経歴

その1、脱出、ディルフラム

彼女は元々、ディルフラム地方の西部にある七人のバジリスクが統治する"七席議会領"の出身であり、その議会の中の第二席の座に就くバジリスクの家系にて生まれ育った。
幼少期から不死の魔術の才能の片鱗を見せており、周りからはいずれは第一席、果ては十三魔将となるのもあり得ると期待の眼差しで見られていた。
…見られていたのだが本人にそんな気はまったく無く、120歳の時に自身の見聞を深める為の巡礼の旅に出ると周りを言いくるめ（本当は趣味のスイーツ巡り）、ウキウキで旅に出る事となった。やったぜ。

その2、到着、レンドリフト

意気揚々と旅に出たまでは良かったが夢のスイーツ巡り旅行には致命的な問題が一つあった。
それはおいしいスイーツは基本的に人族の領域にしか無いという事である。
上質なスイーツは基本的に人族しか作れず、またスイーツを作れるほどの余裕のある領域には必ず”守りの剣”が備え着けられているためバルバロスである自分は入ることが出来ない。
考え抜いた結果、人族がスイーツを作れるほど余裕があり、なおかつ”守りの剣”が存在しない地域。人族と蛮族の混在領域であるレンドリフト地方へと向かう事にした。
　道中襲ってきた魔物や下級蛮族をボコボコにしつつレンドリフトの帝都レンに到着、その街の中でたまたま入ったグリクシス亭で出会ったドレイクナイトのテテちゃんと意気投合し、あっさり冒険者となった。
そんなこんなで数日後、店のテーブルでパフェを食べているとひょこっと出てきたテテちゃんから話を聞かされる。どうやら店の所属のパーティの一人が捕まってしまい代わりの人員を探しているとの事。「ふぅん、パーティね、なんだか面白そうだし私で良ければ構わないわよ」
私は二つ返事で引き受ける事にした。

ギラファナさんを知ろう

プロフィール的なやーつ

不死神メティシエを信仰しているバジリスクの一般女性。
エリート意識が強い者が多いバジリスクにしては珍しく温厚で人懐っこい性格。
ディルフラム地方の権力者の元で生まれ育ったが、幼少期の頃から不死の魔術の研鑽とスイーツの探求に心血を注いでいたので貴族意識や差別意識といったものとは無縁である。

ギラファナさん、クソガキになるの巻

　ある日、パーティーから暇をもらい無限図書館にて書物を読み漁っていたギラファナ。ちょっと興味が湧いてユニちゃん先輩には内緒で禁書エリアに忍び入ってしまう。…だがそれがまずかった。
　たまたま目についた一冊の本を手に取った瞬間、ギラファナはその場にて昏倒。不審に思ったユニちゃんが見つけた時には既に身体が幼児の姿へと変貌してしまっていたのであった。
　幸い記憶に関しては大きな欠落は見られなかったが、精神面が大きく退行。以前の思慮深い側面は消滅し、バジリスクとクソガキのハイブリッドめいた尊大な態度を取るようになってしまった。
　…しかしながら、持ち前のメティシエ神官としての技能は健在であり、さらには自ら危険であると判断し封じたデーモンルーラーの技能を容赦なく使うようになったため攻撃性は以前よりも数段跳ね上がる事となった。将来の夢は世界一のケーキ屋さんを開くこと。

名誉点事業

洋菓子店「シャトー・ド・キルファン」〈飲食提供〉

菓子職人として一級の腕を持つギラファナが創業した洋菓子店。店内は洋菓子のショーケース販売の他に飲食スペースも内設しており、素材に拘った洋菓子とそれに合わせた質の高い紅茶、軽食などを提供している。店舗の規模は小さいながら既に根強いファンが着いて帝都レンは勿論、将来は大陸中に名が知れ渡るのではと期待されている。なぜか働いている従業員が美少女ばかりだったりする。
第一の猟兵

セッション履歴

収支履歴