容姿・経歴・その他メモ

幼い頃から抑圧されて育てられてきたエルフの少女。
妖精たちと出会い、外の世界の話をよく聞いて目をキラキラさせていた。
抑圧されていたことも相まって、外の世界への興味ばかりが膨らんでいき、やがて彼女は成人すると同時に家を飛び出した。
ウォーリーダー技能は、卓越した頭脳と屋敷にあった軍学の本が組み合わさった結果。
レンジャー技能は野宿などをして逞しく生きてきたことで身についた。
よく通る美しい声を持っている。
飛び出して間もなくラーク(ニスラさんPC)に出会い、血だらけの彼を妖精の力で必死に介抱した。それ以来の付き合い。

---

「…お嬢さんが俺の命を救ってくれたわけだ。本当にありがとう…いくら礼をしてもしきれないな…」
そんなふうに誰かに感謝をされたのは初めてだった。
そして、誰かの力になれたこともうれしかった。
初めて出会った同い年くらいの男の子。
まだ幼く、恋という感情には至らないが、未知の出会いに対するワクワクとドキドキはたしかに胸のなかにあって。
「貴女をお守りする従者として、ぜひ同行させてはいただけないだろうか」
だからそう言ってもらえたのが、とてもうれしくて。
でも、本当にそんなうれしいことがあっていいのだろうかと不安になって。
……そんな不安を、ラークは吹き飛ばしてくれた。だからもうケイトが迷うことはなく。
世界が、よりいっそう輝いて見えた。

---

私は、ラークが好き。大好き。
そう言葉を口にすると、ドキドキするようになったのはいつからだろう。
気がつけばラークの姿をいつも目で追っていて、いつも目が合う。それが嬉しい。
これが恋をするっていうことなんだと知った。
ラークも私と同じ気持ちだったときの喜びは、天にも昇るようで。
ラークのことを考えるだけで、胸が暖かくなる。
ラークのことを想うだけで、どんどん力が湧いてくる。
唯一無二の従者で、最高にカッコいい男の子で、世界でいちばんステキな私だけの王子様。
想いが通じ合ったから、もう何も恐れるものなんてない。

……ケイトがその感情をすべて言語化できているかと言えば、そんなことはなく、彼女が考えていることなど
「ラーク大好き、愛してる！」
「ずっと一緒にいようね！
「一緒にいると力がみなぎってくるの！」
くらいなものだが。
ともあれ、恋を自覚し、愛に目覚めたことは事実である。
恋する乙女の力は無限大。今の彼女は、とても強い。

セッション履歴

収支履歴