ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

夢紡ぎの小竪琴 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

夢紡ぎの小竪琴(スピリトーゾ)

基本取引価格:非売品
知名度
24
形状
柄に小さな緑と赤の宝石を宿した剣/緑を基調とした、金色の弦と緑の宝玉を持つハープ。片手で持ち運べる小型サイズだが、力強い音色を奏でる。
カテゴリ
特殊楽器/メイス[Bランク]
製作時期
魔法文明末期-現在?
概要
呪いが解かれ、光を取り戻した、偉大なハーピストの意思を紡ぐハープ。演奏者の意思によりメイスとハープに自由に変形できる。
効果

この装備は通常時《ハープモード》で所持しているものとする。このハープは《特殊楽器》に分類される。
戦闘終了時にこの装備が《メイスモード》だった場合、自動的に《ハープモード》状態に変形するものとする。

●《ハープモード》

[常]魔法の楽器

 この特殊楽器を使って演奏判定を行う際、巧奏値が1低いものとして追加楽素の生成を判定できる。
 この特殊楽器は、魔法の発動体を兼ねる。

[常]指揮者~Conductor~

 この特殊楽器を使いながら演奏判定を行う際、演奏者の本来の技量よりも高いレベルを要する呪歌(終律)を演奏できる。この能力を用いて演奏したい呪歌は「秘技」に「2」種類の習得していない呪歌を明記し、この特殊楽器を使って演奏判定を行う時にのみ実行できる。ただし、この能力を用いて習得できる呪歌は、「自身のバード技能レベル+2」以内で習得可能な呪歌に限られる。
 この能力は、[一般技能:演奏者(ハープ)]を持つ者のみにのみ発揮される。

[常]鈍化

 このハープは非常に重い。
 このハープを「手に持っている」間、敏捷値が「-6」されます。敏捷値の減少に伴い、移動力や回避力もこの効果が発揮されている間は減少する。

[主][主][準]メイスモード・チェンジ

 この装備が《ハープモード》の時、戦闘準備または補助動作で「メイス」に変形できる。変形後、装備者は「1H両」「2H」いずれかの持ち方を選択する。

●《メイスモード》

[常]魔法の武器

 この武器は、魔法の発動体を兼ねる。

[常]鈍化

 このメイスを装備している間、敏捷値が「-6」されます。敏捷値の減少に伴い、移動力や回避力もこの効果が発揮されている間は減少する。

[常]魔力強化

 このメイスを装備している間、使用者のすべての魔力が+1されます。

[常]生命力吸収/魔力変換~Spiritoso~

 持ち主の「誰かを助けたい」という想いを受け、持ち主の生命力を魔力に変換します。
 このメイスを装備している間、手番修了時にHPに「5点」の確定ダメージを与え、MPを「3点」回復させます。
 この効果によって、MPは最大値以上には回復しない。また、この効果により、キャラのHPが0以下になる場合は、HPは「1」になるものとする。
 この武器を所持するキャラクターが「気絶」している場合、この効果は発動しない。
 また、この効果は、1日で最大10回までしか発動しない。

[主][主]ハープモード・チェンジ

 この装備が《メイスモード》の時、補助動作で「ハープ(特殊楽器)」に変形できる。ハープは基本両手で保持している状態になるが、盾などの1H装備を装備していた場合、もう片方の手で保持していることになる。

用法必筋命中威力C値追加D備考
2H25+23512+1《メイスモード》 メイス(両手) Bランク [打] ※魔法の武器
1H両25+22512+1《メイスモード》 メイス(片手) Bランク [打] ※魔法の武器
2H-----《ハープモード》(両手) ※特殊楽器

由来・逸話

《七つの魔楽器》の一つ。
緑色の小さな宝玉が付けられている、金色の弦を持つ小型のハープだが、本体は主に重金属で作られており、非常に重い。このハープを使って演奏するとき、普段引けないような難しい曲でも指が魔法によって自然と動き、演奏することができるようになる。
通常時はメイスとして用いることができる。柄の先端に魔法の重金属が取り付けられており、当てやすさと威力を兼ね備えている。

闘いの絶えなかった時代、「音楽」は人々の癒しであり、希望だった。
ある者は歌で人々を勇気づけ、またある者は笛、琴、ギターなどで美しい音色を奏で、人々に生きる希望を与えた。そんな歌には、歌い手の「想い」が込められていた。

…スピリトーゾも、その美しい音色に惹かれた幾多のハーピストによって弾かれてきた歴史がある。しかし、楽器を弾く側は生き物である。決して順風満帆ではなかった。その過程には数多の感情が渦巻く。いつしか、スピリトーゾは「弾き手」の心を映す鏡としての力を帯びるようになった。その力は年々強さを増し、「呪い」へと変質し、「優秀な弾き手の渇望」を漂わせた。


製作者:Noma