●:効果

⚪︎変幻自在の器械武装
　この武器は「≫セイバー・アイオリス」「≫ブレイカー」「≫スマッシャー」の形態に「可変」させることが可能である。
　《武器習熟》を習得している場合、すべての形態でその効果を適用できる。

≫セイバー・アイオリス

　剣と盾の形態になり、[用法1H]のデータと、もう片手に[ランク:盾/B 用法:1H 回避:0 防護点:+2]の盾が装備される。
　これは「武器の持ち替え」として扱われる。

○刹那の攻防

　「≫セイバー・アイオリス」の形態時に使用できる。
　装備者が行う回避力判定をこの武器を使った命中力判定で代用することができる。代用して成功した場合、回避力判定に成功したものとして扱う。
　この武器の装備者は、回避力判定に成功した回数だけ、追加ダメージが「+5」される。
　自身の手番終了時に回数はリセットされる。

○神経毒の剣閃

　「≫セイバー・アイオリス」の形態時に使用できる。
　この武器で近接攻撃を行い、命中を与えた場合、ダメージを適用した後、対象はその時の命中力判定の達成値を目標値として生命抵抗力判定を行わねばならない。失敗したら、10秒(1ラウンド)の間、「命中力・回避力・打撃点」に-2のペナルティ修正を受ける。
　対象が複数部位だった場合、すべての部位にペナルティ修正を与える。

≫ブレイカー

　巨大な斧の形態になり、[用法2H振]のデータになる。
　これは「武器の持ち替え」として扱われる。

○神速の振り抜き

　「≫ブレイカー」の形態時に使用できる。
　手番終了時に1dを振り、出目が6であるならば、主動作を1回、追加で行うことができる。この試みは10秒(1ラウンド)に1回しかできない。また、〈ﾗﾙ=ｳﾞｧｲﾈの羽冠〉【ヘイスト】の効果を受けている場合には、試みることができない。
　この効果で追加された主動作では、あらゆる宣言特技の効果を受けることができない。

○薙ぎ払う毒霧

　「≫ブレイカー」の形態時に使用できる。
　この武器で近接攻撃を行い、命中を与えた場合、ダメージを適用した後、対象はその時の命中力判定の達成値を目標値として生命抵抗力判定を行わねばならない。失敗したら、10秒(1ラウンド)の間、「生命抵抗力・精神抵抗力判定、防護点」に-2のペナルティ修正を受ける。
　対象が複数部位だった場合、すべての部位にペナルティ修正を与える。

≫スマッシャー

　無骨な棍棒の形態になり、[用法2H打]のデータになる。
　これは「武器の持ち替え」として扱われる。

○ブレイク・ジョルド

　「≫スマッシャー」の形態時に使用できる。
　この武器で近接攻撃を行い、命中力判定が回避力判定を、達成値で4以上上回って成功したとき、対象は続く1分(6ラウンド)の間、「行為判定」に-2のペナルティ修正を受ける。

○知恵の重撃

　「≫スマッシャー」の形態時に使用できる。
　この武器で近接攻撃を行い、命中を与えた場合、ダメージを適用した後、対象はその時の命中力判定の達成値を目標値として精神抵抗力判定を行わねばならない。失敗したら、ラウンドの終了まで「弱点:物理ダメージ+3」もしくは「弱点:魔法ダメージ+3」が付与される。どちらを付与するかは一括で決定すること。
　対象が複数部位だった場合、すべての部位に効果を付与する。

用法	必筋	命中	威力	C値	追加D	備考
1H	15	+2	15	10	+1	魔法の武器、銀製
振2H	15	+1	30	11	+1	魔法の武器、銀製
2H	15	+2	30	12	+1	魔法の武器、銀製