“白星の女神”ティオリーテ
(第一の剣/小神:ケルディオン大陸・レミト地方)聖印と神像
ティオリーテの聖印は戦争を終結させたという隕石をモチーフにしています。
神像は一般的には魔術師風のローブを纏う、若い人間の女性の姿をとります。
神格と教義
レミト地方で信仰するものがいる小神です。
神になる前はかつてレミト地方で起きていた魔物と人族の戦争の頃を生きた人間の魔導師であり、
命を賭して魔物を打ち倒し続けた女性でした。
星を堕とす大魔術を以って戦い続け、戦争を終結させる最後の一撃を放ったと言われています。
そうして己の限界を超え、力尽きる直前にライフォスの導きを受けて神格を得ました。
人族を守る為に、大陸を群島に変えてしまうほど魔術を躊躇なく使用する苛烈さと
理不尽に抗う力を得るために自身の命を差し出す勇敢さを持ち合わせ、
人族の害となるものを全力を以って叩きのめし、理不尽を許すなと教えています。
魔術と勝利の神としての側面を持ち、魔術師や戦士、兵士から信仰を集めている他、
星に関する神であることからオーリガ島の科学者にも信仰するものがいます。
武器や石を投げて戦った逸話から、投擲の神としての面も持っています。
しかし長く平和の続く現在のレミト地方においては
教義が合っていないこともあって信仰は薄れつつあり、
最近はなかなか信者が集まっていないのが現状です。
格言
「誇りを捨てず武器を手に取りなさい。武器が無ければ石を投げなさい。」
「恐怖に打ち勝ち、戦いなさい。前に出るのが怖いならば後ろから石を投げなさい。」
「敵には星を堕としなさい、魔力が尽きたら石を投げなさい」
備考
魔力が尽きても戦場に落ちている武器や石を投げて戦い続け、
その姿を見て奮起した戦士たちによって戦況が覆ることもあり、
神になる前から勝利の女神として祀り上げられていたり、熱狂的なファンがいたらしい。
レミト地方以外でこの神を知る者はごくわずかの専門家のみ
特殊神聖魔法
- 2
- ≫【メテオ・ストーン】
- 消費
- MP3
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - さまざま/
射撃
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 必中
- 概要
- 威力1物理ダメージ、C値⑫ または 威力12物理ダメージ、C値⑪
- 効果
術者が所持している〈ストーン〉または〈シルバーストーン〉を消費して物理ダメージを与えます。
〈矢〉や〈太矢〉、〈弾丸〉などは使用できません。
〈シルバーストーン〉を使用した場合、銀製の武器の性質を持つとして処理します。
主動作で行使する場合と補助動作で行使する場合で、ダメージや行使条件が異なります。主動作の場合
「威力12 + 魔力」点の物理ダメージを与えます。クリティカル値は⑪です。射程は2(20m)です。
〈ストーン〉または〈シルバーストーン〉を手に持っている必要はありません。
同時に使用する数の〈ストーン〉または〈シルバーストーン〉を所持している、または術者の半径1m以内に存在する場合(誰も所有していない物に限る)
宣言特技《魔法拡大/数》によりこの魔法を複数の対象に行使することが可能です。補助動作の場合
「威力1 + 魔力」点の物理ダメージを与えます。クリティカル値は⑫です。射程は1(10m)です。
自身の主動作の前に、1ラウンド1回までしか使用できません。
使用する〈ストーン〉または〈シルバーストーン〉を手に持っている必要があります。
同時に使用する数の〈ストーン〉または〈シルバーストーン〉を手に持っている、あるいはそれに準ずる状態なら、
宣言特技《魔法拡大/数》によりこの魔法を複数の対象に行使することが可能です。
- 4
- 【メテオ・シャワー】
- 消費
- MP7
- 対象
- 1エリア(半径3m)/
5
- 射程/
形状 - 2(20m)/
起点指定
- 時間
- 一瞬/
10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 半減
- 属性
- 衝撃
- 概要
- 威力10ダメージ
- 効果
小石で流星群を作り出し、動きを制限します。
対象に「威力10+魔力」点の魔法ダメージを与えます。
また、抵抗に失敗した対象は10秒(1ラウンド)の間、命中力判定に-1のペナルティ修正を受けます。
- 7
- 【メテオ・トレイル】
- 消費
- MP6
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(20m)/
射撃
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 必中
- 概要
- 投擲武器を飛ばし、必中させる
- 効果
術者が所持している〈カテゴリ:投擲〉の武器を消費して物理ダメージを与えます。
ただし〈用法:1H投〉の武器以外は使用できません。
「使用する武器の威力+魔力」点の物理ダメージを与えます。
クリティカル値は使用した武器のものに準じます。射程はすべて2(20m)です。
使用する武器が特殊なものである場合、それが持つ効果も発生します。
同時に使用する数の武器を所持しているなら、
宣言特技《魔法拡大/数》によりこの魔法を複数の対象に行使することが可能です。
- 10
- 【メテオ・メテオ】
- 消費
- MP12
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(30m)/
起点指定
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 半減
- 属性
- 衝撃
- 概要
- 威力30ダメージ または威力50ダメージ
- 効果
2つの岩を一か所に落とします。
対象がこの魔法に対する抵抗に失敗した場合、追加で「1d」を振ります。
「1」~「3」が出れば「威力30+魔力」点の魔法ダメージ
「4」~「6」が出れば「威力50+魔力」点の魔法ダメージとなります。
いずれもクリティカル値は⑩です。
戦闘特技《魔法制御》を宣言してこの魔法を行使する場合は、
追加の「1d」で「3」が出た場合でも「威力50+魔力」点の魔法ダメージとなります。
- 13
- 【メテオ・インパクト】
- 消費
- MP40
- 対象
- 1エリア(半径6m)/
20
- 射程/
形状 - 2(50m)/
起点指定
- 時間
- 一瞬
- 抵抗
- 半減
- 属性
- 衝撃
- 概要
- 聖印の破壊を代償に威力100ダメージ、広範囲の破壊も可能
- 効果
空から隕石を落とし、その衝撃で対象に「威力100+魔力」点の魔法ダメージを与えます。
この魔法は術者と対象の両方が、空が見える場所にいなければ行使できません。
この魔法は行使に1時間を費やすと、大規模な隕石の落下による攻撃となり、
「射程:2(1km)」「対象:全エリア(半径500m)/すべて」に変更されます。
範囲内にある構造物や建造物にもダメージが発生します。このとき、これらに対しては
防護点は「0」、クリティカル値は⑧となります。
この魔法を行使した場合、そのときに使用した聖印は破壊されます。
加えて「1d」を振り、その出目と同じ日数が経過するまで、術者は神聖魔法を行使できなくなります。