夢魅せの小竪琴~Curse~[知名度29]
- 知名度
- 18/29
- 形状
- 紫と黒色を基調とした、所々に魔人の角の様なものが施された禍々しい魔法のハープ。
- カテゴリ
- 特殊楽器
- 製作時期
- 魔法文明
- 概要
- このハープを鳴らすと、演奏者はあまりにも幻想的な音色の虜となる。 ※呪いの楽器
- 効果
-
このハープは《特殊楽器》に分類される。
[常]誘惑の呪い/対象:1体全/32(39)/呪い効果/消滅
この楽器を一度演奏したものは、対抗値39の「属性:呪い」を受けます。
この呪いを受けると、この楽器以外の楽器が演奏できなくなり、この楽器を「手に持った状態」から外すことができなくなります。
この呪いは、呪いを受けたキャラクターが能動的に解呪することはできませんが、「[常]呪いの解除」の装備変化効果が発動した時、この呪いは自動的に解除される。
この呪いは1日に1回しか解除判定をすることができません。[常][準]呪いの音色/対象:全体(半径600m)/(19)/呪い効果/精神抵抗力/消滅
このフィールドに居る「人族」のキャラクターは、この音色が聞こえたタイミングで対抗値19の精神抵抗判定を振り、失敗した場合、失敗したタイミングから「3日」、常時精神抵抗値を「-1」します。
この効果は時間経過か、夢幻の琴弾きを倒す以外で解除することはできません。[準][主][主]魔への誘い/一体全/(射程:自身(半径約2000km)/32(39)/精神抵抗力/呪い効果/消滅)
演奏家の恨み辛みが積み重なり、呪いとなってこの楽器を侵食している。その影響で、常に演奏者が勝手にこの楽器の元へ集うように仕向けるようになってしまった。
この楽器の音色(魔力)を受けた者が「演奏家(ハープ)」だった場合、目標値39の精神抵抗判定を振り、抵抗できなかった者は、「対象:1体」、対抗値39の「属性:呪い」を受ける。更に、この楽器の元へ向かい、この楽器を演奏したいと思い込むようになる。
この能力はこの楽器の所持者が居なくなった時に自動的に発動する。「射程:自身(半径約2000km)」圏内におり、「演奏者(弦楽器)」かつ「音楽に対して確固たる意志を持つ者」かつ「この楽器の事を知っており、演奏したいという興味を少しでも持つ者」を1人選び、夢を見せる事によって遠隔で《魔への誘い》の効果を与える。
この効果を受けたキャラクターは、「誘惑の呪い」の精神抵抗判定に自動失敗する。
この呪いは、呪いを受けたキャラクターが能動的に解呪することはできませんが、「[常]呪いの解除」の装備変化効果が発動した時、この呪いは自動的に解除され、この呪いを受けていた者は1時間の間に必ず死亡し、かつ蘇生不可能となる。
1か月に1回しか発動できません。
※効果範囲は広いが対象が少なすぎるので、膨大な魔力消費を前提に行使されているわけではない。イメージとしては、対象者の捜索をリアルタイムで行い、実際に効果が発動する際に対象へピンポイントで魔力を流し込む的な感じです[常]指揮者~Conductor~
この能力は呪いにより、封じられている。
[常]支配~Dominator~/演奏判定/19(26)
この楽器を持つ演奏者がこの楽器を使って演奏判定を行う際、偶にこの楽器が演奏者の指、手を操作して演奏判定を代行する。
演奏判定を行使する前に1d6を振り、2以下が出た場合、『バード技能レベル5以上で演奏できる全ての呪歌』の中からランダムに選択し、演奏判定を行う。演奏判定は「2d6+19」で振る。[主][主]死者召喚
奏者は自身の手番中1回のみ、補助動作でこの能力を宣言することができます。
この能力を宣言すると、「起点:術者」、「半径10m以内の任意の位置」に、1体アンデットを召喚します。召喚対象は1d6で決定します。
1度目の召喚時、3体同時に召喚することができます。1日に1回のみ使用可能。ただし、召喚枠は3回分使用します。
この特技では、1日合計3体までしか召喚できません。
1,2→バンシー(Curse) lv11
3,4→マミーロード(Curse) lv12
5,6→デュラハンロード(Curse) lv13[常]呪いの解除
この魔法の楽器を装備しているものに対し、「属性:呪い」を解除する魔法を掛け、「目標値26」を超え、かつ装備者がこの装備を解除した時、この楽器は《夢紡ぎの小竪琴》に変化する。
呪いを解除されたとき、この特殊楽器の情報は自動開示される。用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 射程 備考 2H 25 0 - - 0 ※特殊楽器 ― - - ―
由来・逸話
このシートは「知名度29」を抜いた時の情報です。
《七つの魔楽器》の一つ。
現在は「神秘のハープ」という別の名前でコレクターの間で呼ばれている魔法の楽器。
呪いによって、造られた当時の力は変質してしまった。
人々を感動させる音色もあれば、人々を魅了する音色も、人々を熱狂させる音色もある。音楽にも「個性」がありますが、やはり話題になるのは一般受けする音楽となりがちなんですよね。現代でも、売れないミュージシャンは沢山居て、理想と現実のギャップに苦しんでいるのではないだろうか(と僕は思っています)
この楽器は、ミュージシャン(この時代だと吟遊詩人にあたる)の負の部分を一手に引き受けてしまったんでしょうね。