幼少期に森に遊びに出かけた際、蛮族に襲われたことがある。
ネッドによって救出されるが、彼はエミルをかばった際に負傷してしまう。
その過去に負い目を感じるとともに、怪我を負ってでも自身守って蛮族を退けた冒険者の姿に強い憧憬を見る。

◆ハーヴェス”青空の船出亭”にてコボルド探しの依頼を請け負い、誘拐犯のレッサーオーガを討伐。
◇街を散策していたところ、デアナと街角でぶつかり、以降何度か依頼を共にする。

◆ハーヴェス”春の七草亭”の依頼で、遺跡の魔動自販機を破壊し、魔剤ドリンクの蔓延を阻止。
◇街をプラットと散策中、靴の手入れグッズを購入。

◆街の闘技大会に参加し、やたらと滑る床に翻弄されながらも、ダスキーグレイスとの死闘に勝利する。
◇豪雨で依頼を休んだある日、デアナに借りた”幻獣と人の子の冒険譚”を一日中読みふける。

◆キングスレイ”白き渡り鳥亭”主モミィの護衛で立ち寄ったドーデンの村で、レプラカーンの少女イヅナと魂戻りの祭を満喫。
◇『BON祭』から帰った翌日、土産に買ったYUKATAを着てひとり、憧れた冒険者の墓参りをする。

◆ハーヴェス”花の旅路亭”の依頼でボルグヘビーアームズを討伐して、フロット村の誘拐事件を解決。
◇依頼を休んで帰郷した際、姉の結婚式に参列し、新郎新婦の胴上げに全力投球。

◆ハーヴェス：デール村に出現した魔域を閉じるため、喋る木と協力してダンシングソーンを討伐。
◇休みの日、デアナの紹介で小さな観葉植物を購入、たまに話しかけている。

◆”六花の芽吹き亭”の依頼で、砂漠を徘徊するｵｰｶﾞを屠ったｽﾌｨﾝｸｽとのなぞかけに興じる（？）
◇街角で出くわしたアッドとユーヴェにドヤ顔でなぞなぞを披露し、即答される。

◆魔域化したダマサレッタ遺跡で、裏切ったウラギールを裏切ったナズラックをウラギールと協力して討伐。
◇ハーヴェスの酒場で、ミオリ、リグ、アッドの三人と地獄の耐久腕立て対決。結果はアッドの圧勝。

◆ハーヴェスの廃墟に人質を取って立てこもったミノタウロスと対決。多くの犠牲を払い、子供たちの命を救う。
◇人質奪還作戦で自分の無力さを思い知って、ミオリとの剣技の訓練に強く打ち込むようになる。

◆嵐で遭難してマーマンに捕えられたティアと協力し、嵐を操るディアボロカデットを討伐、黒の塔とハーヴェスの秘密を知る。
◇仲間を連れて、『迷い犬探しています』の際に関わったハーヴェスのレストラン“海燕亭”を訪れ、打ち上げに興じる。

ハーヴェスの冒険者ギルド〈ブロックワークス〉の酒場、ある冒険者との会話で

「今回の一件は結局、人魚狩りをする人間と、それを憎んだマーマンとの軋轢が生んだ争いだった」

「ディーテ…人魚姫は300年前…それこそ大破局以前から、人族と蛮族との融和を願っていた」
「だってのに、人族と蛮族は今も争い続けてる」
「魔神やアンデッドみたいな、共通の敵がいるにも関わらずだ」
「それどころじゃないってのに、初めからそういうモンだとばかりに憎みあって、争いあって」
「300年前から、結局オレたちは何も変わっちゃいない」
「オレは…悔しいよ」

「オレもさ。前に大事なものを失ったことがあるんだ」
「オレの街に…ハーヴェスに。蛮族が立てこもって、人間を人質に取ったんだ」
「たまたまその場に居合わせたオレは、人質の救出を買って出た」
「でも結局、人質の多くは助けられず…一人はオレの目の前でアイツらに食われちまった」
「それを見たオレは、頭に血が上って…」
「奴らをぶっ殺した後も、オレは剣を振るのをやめなかった。いや、」
「やめられなかった」
「もしあのときリュードが…仲間が止めてくれなかったら」
「オレは今も、剣を振り続けてたんじゃないかと思うよ」

「だがアイツは…アドニスは」
「自分の伴侶を殺されて、何百年も独りで生きたって」
「蛮族への恨みを晴らそうとしなかった」
「あくまでアイツは、人魚姫の歌を守ろうとしたんだ」
「イータだってそうだ。アイツも最後には、人間のジェシカさんと連れ添うことが出来た」

「だったらさ。オレたちにだって、出来ないわけないよな」

「オレは、オレなりにさ」
「人族と蛮族が手を取り合える世界が来るように、頑張ろうと思うんだ」
「ベーリングだけじゃない。ハーヴェスでも、このアルフレイムのどこでだって」
「きっと世界を、一つにしてみせんだ」