錬金術で様々なアイテムを作成することができる技能です。
アルケミスト技能を利用して以下の判定を行います。

調合判定

　達成値が品質になり、アイテム使用時の達成値になります。
「2d6+アルケミスト技能レベル+知力B」で判定します。
常時効果を得られるボーナス類以外のボーナスは加算できません。(指輪破壊によるボーナスや、運命変転なども使用できません)
自動失敗した場合は調合に失敗します。6ゾロの場合は+5ルールに則り、達成値を+5します。
錬金術アイテムごとに定められた素材を消費し、このとき素材となるマテリアルカードや魔物素材のランクに応じて錬金術判定に以下のボーナスが得られます。(使用する素材のうち最も低いランクのものが参照されます)

調合判定での[6,6]は達成値+5として扱います。
[1,1]は自動失敗として扱いますが経験点の獲得は無く、代わりに
「壊れたアイテム(赤・緑・白・黒・金)(10G/赤or緑or黒or白or金ランダムB)」
を入手できます。

AP

　セッション間の調合で使用するポイントです。調合の際には、素材の他にこのポイントを消費します。
基本的にポイントの回復はセッションの終了時にしか行われません。
「0～アルケミスト技能レベル」の累計がAPとなります。

品質

　そのアイテムを作成した調合判定時の達成値です。アイテムに対して抵抗を行う場合、この値を能動側の達成値として扱います。

ランク

　アイテムの品質に応じてB～SSのランクが設定されます。
ランクによって効果や保証値が変化します。

効果

　アイテムは各ランクごとの効果を持ちます。攻撃or回復アイテムの場合、
使用者の「アルケミスト技能レベル+知力B」またはランクに応じた「保証値」を追加ダメージとして扱うことができます。
　状態異常系の効果がある場合、特に記載のない限り、その効果は1ラウンド(10秒)の間持続するものとして扱います。

特性

　素材が特性を持っている場合、調合時にアイテムへ継承されます。主として中和剤の調合によって得られますが、素材に初めから付与されている場合もあります。
一度に継承できる特性の数は、アルケミスト技能レベルが1～5では1個、6～10では2個、11～15では3個です。
同じ種類の特性は2つ以上継承できません。
特性リスト(エルクルスの錬金術師)

一部アイテムを使用して装備品へ特性を継承した場合、同じ種類の特性が同時に発揮されるのは
・武器
・防具
・装飾品
の3重までです。

派生／難易度

　一部のアイテムには派生があり、効果が追加または変化する場合があります。
調合判定達成値がその派生の難易度以上の値であった場合、アイテムが完成する前に指定の素材を投入することで派生効果を得られます。
派生が複数ある場合、それぞれ独立に行うことができます。

必用器用度

　アイテムに設定された値です。この値が自身の「器用度+アルケミスト技能レベル×3」を超えるアイテムは装備することができません。
最大4個のアイテムを装備することができ、戦闘中には装備中のアイテムのみ使用できます。
(独立した装備枠を持ち、武器や防具、装飾品はこの数に数えません)
装備するアイテムの変更は主動作で行います。

その他

　この流派に入門したキャラクターがいるパーティーが剥ぎ取りを行う場合、「自動」を除く戦利品で最も高い出目のものを一つ必ず入手します。この戦利品は通常の剥ぎ取りとは別で数えます。(多部位の魔物の場合、「自動」と同様に1回分のみ入手できます)

流派装備

流派魔法等

　流派へ入門済みであれば通常の習得枠で習得可能です。