500年程前まではアルフレイム大陸と同じような歴史を辿っています。
500年前に今のコルヴァ島がある場所にて突如巨大な奈落の魔域が発生し、
そこから現れた魔神をはじめとする魔物たちの侵攻が始まりました。
一説によると、魔物の王は「”解放の剣”イグニス」を手にしていたとも言われています。
魔物たちは人族を襲い、文明を破壊し、国家を破壊しながら版図を広げていきました。
滅亡の危機に陥った人族は、最終手段として当時あった命を代償に大魔術を行使する禁術を利用し、
地形を変え、人も滅ぼしかねない規模の隕石を落とす大魔術を以って対抗しました。
その結果人族も魔物もその数を大きく減らし、
魔物の王も撃破されたことで戦争は終結しました。

戦後、文明が崩壊した地方では比較的被害の少なかったブーティス島を中心として徐々に復興が進められました。
隕石の影響か、各地で希少な鉱物が大量に生成されたり
マナタイトを多く含んだ大地が空中に浮き上がったりと、鉱物資源が豊富でした。
それらを使った武具を求めて冒険者が集まり、冒険者が過去の遺物を集め、科学者がそれを研究するという流れが自然と形成され、
500年という長い時間もあり、今ではかつてほどではないにせよ力を取り戻しつつあります。

戦争以後は長く平和な時代が続いていますが、
まだまだ各地には魔物が潜んでおり、冒険者を始めとした強い戦士の育成は急務だと考える者もいます。

地方外との交流も取り戻しつつあり、アルフレイム大陸やその他大陸、地方でも
レミト地方に関する話や噂を聞くことがあるかもしれません。

レミト地方は複数の島からなっており、
各島毎、あるいは群島をひとまとめにしてそれぞれひとつの国家が形成されています。
ブーティス島・ブーティス王国
オーリガ島・トロアティーナ天空国
レオ―島・リーオニード共和国
ケウロ島・セントーリ王国
亜人群島

また、様々な事情から内部の調査や開拓が進んでいない島も存在します。
大地のへそ
コルヴァ島

アルフレイム大陸で見られるような信仰の傾向とおおむね一致していますが
戦神ダルクレムを信仰する者がアルフレイム大陸に比べて多いです。
信仰する者の大半が人族と共存する魔物であり、殆どが人族との戦いではなく純粋な強さを求める傾向にあります。

また、地方特有の小神として
“白星の女神”ティオリーテ
という神が存在します。

様々な地方の冒険者や戦士を受け入れている為、
アルフレイム大陸でメジャーな流派は地方のどこかで学ぶことが出来ます。

また、地方特有の流派として
アマレティア歩哨戦術
ガリノレ飛剣術
という流派が存在します。