カテゴリ〈ガン〉以外で遠隔攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。
　宣言を行った攻撃が命中した場合、ダメージを「+(攻撃者の任意の魔力)」点します。リスクとして、あらゆる生命抵抗力判定、精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
　複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に1体を選びます。そして、その1体へのダメージを上昇させます。その対象の選択はダメージを決定する前に行います。

　カテゴリ〈ガン〉以外で遠隔攻撃または魔法行使、どちらかを主動作で行うときに宣言し、その1回に有効です。
　遠隔攻撃時に宣言したならば、その直後に魔法を行使できます。逆に、魔法行使時に宣言したならば、その直後に遠隔攻撃を行えます。宣言を行った遠隔攻撃が命中した場合、ダメージを「+(攻撃者の任意の魔力)」点します。リスクとして、あらゆる生命抵抗力判定、精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
　複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に1体を選びます。そして、その1体へのダメージを上昇させます。その対象の選択はダメージを決定する前に行います。
　キャラクターが1ラウンドに複数の宣言が行える能力を持っていても、この追加の魔法行使や遠隔攻撃にさらに《魔討射(まとい)・改》を宣言することはできません。
　魔法の行使を行うための条件は満たしていなければならず、移動の種別も「制限移動」に限られます。

　習得者は、魔法を行使するときに1度だけ、初期所有技能にある魔法技能を現在のレベルより最大でレベルが2つ高い魔法を行使することができます。妖精魔法で3属性契約・全属性契約の場合、妖精魔法ランク表(MA p128)を参照してください。
　ただしこの特技の効果でレベルより高いレベルの魔法を行使するとき、自身の知力ボーナスにペナルティ修正を受けます。レベルが1つ高い魔法の場合は「-1」、2つ高い魔法の場合は「-2」です。ペナルティ修正は10秒(1ラウンド)の間、持続します。
　この効果は、1シナリオに1回だけ使用可能です。

　戦闘準備で配置するとき、初期配置の範囲から最大で10m離れた位置に配置できるようになります。
　基本戦闘では、初期配置のとき、前線エリアに配置しても先行1ラウンド目で通常移動したものとして扱われません。