた。単純な男だと思われるかもしれない。だが、ケイトは、いつまでも眺めていたくなるほどの美貌と、分け隔てなく注がれる深い慈愛と、妖精魔法や戦闘指揮、自然環境での生存術などの多くの才能を兼ね備えた、素晴らしい女性だ。
 もちろん、ケイト以外にも、Lucianoや赤ウサギ、新たに加わった仲間たちを守るのも、俺の役目だ。しかし、俺の主人(想い人)がケイトなのは変わらない。
 「ケイトは誰にも傷つけさせない」あの時出会って、命を救われて、従者になって、一緒に冒険を始めてから、ずっと変わらない思いだ。従者として、当たり前に抱く思い。しかし、いつしか、「愛する人を傷つけられたくない」という、一人の男としての想いが強くなっていた。
 俺が、みんなを、ケイトを守るんだ。シャドウの里で鍛錬を積み、ケイトや仲間達との冒険の中で鍛え上げられたこの強さを否定するつもりはない。だが、それに慢心してはならない。「己の強さを否定してはならない。しかし、強さの高みを目指すことを怠ってはならない」里で何度も聞かされた言葉だ。
 あんなに素晴らしいケイトの従騎として、傍にいても恥ずかしくない強さを身につけたい。本音を言うなら、従騎、というだけではない。願わくば、ケイトの恋人になれたとして、彼女が、一生を安心して共にできると思えるほどの強さを手に入れたい。無論、強さだけではない。一人の男として、ケイトの傍にいても恥ずかしくないほどの品位も必要だ。
 
 騎士として、仲間を守るという己の役目を果たす。それはシャドウの誇りであり責務だ。
 ケイトは、俺のことを"従者で友達"と言ってくれる。そんな友達を傷つけようとする敵に、すぐ怒りを覚えてしまうのは、冷酷だろうか。従者が主人のことを恋慕するのは、蛮勇だろうか。いつか"恋人"になったら、と夢想し続けるのは、傲慢だろうか。それなのに、まだ心の準備が整わず、想いを伝えられないのは、優柔だろうか。主人であり、愛する人の事ばかり考えて、彼女を最優先してしまう俺は、隷属してしまっているのだろうか。
 主と認めたケイトを、恩義(愛情)に殉じ守り抜く。これは、俺自身の想いであり、信念だ。
 大切な主人であり、信頼できる友達を守ろうとするのも、あんなに素晴らしい女性に恋慕を覚えるのも、その想いを諦めることなく傍で守り続けるのも、万全の準備を整えてから思いを伝えたいと思うのも、如何なる時も彼女のことを考えるのも、全て、俺の信念だ。これでこそ、俺なんだ。
 いつだって、俺の一番はケイトだ。愛してるよ、ケイト。俺の、世界一のお姫様。

剣士と姫は結ばれる

 あの時、ケイトを守れないことがとても怖かった。不安だった。気持ちが溢れてしまって、初めて、ケイトの前で涙を流した。ケイトの前で、弱さを見せてしまった。そう思った。
 でも、ケイトはそんな俺を受け入れてくれた。
「ありがとう、ラーク」「でも、これからはもう隠さないで」
「……私を守ってくれるラークの、その心を私が守るから」
 ああ、そうだ。無自覚のうちに、ケイトに余計なものを抱えさせたくないと、いろいろなものを隠してしまっていた。不安な気持ちも、自分の弱さも…
 泣いている俺を、ケイトは幻滅したりせずに、受け入れてくれた。
 ケイトの想い人が俺だと、はっきり伝えてくれた。
 涙なんてすぐに止んだ。とても嬉しかった。大好きなケイトと両想いだと分かったから。
 俺は、これからも騎士としてケイトを守り続ける。そして、王子様として、ケイトを幸せにしてみせる。それが俺の、「ラーク」の、信念だから。
「ずっと一緒にいてくれよ? 俺の、世界一のお姫様。」


パーティメンバー

所属ギルド
現衛の狩興会(ファントムチャーチ)
誰よりも頼りになる大切な主人
ケイトリン・ジュノーシス
魔神使いのウサギ
赤ウサギ
銃使いのルーンフォーク
Luciano
謎多き流離の冒険者
マリネ

成長

monotone.Rain#1

フェンサー2→3、《必殺攻撃Ⅰ》修得
エンハンサー0→1、【キャッツアイ】修得
知性の指輪購入
ハンドアックス、小型ハンマー、釘購入

monotone.Rain#2

ライダー2→3、【高所攻撃】修得
アルケミスト0→1、【クリティカルレイ】修得
冒険者ランクなし→ダガーに
金B*10、金A*3、アルケミーキット購入

monotone.Rain#3

保存食(1週間分)購入
断魔の剣」獲得
10点魔晶石獲得
【クリティカルレイ】Bランク5回使用、金B-5(金B10→5)
フェンサー3→4
エンハンサー1→2、【ガゼルフット】修得
冒険者ランクダガー→レイピアに
金B*4(金B:5→9)、マナチャージクリスタル(5点)購入
知性の指輪、マナチャージクリスタル(5点)>ケイトに
フリッカーハンマー<ケイトから

monotone.Rain#4

金B-2、金A-2(金B:9→7、金A:3→1)
ライダー3→4、【攻撃阻害】修得
フェンサー4→5、《武器習熟S/ソード》修得
フリッサ、ウェポンホルダー、疾風の腕輪、恋人の受音器、恋人の呼び笛購入
恋人の受音器>ケイトに
金B+10、金A+2(金B:7→17、金A:1→3)

monotone.Rain#5

金B-1、金A-2(金B:17→16、金A:3→1)
フェンサー5→6
ライダー4→6、【人馬一体】【特殊能力解放】修得
騎獣契約証(ドラゴンインファント:水)、ピアシング購入
ナイアから>怪力の腕輪
ケイトから>1800G、受益者のシンボル

思い出

monotone.Rain#1新たな冒険の始まり

 ケイトと旅を始めて、しばらく経った。リフレシアに着いてからは、色々あった。
 冒険者になるためのギルドの入団テスト。俺とケイトでは人数が足りず、たまたま同じ境遇だったルチアーノと赤ウサギとパーティを組んだ。
 その夜、自分の名前さえ忘れてしまっていた流浪の冒険者が俺たちの食糧で食い繋いでいたので、ルチアーノが「マリネ」と名付け責任払いでパーティに引き込んだ。
 入団テストとしての結果は、有り体に言ってしまえば散々だった。だが、途中の蛮族との遭遇や山火事への対応が認められ、とあるギルドに所属することになった。
 現衛の狩興会(ファントムチャーチ)元々は名前も付けられていなかったが、成り行きで俺が名付け親になったギルド。
 ギルドハウスは朽ちた教会、ギルドマスターのサンゴさんは名誉とは対極にあるような人だが、ギルドにいられるだけでもありがたい。
 サンゴさんにかつての教官の面影を重ねたり、戦闘狂のサニティ先輩の様子からいつも俺に絡んで戦いを挑んできた先輩方を思い出したりして、どこか懐かしさを感じながら、このギルドの名誉のためにも、そして何よりケイトの誇れる従騎となるために、冒険者として高みを目指そうと決意を固めた。

monotone.Rain#2街に馴染む

 さて、寝室の修理ぐらいはしようかと、街に工具などを買いに行った翌日、サンゴさんから依頼でもこなして街での交流を深めてこい、とのお達し。報酬がてら、ギルドの修繕用の資材ももらってこいとのこと。…少し気が早すぎたか…。
 まあ、何はともあれ、街へ行って依頼を受けに行った。なんでも、うちのギルドから逃げた冒険者が蛮族に襲われているそうだ。山の方に蛮族が潜んでいるらしく、その山の探索に行った。
 そこにいたのはボルグの一種。交易共通語が話せることには驚いたが、どちらにせよ蛮族であることには変わりなく、むしろその外道さをまじまじと痛感させられただけだった。だから全力で倒しに行った。
 …サンゴさんが雇っていたものだと聞いたのは驚いたが。何にせよ、これからは蛮族を雇うのはやめてもらいたい…。
 何はともあれ、街の人には角が立たないように説明は済ませ、ギルドの修理用の資材は頂けることになった。
 そして、ギルドの修理をしている最中、隠し部屋を見つけた。おおよそ、その位置には存在するはずのない場所にある隠し部屋。
 そこのベッドには、「ファントム」という少年がいた。彼は、このギルドハウスの教会がマジックアイテムだということ、この教会が壊れてしまうと彼も消えてしまうということを教えてくれた。修理や話のお礼として剣のかけらを渡してくれた。
 今度、魔仭、とやらがあるダンジョンに赴くのだ、という話をすると、持って来てほしいと言われた。…正直、持ち出せるようなものだとは思わないが、もし持ち出せたら彼に見せてあげよう。
 驚きや発見の絶えない、冒険者としての日常に心を躍らせながら、いろいろなことがあった一日を振り返り、修理したての寝室で、ケイトと二人で眠りについた。

monotone.Rain#3断魔の剣

 いよいよ、件の魔仭のダンジョンへ行くことになった。保存食の分の経費は降りなかった。まあそのぐらいは自費で買えるからいいのだが…
 その入り口では、どこか聞き覚えのある声が聞こえた。冒険者試験の時に会ったパーティの一員で、今は星々の行進(ストレアケイヤ)に所属する2人のリカント、「フォックス」と「マゼント」だった。
 一人で戦える、と言って単独で突っ込んでいったマゼントをフォックスと共に追いかけ、しばらくダンジョンを進んでいると、いきなり彼女が吹っ飛ばされてきた。どうやら前方にいたゴーレムにやられたようだ。
 それらを退けると、そのゴーレムの主がやってきた。どうやら彼も魔仭を欲しているらしく、ストラスフォードの魔法で機関車を突っ込ませ、俺たちを轢き殺そうとしてきた。もちろん、あんなものに轢かれて無事なはずはない。俺一人が身を挺して止めたところで止まるはずもない。
「死にたくない」
 情けなくも、そう思った。命を散らすならせめて、ケイトの為に命を散らしたい。というのは嘘ではないが半分建前だ。とんだ我儘だが、ただ、俺がケイトと共に生きていきたいというのが本音だった。
 その時だった。
見つけたぞ」
 そう、頭に声が響いた。
 その声の主は、魔法の才を持たない剣士を探していたらしく、ここで死ぬか、契約して生き延びるか、と聞いてきた。「契約」というのは魔法が使えなくなる代わりに力を与える、というものらしい。
 そんなもの、当然答えは決まっている。ここで野垂れ死ぬよりも、魔法を捨てるぐらいで、ケイトを守れるのならば、ケイトと共に生きられるのならば、どんなにいいことか。
「この命は主人の許可なく散らすわけにはいかない」「どうせ死ぬなら我が主人(ケイト)のために命を捧げたい」
 そう答えて、俺は「断魔の剣」を手にした。
「扱えるものなら扱ってみせろ」
 やれやれ、嘗められたものだ。騎士として、剣の腕は半端に鍛えてはいない。
 ともあれ、俺は断魔の力で機関車を止めた。けしかけられたゴーレムもいとも簡単に吹き飛んだ。その力は、紛れもなく本物だった。
 ダンジョンの最奥では、風の妖精石と穢れの溜まったスクロールが置いてあった。どうやらこの遺跡の根源だったようで、手に入れるとすぐに遺跡は崩れ去った。
 ギルドに戻り、妖精石をサンゴさんに見せると、国王に報告しなければならない、と王城へ赴くことになった。
 王城では国王が多くのことをお伝えくださった。
 断魔の剣は、とある魔神を狩るために作られたものであるということ。妖精石は、その魔神を封印するためものだということ。あのストラスフォード神官は「銀翼の魔眼」というギルド半ば盗賊団のようなものらしいがに所属する者で、そのギルドが妖精石を略奪しており、光と土の妖精石はその手に落ちているということ。
 そして、風の妖精石と、国王の持っていた炎と闇の妖精石がケイトに託され、水の妖精石を確保することが俺たちの次の任務になった。

monotone.Rain#4魔仭と剣匠

 水の妖精石を確保するべく、俺達は海へ向かった。
 周りで、水着で遊んでいる人たちを見て、思わずケイトの水着姿を想像してしまったりしてしまったが、無事出発、妖精石のある海の中の竜宮に行ったまではよかった。
 突如反逆行為の嫌疑をかけられたかと思えば、目の前に現れたのはかつてフォックスやマゼンタと一緒にいた二人「ブレイド」と「アマツ」だった。彼らもまた、「魔仭」を持っていた。
 彼らを退けた後、次に俺達の前に立ちはだかったのは「星々の行進(ストレアケイヤ)」ギルドマスターにして「銀翼の魔眼(アスモディオス)」の首謀者、ペルセウスと、マリネ、と名を騙っていた、「ケンショウ」を名乗る魔神だった。
 国王を殺したと告げた彼らは、次は俺達現衛の狩興会(ファントムチャーチ)を始末しようと牙を剥いた。
”そんなに一緒にいたいなら、魔剣にしてしまえばいい”
 今思い出しても忌々しい。あんなに主人(想い人)を愚弄されたのは初めてだ。彼らの前で、あそこまで怒りを顕わにしてしまったのはあれが初めてだ。
 一旦はケンショウを退けることはできたが、サンゴさんはペルセウスに打ち倒され、殺される寸前だった。しかし、パーティメンバーの活躍のおかげで、幸いにも、辛うじて彼を救出して帰還することはできた。
 絶対に、あのケンショウを、忌々しい宿敵をこの手で討つ。そう誓った。 

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
1 12/4 monotone.Rain#1 1,500+50 1,200 6 敏捷
かぐやんさん riotoさんロゼさんやひはなさんニスラ
2 12/19 monotone.Rain#2 1,750+50 1,500 20 器用
筋力
かぐやんさん riotoさんロゼさんやひはなさんニスラ
3 1/16 monotone.Rain#3 2,500+50 1,500+900 52 知力
精神
かぐやんさん riotoさんロゼさんやひはなさんニスラ
金B-5
4 1/26 monotone.Rain#4 3,000+200+50*1 3,000+200 16 器用
敏捷
器用
かぐやんさん riotoさんロゼさんやひはなさんニスラ
金B-2、金A-2
5 2/27 monotone.Rain#5 5,000+50 5,000 50 敏捷
器用
敏捷
器用
生命
かぐやんさん riotoさんロゼさんやひはなさんニスラ
金B-1、金A-2
取得総計 17,200 14,500 144 13

収支履歴

初期作成

マンゴーシュ::-620
騎獣契約証(ダウレス)::-300
ソフトレザー::-150
冒険者セット::-100

monotone.Rain#1

知性の指輪::-500
ハンドアックス::-70
小型ハンマー::-20
釘::-10

monotone.Rain#2

アルケミーキット::-200
金B*10::-20*10
金A*3::-200*3

monotone.Rain#3

保存食(1週間分)::-50
金B*4::-20*4
マナチャージクリスタル(5点)::-500*5

monotone.Rain#4

お小遣い::+300
疾風の腕輪::-1000
フリッサ::-880
ウェポンホルダー::-1000
恋人の受音器::-100
恋人の呼び笛::-400
金A*2::-200*2
金B*10::-20*10

monotone.Rain#5

騎獣契約証(ドラゴンインファント)::-2000
ピアシング::-2150
ケイトから::+1800
騎獣用甲冑::-3000

チャットパレット