ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

百合剣特殊裁定集 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

百合剣特殊裁定集

基本取引価格:
知名度
形状
カテゴリ
裁定
製作時期
こないだ
概要
キャンペーン「百合の剣戟」の独自ルールや裁定についてまとめたページです。
効果
百合相域

キャラクターはキャンペーンを通して「百合相域」と呼ばれる特殊な相域を習得します。この項では百合相域関連のルール、通常の相域と異なる点などを記述します。

百合相域とは

百合相域とはキャラクター間の関係性が一定以上に深まった際に発現する特殊な力です。通常の相域と根源を同じくしていると考えられているため便宜上「相域」と呼称されていますが、ランダム性の無さや希に起こる力の変質など、通常の相域と異なる性質を多く持ちます。

百合相域と通常の相域の違い

・「天・地・人」ではなく、「絆の命脈点(後述)」と呼ばれる独自の命脈点を使用します。
・発動タイミングは手番の最後に限らず、百合相域によって様々です。また、特別な記載の無い限り対象を任意に選ぶことができます。
・通常移動した後でも百合相域を使用することができます。ジオグラフを展開している必要があることは通常の相域と同様です。
・百合相域と通常の相域を1つの手番に両方使用することはできません。学園支給のジオグラフの効果により、この制限はジオマンサー技能レベル5以上で無視できるようになります。

百合相域の習得数上限

百合相域の習得数上限は以下の2つの要素によって制限されます。

ジオマンサー技能レベル

百合相域の習得数は自身のジオマンサー技能レベルの2倍を超えることはありません。

絆の数

獲得した絆(後述)の数が奇数個に達するごとに百合相域を1つ習得することができます。

百合相域の習得タイミング

百合相域は上記の習得数上限に引っ掛からない限り、シナリオ終了後の成長のタイミングで習得することが可能です。
なお、特技や練技などと異なり、習得可能枠は保留することが可能です。

絆と絆の命脈点

シナリオとシナリオの間、成長処理を行うタイミングで、関係性が深まったキャラクター間で「絆」を獲得することができます。また、1つ以上の絆を獲得しているキャラクターはジオグラフの展開時「天・地・人」の命脈点を獲得するタイミングで「絆の命脈点」を1点追加で獲得することができます。

絆とは

成長処理の際にGM、PLの双方が適当であると判断した時、2体のキャラクター同士の間で「絆」を獲得することができます。「絆」はコネクションと同様に管理され、「○○との絆」「○○との絆(憧憬)」等のように表記するものとします。ただし、該当する2体のキャラクターが姉妹関係にある場合は「○○との絆(姉妹)」「○○との絆(姉妹、憧憬)」のように表記します。この時、姉妹関係の有無にかかわらず感情を明記するかどうかはPLの自由です。

絆の獲得

絆は1セッションに付き1つまで獲得することが可能です。姉妹およびパートナーを除き、絆の取得は双方向でも一方通行でも構いません。ただし、いずれの場合も両PL間およびGMの同意が必要です。

絆を深める

絆を獲得する際、既に獲得している絆を深めることも可能です。絆を深めた場合、「○○との絆2(姉妹)」「○○との絆(姉妹)★★☆☆☆」のように分かるように記述してください(記述方法は自由です)。
また、姉妹およびいずれ姉妹になる前提のキャラクター同士の絆は偶数シナリオ終了時(S2,S4,S6…)に絆の獲得可能枠とは独立して深めることが可能です。

絆の命脈点とは

1つ以上の絆を獲得しているキャラクターはジオグラフの展開時「天・地・人」の命脈点を獲得するタイミングで「絆の命脈点」を1点追加で獲得することができます。絆の命脈点は自身が百合相域を使用する際にコストとして消費するほか、自身と「絆」を獲得しているキャラクターが使用した百合相域の効果を受けたり、命脈の干渉器の能力を使用したりするために必要となることもあります。

絆の命脈点に関する裁定

・瞬脈の念珠を用いて絆の命脈点を獲得することはできません。
・絆の命脈点はジオグラフの種別に関わらず上限なしに蓄積することができます。ただし、ジオグラフを収納した場合天・地・人の命脈点と同様即座に消滅します。

遮蔽について

このキャンペーンでは処理を簡単にするため基本的にキャラクターや乱戦エリアは遮蔽を作らないものとして扱います。ただし、壁などの障害物は通常通り遮蔽を作る他、以下のルールに従ってキャラクターは遮蔽を作ることを宣言できます。

1.キャラクター(部位)は主動作を使って自身を中心とした半径1mの遮蔽を作ることを宣言できます。なお、戦闘特技《ブロッキング》または《かばう》を習得しているキャラクターは上記の宣言を補助動作で行うことができます。

2.キャラクター(部位)は補助動作で自身が巻き込まれている乱戦エリアを遮蔽とすることを宣言できます。
この時、その乱戦エリアに巻き込まれているキャラクターの内、遮蔽を作ることを望んでいる陣営のキャラクターの部位数が敵対する陣営のキャラクターの部位数の2倍以上であるとき、遮蔽は自動的に成立します。
そうでない場合、その乱戦エリア内にいる全てのキャラクターが先制力判定または任意の戦士系技能+敏捷Bを用いた判定を行い、もっとも達成値が高かったものの属する陣営がその乱戦エリアを遮蔽とするかどうかの決定権を得ます。(イニシアティブブーストは有効ですが、戦闘準備ではないので手番中でないキャラクターが使用することはできません)

3.戦闘特技《ブロッキング》または《かばう》を習得しているキャラクターは2.の条件を無視して乱戦エリアを遮蔽とするかどうかを決定することができます。条件を満たすキャラクターが複数存在する場合、条件を満たすキャラクターだけで2.と同様のルールに従って乱戦エリアを遮蔽とするかを決定します。

4.1.で遮蔽となることを宣言していたキャラクターが同一ラウンド中に乱戦エリアに巻き込まれたとき、上記のキャラクターはその乱戦エリアを遮蔽とするかどうか任意に選択することができます。

簡易表

キャラクターの状態かばう・ブロッキング遮蔽形成の宣言遮蔽形成条件
独立・非乱戦主動作自動(半径1m)
独立・非乱戦補助動作自動(半径1m)
乱戦(敵の2倍以上の部位)補助動作自動
乱戦(敵の1/2以下の部位)-不可
乱戦(それ以外)補助動作先制力or戦士系技能+敏捷Bで勝利
乱戦(それ以外)補助動作自動
その他ルール

GMの変転

GMは人間なので変転が使えます。このCPでは1つのシナリオにつき1回のみ、参加者全員の同意の元好きなタイミングでGMに変転を要求することができます。
ただし、GMに変転を要求するには全参加者が本心から「GMは人間である」と認識している必要があります。
一度でもこの効果を使用した場合、以後PLはシナリオ中・シナリオ終了後問わず、いかなる理由があろうとGMを豚扱いできなくなります。なお、上記の「GM」という表現はGMをしていない時は豚扱いを許容するという意味ではありません。

命脈の干渉器について

・△同調の対象がその時点でジオグラフを展開していなくても効果が発動するものとします。通常移動先でジオグラフが展開されるであろう状況でも、その時点での座標を参照します。

**束縛の宝石飾りについて

加工料金1000G+マギスフィア(小)代100G+名誉点20点を支払うことで首飾りにマギスフィアを埋め込むことができます。
このマギスフィアには魔動機術を使用可能なキャラクターの力を借りることで、レベル2以下の魔動機術を2つまで記録しておくことができます。
ただし、登録可能な魔動機術は行為判定に影響を与えない、かつ空間または宝石飾りを装備しているキャラクターに効果を及ぼすものに限られます。
登録した魔動機術は特定の合言葉を入力することで、装備者のMPを使って発動することができます。合言葉の入力は補助動作ですが、宝石飾りに埋め込まれたマギスフィアが認識できる程度の声量かつ加工を依頼した本人の声である必要があります。
バレへんバレへん、サナさんには内緒だよ

製作者:ニトロ