【調律/エコーズチューナー技能】
(アルスの民の里/楽園号/他ドーデン地方の一部)- 入門条件
- 50名誉点
○調律
歌声でマナに干渉することで、マナを持つ者を強化もしくは弱体化させる技術です。調律の歌を歌うことができる者は調律者、つまりはエコーズチューナーと呼ばれます。
調律の技術は、今は亡きアトランティス王国の魔法王アリス・ルミナスによって編み出され、アトランティス王国崩壊後は、ドーデン地方の故ヒスドゥール大裂穴の先にある火山に住まうアルスの民(アトランティス王国の子孫)によって伝えられています。
○用語の定義
・調律者
調律を歌っているキャラクターのことです。
・調律の開始時
調律の歌を歌い始めたタイミングを指します。
・調律の効果発揮時
調律がその効果を発動し始めたタイミングを指します。(調律は使用開始のタイミングと効果発動のタイミングが分かれるため、開始と効果発動のタイミングが区別されます。)
・調律判定
調律をどれくらい上手く行えるかの判定です。判定は調律の開始時に行われます。
・共鳴値
各調律の難易度です。調律判定の達成値がこの値以上にならなければ、調律は失敗して効果を発動しません。(調律の対象者の抵抗結果に関わらず、効果が消滅するようになります。)
○調律は非魔法
調律は非魔法です。また、調律は歌によって発動しますが、呪歌の効果を阻害せず、呪歌の効果に阻害されません。
また、調律は非魔法ですが、後述するように《魔法制御》の効果を受けることができます。(調律関連の戦闘特技の前提に、魔法系の戦闘特技があることが多いですが、それらは大部分が調律には使用できません。)
○調律の種族制限
調律は種族「エコーズドワーフ」 のみ使用できます。
ただし、グラスランナーを除き、秘伝《マナの啓示》を習得することで、エコーズドワーフ以外も調律を使用できるようになります。
○エコーズチューナー技能は任意の魔法系技能と代替する
エコーズチューナー技能を習得する時、任意の魔法系技能を1つ選択します。
選択した魔法系技能は使用不可になり、エコーズチューナー技能になります。
なお、元となった魔法系技能が一定レベルに達したことで習得可能になる戦闘特技は、通常通り習得することができます。
○調律の習得
調律はエコーズチューナー技能レベルまでの個数を習得することができます。
調律にはエコーズチューナー技能がレベル5or10に達しないと習得できないものもあります。エンハンサー技能等とは違い、習得を保留することはできますが、最初に習得する4つの調律はレベル1から習得可能なものに限られ、5〜9個目に習得する調律はレベル1or5から習得可能なものに限られます。
○調律の使用条件
調律の使用には「共鳴石」を装備しておく必要があります。
調律は主動作で行います。
調律を行える移動の種別は「制限移動」に限られます。
調律は歌によって効果を発揮するので、調律者が歌を歌える状態でなければ使用できず、【調律】の対象に対して歌が聞こえる必要があります。
調律の対象決定は、魔法の使用に準じて行われます。
○調律判定
調律が効果を発揮するには、調律使用開始時に各調律の持つ共鳴値(調律判定の目標値)を達成する必要があります。調律判定に失敗した場合、調律は失敗し、効果を発揮しません。
調律判定は「エコーズチューナー技能レベル+器用度ボーナス+精神力ボーナス」で行われます。調律は魔法ではないので、調律判定には元となった魔法に対する行使力修正や魔力修正は適用されません。
○調律の効果発動
・効果発動は調律開始の10秒後から
調律は調律者が歌い始めてからマナに干渉するまで時間がかかります。
そのため、調律が効果を発揮し始めるのは調律使用開始から10秒後です。
・同一の対象に対して調律の効果を発揮するのは1人まで
同一の対象に対して調律の効果を発揮できるのは、最も調律判定の達成値が高い調律を行なっている者のみです。(《同時調律Ⅰ》《同時調律Ⅱ》で複数の調律を行なっている場合は、その中から最も高い達成値のもの)
調律判定の達成値の比べ合いは、先に行われていた調律の使用者が受動側になります。達成値の比べ合いに負けた側の調律は即座に効果を失います。
○MPの消費
調律を行うには、MPを消費する必要があります。MPの消費は調律を開始する時に行い、調律の効果を継続するだけならばMPは消費されません。
○MPを持たない者に調律をする場合
調律はマナに働きかける技術であるため、マナを持たない者には効果を発揮しません。そのため、MPを持たない者に効果を及ぼすためには、自身のMPを与える必要があります。
MPが無い・MPの残量が0の者に対して調律の効果を発動するには、1体あたり追加でMPを10点消費する必要があります。
範囲に対して調律を使用する場合、対象決定を行った後で、その中に含まれるMPを持たないキャラクター(部位)×10点のMPを消費しなければいけません。消費できない場合、調律は共鳴値を達成しなかったとみなされ、効果を発動しません。
○《魔法制御》による対象指定
範囲を対象にする調律は《魔法制御》によって対象を指定することができます。
○調律の効果時間
調律に効果時間は無く、調律者が主動作で歌い続ける限り効果を継続します。ただし、調律の継続中は制限移動しかできません。
調律開始時点で調律の対象となっていたキャラクターが、その後調律の射程外に出ても調律は問題無く効果を発揮し、効果を持続させます。
また、《同時調律Ⅰ》の秘伝を持っている場合、調律を行なっている最中に別の調律を発動しても、先に歌っていた調律の効果は1つまで(《同時調律Ⅱ》なら2つまで)継続します。
○調律の効果の終了
調律者は自身の手番中、任意のタイミングで調律を終了できます。《同時調律》で複数の調律を使用していれば、そのうち任意の数の調律を終了することができます。
また、調律者が主動作で調律以外の動作を行った場合、すべての調律の効果が終了します。ただし、《ディビジョン》を習得している場合、他の主動作を行っても調律を継続することが可能です。
○調律に対する抵抗
調律に対する抵抗は、特に指定がない限りは精神抵抗力判定で行います。
○途中から新しい対象に現在歌っている調律の効果を与えることはできない
調律の対象は必ず調律開始時点で決定される必要があります。
例えば対象AとBに対して【調律/旅立ちの朝日】を歌っている途中に、新たな対象Cをすでに歌っている【調律/旅立ちの朝日】の対象に追加することはできません。
もし、このような対象追加を行いたい場合、一度調律をやめてもう一度【調律/旅立ちの朝日】を開始するか、戦闘特技《同時調律》を利用する必要があります。つまり、すでに歌っている【調律/旅立ちの朝日】に加えて、新たに【調律/旅立ちの朝日】を歌い始め、その対象に対象Cを含めれば、その調律が効果を発揮し始めた時点で対象Cにも調律の効果を与えることができます。なお、新たに歌い始めた方の【調律/旅立ちの朝日】の対象に対象A・Bも含めておけば、元から歌っていた【調律/旅立ちの朝日】をやめても対象A・Bは継続して【調律/旅立ちの朝日】の効果を受け続けることができます。(調律の効果が重複することはありません。)
○制限データについて
一部の協力なデータについては、卓ごとに使用制限が課される場合があります。制限データは「概要」に【制限】と付記しています。この制限はルミナの工房/マタタビ卓データ集の制限に準じたもので、1つでも習得した場合はエコーズチューナー技能が制限データとみなされます。(【制限】の調律をいくつ習得しても、【制限】データの使用数は1カウントです。ただし、【制限】の秘伝の習得数にも制限がある場合は、その制限数以下の【制限】の調律だけを習得できます。)
流派装備
○共鳴石(5,000G)
他者のマナと干渉する特殊な魔晶石です。「装備部位:任意」の装飾品です。
秘伝
○継承の試練
流派秘伝の奥義《万象のトルヴェール》を習得するためには、創造と旋律の神アリスに認められて、彼女から課される継承の試練を乗り越える必要があります。継承の試練はそれ自体が《万象のトルヴェール》を習得するための修行になっており、試練を乗り越えたならば自ずとこれを習得しているでしょう。
《マナの啓示》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《魔法拡大すべて》or《スキルフルプレイ》、グラスランナー以外
- 限定条件
- 使用
- ―
- 適用
- リスク
- 概要
- エコーズドワーフと同じ感知能力を得る。
- 効果
マナを五感のいずれかで感じられるようになります。これにより、常に【マナサーチ】と同等の感知能力を得ます。感知能力の範囲は半径30mです。
また、エコーズドワーフ以外でも調律を行えるようになります。
グラスランナーはこの秘伝を習得できません。
《同時調律Ⅰ》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《魔法制御》
- 限定条件
- 使用
- エコーズチューナー技能
- 適用
- リスク
- 概要
- 同時に複数の調律を行う。
- 効果
すでに【調律】を使用している最中に、主動作で新たな調律を使用することができます。
この秘伝の効果で、調律者は2つまでの調律を同時に使用できます。すでに2つの調律を使用している時に、新しい調律を使用する場合、任意の1つの調律の使用が終わります。
《同時調律Ⅱ》
- 必要名誉点
- 250
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《同時調律Ⅰ》《魔法拡大/すべて》
- 限定条件
- 使用
- エコーズチューナー技能
- 適用
- リスク
- 概要
- 同時に複数の調律を行う。
- 効果
《同時調律Ⅰ》と同様ですが、《同時調律Ⅰ》の「2」の文言をすべて「3」に読み替えてください。
《ユニゾンⅠ》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- エコーズチューナー技能レベル7以上、《魔法制御》
- 限定条件
- 使用
- エコーズチューナー技能
- 適用
- 1回の調律時
- リスク
- 概要
- 調律と同時に魔法を使用する。
- 効果
1回の調律に対して宣言します。
調律を行った直後に、エコーズチューナー技能の元にした魔法技能の魔法のうち、エコーズチューナー技能レベル以下の魔法(属性妖精魔法の場合のみエコーズチューナー技能レベルに使用可能な属性の数を加味する)を1つ行使できます。
この時、魔法の行使力判定は調律判定によって行われますが、達成値に「-10」のペナルティを受けます。もしダメージ決定が必要な場合、元の魔法技能によるダメージ決定に準拠して行われます。(つまり基本的には「エコーズチューナー技能レベル+知力ボーナス」が固定値になります。また、魔法の行使であるので、例外的に、元となった魔法に対する行使力修正や魔力修正が適用されます。)
なお、この秘伝で魔法を発動するには、その魔法を発動するための発動体などを装備している必要があります。
また、この秘伝で発動した魔法に対して、いかなる《魔法拡大》の宣言もできず、《マルチアクション》と《ダブルキャスト》を宣言することもできません。
《ユニゾンⅡ》
- 必要名誉点
- 250
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- エコーズチューナー技能レベル10、《ユニゾンⅠ》
- 限定条件
- 使用
- エコーズチューナー技能
- 適用
- 1回の調律時
- リスク
- 概要
- 調律と同時に魔法を使用する。
- 効果
《ユニゾンⅠ》と同じですが、魔法の行使判定に対するペナルティ修正が無くなります。
《マルチソング》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《ハーモニー》もしくは《マルチアクション》のいずれか1つ
- 限定条件
- 使用
- ―
- 適用
- 1回の呪歌・終律演奏または1回の調律
- リスク
- 概要
- 調律と同時に呪歌・終律を使用する。
- 効果
1回の呪歌・終律演奏または1回の調律に対して宣言します。
呪歌・終律演奏時に宣言したならば、その直後に調律を行えます。逆に調律時に宣言したならば、その直後に呪歌・終律演奏を行えます。
この秘伝を宣言するには、演奏・調律の使用条件をそれぞれ満たしている必要があります。
また、《マルチアクション》と同様に、追加で行われる呪歌・終律演奏および調律に対して、さらに《マルチソング》を宣言することはできません。
《ディビジョン》
- 必要名誉点
- 100
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《マルチソング》
- 限定条件
- 使用
- ―
- 適用
- リスク
- 概要
- 調律を主動作で継続しつつ、他の動作を行う。
- 効果
既に歌っている調律を主動作で継続する時、同時に調律以外の主動作を必要とする行動を行うことができます。
なおこの特技の効果によっても、新しく調律の歌を開始する主動作においては、《ユニゾン》や《マルチソング》の効果を除き、調律以外の動作を行うことができません。
《カノン》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- エコーズチューナー技能レベル11
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 1ラウンドに2回の宣言特技を宣言できる。
- 効果
習得者は1ラウンドに2回の宣言特技を宣言できます。ただし、そのうち少なくとも1つは「使用:エコーズチューナー技能」のものでなければなりません。1つの動作に同じ宣言特技を重ねて宣言することはできません。
《万象のトルヴェール》
- 必要名誉点
- 500(継承の試練挑戦に必要)
- タイプ
- 常時型
- 前提
- エコーズチューナー技能レベル15以上かつ継承の試練の突破
- 限定条件
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 万象を調律する力を得ます。
- 効果
調律判定に自動成功します。
さらに、すべての調律を使えるようになり、GMが許す限り、新しい効果を持つ調律を任意に作成・使用することができます。
また、《調律の音色》に記載された秘伝を使用することができるようになります。
秘伝魔法
- 1
- 【調律/旅立ちの朝日】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP15点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 1(10m)/
起点指定
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 10秒ごとにHPを10点回復する。
- 効果
共鳴値15。
調律でダメージの治療を行います。
この調律の効果を受けたキャラクター・部位は、自身の手番開始時にHPを10点回復します。
ただし、効果を受けた者の穢れが「4」以上の場合、HPが回復する代わりに10点の炎属性魔法ダメージを受けます。
- 1
- 【調律/焚火囲む森の夕暮れ】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP15点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 10秒ごとにMPを2点回復する。
- 効果
共鳴値15。
調律でマナの吸収を促します。
この調律の効果を受けたキャラクター・部位は自身の手番開始時にMPを2点回復します。
- 1
- 【調律/響く足音を重ねて】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP15点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 調律の効果を同時に受けている者で基準値を共有する。
- 効果
共鳴値18。
仲間達と能力を共有します。
この調律の効果を受けている間に任意の行為判定を行う時、その基準値として、この調律の効果を同時に受けているキャラクターが持つ基準値を用いることができます。(そのキャラクターが現在の状態でその判定を行う場合と同様に判定を行うことができます。つまり、基準値に対するあらゆるボーナス・ペナルティ効果が加味されます。)
この調律の効果で別のキャラクターの基準値を用いて判定を行うことができるのは、キャラクターごとに1日1度までです。
- 1
- 【調律/恐ろしき難敵に挑む勇気】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP10点
- 対象
- 全エリア(半径30m)/
すべて
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 強敵と戦う時、あらゆる行為判定を+1する。
- 効果
共鳴値10。
この調律は戦闘中にのみ効果を発揮します。
この調律の効果を受けたキャラクターが、戦闘開始時に自身の冒険者レベルより3以上レベルの高いキャラクターを含む陣営と敵対して戦闘を行っている間、あらゆる行為判定に+1のボーナス修正を受けます。
- 1
- 【調律/偉大なる先達の教導】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP20点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 「魔法系技能レベル+1」レベルの魔法を使えるようになる。
- 効果
共鳴値18。
この調律の効果を受けたキャラクターは、自身の「魔法系技能レベル+1」レベルまでの魔法を使用することができます。
エコーズチューナーがこの効果を受けた場合、《ユニゾン》によって使用できる魔法の上限レベルが1上がります。
- 1
- 【調律/絶望に抗う者達へ】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP15点
- 対象
- 全エリア(半径30m)/
すべて
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 生死判定に自動成功させる。
- 効果
共鳴値15。
この調律の効果を受けているキャラクターは生死判定に自動成功して、その後10秒間生死判定に失敗しなくなります。
この調律の効果で生死判定に自動成功できるのはキャラクターごとに1日1度だけです。
- 1
- 【調律/長き旅路の終着点】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP10点
- 対象
- 全エリア(半径30m)/
すべて
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 戦利品決定の出目+1
- 効果
共鳴値12。
この調律の効果を受けたキャラクターが倒した魔物からの剥ぎ取りでは、戦利品決定の出目が+1されます。
この効果は他の戦利品決定の出目を上昇させる効果と累積します。
- 1
- 【調律/全ての始まりを迎えに】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP20点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 転移能力を与える。
- 効果
共鳴値20。
この調律の効果を受けたキャラクターは、この調律の開始時から現在に至るまでに自身が存在していたことのある座標に転移することができます。
転移は補助動作で行います。
転移は各キャラクターごとに、1分間に1度のみ行うことができます。
- 1
- 【調律/業火は聖女を傷付けず】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP15点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 属性効果を無効化する。
- 効果
共鳴値18。
この調律の使用を開始する時、調律者は「土」「炎」「水・氷」「風」「雷」「毒」「病気」「呪い」「精神効果」「衝撃」「断空」から1つ属性を選択します。
この調律の効果を受けるキャラクターは、調律者が選んだ属性からのダメージを受けず、(すでに受けている効果も含めて)不利な効果を無効化します。
- 1
- 【調律/遠き昔日のアムネシア】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP20
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(20m)/
起点指定
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 【制限】1回の武器攻撃を必中にして追撃と小爆発を発生させる。
- 効果
共鳴値20。
この調律の効果を受けているキャラクターは、次に行う1回の武器攻撃に以下の強化を受けます。
・武器攻撃が必中になる。《狙撃》を使用している場合、達成値の比べ合いの必要無く《狙撃》によるダメージ増加が生じる。
・同じ武器攻撃による追加攻撃が2回行われる。矢弾による攻撃の場合、矢弾の種類は変えられる(この2回の追加攻撃も必中となる。)。《狙撃》を使用している場合、追加攻撃には《狙撃》が適用されない。
・武器攻撃が命中するごとに小爆発が発生して、武器攻撃を受けたキャラクターを中心にして「対象:半径3m/すべて」に「調律者のエコーズチューナー技能レベル」点の衝撃属性魔法ダメージを与える。(この効果は追撃に対しても発生する。)
ただし、この調律の効果を受けた攻撃に対しては、武器攻撃に対して適用される宣言特技の効果を発揮することができなくなります。
また、この調律の効果を受けた攻撃を行えるのは、キャラクターごとに1日1回までです。
○【シュートアロー】の注釈
【シュートアロー】による矢は〈ボウ〉〈クロスボウ〉から放たれたものとして処理されるため、この調律の効果が適用されます。また、《魔法拡大/数》によって複数対象に対して矢を放つ場合、そのすべてに対してこの調律の効果が適用されます。
- 5
- 【調律/新たなる出会いの喜び】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP20点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 戦闘特技を追加する。
- 効果
共鳴値20。
この調律の効果を受けたキャラクターは、自身が現在のレベルで習得可能な戦闘特技を1つ、習得します。
- 5
- 【調律/悪道の多重奏】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP20点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 1(10m)/
起点指定
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 2dの出目を1下げる。
- 効果
共鳴値22。
調律者は、この効果を受けたキャラクターが行った2dの出目の結果を「-1」することができます。対抗ロールが行われる場合は、受動側の判定が行われた後に、この効果を使用するかどうかを決定できます。
この効果で出目が「2」になった行為判定と威力表を用いるダメージ決定は自動失敗になります。
この効果はキャラクターごとに10秒に1回だけ使用できます。
- 5
- 【調律/大切な人へ送る手紙】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP10点
- 対象
- 物体1つ
- 射程/
形状 - 1(10m)/
起点指定
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- なし
- 概要
- 物体の持つ記憶を読み取る。
- 効果
共鳴値24。
調律者は、物体が持つ記憶(物体の半径30m以内で起きた出来事)を、過去1年まで遡って確認できます。
対象が魔法のアイテムであれば、上記の制限に関わらず、魔法のアイテムが調律者に見せたい記憶や、魔法のアイテム自体の意思を伝えられることもあります。また、調律者は魔法のアイテムに対して自身の意思を伝えることもできます。
- 5
- 【調律/夕暮れの見守る恋路】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP30点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 属性
- 精神効果
- 概要
- 【ラブソング】と同じ効果を与える。
- 効果
共鳴値20。
この調律の効果を受けたキャラクターは、【ラブソング】と同じ効果を受けます。ただし【ラブソング】とは違い、精神効果属性です。
- 5
- 【調律/語られぬ英雄達】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP10点
- 対象
- 全エリア(半径30m)/
すべて
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 何かを守るために戦うものの行為判定+2。
- 効果
共鳴値20。
この調律は戦闘中にのみ効果を発揮します。
この調律の効果を受けた者が、何かを守るために戦っている場合、行為判定に+2のボーナス修正を受けます。
この調律の効果を受けられるかどうかは、事前にGMに確認してください。
- 5
- 【調律/誰が為に剣は待つのか】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP30点
- 対象
- 1体全
- 射程/
形状 - 2(20m)/
起点指定
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 【制限】対象の能力を封印する。
- 効果
共鳴値20。
この調律の効果を受けたキャラクターは、補助動作および宣言特技を使用することができなくなります。
- 5
- 【調律/白雪姫の微睡み】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP20点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 1(10m)/
起点指定
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 強力な守りを与える。
- 効果
共鳴値24。
この効果を受けたキャラクターが受けるダメージは10点軽減され、与えるダメージも10点軽減されます。
- 5
- 【調律/懐かしき故郷への帰還】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP50点
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 帰還地点へ転移する能力を与える。
- 効果
共鳴値20。
セッション開始時に帰還地点を決定します。
この効果を受けたキャラクターは、主動作で帰還地点へ転移することができます。
この効果による転移は、キャラクターごとに1セッションで1度だけ使用できます。
- 5
- 【調律/国破れど信念は消えず】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP30点
- 対象
- 1エリア(半径3m)/
5
- 射程/
形状 - 1(10m)/
起点指定
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 宣言特技の宣言回数+1
- 効果
共鳴値22。
この調律の効果を受けたキャラクターが宣言できる宣言特技の回数を+1します。この効果は、他の宣言特技の宣言回数を増やす効果と重複します。
- 5
- 【調律/受け継がれる希望の灯火】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP30点
- 対象
- 1エリア(半径3m)/
5
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 剣の加護・種族特徴を共有する。
- 効果
共鳴値25。
この効果を受けたキャラクターは全ての剣の加護と以下に挙げる種族特徴を共有します。
[暗視][第六感][HP変換][虫や植物との意思疎通][繁茂する生命][通じ合う意識][魔法の申し子][デジャヴ][黒炎の遣い手][月光の守り][輝く肉体][太陽の再生][仲間との絆][任務遂行の意思][暖かき風][捕食する生命][無生物と通じ合う意識][マナの啓示]
なお、使用回数制限のある剣の加護・種族特徴の場合は、その回数制限も共有します。つまり、例えば別のキャラクターに[剣の加護/運命変転]を使用されたキャラクターは、その使用回数を失います。
調律者は任意の対象をこの調律の対象から除外できます。
- 5
- 【調律/あなた達が紡ぐ物語への賛歌】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP30点
- 対象
- 1体全
- 射程/
形状 - 2(20m)/
起点指定
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 消滅
- 概要
- 【制限】剣の恩寵の使用回数+1。
- 効果
共鳴値「調律の対象の冒険者レベル+17」。
この調律の効果を受けたキャラクターは、効果中、剣の恩寵を追加で1回申請することができます。また、その際GMが許可するのであれば「恩寵状態」の使用をすることができます。
この調律の効果で受けられる剣の恩寵は、キャラクターごとに1セッションに1度までです。
- 10
- 【調律/深淵に捧ぐ光明】
- 必要名誉点
- 50
- 消費
- MP15点
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 【制限】調律の効果が即座に発動するようになる。
- 効果
共鳴値25。
この調律は例外的に、使用開始時点から即座に効果を発揮します。
この調律の効果を受けたキャラクターの使用する調律は、使用開始時点から即座に効果を発揮するようになります。
なお、新たな調律を発動したことでこの調律の効果が終了した場合、新たな調律の効果が即時発揮された後に、この調律は効果を終了します。