戦士の男と魔術師の女からなる、人間の冒険者夫婦の間に生まれた娘。
アゼリン自身が生まれた奈落での激闘で父は帰らぬ人となり、アゼリンは母親の女手一つで育てられた。
母は冒険者を引退し、冒険者時代の稼ぎを蓄えに娘のアゼリンと慎ましく暮らしていた。

……が、やはり夫の喪失は、アゼリンの母に浅くない心の傷を残していたようだ。
ある夜更けにふとアゼリンが目を覚まし、家の中をうろついていると、母の部屋から漏れる光に気付く。
部屋の中を覗き見ると、そこには父の名前を呟きながら涙を流し、酒を呷る母の姿があった。
それを見たアゼリンは堅く決意した。その生涯を賭して奈落と戦い続けることを。

アゼリンは母に愛されて育ったが、周囲から奇異の目で見られることは避けられなかった。
アゼリンは生まれつき言語障害を患っており、何故か魔法文明語しか喋れなかったからだ。
しかし、幸いにもアゼリンの母は魔術師であったため、保護者同伴であれば通訳が可能だった。
そして、筆談向けに交易共通語の読み書きと魔法文明語を、母からしっかり叩き込まれることとなった。
この時の猛勉強が功を奏してか、母の私室の本棚の本を読み漁れる程度には活字に親しくなる。
そしてあれこれと本を読み耽る幼少期を過ごしたため、知識量は地元の同年代の誰よりも多かった。
更に、魔法文明語の勉強をするうちに真語魔法の才能を開花させ、魔術師としての第一歩を踏み出すこととなる。

その一方で、勉強の休憩時間で父の遺品である槍を振り回して遊んでいた。
それなりの重さの槍を振り回して元気に動き回る姿は、母曰く父を思い出させるほど似ているらしい。
父譲りの武力と、母譲りの魔法の才を受け継いだアゼリンは、魔法戦士として冒険者の道を志す。

……奈落が無ければ、確かに己は生まれなかっただろう。
だが、その裏で確かに、母は連夜涙を流しているのだ。
……母のようになる人間は、一人でも少ない方が良い。
アゼリンはそう信じて、母の涙を減らすため、奈落を滅ぼすために戦いに身を投じるのだ。
それはまるで、失われた家族三人での団欒の時を取り戻そうとするかのように。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

拳闘士の同族の男性。
パンチと投げによる的確な攻撃は、相手に猛攻を畳み掛けるにおいて非常に心強い。

ルイス・ハワード

森羅導師で切れ者なハイマンの男性。
もっぱら、通訳は彼に頼むことになる。

ビアンカ

神官を務める小型草食獣のリカントの女性。
チームの共有財産の管理を任せられている人物でもある。
……獣変貌していると、お互い意思疎通が困難なのが悲しい所。

ティアドロップ・クリスタル

神官戦士なフロウライトの女性。
生命力こそフロウライトらしく控えめながら、ガードの堅さは正しく鉄壁。
隣を任せられる安心感は間違いなく大きい。

その他の人物

盗賊集団の若頭

ナイトメアの魔法剣士の男。彼に立ちはだかられ、撤退を余儀なくされた。
この雪辱はいずれ必ず果たす……！

"慧眼の妖星"ミラージュ

ギルドの受付をしていたエルフの女性。
始まりの剣(ソード・オブ・ジェネシス)級の冒険者の筈だが、何故受付を……？

簡潔な冒険内容

グランゼールのとあるギルドで意気投合した冒険者たちと組んで、初の依頼に出発。
依頼内容は、盗賊に盗まれたユーシズの魔法学園「七色のマナ」が使用するはずだった教材の奪還。
そうして盗賊の軍団と交戦するが、強力な若頭を相手にするには、流石にこちらも未熟過ぎた……。
が、件の盗まれた教材は６割を奪還に成功。一先ずの成果としては上々だろう。

幕間

「寄付をした」

グランゼールの孤児院に130ガメルを寄付。
特に見返りを求めたわけではないが、院長先生の好意で魔海草を１本受け取った。
……次の冒険に出る時には、ビアンカにでも預けようか。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間(新規の公開情報などでの変遷が無い場合、省略する)

ゲッツ・エルトール

追記事項は特になし。

ルイス・ハワード

追記事項は特になし。

ビアンカ

ティアの翻訳を介して知ったが、獣変貌の前後でかなり性格が変わる様子。

ティアドロップ・クリスタル

盗賊集団の若頭が、彼女について何か知っている様子だった。
……気にならないわけではないが、過去の詮索はやめておこう。

その他の人物

盗賊集団の若頭

前回に引き続き登場、どうやらティアドロップのことを知っているようだが……？

盗賊集団の頭

前回に関わる盗難事件を起こした盗賊団のトップ。
アジトの奥地に構えていたが、激闘の末、一行に討たれた。

"幽氷月の魔剣士"レア

アジトを出たところで遭遇した、凄腕の剣士。
どうやら、ミラージュからの依頼でこちらを尾行していたらしい。
本人曰く後始末のために足を運んだらしいが……？

簡潔な冒険内容

「本の奪還」の依頼を受注し、本を奪った盗賊の根城を目指して出発。
盗賊のアジトらしき洞窟の探索中に、事前に見せられた賞金首級の魔物「蒼焔纏うヘルハウンド」に襲われるも、無事撃退。
その後、倉庫らしき一角で、前回の依頼でも登場した「盗まれた教材」を回収。
アジトの洞窟の奥に待機していた首領とその取り巻きも、なんとか撃破した。
そして、生き残った魔術師に尋問しているうちに、アジトを離れていた若頭たちが戻ってきてしまう。
若頭とその取り巻きの剣士を何とか撃破して縛り上げ、魔術師ともども警備隊に突き出し、事件は解決。
一行もギルドのメンバーとして認められ、エンブレム代わりらしき「魔霊の紋章」というアイテムを授かった。

幕間

「授賞式に出席した」

依頼の解決を知ったユーシズの学府の人物が、回収された教材を受け取りに来た場面に居合わせた。
その時活躍した冒険者の一人として紹介され、ユーシズ側から感謝された。
感謝は素直に嬉しいが、何処か照れ臭くもあった。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

本人からは目立った言及は特になし。魔法文明語は彼にとって意味不明の言語のようだ。

ルイス・ハワード

真っ先にアゼリンの地声に驚いた反応が印象的。

ビアンカ

言語の制限を受ける者同士であり、貴重な対話の機会だった。

ティアドロップ・クリスタル

高音の方がよく響いて聞き取りやすいと言っていた。

……概ね全員から、地声は可愛いと好評だった。

その他の人物

ミラージュ

アゼリンが地声を晒すことになると察していた様子。
案の定、揶揄う気満々だったようだ……やはり、油断ならない。

レア

依頼解決後、何処からともなく出現し、「魔法文明語しか登録されていない通辞の耳飾り」を手渡される。
……誰に渡すべきだろうか？

導入

ティアに1000ガメルを貸して暫くの後、一行は「オーロラは観測されるのに姿が見えない奈落」に関する調査の依頼を受注。
要警戒の魔物情報として「魔列車」なるものの情報を得て、オーロラが観測された地点へと赴いた。
ギルドから借りたアイテムで奈落の位置を探っていると、列車の汽笛の音が響くと同時に、一行は魔域に呑み込まれる。

一行が目を覚ますと、そこは奈落の中。何処かへと進み続ける列車の中だった。
アゼリンもしてやられたと声を漏らす……が、喉から出た声は、全く聞き覚えの無い綺麗な高音ボイス。
……魔域の中では、アビスボーンの生まれ持つ呪いは無効化される。
つまり、この声は「代弁する」の呪いが解けた状態の、本来のアゼリンの声だったのだ！
……しかし、生まれてから15年間を低めながらそこそこに綺麗なアルトボイスで過ごしてきたのがアゼリンだ。
アビスカースによるアルトボイスを地声と慣れ過ぎたアゼリンにとって、違和感しかない本来の地声(高音ボイス)。
アゼリンは、奈落を脱出するまでの間、その強烈な違和感に耐え続けなければならなくなったのだった……。

簡潔な冒険内容

奈落内部を走る列車の中を探索。
床が抜けたり、二重底の宝箱を回収したり、大陸最強の獣を前に扉をそっと閉じたり……そうして、先頭車両まで無事到達。
ルイスがブレーキを作動させ、列車を停止させ、列車の外に出る一行。
外に出て少し経つと、列車が突如声を上げて動き出し、一行に襲い掛かって来た。
列車を撃破し吹き飛ばすと、その煙突から奈落の核が転がり落ちてきた。
アゼリンの槍で核を滅多刺しにし、奈落を脱出。
……やはり、15年来付き合ってきた「代弁する」の呪いによるアルトボイスの方が、アゼリンには落ち着くようだ。

幕間

「演し物を鑑賞した」

報告の際に、アゼリンはミラージュに地声を揶揄われる。
その時にミラージュが残した「シンガーの才有るかもね〜」と言う言葉が、妙に頭から離れなかった。

……丁度、ハーヴェスで噂のメリアの歌い手が、ライブを開きにグランゼールまで来ているらしい。
気紛れにチケットを購入したアゼリンは、そのライブ会場に赴いた。
そうして、見慣れぬ聖印を身に着けたメリアの女性の歌に、アゼリンは静かに聞き入った。
抑揚の利いたエネルギッシュな歌声に、その意味を深々と考えさせられる歌詞。
やはり本業の歌声は素晴らしいと思いつつ、自分にこれほどの才覚は無いと再確認する。
いや、その道にひたむきに打ち込めば、あるいはその領域に至れるのかもしれないが……。
少なくとも、冒険者を本業とするうちは、己がその領域に至ることはないだろう。

……ライブが終わって席を立ったとき、歌い手が一瞬こちらを見た気がしたが、きっと気のせいだろう。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

ルイス・ハワード

ビアンカ

ティアドロップ・クリスタル

その他の人物

レア

過去に一度、マティアスを倒したことがある冒険者だったことが判明。

マティアス・フォン・ニーチェ

今回の依頼の依頼人にして黒幕。亡国のお姫様に狂った愛を捧げる男。
一向に敗北した後のやり取りで答えを得たのか、最後には憑き物が落ちた顔をしていた。

簡潔な冒険内容

ギルドに姿を見せた男、マティアス・フォン・ニーチェから依頼を受諾。
彼に案内されるまま、研究施設だという洞窟を訪れ、入り口で罠に掛けられてしまう。
所謂「騙して悪いが」というパターン。彼の研究所だという洞窟の地下からの脱出劇が始まる。
脱出劇の仕様は、以前の列車と大差はなし。途中で訪れた大部屋を除けばだが。

ある程度進んだ先に見つけたのはマティアスの部屋らしき一室。
研究室と私室を合わせたような場所で、天井には無数のマナチャージクリスタルが等間隔に吊るされていた。
そして、室内の書架には魔導書が整理されて並ぶ中……一冊だけ、異質な本が混ざっていた。
昔のブルライト地方に存在した２つの亡国と、その片方の国に生まれたナイトメアの姫について記された書物。
妙に詳しい内容が記されたその本が此処に在ること、それだけでもマティアスの経歴が見えるというもの。

さらに進んだ先には、数多のカプセルが並ぶ異質な部屋が存在した。
そして、その全てのカプセル内で……角こそ存在しないが、本の挿絵のナイトメアのお姫様にも似た銀髪の少女が、培養液の中に浮かんでいた。
そんなカプセルに呆気にとられていると、後方からディノスの特異個体が出現、これを撃退する。

そうして辿り着いた最奥で、マティアス本人と決戦。
マティアスの反撃でアゼリンは重傷を負うも、返すターンで押し切った。
その後、一行はマティアスを拘束し、ギルドに帰投した。

幕間

「アルバイトに励んだ」

360ガメルの臨時収入を得た。バイト先は恐らく魔術師ギルド。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

ルイス・ハワード

ティアドロップ・クリスタル

ビアンカ

欠席

その他の人物

ランベール＆ミラ

第２話で戦った盗賊の若頭とその補佐。
今は転職して冒険者をしているらしいが……？

レア＆エクレール

ランベールたちとの訓練場での勝負の後、勝負することになった。
……手加減はされているのだろうが、非常に心臓に悪い勝負だった。

緑髪の先輩冒険者？

自分たちとランベール＆ミラ、及びレア＆エクレールの試合のトトカルチョを組んだ元締め。
……この賭けで何故か全財産スった奴がいるようだが、知らない。私は何も見ていない。

簡潔な冒険内容

ビアンカが神殿勤めで不在の間に、ヘルハウンドとディノスの特異個体を討伐しに向かう。
その先でランベール御一行と遭遇し、訓練場で彼らと勝負。
その後、手加減状態のレアたちとも勝負した。
……所謂「被害者の会」的なボスラッシュ回。

……そして、要因を鑑みれば致し方なしな部分も非常に多いが、己の力不足を痛感した。

幕間

「体調不良で寝込んだ」

この一日の戦いで、己の力不足を痛感したアゼリン。
このままではいけないとグランゼールを出発し、ディガット山脈の中で山籠もりし修行を試みる。
だが、結局は環境の厳しさに屈し、風邪をひいてすごすごと帰って来ることになり、宿の部屋で寝込む羽目になった。

そして……やはり、己はまだ未熟であると、改めて再確認することとなった。
せめて次は、このように焦らず、堅実に修行を積み上げよう……そう固く胸に誓ったアゼリンだった。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

ギルド内でも有数のデュエリスト。アゼリンに次ぐ高い戦績を誇る。
ただし、何故か緑の先輩冒険者ことシダーとの対戦成績は振るわない様子。

ルイス・ハワード

自分よりも格上……というか、ギルドの冒険者では最強格のデュエリスト。
アゼリンの実力はシダーともども、彼に次ぐ水準のようだ。

ビアンカ

デュエリストではない。

ティアドロップ・クリスタル

最近、デュエリストになったばかりであるらしい期待の新人。
搦め手には弱いが、隙を見せた相手は容赦なくワンキルしていく爆発力の高さが持ち味。
どういった縁か、アゼリンは彼女の訓練の相手をする機会が多い。

アゼリン自身はと言えば、環境の変遷によってデッキを変え、上位クラスのデッキを握り続けるタイプ。
幼少期から続けている貴重な遊びであり、現在でも環境を調査し、強力なカードを集めるのが癖になっているほど。

その他の人物

レア

ライブラリアウト上等でドローソースを連打し、特殊勝利カードによる勝利を狙うタイプ。
主力の凶悪ドローカードの規制を受けて引退していたらしいが、何かがあって戻ってきた様子。

ミラージュ

好きなカードが尽く禁止になったショックでデュエリストを引退していた時期があるらしい。
最近改めて復帰しており、墓地を肥やしまくって超打点エースで制圧する脳筋デッキを愛用している。

シダー・ポーレン

センチネル級の冒険者の先輩にして、前回でトトカルチョを組んでいた胴元その人。
今回の冒頭では何故かゲッツとデュエルしており、その実力はアゼリン共々ギルド内でも最上位クラス。
しかし、後にリストバンドに３枚の捲り札を仕込んでいたことが発覚。
……ノーリミットという無法地帯なデュエルが繰り広げられる当ギルドだが、イカサマは当然ご法度である。

簡潔な冒険内容

苦痛と幻覚に悩むソーサラーを助けるべく、「幻覚の元凶の討伐、あるいは症状への特効薬の作製」を目的として指名依頼を受注。
依頼の中でアゼリンも幻覚症状に罹患するも、何とかして苦難を乗り越えた。

幕間

「子供に付き合った」

以前寄付をした孤児院の子供たちの遊び相手をした。多分ついでにデュエルも教えてる。

また、リシャール魔攻戦技という流派に入門し、戦闘技術の研鑽に励んだ。
更に、遂に完成した武器の「イグニダイト加工の氷焔の魔槍《グラスフラム》」を受け取りに行く予定である。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

最近ガンドラダイーザデッキを組んだとか。

ルイス・ハワード

芸術品の鑑賞が趣味らしい。

ビアンカ

所縁の孤児院で院長独自のカードゲームが始まったとか。

ティアドロップ・クリスタル

レスキューエースを組み始めた様子。

その他の人物

簡潔な冒険内容

完成した特注使用の武器、氷焔の魔槍(グラスフラム)を受け取るため、一行はダイケホーンに向かう。
ちょっとした事故は起きつつも、辿り着いたダイケホーンで、町中に侵入し暴れる蛮族と遭遇。
近場の橋まで逃げた蛮族を追跡し、交戦。サンダーバードの特異個体の乱入を受けるも、無事に撃退する。

幕間

「子供に付き合った」

ダイケホーンでも相変わらず、子供たちの遊び相手を務めた。
翻訳係として誰かを常に巻き込むことにはなったが、確り楽しんできたようだ。

また、倒したサンダーバードから採取された雷の結晶を持ち込んだ結果、グラスフラムが更に強化改修されることに。
雷属性を追加で宿し、氷焔雷槍へと強化され、魔槍としても安定化したようだ。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

ルイス・ハワード

ビアンカ

ティアドロップ・クリスタル

その他の人物

マサムネ

レアと縁故らしきダークドワーフの鍛冶師。アゼリンの振るう氷焔雷槍(グラスフラム)を仕上げた。

"白桜姫"スリジェ・フルール

援軍としてやって来たメリアの女性。今回は軍師として助力してくれる。
昔はレアと同じ冒険者パーティーに在籍していたそうだ。

現地の防衛部隊

ダイケホーン在住の防衛部隊の皆さん。
主力として活動しているのは、有毛種リルドラケンの兵長、グラスランナー・クリメノスの副兵長、パイカ種タビットの魔導師、エルフのフルシル神官の４人。

簡潔な冒険内容

前回の蛮族部隊が持っていた命令書から、不穏な気配は感じていたが……案の定、蛮族軍がダイケホーンに襲来する。
現地民や援軍の面々と協力し、蛮族軍を撃退するための戦いが始まった。
長い死闘を制して、なんとか蛮族軍を撃退することに成功。
"白銀の槍の守護者"と称えられるのは、光栄な一方で少々気恥ずかしかった。

幕間

「親しい人が引っ越した」

ダイケホーンからグランゼールまで帰って来ると、デュエリスト仲間だった親しい人物が引っ越していた。
彼とはかなり全力で競い合える戦友だったのだが……周りの恨みを買い過ぎたのだろうか？
……そう思うと、自分はよくもまあグランゼールで賭博師として長続きしているなと感じた。
が、同時に同じ店のデュエリストの顔触れを思い返して、一つの答えに思い至った。
……どういった結論に至ったかは伏せるが、アゼリンは考えることを止めた。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

ルイス・ハワード

ビアンカ

ティアドロップ・クリスタル

その他の人物

ジョエル・グランゼール

近年即位したばかりであるらしい、グランゼールの新王。

アルフレッド・ローガン

今回の依頼の依頼主にして、教皇。(宗派までは確認していないが、ＧＭ曰くライフォスらしい)

レナトゥス・シュヴァリエ・リュミエル

ユーシズ地下遺跡の最奥で待ち構えていた「剣なし」のドレイク。
平穏を望むバルバロスを自称するが……さて、どの程度信用したものか。

簡潔な冒険内容

グランゼールの新王と教皇の命を受け、ユーシズの地下遺跡へと向かう。
どうやら、国の進退に関わるレベルのものが、その先に眠っているらしいが……？

ランベール＆ミラのチームと手分けして、遺跡の調査を進める。
……どうやら、この地下遺跡は巨大な魔動兵器の内側であるようだ。

幕間

「絵を描いた」

おそらく、店で使っているTCG関係の二次創作イラスト。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

ルイス・ハワード

ビアンカ

ティアドロップ・クリスタル

その他の人物

アネモス・メトポーロン

マギスイーパーのギルドに依頼を出しに来た、ビアンカと同じ小型草食獣リカントの少女。

ラキュレ・マニュム

料理室で出会った、料理上手なダークドワーフの女性。ミィルズ神官であるらしい。

カミーユ・クラシャン・ルフェーブル

闘技場で交戦したエルフの操霊戦舞士の女性。

簡潔な冒険内容

地下遺跡の探索を終え、マギスイーパーのギルドで一休みしていると、依頼が届く場面に居合わせた。
どうやら「星見祭」を冒険者に盛り上げて欲しいようだ。
依頼を受注した一行は、イベントブース各所を周り、星見祭を盛り上げつつ、満喫した。

幕間

「演し物を鑑賞」

遠征先のユーシズを散策していると、ふととあるチケット販売ブースが目についた。
何時ぞにグランゼールでライブをしていた、あのメリアの歌い手がユーシズにも来ている。
これもある種の縁かと考え、ライブチケットを購入。しっかりと彼女の歌を堪能した。

その後、賭場に入って賭博師として腕を振るい、チケット代と生活費分を回収したのは秘密である。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

ルイス・ハワード

ビアンカ

ティアドロップ・クリスタル

その他の人物

スケルツォ

マギスイーパー所属のタビット。今回の依頼主。

簡潔な冒険内容

ユーシズ市街・東区で発生した殺人事件の調査を依頼された一行。
ユーシズ内を東奔西走し、犯人の捕縛には成功するも、最後の最後に服毒自殺されてしまう。
……そして、結局不明なままの「犯人に手紙を送った人物」という謎が、不穏な影を差すのだった。

幕間

「炊き出しのボランティア」

気分転換も兼ねて、ユーシズでのボランティア活動に参加した。
拙いなりにも、炊き出しの手伝いをする中で、多くの笑顔を見送った。
……不穏な影は気になるが、今は街の笑顔を守る一助となれたことを喜ぼう。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

ルイス・ハワード

ビアンカ

ティアドロップ・クリスタル

その他の人物

キャラバンの一行

リルドラケン、タビット、エルフ、ルーンフォーク、ティエンスの５人組の商隊御一行。

簡潔な冒険内容

秘密の封蝋とミスティックインクを使われた、手の込んだ指名依頼を受け取った一行。
フェイクの依頼を同時受注しつつ、ユーシズを出発し、グランゼール経由でハーヴェスまで向かう。

とあるキャラバンを護衛しつつ、その荷物に「禁制品」が混じっていないかを点検する一行。
ルイス、ビアンカの二人と協力して調べた結果、禁制品に指定されている麻薬を発見。
だが、適切に使用すればしっかり薬として機能する代物であることが確認された。

その後、グランゼールでの休息中、アゼリンはそのキャラバンの積み荷の中に、秘密の依頼のターゲットである魔剣を発見。
重要物資の回収に成功したアゼリンは、その後キャラバンのティエンスと賭博を通して交流するのだった。

そしてグランゼールを発った日の昼、グランゼールで指名手配書が見つかった、バイクを駆る盗賊団と遭遇し、交戦。
敵の銃撃と人海戦術により苦境に立たされるも、敵の首魁を迅速に討ち取り、投降させることに成功。
無事にハーヴェスまで辿り着き、４つの依頼を完了することができたのだった。

幕間

「冒険作家のストーキング／下水処理」

ハーヴェス到着後、センチネル級への昇級認定を受けたアゼリン。
街を歩いていると、冒険作家の一団に「是非インタビューを！」と迫られ、混乱して逃げ出してしまった。
魔法文明語しか話せないことは、アゼリンの名前と同時に知られているはずなのだが……彼らは何故追ってくるのだろうか？

街の中を逃げ回ること数刻、アゼリンの耳に「こっちだよ！」という、聞き覚えのある声が響く。
声のする方から現れたのは、今までも何度か出会っていた、歌い手のメリアであった。
彼女に手を引かれるまま、連れていかれたのは彼女のハーヴェスでの住処。
見慣れぬ神の祠が庭に建てられた、大きな一軒家だった。

完全に善意で家に匿ってくれる彼女に、甘えてばかりではセンチネル級の名折れだ。
そう己を奮い立て、彼女に何か手伝えることは無いかと聞くと、下水で発生した問題の解決を頼まれる。
それくらいならわけもないと、アゼリンは依頼を快諾し、実際に難なく依頼を完遂した。

歌い手であるはずの彼女が、どうしてこんな依頼を持って来たのかは疑問だが、詳しい事情は教えてもらえなかった。

アイテム収支とファンブルの履歴

共に旅した仲間

ゲッツ・エルトール

(？？？)

ルイス・ハワード

(？？？)

ビアンカ

(？？？)

ティアドロップ・クリスタル

(？？？)

その他の人物

？？？

(？？？)

？？？

(？？？)

？？？

(？？？)

簡潔な冒険内容

(？？？)

幕間

「？？？」

(？？？)